1月7日の誕生花「白いチューリップ」
1月7日の誕生花・白いチューリップの花言葉は「長く待ちました」
《春を先取り? 白いチューリップ》
厳しい寒さが続くと、春の花が恋しくなってきますね。
毎年やっかいものとなる「雪」と同じ色ですが、春の足音を、感じていただけたら・・・。
フラワーショップでは、一年中見られます。
《白いチューリップの基本情報》
ユリ科。球根植物。
原産地は西ヨーロッパ、小アジア(現在のトルコ)付近。
「チューリップ」という名前は、トルコ語の「ターバン(を意味する語)」にちなみます。
草丈は20~60センチ。
花期は、温室ものを含めると11~5月にかけて。
露地ものは、3月下旬ごろから咲き始めます。
花色はとても豊富。赤・白・黄色・ピンク・オレンジ、暗紫色(黒?)・複色などなど。
咲き方も、一重・八重・ボタン咲き・フリンジ咲き・・・どの花見ても、きれいです。
古くは球根を食用にしていて、花を観賞するようになったのは、中世以降とされています。
《日本へチューリップがやって来たのはいつ?》
日本へは、1863年、フランスからヒアシンスと共に入ってきました。
19世紀半ば過ぎ、ということですから、結構最近なんですね。
現在は、富山県・新潟県での栽培が有名です。
《中世オランダの「チューリップバブル」》
17世紀のヨーロッパ、とくにオランダで人気が過熱し、投機の対象に。
「チューリップの球根1個」と、ビールの「工場」が交換されたという記録があるほど。
「樽一個」じゃないんですよ、工場まるまる一つ!
・・・咲かなかったらどうするつもりだったのでしょうか。勇気ありますよね。
そのひとときは「チューリップ狂時代」と呼ばれています。
1634年~37年の、わずか3年間ですが。
アレキサンドル・デュマの小説にも、「チューリップ狂時代」が舞台の大作「黒いチューリップ」があります。(むか~し読んだ記憶があるのですが、内容覚えていないよ~・・・って感じ^^;)
まさに、チューリップバブル。
品種改良も進み、1万にものぼる品種が作られました。
あちこちに「チューリップ御殿」が建ったことでしょう。
しかし、あまりに加熱しすぎたため、オランダ政府が1637年「球根投機」を禁止し、バブルはあっけなくはじけます。
「長く待ちました」、思いをたくして、会いたい人に贈ってみては?
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