1月4日の誕生花「クロッカス」
1月4日の誕生花・クロッカスの花言葉は「信頼」
《早春の花・クロッカス》
春の初めに、葉が出ると同時に「泡立て器」を立てたような形の花を咲かせます。
または茶道の「茶筅(ちゃせん)」にも見えるかな?
「水栽培で咲かせた」という方も、いらっしゃるでしょう。
《クロッカスの基本情報》
アヤメ科。球根植物。
地中海沿岸の、ヨーロッパ・小アジアが原産地。
ヨーロッパでは「春を告げる花」として親しまれています。
草丈は10センチほど。
花期は2~4月。
花色は、黄色、紫、白など、白と紫の絞りもあります。
日光をとても好みます。
《クロッカス 名前の由来は?》
名前の由来は、ギリシャ語の「糸」を意味する言葉、「クロケ(kroke)」から。
雄しべの先が三つに分かれて、糸をたらしているように見えるところからきています。
雄しべを香辛料に使う「サフラン」とは、とても近い仲間。あちらは、秋に咲きます。
《クロッカスの伝説は? 花言葉の由来は?》
ギリシャ神話には、こんな伝説もあります。
美青年「クロッカス」は、羊使いの娘「スミラックス」と相思相愛でしたが、二人の仲は神々に反対され、クロッカスは自殺してしまいます。
これを哀れんだ花の神フローラは、青年をクロッカスの花に変えた・・・というものです。
悲恋のあげく・・・ちょっと悲しい伝説ですね。
この伝説に因んで、紫色のクロッカスには「愛したことを後悔する」という花言葉がつけられています。
しかし、早春の日差しをいっぱいに浴びて咲くクロッカスの花は、元気いっぱい。
「信頼」に足る咲きっぷりを披露してくれるに違いありません。

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