1月6日の誕生花「ユズリハ」
1月6日の誕生花・ユズリハの花言葉は「若返り」
《ユズリハ 漢字で書くと?》
漢字では「譲り葉」と書きます。
新しい葉が生えてくると、古い葉が役目を譲るように落ちていく様子から名前がつけられました。
親が子に代を譲ることにもたとえられ、一族繁栄を願って、お正月の縁起飾りに使われます。
《ユズリハの基本情報》
ユズリハ科。常緑高木。
「トウダイグサ科」に分類されていることもありますが、性質が異なるところがあるため、近年「ユズリハ科」として、分割されたようです。
原産地は日本福島以西、朝鮮南部。
高さは4~10メートル。
花期は、初夏。雌株と雄株が異なり、それぞれに雄花、雌花をつけます。
「花」とはいえ、花びらも萼もありません。
秋になると、雌株に黒い実がなります。
葉は、厚みのある細長い「だ円形」。長さは15~20センチほど。
表は深緑色をしており、裏は白みがかった緑色です。
《ユズリハとお正月の関係は?》
古くから、お正月の「しめ縄」「鏡もち」の飾りに使われています。
そのことから「ショウガツノキ(正月の木」と呼ぶ地方も。
葉の入れ替わりは、植物にとっては当たり前のことで、どんな木でも行われていますけれど(「葉っぱのフレディ」を思い出しますね)この木の場合は、とにかくはっきりしています。
一枝ごとに、「わっ」と新芽が出て、「ばさっ」と古い葉が落ちる。
この点が、新旧交代・子孫繁栄(代々家督を引き継ぐ)のイメージ、
そして、葉軸が赤く葉裏が白っぽいことから「紅白」を連想させ、おめでたい植物とされているんですね。
若葉は、食用にもなるようです。
《ユズリハ 花言葉の由来は?》
「若返り」という花言葉も、いさぎよく葉を入れかえる姿から、つけられたものでしょう。
人間も、思い立ったら「えいやっ!」と、若返ることができたら、いいんですけどね。
外見・中身とも、無理をしすぎない範囲で(^^;)、常にリフレッシュすることを怠らないようにしたいものです。
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