5月15日の誕生花は「ドクダミ」
5月15日の誕生花・ドクダミの花言葉は「白い追憶」
《ドクダミ 漢字で書くと?》
「毒溜」「毒痛」などとなります。
別名は「ジュウヤク(十薬)」。
10の薬を合わせたほどの薬効があることから名づけられたようで、薬草としての地位は「重役クラス」。
独特の匂いがクローズアップされることが多いですが、花もとてもキレイですよ。
匂いを気にせず、じっくりご覧下さい!
《ドクダミの基本情報》
ドクダミ科。多年草。
日本各地に広く分布しています。
やや日陰の、湿り気の多いところを好むようで、そのたくましさと言ったら、ほんとは「分布」、なぁんておすまし言葉ではとても片づきません。
都会の真ん中、アスファルトの割れ目からもいきいきと顔を出しています。
日本以外にも中国、台湾、ヒマラヤ、インドネシアなどでも見られます。
草丈は、30センチほど。
花期は、6~7月にかけて。アジサイと並ぶ「梅雨時の花」でもあるんですね。
4枚の花びらに見える部分は、実際は葉が変化した「苞(ほう)」。
本当の花は、中心部分の黄色い穂です。
直径2センチほどの十字架のような形の花で、暗がりでも、結構目立ちます。
《ドクダミはすぐれた薬草》
古くから薬効あらたかな草として、よく知られた民間薬。
手近な薬草としての知名度はトップクラス、でしょう。
戦後、化学的な成分分析が進むにつれ、ますますその効力の高さが実証されてきています。
名前の由来も、「毒を吸収して蓄える」 = ドクダメ(毒溜)が転じたともされ、江戸時代の医学者、「養生訓」の貝原益軒が「十薬」と紹介しました。
《ドクダミのデトックス効果は!?》
数ある薬効のうち、今はやりのものと言えば・・・
「デトックス効果」、ということでしょうかね。
利尿や便通を良くし、排泄をうながす、つまり、「老廃物の代謝」に多いに役だってくれるのですな。
「みのもんた」さんが番組でしゃべる日も近い? 「ドクダミでデトックス」!
惜しむらくは、やっぱりあの「匂い」ですが、きっとどこかの健康食品メーカーが「効能を凝縮させながらも匂いを取り除くことに成功!」して、画期的な商品を売り出すことでしょう。
なってったって、材料は「タダ」で手に入りますもんね。
ちなみに管理人は、「殺菌作用」に注目し、生ゴミの匂い消しとして、台所の「三角コーナー」に一枝入れています。
効果てきめんです。ぜひ、おためしあれ。
摘むときに指につく匂いは、水で洗えばすぐにとれますので、ご心配なく。
《ドクダミ 花言葉の由来は?》
「白い追憶」という詩的な花言葉は、どこでも見られる姿に、郷愁を重ね合わせたものでしょうか。
純白の花は、物言わずに変わらず咲き続け、変わりゆく人間社会をやさしく見つめ続けているかのようです。
また「野生」という花言葉もあって、こちらは・・・「そのまんま」って感じですかね!
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