
4月29日の誕生花は「フジ」
花言葉は「歓迎」

風かおる5月を美しく彩る、
淡紫の霞か雲か・・・。
「藤色」は、この花が由来の色の名前。
甘い香りも、何ともいえず魅力的です。
マメ科。木本性落葉つる植物。
世界に9種ある仲間のうち、日本には「ノダフジ」と「ヤマフジ」が自生します。
花期は、4月~5月にかけて。
花色は、薄紫色、白、桃色など。園芸品種には黄色の花もあるようです。
代表種「ノダフジ(野田藤)」は、青森~沖縄に分布。
「摂津国野田(現在の大阪市西成区付近)」の藤之宮に、このフジの名所があったことにちなみます。
花序(花の房、ですね)は細長く伸びて、20~90センチにもなります。
「ヤマフジ(山藤)」は、山陰をのぞく伊豆半島より西に自生。
花序が「ノダフジ」に比べて短いのが特徴で、10~20センチくらい。
花序の長さは ノダフジ > ヤマフジ ですが、
一輪の大きさは ノダフジ < ヤマフジ でございます。
その他、この2種は「つるの巻き方」によっても見分けられますが、
じつは、「右巻き」と「左巻き」の見解が一致していないようなのです!
その心は・・・「視点」の違い、
根元から見上げて、向って右巻きと見るか左巻きと見るか
上から見下ろして、向って右巻きと見るか左巻きと見るか
・・・によって、図鑑の記載なども分かれているんですね。
従いまして、管理人としては、「花序の長さ」で見分けるのが明朗会計(!?)、という気がします。
樹齢が長いことでも名高く、
埼玉県春日部市には、樹齢1200年あまりとも言われる特別天然記念物「牛島の藤」があります。
とはいえ、つる植物なので、普通の「木本」とは勝手が違うため、樹齢を年輪から推定するのはかなり困難なのだそうです。
しかしながら多少の誤差は吹き飛ばしてしまうほどの「桃源郷」ならぬ「藤源郷」、藤棚の下に立てば、「歓迎」のシャワーに、身も心も打たれることでしょう・・・。
