4月11日の誕生花は「ヤグルマギク」
4月11日の誕生花・ヤグルマギクの花言葉は「教育」
《ヤグルマギク 漢字で書くと?》
「矢車菊」と書きます。
本当に家紋の「矢車」を思わせる花。
アザミの花にも、ちょっと似てるかな。
クリアな青色が魅力的です。
「ヤグルマソウ」と言われることもありますが、正確には別種ですので、
この花は、「ヤグルマギク」で参りましょう。
《ヤグルマギクの基本情報》
キク科。一年草。
原産地ヨーロッパ東南部~西アジア。
もともとは小麦畑に生える雑草だったようで、「コーンフラワー」の別名があります。
日本には、明治時代の中頃に渡来したとされます。
草丈は、20~100センチ。最近は小型の矮小種も出回っています。
花期は、4~6月。
花色は青、白、紅、ピンク、紫など。3センチ前後の大きさで、ドライフラワーにも適しています。
《ヤグルマギクの「青色」は、バラにも含まれている!?》
青色を作る色素は「デルフィニジン型アントシアニン」という成分で、実は、バラにも同じものが含まれているのです。
しかし、自然界に「青いバラ」はない・・・。
ほかのいろいろな成分がこの色素に加わることで、あの美しい青が発色しているんですね。
バラには、青を発色させるための条件が、ちょっと欠けているようなのです。
自然の絶妙なバランスの上に成り立っている青。魅力的なのは、そのせいかもしれませんね。
《ヤグルマギク 花言葉の由来は?》
「教育」という花言葉、これは・・・、
ナポレオンに進軍されベルリンを逃れた、プロシア(のちのドイツ)の、時の皇后ルイーズ。
彼女は麦畑に子どもたちと共に身を隠します。
そのとき皇后は、子どもたちをなぐさめるために、この花で花輪を作り、彼らの頭を飾りました。
後に、この皇子の子(ルイーズの孫)がドイツ皇帝となるのです。
ヤグルマギクは、ドイツの国花となりました。
逆境にあってもへこむことなく(!)、前向きな気持ちを持ち続けることを「教育」した花、という訳でしょうか。
《ヤグルマギクの「みどころ」&「開運ポイント」》
青のほか、ピンクや紫などの豊富な花色は、ドライフラワーにしてもきれいに発色します。
この花の持ち味である「青」のパワーは、冷静な判断力アップにつながります。
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