4月8日の誕生花は「レンゲソウ」
4月8日の誕生花・レンゲソウの花言葉は「心が和らぐ」
《レンゲソウ 漢字で書くと?》
「蓮華草」となります。
一面に咲く様子を、紫色の雲にたとえた「紫雲英」という、詩的な漢字もあてられています。
「ゲンゲ」とも呼ばれます。
田植え前の田んぼが、この花で一面「紫のじゅうたん」をしきつめたように見える・・・
そんな風景は、「山下清」や「谷内六郎」の絵画の中だけに、なりつつある? と思いきや、
「町おこし」の一環として、お花畑を作っている所も増えてきました。
《レンゲソウの基本情報》
マメ科。2年草。
原産地は中国です。
高さは、10~20センチ。
花期は、4~6月にかけて。
蝶型の花を、円形にまとまって咲かせる姿が「ハス」に似ているとされ、「レンゲソウ(蓮華草)」となりました。
花色は、紅紫色。
《レンゲソウはいつ渡来した?》
日本への渡来時期はいくつか説があって、
「遣隋使の小野妹子が種を持ってきた」
「唐招提寺の鑑真和上が伝えた」
「弘法大師が仏教の布教に使った」・・・などなど、比較的「古め」の説。
はたまた「江戸時代に渡来した」説もあり、確証は得られていないようです。
根に棲息する「根粒菌」というバクテリアが土を肥沃にするため、田植え前の水田に植えられます。
その後、そのまま土にすき込んで、肥料として使うというワケです。
ニッポンの春の里山の風景「一面レンゲ」の景色を作り出す、この使い方は江戸時代に始まったとされています。
《レンゲはハチミツの生みの親!》
なんといっても、「レンゲのハチミツ」がおなじみです。
クセが少なく、広く好まれる味と香り。
上品なコクのある味わい、ソフトでまろやかな舌ざわり、加えて淡い黄金色の美しさで、もっともポピュラーなことから、「ハチミツの王様」とも言われています。
ちなみに、レンゲは「岐阜県の県花」。
レンゲのハチミツの国内生産量が、岐阜県が全国一というところから制定されたようですね。
日本の養蜂は岐阜県が発祥地と言われています。
ハチミツの甘さは、間違いなく「心を和らげて」くれますよ。
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