9月27日の誕生花は「ガーベラ」
ガーベラの花言葉は「神秘」
《ガーベラは四季を通して人気の花》
この花のオレンジ色の花言葉を、このサイトではすでにご紹介していますが、
今回はガーベラ全般。
豊富な花色と、扱いやすさが人気で、
年間を通して出回っています。
《ガーベラの基本情報》
キク科。多年草。
南アフリカ、マダガスカル島、熱帯アジアに、野生種が40種ほど分布しています。
そのうち、南アフリカ原産の「ガーベラ・ヤメソニー」が、現在の園芸種の大元となっています。
歴史は意外に浅く、19世紀後半(1878年)に、ゴールドラッシュだった鉱山の一画で発見されたと言われます。
その後、イギリスに持ち込まれて、あっという間に人気の花となりました。
原種は、一重咲きの赤で、花びらも細く、ずっとこぢんまりとした印象だったようです。
現在は、おもにオランダの種苗会社によって、新しい品種が作り出されています。
《ガーベラと日本人》
日本への渡来は、明治時代の末とされます。
日本でも交配・改良が進められ、八重咲きや、鉢植えにむく「矮小種(小型のもの)」が作り出され、海外でも人気ものに。
日本人の「器用さ」や「繊細さ」は、花の品種改良にも、いかんなく発揮されているんですね。
とくに、中心部分が黒っぽいものが(写真のタイプですな)、「ブラック・アイ」と呼ばれ、「東洋人の黒い目」を連想させるエキゾチックな美しさとして、ヨーロッパで好まれているようです。
《日本でのガーベラ生産地は?》
日本国内でも多く栽培されている花のひとつで、
生産量トップ3は、
1.静岡県 2.愛知県 3.千葉県
・・・となっています。
静岡県は、全国シェアのじつに3割を占め、上位3県で5割を越えるとのこと。
ガーベラを手にしたら、静岡の大地に思いを馳せてみても、いいかも?
まっすぐに伸びた茎の先に花開く、完全な円形の花は、
やはりどこか「神秘」的なたたずまいで、これからも見る者を魅了し続けるのでしょう・・・・。
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