7月8日の誕生花は「ホオズキ」
花言葉は「心の平安」
《ホオズキ 漢字ではどう書く?》
漢字では「鬼灯」または「酸漿」。
かな~り、難しいですね。
《浅草の夏の風物詩・ほおずき市》
浅草・浅草寺の「ホオズキ市」は、
毎年7月9、10日に行われます。
この両日に参拝すると、
なんと「4万6千日分」のお参りと同じご利益があるとか!?
・・・って、どのくらいすごい御利益なんでしょ?
《ホオズキ 花言葉の由来》
この「御利益大盤振る舞い」に欠かせないアイテムであることから、
お参りをすることで心の平安がもたらされる・・・ことにちなみ、この花言葉がつけられたと推察されます。
とはいえ、「神頼み」だけでは、心の平安にはたどり着けない気も致しますが。
《ホオズキの基本情報》
ナス科。多年草。
原産地は、日本や中国・台湾・韓国など東アジア。
草丈は、40~90センチほど。
6月に、白い小花を咲かせますが、主役はなんといっても、ちょうちん状の「赤い実」。7~8月に色づきます。
萼が5センチほどの袋状になって、実を包みんだもの。
《ホオズキ 名前の由来》
名前の由来はいくつかありまして、
その1.「ほほつき(頬突き」。
子どもが実を口に含んで音を鳴らして遊ぶことから、「頬突き → ホオズキ」となった。
その2.「カメムシ」付き。
カメムシはかつて「オホ(またはホオ)」と呼ばれていて、 この植物によく集まって葉を食べることから、「ホオズキ」と呼ばれるようになった。
音を鳴らすのはなかなか難しそうですが、「カメムシ」に好かれるのはあっという間、
「ほおずき市」でゲットしてきたら、こまめにチェックした方がよさそうですね。彼らの発するニオイは、結構強烈ですし・・・。
《ホオズキは静岡が産地》
ちなみに、静岡県浜松市近辺(引左町含む)が一大産地となっていて、浅草の「ほおずき市」で売られる枝物は、ほとんどが静岡産だそうです。
静岡の方、胸張ってお参りしましょうね!
4万6千日分の御利益、とまではいかなくても、じゅうぶんに「心の平安」を与えてくれる姿、であります。
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