11月4日の誕生花は「ハマギク」
11月4日の誕生花・ハマギクの花言葉は「逆境に立ち向かう」
《ハマギク 漢字で書くと?》
11月4日の誕生花・ハマギクのご紹介です。
漢字では、「浜菊」と書きます。
学名がスバリ「ニッポナンテムム ニッポニクム」。
「日本の花」という意味です。
(トキの「ニッポニア ニッポン」みたいですな)
欧米での別名も「ニッポン・デージー」。
見た目はさしずめ「日本版マーガレット」てな感じでしょうか。
《ハマギクの基本情報》
キク科。小低木または亜低木。
日本に自生するノギク(野菊)の一種。
関東の茨城県から東北にかけての太平洋沿岸、砂浜や海岸の岸壁などに群生しています。
この花だけに「属」が与えられている、「一属種」の植物。
草丈は、50センチ~1メートルほど。
花期は、9~11月にかけて。
直径6センチくらいの、マーガレットをちょっと骨太にしたような(!?)花を咲かせます。
他の似た花に比べると、花びらの幅が広く、中央部分の「管状花(黄色い部分)」も盛り上がっていて、たくましさや野生味が感じられます。
《ハマギクの見分け方》
他の種との識別のポイントは、葉。
厚手で少し光沢があり、形も異なります。へら状で、比較的ギザギザしていないようです。
浜風を受けてもなお、生育するのですから、丈夫さは推して知るべし、というところですな。
茎も、根元から次第に木質化していき、がっちりしっかり根を張るのです。
海岸沿いに生える、ということは、塩分に対する耐性も、かなりあると考えていいんでしょうかね?
《何が「小低木」? これは「亜低木」?》
ちなみに、「小低木」と「亜低木」の違いですが、
「小低木」・・・高さ30センチ以内の小型の木。
「矮性低木」とも。
「亜低木」・・・茎の一部が木質化し、地上部は枯れるが、
翌年また残った枝から芽を出すもの。
「半低木」とも。
どうやら、冬に葉が残っているかどうか・・・が、分類のポイントとなってそうですが、生育地域によって、その辺も一概に言えないのかもしれませんが。
奥が深いですな。
「逆境に立ち向かう」・・・、これはもう、木の花の性質を表わした、これっきゃない花言葉。
人間も、踏ん張りましょう。
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