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日比谷花壇

8月21日の誕生花は「サギソウ」

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花言葉は「繊細」

サギソウ

サギソウ


「鷺草」、
(「詐欺草」ではナイ、失礼しました~)

自然の造形の妙に、
あらためて感心してしまう美しさ。

こりゃ「鷺」以外の何ものでもありませんね。


ラン科。球根植物。

原産地は、日本のほか、台湾・朝鮮半島でもみられるようです。

本州から九州の日当たりのよい湿地に分布します。


草丈は、10~50センチくらい。

花期は、7~9月にかけて。
大きさ3センチほどの花を、茎の先に2~4個咲かせます。

花色は、白のみ。
葉に白や黄色の斑の入る品種もつくられています。


純白の優雅な花の姿は高い人気を誇り、観賞用として広く栽培・増殖され、マニアも多い花。

「天然もの」は数が減り、「絶滅危惧II類」に指定されています。


かつては日本全国で自生が確認されていましたが、生育地である湿地が、開発によって減少したり、美しさゆえの乱獲などで、数が減ってしまいました。

しかし、もともとは繁殖力の強い植物。

野生ランの中では、比較的栽培が容易とされています。

適度な日当たりと、きれいな水を絶やさないようにしてあげれば、あなたのおそばにも、サギがはばたいてくれます。

また、群生を好み、密植することがポイント。

本家の「サギ」は、あまり大きな群れでは行動しないようですが、植物の「サギ」は、グループがお好きなんですね。


兵庫県姫路市の「市の花」(「白鷺城」と呼ばれる姫路城にちなんだもの)、

東京都世田谷区の「区の花」に指定されています。

姫路・世田谷ともに、かつてはサギソウの自生が確認されていたようです。


「世田谷のサギソウ」には、こんな伝説が。


不幸な政略結婚の末に命を狙われそうになった姫が、身の危険を実家(奥沢城)へ知らせようと、一羽のシラサギに文を結びつけ、空に飛ばします。

しかし、シラサギは射落とされ、姫もあえなく殺されてしまいました。

その後、姫の不幸な嫁ぎ先であった世田谷城に、夏になるとシラサギそっくりの花が咲くようになったということです。

観る者を幻想の世界へと誘う姿に、この悲しい伝説を重ね合わせると、「繊細」さが、さらに増すような気がします。

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