11月8日の誕生花「フジバカマ」
11月8日の誕生花・フジバカマの花言葉は「優しい思い出」
《フジバカマ 漢字で書くと?》
11月8日の誕生花・フジバカマのご紹介です。
漢字で書くと「藤袴」。
「秋の七草」の一種です。
《フジバカマの基本情報》
キク科。多年草。
中国が原産です。
「万葉集」にも、この草を詠んだ山上憶良(やまのうえのおくら)の句があるので、日本にはかなり古い時代に渡来したと考えられます。
花期は、8~10月。
草丈は、1~2メートルになります。
「クマリン」という香りの成分を含み、干すと、品のある独特の香りを放ちます。
「桜餅」のような匂い、だそうです。
原産地の中国では「蘭草」と呼ばれ、香料にも使われました。
《フジバカマ 名前の由来は?》
名前の由来は、花の形が、日本人のはく「袴」に似ていることからとされています。
一見すると「?」ですが、よく見ると、
二股に分かれている所が、似ていなくも、ないかな?
《フジバカマは絶滅危惧種》
戦前までは、各地の河原などでよく見られるごく普通の「野の草」でしたが、護岸工事などで数が減り、とうとう「絶滅危惧種」に指定されてしまいました。
環境省の「レッドデータブック」では、「絶滅危惧II類」となっています。(「ミセバヤ」のページもご参照下さい)
そういえば、「秋の七草」の一つとして名前は条件反射のように頭に浮かびましたが、実物を目にした覚えは、ないような気がしますな。
奥ゆかしい「秋の草」、「優しい思い出」のように、大切にしたいものです。
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