3月30日の誕生花は「ダイコン」
3月30日の誕生花・ダイコンの花言葉は「潔白」
《ダイコン 漢字で書くと?》
おなじみ「大根」であります。
おそらく、口にしたことがないという方はいない野菜でしょう。
日本では、栽培面積・生産量が野菜の中で最も多いとされています。
おでんによし、サラダによし、漬け物によし・・・
応用力の広い、頼もしい存在として、食卓にはかかせません。
《ダイコンの基本情報》
アブラナ科。越年草。
原産地については諸説あって、地中海沿岸、または中国やアジア中部(コーカサス・パレスチナ地方にかけて)とされます。
現在の栽培種のもととなっているものは、地中海沿岸に多く分布しています。
花期は、4~5月。
「白いナノハナ」といった感じの、4弁花を咲かせます。
少し紫がかった花も。
ふつう、花が咲く(トウが立つ)前に収穫してしまうので、なかなかお目にかかる機会はありませんよね。
双葉の状態は、「カイワレダイコン」です。
室町時代以前には、「春の七草」の「スズシロ」と呼ばれていて、「ダイコン」となったのは、それ以降のこと。
《ダイコンと人類の、「太くて長い」関わりは?》
日本への渡来は古く、「日本書紀」の仁徳天皇の歌に詠み込まれているほど。
もちろん、食料としての歴史も長い食材です。
江戸時代の「健康指南本」元祖・「養生訓」の中でも、「ダイコンは体によい」とダイコバン・・・じゃなかった「太鼓判」が押されています。
(ダジャレ失礼)
世界的にも、古代エジブトやギリシャ時代から食用にされていたようです。
エジプトの「ピラミッド」建設のときの、報酬・・・給料だったという記録も残っています。
かの地では、どんな風にして食べたのでしょうね?
スパイスが利いた、エスニックな味わいになるのかな?
《ダイコンにまつわるあれこれ》
ダイコンにまつわるお話・慣用句などはたくさんあって、どれもかなりおなじみですね。
料理用語の「千六本」(せんろっぽん)は、大根の千切りに限った言葉、とか・・・。
(大根は中国では「ローポ(蘿蔔)」と呼ばれ、それを細長く刻んだものが「センローポ(繊蘿蔔)」。転じて、「センロッポン」・・・「千六本」となったとされているから)
食べても「あたらない」から、当たり役のない役者を「ダイコン役者」などなど。
花も白くて、根も白い・・・、おまけに味も淡泊で、まさに「潔白」な存在として、今後も愛されていくことでしょう。
《ダイコンの花の「みどころ」&「開運ポイント」》
基本は白ですが、少し紫がかった花も。
(紫色の「ハナダイコン(ムラサキハナナ)」とは種類が違います)
ふつう、花が咲く(トウが立つ)前に収穫してしまうので、なかなかお目にかかる機会はありませんよね、
見られれば、もうけもの。
また、新鮮なダイコンを美味しく食べて健康になるのが、幸運を引き寄せる何よりの秘訣です。
このページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。