3月29日の誕生花は「スモモ」
3月29日の誕生花・スモモの花言葉は「忠実」
《スモモ 漢字で書くと?》
「李」とも「酢桃」とも書きます。
健康食品でおなじみの「プルーン」も、スモモの一種です。
《スモモの基本情報》
バラ科。落葉小高木。
原産地は中国。
日本への渡来は古く、古事記や万葉集にも登場します。
花期は、4月で、サクラとほぼ同時期。
直径2センチほどの、白い5弁花を咲かせます。
その後、6~8月にかけて実をつけます。
樹高は、6~10メートルほど。
現在日本で食用として栽培されているのは、西洋種を中心にして改良されたものが主流。
甘みも強くなっています。
「ソルダム」「大石早生スモモ」などがよくみかけられるようです。
《スモモ 名前の由来は?》
名前の由来は、
桃に似ている実が、桃より酸味が強いことから「酸っぱい桃 =『酸桃(すもも)』」となった
桃の表面にある「うぶ毛」のない桃、「裸の桃 =『素桃(すもも)』」となった
・・・などの説があります。
《スモモにまつわる故事は?》
なんといっても、中国の故事成語、
「李下の冠」「李下に冠を正さず」がおなじみ。
スモモの木の下で、手を挙げて頭の冠を整えたりしていれば、スモモの実を盗もうとしていると疑われてしまうので、疑わしいことは初めからすべきではない・・・
「人から疑いをかけられるような行為は慎むべし」という意味。
スモモの実は、盗まれるほど好まれていた、とも考えられる故事成語です。
中国においては、親戚の「桃」も、縁起のよい果物とされているようですし。
(「桃まんじゅう」とか「桃源郷」とか)
スモモもモモも、とっても大切にされていたのですね。
「忠実」という花言葉は、「李下の冠」が言わんとすることを、端的にあらわしているのでしょう。
《スモモの「みどころ」&「開運ポイント」》
サクラの時期とほぼ同時に、白い花を咲かせます。
枝に沿うように、かなりびっしりとした感じ。
日本にはかなり古くから入ってきており、産地周辺では野生化しているものもあるとか。
苗や鉢物も出回っていますが、手軽なのは「おいしく食べて、健康に!」
一日一個のプルーンも、いいでしょう。
新生活が健康にスタートできれば、幸運もやってきそうです。
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