3月28日の誕生花は「ソメイヨシノ」
3月28日の誕生花・ソメイヨシノの花言葉は「優れた美人」
《ソメイヨシノ 漢字で書くと?》
日本人にとっての「花」と言えば「サクラ(桜)」、
その代名詞とも言える存在。
「染井吉野」と書きます。
100円硬貨の図案にもなっていますし、東京都の「都の花」です。
《ソメイヨシノの基本情報》
バラ科。落葉高木。
サクラ属は、日本全土に多くの自生種があります。
「ヤマザクラ群」
「エドヒガン(江戸彼岸)群」
「ミヤマザクラ群」
「カンヒザクラ(寒緋桜)群」
・・・などなど。
「染井吉野」は、自生種ではなく、
エドヒガンとオオシマザクラの雑種とされていますが、
人為作出なのか、自然に生まれたのかは、はっきりしていないようです。
江戸・染井(現在の豊島区)の植木屋が、かけ合わせて作ったとも、
自然に交配したものを、染井の植木屋が接ぎ木で増やして、「吉野桜」の名前で売り出した・・・とも。
「染井吉野」という名前になるのは、明治33年のことです。
花期は・・・「サクラ前線」で毎日報道されますが、関東では3月下旬~4月上旬にかけて。
日本列島をおよそ2ヶ月かけて、北上していくようですね。
高さは、8メートルほど。
葉に先立って、花をいっせいに房咲きさせるので、とても見ばえするサクラとして広く愛されています。
《ソメイヨシノは、全てがクローン》
実や種は作れず、つぎ木で増やすのが基本。
DNAを解析すると、「ただ1本の原木」に行き着くそうで、
日本全国にあるソメイヨシノは、全て同一個体から生み出されたクローン、とのこと!
条件が良いと、根を横にはわせて、あたらしい株を横に作ったりもします。
《ソメイヨシノと人生はリンクしている?》
ソメイヨシノの木は比較的「短命」とされ、「人間の一生」にもたとえられているようです。
その心は・・・
植えてから15年ほどで花つきが良くなり、
樹齢20~40年の間が最盛期とされ、
50年を過ぎると花つきも減って、衰えが目立ってくるとのこと。
(・・・この場ではとりあえず^^; 「人間50歳からが本番よっ」そう・・・なんです・・が・・・)
「半世紀前の「花見の名所」のサクラが瀕死の状態」といったニュースはよく目にします。
一説によると、
人間が近くで「どんちゃん騒ぐこと」が、木にとってストレスになっているともされ、ソメイヨシノは常に人間のそばにあるために、余計痛みが目立つのかもしれません。
そもそも根元を踏み固められることが、木によくありませんし。
適切な手入れをすれば、樹勢を保つことができますので、
ソメイヨシノは、「園芸種」のサクラとして、きちんと管理をする必要があることは確かなようです。
「お花見」も、感謝の心をもって、木を慈しんであげたいものです。
《ソメイヨシノの花言葉に思う!?》
「優れた美人」・・・
これ以上はない、という感じの花言葉ですね。
さて、管理人はどこを優れさせようかしらん。
・・・ってまず「美人」かどうか・・・?
それは言いっこなしってことで。
《ソメイヨシノの「みどころ」&「開運ポイント」》
ソメイヨシノは「比較的短命な木」。
ソメイヨシノは常に人間のそばにあるために、色々なストレスにさらされることも多いようですね。
「お花見」は、感謝の心をもって、木を慈しんであげたいものです。
そうすれば、花もきっとそれに応えてくれるに違いありません。
春のひとときだけの美しさを堪能すれば、いい気をもらえます!
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