3月20日の誕生花は「ミツマタ」
3月20日の誕生花・ミツマタの花言葉は「強靱」
《ミツマタ 漢字で書くと?》
漢字では「三椏」。
「三又」とも表記されるようです。
銀色の綿毛に覆われている花は、手ざわりが良さそうですね。
《ミツマタの基本情報》
ジンチョウゲ科。落葉低木。
中国が原産地。日本には、室町時代に渡来したとされます。
樹高は、2メートルほど。三つに分かれた細い枝が、こんもりと丸い形になります。
花期は、3~4月。サクラの花と、ほぼ同じ時期です。
花色は、内側が鮮やかな黄色・外側が白のものと、内側が赤い園芸種もあります。
縁起木や茶花として、日本でも古くから親しまれてきたようです。
《ミツマタ 名前の由来は?》
枝が必ず三つに分かれることから、この名前になりました。
「椏」は、「木の又」を表す字、だそうな。
従って、「三又」「三椏」、どっちの表記でも、意味は同じってことですね。
《ミツマタは和紙の原料》
なんといっても、「和紙の材料」として有名。
丈夫でしなやかな繊維を持つ樹皮は、和紙をつくるのにうってつけ。
枝を刈り取り、蒸してから樹皮をはいでいきます。
ミツマタで作った紙は、きめが細かく、ツヤがあり、「女性的な和紙」とされています。
《お札の原料はミツマタ!?》
ちなみに、財務省から原料情報の公式な公開はされていないのですが、「日本銀行券(お札ですね)」は、ミツマタが主な原料といわれています。
また、日本銀行によれば、
お札の平均寿命は一万円札で3~4年程度、
五千円札・千円札については1~2年程度とされています。
(「お札と切手の博物館」HPより)
「天下のまわりもの」のお札、結構短命なんです。
でも、これは毎日、人の手から手に渡る「激務」をこなす紙幣ということを考えると、「強靱」なミツマタ製だからこそ、これだけの期間、もつのでしょうね。
《この花の「みどころ」&「開運ポイント」》
銀色の綿毛に覆われている花は、とても手ざわりが良さそうですね。園芸種は、紅色の花もありますが、自生種は黄色い花を咲かせます。
黄色に加えて・・・お札の材料、とくれば・・・
願うは「金運アップ」!!!
・・・これしかないでしょっ。
