3月15日の誕生花は「ワスレナグサ」
3月15日の誕生花・ワスレナグサの花言葉は「私を忘れないで」
《ワスレナグサ 漢字で書くと?》
漢字では、「勿忘草・忘れな草」と書きます。英名「フォーゲット・ミー・ノット」の和訳。
名前・伝説・花言葉・・・
まさに「三位一体」の様相を呈している花。
由来となっている伝説は、下段に。
《ワスレナグサの基本情報》
ムラサキ科。多年草。
原産地は、ヨーロッパ。
北半球の温帯から亜寒帯にかけて、およそ50種が分布。
日本には、明治時代に渡来したとされ、現在は水辺などに自生しているものも見られます。
草丈は、15~45センチ。
花期は、3~5月にかけて。6ミリほどの5弁花を咲かせます。
花色は、青(空色)が一般的ですが、そのほかに白・ピンク、紫や赤の園芸種もあります。
《ワスレナグサの伝説》
伝説は、ドイツでのこと・・・。
昔、恋人同士の騎士と乙女が、ドナウの川岸を散歩していました。
乙女は、川面を流れる一束の青い花をみつけ、それをほしがりました。
恋人の願いをかなえようと、騎士はすぐに川に飛び込みました。
川の流れは思いのほか早く、青い花に手が届いたその時、騎士は急流にのみこまれてしまうのです!
重いよろいで体の自由がきかない騎士は、最後の力を振り絞って、恋人に花を投げながら「私を忘れないで!」と叫び、流れに吸い込まれてしまいました・・・・。
乙女は騎士との約束を守り、生涯その花を髪に飾り続けたということです。
騎士の最後の叫びが、そのまま花言葉、英語での名前になりました。
フランスでは、「友情」のシンボルともされているようですので、恋人はもちろんお友達に贈るのもいいですね。
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