
3月3日の誕生花は「モモ」
花言葉は「天下無敵」

3月3日は「桃の節句」。「ひなまつり」です。
と言えば・・・この花で、決まりでしょう。
花も実も、ほんのりふんわりとした、幸せな気持ちにさせてくれます。
バラ科。落葉小高木。
中国が原産地。
日本への渡来は古く、弥生時代の遺跡から種が発掘されたほど。「古事記」にも登場しています。
もともとは、花の観賞と薬用に用いられることが多く、「果物」としては、甘くておいしい「水蜜桃」が輸入されてきた明治時代以降に一般的になっていったようです。
「嗜好品」「果物」としての歴史は、意外と浅いんですね。
高さは、3~5メートル。
枝が枝垂れるタイプ(しだれ桃)もあります。
花期は、3~4月にかけて。
花色は、ピンクの濃淡、白、紅、しぼりなど。
品種改良の結果、花の咲き方は、本来の一重の5弁花のほかに「八重咲き」「菊咲き」といったものが作り出され、花色も、豊富になりました。
八重咲き種は「ハナモモ」と呼ばれることが多いようですね。
花を観賞する「ハナモモ」と、食用にする「食用桃」に大きく分けられます。
現在の食用品種は、明治のはじめに、欧米や中国から導入した品種を改良してつくられたもの。
「桃太郎伝説(電鉄ではナイ)」で有名な、岡山県でたくさんの品種がつくられたようです。
種は「桃仁(とうにん)」と呼ばれ、婦人病一般に効果のある、漢方薬とされます。
また、花や葉が便秘やあせもなどの改善に用いられています。
夏の「土用」には、桃の葉を入れたお風呂に入浴する習慣があったようで、これは「あせも」や「湿疹・かぶれ」などへの効果があることから。
今では「土用」といえば、「うなぎ」一辺倒ですが、こちらも生活の知恵。
中国でも、「邪気を払う力のある果物」「特別な果物」として重んじられているようですね。
「天下無敵」という花言葉は、いさましい「桃太郎」の活躍にちなんでつけられたのでしょう。

