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2008年02月29日

2月29日の誕生花は「ヨモギ」

花言葉は「幸福」


ヨモギ

花言葉は「幸福」

ヨモギ


4年に一度の「2月29日の花」としてご紹介しますのは、
食べられる野草としても名高い、「ヨモギ」でございます。

漢字では「蓬」と書きます。


キク科。多年草。

原産地は、中東近辺と見られ、
中でも、イスラエル近辺に分布している種が、「最原種」に近い・・・とされているようです。

日本にも、古くから分布しており、

「小倉百人一首」に登場する「さしも草」は、この草のことを指します。

(第51番、 藤原実方朝臣「ふじわらのさねかたあそん」、の歌です)


草丈は、60~1メートル20センチほど。

「草餅」に使うのは、本当に若葉の頃。

全体を白いうぶ毛が覆っていて、何とも言えない感じのペールグリーンの葉の時期です。
(ご覧頂いているの画像の頃ですな)


その後、夏になると、わさわさと茂って、人の背丈ほどにもなるんですね。

「あの香り高かった新芽がこんなに大きく・・・」と、結構、びっくりすること請け合い。

この感覚は、「昔はかわいかったんだけどねぇ・・・」と、思わず我が子にため息をついてしまう親心にも、ちと、似ている!?


・・・もとい、

たくましくなったこの時期には、お灸の「もぐさ(艾)」として、立派に活躍するのでありますよ。

ご両親、ご安心下されっ!


・・・今後こそ、もとい。


花期は、9~10月。秋です。

白っぽい褐色の地味な花を、茎の先に穂をなして咲かせます。


「ヨモギ」の由来は、

・よく萌え出でることから善萌(よもき)草、
・よく燃えることから善燃(よもき)草

・・・など、諸説あるようです。

香り高さが古くから重用され、体の邪気を取り払う薬草として広く用いられてきました。

草餅は、かつて桃の節句に欠かせないものだったそうな。もともと、ひな祭りのお供えは「草餅」だったんですね。

(ちなみに、もともと草餅の原料は、 「ハナコグサ(母子草)」だったというのは、このサイトでもご紹介しています。「ハハコグサ」の項をご覧下さいませ)


さらに、5月の端午の節句の時にも、「菖蒲」と一緒にお風呂に入れたんだそうな。


子どもの健やかな成長を願う2つの行事には、この草が深く関わっていた模様です。


2月29日は4年に一度ですが、草餅を囲んで家族が集う「幸福」は、毎年、味わいたいものですね。

2008年02月19日

2月11日の誕生花は「オオイヌノフグリ」

花言葉は「信頼」」

オオイヌノフグリ

花言葉は「信頼」

オオイヌノフグリ


ゴマノハグサ科。越年草。
秋に発芽して翌年に春に開花、夏に枯れるというサイクル。

原産地は、ヨーロッパ。

日本への渡来は、明治初期と見られています。

意外と近代なんですね。
旺盛な繁殖力で、現在では全国に広く分布しています。


草丈は、10~30センチ。

花期は、3~5月。

花色は、青。
まれに、白やピンクもあるそうな。(農薬が掛かってしまった末の色変わり、という説も)

花の命は短くて、一日でポロッと落ちてしまいます。


この花は、何と言っても、ちょっとかわいそうな独特のネーミングが最大の話のタネ。

「犬のふぐり」とは、

ズバリ「犬のキン○マ」のことでありますよ。
(一応、レディーですので、伏せ字とさせていただきま~す)

もともと日本に分布していた「犬のフグリ」と科も属も同じで、花を始め全体が大型であることから、「大犬のフグリ」となりました。
(実がビッグだからでは、ありません。残念!?)


実の「フグリ度」は、やっぱり本家に軍配があがります。

こちらは、ちょっと平べったい感じで、イマイチ。
(何を残念がってるんだか^^;)


・・・ともあれ、

「青空を写し取ったような美しい色の花なのに、 この名前はあまりに理不尽である」と改名論議もあったようなのですが、「歴史を動かす」には至らず。

今も「オオイヌノフグリ」でおなじみの存在です。


しかし、詩的な別名はいくつかあって、

「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」
「テンニンカラクサ(天人唐草)」

決定打は、「星の瞳」・・・ってここまでくると持ち上げ過ぎっ!?

ヨーロッパでは、

「キャッツ・アイ(猫の瞳)」
「バーズ・アイ(鳥の目)」などなど。

個人的には、「ルリフグリ」・・・なんてぇのが、落とし処として、いいかも、なんて思ったりして。
(語感は、なかなかいいでしょ? 意味のつじつまはさて置いて)


少輪ながら、クリアな青色の存在感は確固たるもの。

花言葉も、花色の印象からつけられたと考えられます。

そして、手入れなんぞしなくても、毎年健気に花を咲かせてくれる所が、最大の「信頼」に足る性質なのですね。