6月22日の誕生花は「スイカズラ」
花言葉は「愛のきずな」
「吸葛」と書きます。
別名「ニンドウ(忍冬)」
「キンギンカ(金銀花)」などなど。
別名の由来に関するもろもろは、下段でご紹介します。
チョウチョのような感じの花ですね。
スイカズラ科。半常緑つる植物。
北海道南部から本州全域の野山に、およそ20種ほどか広く分布し、中国・台湾でも見られます。
北アメリカやヨーロッパにも帰化していて、旺盛な繁殖力ゆえ、あちらでは「要注意植物」に指定されているそうです。
日本における「セイタカアワダチソウ」、てな感じですかね。
つるは右巻きで、周囲の木などにからみつきます。
花期は、5~6月。
一輪の花は、大きさ4センチくらいです。
咲き始めは白く、次第に黄色に変化していくことから、中国では「金銀花(キンギンカ)」と呼ばれています。これはまた、縁起のいいネーミング!
「スイカズラ(吸葛)」の方は、
花のつけ根に甘い蜜があって、子どもがそれを吸うことからつけられたとされるもの。
蜜に加えてジャスミンのような香りもあり、子どもばかりでなく、もちろん昆虫にも大人気。独特の花の形も、昆虫が止まりやすいようになっています。
そして、もう一つの名前「ニンドウ(忍冬)」は、
冬でも葉が枯れずに残る状態を、寒さに耐えているように見立てたもの。常緑植物のように青々とした状態で冬を越すのではなく、赤茶色に変色させた葉をわずかに残します。
その点が「半常緑」たるユエン、です。
この葉には、いろいろな薬効があります。
腰痛や痔の痛み・湿疹・あせも・ただれの改善に入浴剤として使ったり、煎じて肌をふいたりします。
「美肌効果」もあるようですよ!
煎じ液でうがいをすると、口内炎、歯槽膿漏にも効果ありとされます。
いろいろなものにからみつき、甘い蜜と香りをもつ花を咲かせるつるは、まさに「愛のきずな」ですね。
このページへのリンクは以下のタグを貼り付けて下さい。