10月26日の誕生花「イチョウ」
10月26日の誕生花・イチョウの花言葉は「鎮魂」
《イチョウ 漢字で書くと?》
10月26日の誕生花・イチョウのご紹介です。
秋は、この木の葉が町を金色に彩る季節。
漢字では「銀杏」または「公孫樹」。
匂いを我慢しながらのギンナン拾いが、毎年の風物詩になっているという方も多いでしょうね。
茶碗蒸しにはやっぱり、ギンナン、入ってて欲しいですよね!
《イチョウの基本情報》
イチョウ科。
雌雄異株で、2億年前のジュラ紀から存在している1種1属の落葉高木です。
中国が原産地。
日本への渡来は、平安時代と見られています。
大気汚染に強いことから、街路樹としてよく植えられています。
樹齢千年を越えることも少なくない長寿の木。
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮をはじめ、全国的に有名な「大イチョウ」が何本もあります。
《イチョウ 雄株と雌株の見分け方は?》
雄株と雌株は、葉の形で見分けるのが簡単。
切り込みが入っていないのが雄株、入っているのが雌株です。
「割れ目」があるのは、メスなのですね*^^*
なんと、突然「性転換」することもあるようです!
《イチョウの健康効果 あれこれ》
最近は、なんと言っても、健康食品として「イチョウ葉エキス」が注目されていますね。
脳の血液循環を促進し、脳の細胞を活性化するといわれます。
ドイツやフランスでは、医薬品として認定されており、日本のイチョウが、ヨーロッパに輸出されて医薬品の原料になっているそうです。
アメリカでもサプリメントが大ブーム。
日本では健康食品としての扱いですが、「ボケ防止」や「記憶力を高める」などの効果を期待して、愛用者が増えています。
また、咳・喘息などのアレルギー性疾患の症状を緩和する漢方薬としても、4千年以上も利用されています。
その一方、ギンナンは食べ過ぎると、嘔吐、けいれん、めまいといった中毒症状を引き起こすこともあります。
特に、小さなお子さんは注意。
人間に、さまざまな恵みをもたらしてくれる、イチョウ。
感謝しつつ、金色の絨毯を、踏みしめてみましょうか。
