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2006年11月30日

11月30日の誕生花は「枯葉」

花言葉は「新春を待つ」

枯葉

花言葉は「新春を待つ」

枯葉

枯葉

ええ~っ!

枯葉にも、花言葉!?
(正確には「葉言葉」ですが)

・・・・あるんですねぇ。

♪枯葉よ~~


・・・。

さて、何をどう書きましょうか。


そうそう、今日の誕生花としては、「落ち葉」も含まれるんだそうです。

・・・「濡れ落ち葉」? そんなぁ。


いやいや、「枯葉」も「濡れ落ち葉」も、この地球に、なくてはならないもの。

「葉っぱのフレディ」でも、語られておりますね。

やがて朽ちて、土となり、新しい生命を生み出す礎となる・・・いのちは、循環していきます。


枯葉。落ち葉に花言葉としての意味をもたせているのは、おもにフランス。

かの国では「葉言葉」も、発達しているんですね。

そして、日本で一番有名なシャンソン?「枯葉」は、1946年、フランス映画「夜の門」の主題歌として、イブ・モンタンが歌って大ヒットした曲。

ちなみにイブ・モンタンは、生まれはイタリアだそうです。

「夜の門」では俳優としても出演していました。

「歌う映画スター」、石原裕次郎さんみたいな感じでしょうか。

1991年に亡くなった時、「みのもんた」さんが死んだと、勘違いした人がいたとか!?
(まじですか~! By ウィキペディア)


落葉樹の葉にも、いろんな形があります。

落ち葉の道を散策して、お気に入りの一枚を見つけてみるのも、また風流。

美は、あらゆる所に存在することに、改めて気づかされるかもしれません。

そして、しばし感傷にひたったあとは、
新たな一歩を踏み出しましょう、「新春を待ち」ながら。

2006年11月29日

11月29日の誕生花は「白いベゴニア」

花言葉は「親切」

ベゴニア

花言葉は「親切」

ベゴニア


さまざまな色が楽しめるベゴニア、

白は、優しくて清楚な感じがしますね。

黄色いおしべがポイントになって、
目を引きます。


シュウカイドウ科。一年草、多年草、球根植物。

南アフリカはじめ、世界の温帯・熱帯に広く分布します。


そのほかの基本データは、各日付のページもご覧下さいね。

「9月28日・ベゴニア一般」

「11月7日・キダチベゴニア」


今号は、たくさんあるベゴニアの「種類」について。

日本の園芸上では、大きく8つに分類されています。


【木立性ベゴニア】
茎が立ち上がって伸びる性質をもつグループ。


【根茎性ベゴニア】
一番種類が多いグループ。
花、草丈とも小さめで、地面を這うように生育します。葉を観賞する「観葉ベゴニア」もここに分類されます。

【レックス・ベゴニア】
こちらも「観葉ベゴニア」。
「根茎性」に、様々な種類を交配して作出されたもの。大型で葉の模様が美しいグループです。


【球根性ベゴニア】
地中や地面の際の茎が、太く球根状になるグループ。
気象によって、休眠する性質をもちます。花が大輪の「球根ベゴニア」の元になっています。

【四季咲き性ベゴニア】
(ベゴニア・センパフローレンス)
花壇や鉢植えとして、もっともポピュラーなグループ。温度が15度以上あれば、一年中花を咲かせてくれます。


【エラチオール・ベゴニア】
「球根性ベゴニア」と「球根ベゴニア」との交配によって生まれた、大輪の花を咲かせるグループ。
カラフルでリッチな印象で、プレゼントにも向いています。


【球根ベゴニア】
球根性ベゴニアから、複雑な交配の結果生みだされたグループ。
現在、一番大輪で見栄えのする花を咲かせます。花型も、「バラ咲き」「カーネーション咲き」「ツバキ咲き」など。

「え、これベゴニア!? バラじゃないの?」と、思ってしまうような豪華な感じです。


【冬咲き性ベゴニア】
冬から春にかけて出回る、優しい印象のグループ。
「クリスマス・ベゴニア」とも呼ばれます。
花色は、やわらかいピンク色。暑さに弱く、夏には休眠するようです。


いや~、バラエティーいろいろ。
「ほんとに同じ仲間の植物かいな」と、思ってしまうくらい。

人間の交配に応えて、さまざまな姿を披露してくれる、まことに「親切」な植物なのであります!

2006年11月28日

11月28日の誕生花は「ツルバキア」

花言葉は「落ち着きある魅力」

ツルバキア

花言葉は「落ち着きある魅力」

ツルバキア

ツルバキア


別名「ルリフタモジ(瑠璃二文字)」


「ツルバキア・・・5文字じゃないの!?
 なにゆえフタモジ?」

という怒濤の疑問(!?)が聞こえてくるようでありますが、

そのココロは、下段にて。


ユリ科。多年草(球根植物)

原産地は、南アフリカです。

日本への渡来は・・・追跡調査にはげみます・・・が、沖縄では野生化しているものがみられるようです。


草丈は、30~40センチ。

花期は、4~11月。
一定以上の温度がある地方では常緑となり、四季咲きの性質をもちます。

水はけの良い砂地を好み、乾燥した土壌の花壇材料にオススメ。


花色は、薄紫、ピンク、白。

伸びた茎の先に、直径2センチ弱の星形をした可憐な花を咲かせます。


ニラの親戚で、葉や茎には、よく似た臭いがあります。

食用にもされるようですが、味はやっぱり「本家ニラ」に軍配。


さて、別名「ルリフタモジ」の心とは・・・

「女房言葉でニラのこと」。


「女房言葉(にょうぼうことば)」とは、

室町時代初めごろから、宮中に仕える女房が使い始めたとされる、暗号チックな言葉づかいのことです。

上品な言葉づかいだとされ、主に「衣食住」に関する事がらについて使われました。

次第に武家や町民の女性の間に広がり、現在まで残るものも結構あります。

たとえば、「しゃもじ」「すもじ=寿司のこと」「おかず」「おでん(田楽に、おをつけた)」などなど。

「11月27日」の項でご紹介した「お歯黒」も。


ニラは、同じく匂いの強いネギと対比され、

ネギ・・・「葱(昔は「き」と呼ばれました)」が一文字であるのに対し、「韮(にら)」が二文字であるから。

すなわち、「瑠璃色の花が咲くニラ」の意味。

「ルリニラ」だとイマイチだ、と言うことで、

この典雅な「落ち着いた美しさ」を持つ語感の、和名になったのでしょう。

2006年11月27日

11月27日の誕生花は「ヌルデ」

花言葉は「信仰」

ヌルデ

花言葉は「信仰」

ヌルデ


漢字表記は「塗るで」!では、なくて・・・

「白膠木」と書きます。


でも、「塗り物」に樹液が使われていたことが由来なので、

もとは「塗るで!」だったのかも!?
(違う違う)

・・・「塗る手」?
(しつこいっちゅーの)


ウルシ科。落葉小高木。 

日本、中国、朝鮮半島など東アジアに分布。

日本では、北海道、本州、四国、九州の丘陵~山地の林でみられます。


高さは、6メートルほど。雌雄異株です。

花期は、8~9月。
黄白色をした数ミリ程度の大きさの小花を、枝の先に房状に咲かせます。

その後10月ごろになると、雌株には赤い実がなって、次第に白く粉をふいてきます。

粉の正体は「リンゴ酸カルシウム」というもの。

塩辛い味がする成分で、かつては塩代わりに利用されていたことも。

ゆえに、地方によっては、「シオノキ(塩の木)」「シオカラノキ(塩辛の木)」「ショッペノキ(塩っぺの木)」などと呼ばれております。

11月は、見事な紅葉のシーズン。


しかし、この木の「メインうんちく」は・・・

なんといっても「お歯黒の木」だということ!

「お歯黒」とは、かつての風俗で、女性が歯を黒く染めることです。

成人女性・既婚女性のしるしとされ、見た目はかな~りブキミな感じもしますが、じつは「虫歯予防」にも一役買っていたそうな。
(虫歯でお悩みの方・・・やってみます?・・・)

ヌルデの虫こぶは「タンニン」を豊富に含み、暗紫色の染料が採取され、歯だけでなく、白髪染めにも使われていました。


この「虫こぶ」、お世辞にも採ったり触ったりしたくなるものでは、ありません。

ましてや中には、アブラムシがぎっしりと・・・!

(昆虫苦手の方、心臓の弱い方は、 想像しすぎませんよう。
 しかしご興味ある方は「ヌルデ 虫こぶ」等で検索してみてくだされ)


一体何がキッカケで、使ってみようと思ったのか・・・先人の知恵の働かせ方は、全くもって摩訶不思議。

何かの「信仰」に、導かれでも、したのでしょうか。

2006年11月26日

11月26日の誕生花は「赤いシクラメン」

花言葉は「嫉妬」

赤いシクラメン

花言葉は「嫉妬」


赤いシクラメン


この花の鉢植えが「出荷最盛期」ニュースが流れると、

「今年も終わりねぇ・・・」と、
感じたりします。


サクラソウ科。球根植物。

地中海沿岸が原産地。

日本への渡来は、明治時代の末とされます。


その他の基本データは、12月7日「シクラメン全般」もご覧ください。


そこでもご紹介している別名「カガリビバナ」の命名は、植物学者の御大・牧野富太郎博士。

赤いシクラメンに対してつけられたのでしょう。


「シクラメン」とは、もともとギリシャ語の「円盤」「旋回する」てな意味合いの言葉が語源。おなじみの「サイクル」です。

花茎が、くるくると巻くことからつけられたようです。

咲き始めとも、咲き終わりとも言われていまして、諸説あるようです。

とはいえ、この性質は改良の結果、大分薄められていて、現在出回っている園芸種では、あまり見られません。

と言いますか・・・
咲き終わりの場合、「花がら」は、できるだけ早く取ってしまった方がよく、

「巻きが入る」までそのままにしておくのは、株にとってあまり好ましくないようですので、

「どうしても巻きが見たい!」という方は、原種に近いものを育ててみるといいでしょう。


この花全般につけられている花言葉は、「内気」「遠慮がち」といったもので、うつむいて咲く点を全面に押し出したイメージ。


しかし、その一方、

花びらを反り返らせる点に注目したのが、今回ご紹介した「嫉妬」という花言葉、なのでしょうかね。

嫉妬のあまり、角を出す・・・というワケではなさそうですが、

メラメラと燃えさかる、心の中の「嫉妬」の炎、と連想させるのでしょうか。

2006年11月25日

11月25日の誕生花「パンパスグラス」

花言葉は「光輝」

パンパスグラス

花言葉は「光輝」

パンパスグラス


とても大きくなるので、
個人では栽培しきれないかな?

公園や植物園、
中央分離帯などで見ることがほとんどでしょうか。

ススキをもっと大型にしたような感じにも、見えますね。

イネ科。多年草。

原産地は、ブラジル・アルゼンチン・チリなどの南アメリカ。

「パンパ」という草原地帯に分布する芝、の意味で「パンパスグラス(パンパの芝)」となりました。

日本への渡来は、19世紀末、明治時代の中ごろとされます。


草丈は、1~3メートルにもなります。

花期は、8~10月。

銀白色の羽毛のような花穂は、長さ50~70センチ。

開花が進むにつれて、綿毛のようにふわふわしてきます。

自動車のフロントガラスをふく、ブラシみたい?

秋風にそよく姿は、なんとも雄大で、風格を漂わせます(花言葉にもありますな)。


雌雄異株で、花穂が美しいのは雌株の方。雄花の穂は、やや見劣りするようです。

これは、なかなかおもしろい。

昆虫、鳥、魚などの動物をはじめ、植物も概して「雄」の方が華やかなものが多い気がするのですが、パンパスグラスは、雌のほうが存在感があるのですね。

「かかあ天下」というワケですか^^;。


「シロガネヨシ(白銀葭)」「西洋ススキ」の別名もあり、生け花の花材や、ドライフラワーとしても用いられます。


葉は、薄くてフチが鋭いので、さわり方によっては、手を切ってしまうこともあるとか。

紙で手を切ることって、ありますよね。ちょうどあんな感じ。お気をつけ下さい。

まぁ、銀色に輝く「光輝」な穂の全体像を楽しむには、あまり近づきすぎずに、ほどほどの距離を取ったほうがよさそうです。

2006年11月24日

11月24日の誕生花は「ペペロミア」

花言葉は「かわいらしさ」

ペペロミア

花言葉は「かわいらしさ」

ペペロミア


美しい葉を楽しむ観葉植物。

斑入りの種類など、バリエーション豊かです。

小さな鉢で仕立てられ、
100円ショップで売っていることも!


コショウ科。常緑多年草。

熱帯・亜熱帯を中心に世界中に広く分布しますが、園芸用に栽培されるのは、中南米原産のものが多いようです。

日本の暖地にも「サダソウ」が自生しています。
(さだまさしさんとは無関係~)


高さは、10~50センチほど。

大きく分けて、

「つる性~半つる性」になる種類、
「木立ち性」の種類(草丈が低い)、
「ロゼット状」になる種類(地面から直接葉を伸ばす)

・・・の三系統があります。


花期は、5~10月。

ほとんどは、花に鑑賞価値がありませんが、唯一コロンビア産の「フレイゼリ種」は、白いブラシのような花を咲かせ、香りもあってなかなか楽しめるとのこと。(写真はこれをご紹介してます)


「ペペロミア」とは、「ペッパー」=「コショウに似た」という意味。

似てはいるものの、コショウは採れません。

・・・残念。


総じて葉は多肉質。
乾燥に強く、水をやりすぎるとかえって根腐れしてしまいます。

通常の観葉植物よりも、かなり乾燥気味でも大丈夫なようです。

日当たりもそれほど気にすることなく、けっこう「スボラ管理」でオッケー。

一人暮しの方にとっても、なかなかのパートナーぶりを発揮してくれるでしょう。

新たな観葉植物の「かわいらしさ」を、再発見できるかもしれません。

2006年11月23日

11月23日の誕生花は「ピラカンサ」

花言葉は「慈悲」

ピラカンサ

花言葉は「慈悲」

ピラカンサ

ピラカンサの花


秋冬の庭先を彩る
「赤い実」ブラザース(!?)の一人、

小鳥たちの食堂となっているお宅も、
多いのではないでしょうか。

ピラカンサとは、ギリシャ語で「火のトゲ」の意味。

赤い実をつけるトゲの多い木ゆえと思われます。


バラ科。常緑低木。

原産地は、南ヨーロッパ、小アジア、中国など。

「トキワサンザシ(常盤山査子)」「タチバナモドキ(橘擬)」など数種が「ピラカンサ属」に所属、

総じて「ピラカンサ」と呼ばれることが多いようです。


ゆえに、基本データも「総じて」のものであると、お考え下さい。


日本への渡来は、明治時代。


高さは、2~6メートルほど。

花期は、5~6月。

直径1センチ弱の、白い5弁花をびっしりと咲かせます。

その後、10月ごろには、赤やオレンジ、黄色の実がたわわに・・・

「トキワサンザシ」は、赤い実、
「タチバナモドキ」は、オレンジ色の実をつけます。(アップで見ると、柿っぽい)

と言っても、こちらも直径5ミリ前後の小粒なので、「びっしり」という感じが近いでしょうか。


とにかく数が多く、しかも青酸系の有毒成分を含むので、小鳥たちも一度に大量には食べないようです。

ゆえに、長い間枝に残り、広範囲に種を拡散させることができるワケです。

人間にとっては、もちろん食用にはなりません。

盆栽に仕立てられるほか、刈り込みに強いので、垣根にも用いられます。


するどいトゲは、枝の先端が変形したもの。

「泥棒よけ」の垣根には、いいかもしれませんが、剪定などの手入れには、ちょっとやっかいかも?


ともあれ、実は小鳥たちにとっては、「慈悲」深い存在であることは、間違いないでしょう。

11月22日の誕生花は「アングレカム」

花言葉は「祈り」

アングレカム

花言葉は「祈り」

アングレカム


ご存知の方は、
かなりの「ラン通」と拝察いたします。

クリスマスツリーのてっぺんに付いている、
星のようにも見えますな。


ラン科。多年草。

熱帯アフリカ、南アフリカ、マダガスカル周辺に、200種ほどが分布します。


日本への渡来は、おそらく最近・・・。追跡調査に励みます。

愛好家の間で栽培されていて、一般にはややなじみが薄く、流通もごく少量。けっこう「マニアック」な種類です。


草丈は、種類によってまちまちで、10センチ~1メートルほど。

花期は、「不定期咲き」とされますが、秋~冬も条件が整えば開花することがあります。

当然のことながら耐寒性に乏しいので、温室栽培は必須条件。

環境がよいと、年に3回ほど花を咲かせてくれるとのこと。

・・・まぁ、ここは腕の見せ所?


花色は、白はメイン。
わずかにベージュがかったり、緑がかった種類も見られます。

大きさは、直径数ミリのものから、15センチを越えるものまでさまざまで、よい香りもあります。


厚手の花びらには、ろう細工のような独特の質感と光沢があり、魅力的。


花びらの先端がとがっているせいか、カトレアなど他の洋ランに比べて、スマートな雰囲気で、都会的なインテリアを配したお部屋ににも、合いそうですね。


名前の由来は「あんぐり噛む」・・・・

ではもちろんなくて(^^;)

「着生植物」を意味するマレー語です。

「着生」とは、洋ラン独特の生育方法で、気根を伸ばして、岩や木にくっついて生活する生態のこと。

(「緑花試験」に出そう?)


風通しのよさを好み、通気性の高い状態を保つのが、栽培成功のポイントらしいです。

人間関係も風通しが良くなるように、「祈り」をささげてみましょうか・・・。

2006年11月21日

11月21日の誕生花は「ハゲイトウ」

花言葉は「不老不死」

ハゲイトウ

花言葉は「不老不死」

ハゲイトウ


「葉芸当」・・・ならぬ「葉鶏頭」と書く、

葉を楽しむ植物。

とはいえ、見事な芸当! と言いたくなる、
美しい紅葉を披露してくれます。

ヒユ科。1年草。

原産地は、インドをはじめとする熱帯アジア。

日本への渡来は、江戸時代後期とされます。

中国経由で入国し、「ガンライコウ(雁来紅)」という文学的な漢名での来日でした。

ちょうど、雁が渡ってくるころに紅く色づくことが由来です。


草丈は、30~1メートルほど。

花期、正確には「葉の鑑賞期」は、8月~11月にかけて。

本物の花は、葉の付けねに咲く、ごく小さなものです。 存在感はまったくと言っていいほどありません。


春から夏に出る葉は緑色ですが、真夏を過ぎると、茎の上の方に出る葉が、鮮やかな赤や黄色になって、まるで大輪の花のように見えるのです。


花を楽しむ「ケイトウ」とは、同じ科ですが、「系統」が異なりまして、

「従姉妹同士」くらいの間柄と言えましょうか。


日本で作り出された優良種が多く、海外にも輸出されているようです。

紅葉した葉は、モミジなどに比べるとなかなか落葉せず、寿命が長いことから、花言葉は「不老不死」となりました。

・・・人類の永遠の憧れ?

う~ん、でも、限りある命だからこそ、思いっきり生きる価値があるのかもしれませんね。

2006年11月20日

11月20日の誕生花は「イワレンゲ」

花言葉は「よき家庭を築く」

イワレンゲ

花言葉は「よき家庭を築く」

イワレンゲ

イワレンゲ

下段写真撮影:青木繁伸氏(群馬県前橋市)「植物園へようこそ!


「岩蓮華」と書きます。

岩の上に生えるレンゲ(ハス)の意味。

多肉質の白みがかった葉の様子を、
蓮の花にみたてました。

なかなか個性的な風貌、
「レンゲソウ」とは、だいぶ違ってます。


ベンケイソウ科。2年~多年草。

関東より西の本州・九州に分布する日本固有種です。


海岸沿いの岩場をはじめ、かつては廃屋の瓦屋根の隙間などでよく見かけられたとのこと。

しかし、純粋な自生種は数が減っていて、地域によっては(山口県など)、「絶滅危惧種」に指定されています。


高さは、15~30センチ。

花期は、9月~12月にかけて。

生育地によっても若干異なりますが、秋から冬にかけて開花します。

動物のしっぽ、はたまた「ナマコ」の様にも見える(!?)花茎をにょきっと伸ばして、直径数ミリの、白い花を咲かせます。


花が咲くと、その株は枯れてしまう運命。「リュウゼツラン」と同じですね。

一生に一度しか実(タネ)を作らないので、植物学上では「一果性」と呼ばれるもの一種。


発芽して1年目は年を越し、生育が順調なら、2年目に開花することが多いようで、「数年草」と言えましょうか。

肉厚の葉の重なり方は、ハスの花というよりも、バラの花っぽい気もいたしますが、

モダンローズが入ってくる前の日本人にとっては、ハスの花を連想させるものだったのでしょうね。


花茎が伸びた姿は、ちょっとブキミとは言え(・・・あくまで個人的見解です、はい)、

明治時代には珍重され、斑入りの種類などには、「一株に米俵5俵」なんて、べらぼうな値で取引されたこともあったとか。

ブリーダーをしていれば、「よき家庭を築く」には余りある財を築かせてくれたかも?

2006年11月19日

11月19日の誕生花は「白いアルストロメリア」

花言葉は「凛々しさ」

白いアルストロメリア

花言葉は「凛々しさ」

白いアルストロメリア


花もちがよく扱いやすいため、
切り花としておなじみの花。

白、といっても、
花びらには模様があって、なかなか華やかです。


まず、基本データは、11月14日・アルストロメリア一般のページをご覧下さいませ。

(11月14日)


このページでは、「ユリズイセン科」とご紹介してますが、その後の追跡調査(!?)によって、

「分類体系(分類の方法)」により、所属する科が異なることが発覚!


ヒガンバナ科であったり、
ユリ科であったり、
アルストロメリア科であったりと、

なかなかに揺らいでいる存在のようであります。

一歩優性なのは、「アルストロメリア科」。

いろんな性質を持ち合わせているため、「これっ!」と特定しづらい植物。「だったら、新しく科を作ってしまえ!」・・・という流れのようです。


耐寒性の有無などによって、

「オーランティアカ系」
「リグツ系」
「バタフライ系」
「ペレグリナ(ペリグリナ)系」・・・の4系統に分類されています。

南アフリカにも分布しており、流通しているのは、原種を組み合わせて作り出された園芸種。


花びらについている、鳥の羽のような独特の模様は、虫をひきつけるためのものと考えられています。

カタクリの「蜜線」と同じような役割ですね。


豪華すぎない見栄えのよさが、普段使いにもってこい、

どこか「凛々しい」白花は、すがすがしい魅力がいっぱいです。

2006年11月18日

11月18日の誕生花は「ウメバチソウ」

花言葉は「いじらしい」

ウメバチソウ

花言葉は「いじらしい」

ウメバチソウ

花が、家紋の「梅鉢」に似ていることから、
「梅鉢草」となりました。

山野草ならではの、
素朴で清楚な美しさです。


ユキノシタ科。多年草。

北海道~九州(ほぼ全国)、加えて、台湾・樺太・千島に分布します。

おもに、山地の湿原でみられるようです。


草丈は、10~40センチほど。

花の時期に、ひょろっと花茎を伸ばして花を咲かせます。


花期は、8~11月。

徳島県の「那賀町木沢地区」では、見頃になっているようですね。

(徳島新聞の記事にジャンプします ↓)

ウメバチソウが見頃


一本の花茎のてっぺんに、律儀に一輪ずつ咲く5弁の白い花は、直径2~2,5センチくらい。

花びらには、緑色の「葉脈」ならぬ「花弁脈(なんて言葉は植物学上ないですが)」があって、結構目立ちます。

一見、とってもシンプルなお花ですが、おしべが2種類あるという、なにげにユニークな構造。

太くて白い「本物の」雄しべのほかに、糸のように細く分かれた「仮雄蕊(かりゆうずい)」というものもあります。

先端に、黄色い蜜の固まりのような器官を持ち、パッと見、こっちが梅のおしべを連想させ、存在感が大。

実際、昆虫も「蜜かも!?」と思って、この花にやってきます。


が、しか~しっ!

「本物の蜜」は、持ってないんです!

「あれれ・・・?」と思いながらも、虫たちは花の上を歩いて蜜を探し回るので、ウメバチソウサイドからすると、受粉はしてもらえるというワケ。

アメをやらずに利を得る・・・
「やらずぶったくり」かぁっっ!?
(下世話な表現、陳謝いたします。でもこんな感じでしょ)

錯覚を利用しての知恵、この点は「いじらしい」というよりも「したたか」?

清楚に見せて、ちょっぴり狡猾、バランスが、なかなか絶妙であります。

2006年11月17日

11月17日の誕生花は「ツタ」

花言葉は「誠実」

ツタ

花言葉は「誠実」

ツタ

ツタ


塀や壁を緑でおおう、つる性植物。

旺盛な繁殖力で、
建物をすっぽり覆ってしまうほどになります。

現在は紅葉のシーズン。

「真っ赤な家」になっているところも?


ブドウ科。落葉つる性植物。

北半球、アジアから北アメリカに15種が分布し、日本には1種のみが本州~九州に自生します。

一般に「アイビー」と呼ばれているのは、ウコギ科の「西洋木蔦(キヅタ)」のこと。こちらは常緑で、科も異なります。


「本家」ツタの花期は、6~7月。

薄い緑色の地味な小花を咲かせ、その後10月ごろに、黒っぽい実をつけます。

ブドウをさらに小粒にしたような感じですが、食用にはなりません。


しかし、樹液は甘いようでして、かつては「甘葛(あまずら)」と呼ばれていました。

早春につるを切って集めた樹液を煮詰めて、シロップのような蜜を作っていたらしいのです。

かの清少納言も、「枕草子」第39段「あてなるもの(上品なもの)」にて・・・

「削り氷に甘葛入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる」と書いてますので、スイーツとして、お楽しみになったのでしょうな。


名前の由来はスバリ、「つたう」ことから。

他の植物や岩や壁、どんどん「つたって」伸びていきます。

ダイナミックな伝いっぷりで有名なのは、「甲子園球場」ですが、

じつは現在、改修工事がはじまって、外壁から撤去されているとのこと。

コンクリートの外壁があらわになっています。

工事が完了するのは、2009年春の予定。

もちろんまた植えられるのですが、元の通りに、一面がツタで覆われるのは・・・さらに10年後くらい?

ともあれ、しばらくは「すっぴん」の甲子園球場、なワケですね。


再生方法は、なかなか素敵なことが予定されていまして・・・

「阪神タイガース」公式サイトの、「スタッフルーム」をご覧になってみてくださいね!

(10月21日の記事)

全国から「誠実」に、ツタの苗木が集まることを楽しみにいたしましょう。

2006年11月16日

11月16日の誕生花は「赤いサザンカ」

花言葉は「謙遜」

赤いサザンカ

花言葉は「謙遜」

赤いサザンカ


この花は、庭先などで結構見られますが、

「たき火」の風景は、とんと見られませんね~。
(ヘタにやると、消防車が来るし)

焼き芋がスーパーやデパ地下で売ってるご時世です。

「たき火」の歌も、
説明しないと、今どきの子どもには、
ピンと来ないでしょうね・・・。


ツバキ科。常緑高木。

日本特産種で、野生種が山口県~九州・四国、沖縄に分布しています。

そのほかの基本データは、「11月3日」のサザンカ全般のページをご覧下さいませ。

名前にまつわる「カン違い」ネタなどを、ご紹介しています。

さて、今回は「ツバキとの見分け方」のご紹介。

★花期★
 サザンカ・10~12月  ツバキ・12~4月
 
 サザンカはツバキよりも一足先に開花します。


★花の大きさ★
 サザンカ・5~7センチ  ツバキ・3~10センチ

 ツバキの方が大きさにバラエティーがあるようですね。


★咲き方★
 サザンカ・平らに開く   ツバキ・開ききらずに、筒状になる

★散り方★
 サザンカ 花びらが一枚ずつバラバラになる
 ツバキ  花の形のまま、ぽとっと首から落ちる

 ここが判別の最大のポイントでしょう。
 首ごと落ちるので、武士階級はツバキを嫌ったというのは、 おなじみの文化史。
 

★芳香★
 サザンカ・あり     ツバキ・なし
 
 サザンカの花には、香りがあるんです!
 管理人も嗅いだことないので、近所でくんくんしてみようと思います。


赤い花は、園芸種として作り出されたもの。

西洋の赤い花とは、また違った印象の赤、どこか落ち着いた印象を与えることから、「謙譲」の花言葉がつけられたのでしょう。

2006年11月15日

11月15日の誕生花は「薄いオレンジ色のバラ」

花言葉は「無邪気」

薄いオレンジのバラ

花言葉は「無邪気」

薄いオレンジのバラ


秋バラもそろそろ終わりかしら?

本格的な冬が来る前に、
楽しみ尽くしたいものです。


バラ科。常緑・落葉低~高木。

基本データは、色々な色の各ページをご覧下さいませ。


「12月25日・赤いバラ」
「1月19日・白いバラ」


その他にも「ピンク」「黄色」のバラの項もありますので、御用とお急ぎでない方は、ぜひご覧になってみてください。


さて、今回は「こんな状態のバラにもついている」花言葉、をご紹介しましょう。


★葉 → 「希望あり、頑張れ」
  青々としているから?
  男性からバラを贈られた女性が、花だけを取って返礼としたのかも。
 「脈ありだから、もっと頑張ってアタックしてね」てな具合。

 受験生に葉っぱだけ贈ったら・・・変に思われそうな気もします。


★トゲ → 「不幸中の幸い」
  触ると痛いですが・・・逆手にとったのかしら。

★つぼみ → 「恋の告白」

★赤いバラに白いバラを添えると → 「温かい心」「和合」
  まんまですな。おめでたい。
  紅白のバラの花束は、プロポーズの時に捧げられるとされます。

★3つの蕾に1つの花 → 「あのことは永遠に秘密」

★2つの花に1つの蕾 → 「あのことは当分秘密」

 「永遠」と「当分」の差やいかに?
 この辺りは男女の間に使われた暗号と推測できますな。


★一重のバラ → 「清純な愛」「静かな愛と敬意」

★トゲのないバラ → 「誠意と友情」

 うんうん、わかります。

★トゲのないバラの蕾 → 「まだウブでとても怖い」

★満開のバラ → 「私は人妻」

 ・・・う~む。そうですかぁ。確かにね。


その他にも、種類別につけられていたりもします。
(ヨーク&ランカスター種「戦い」)

なんといっても「花の中の花」、花言葉の多さも、尋常ではありません。


まぁ、自分の好きなバラの美しさを、「無邪気」に楽しむのが、一番お手軽と言えましょうか。

2006年11月14日

11月14日の誕生花は「モミ」

花言葉は「時間」

モミ

花言葉は「時間」

モミ

モミ


クリスマスツリーといえば、この木。

「天然もの」を飾るのは、
なかなかぜいたくなご時世ですが、

やっぱりいいもんですねぇ。

マツ科。常緑高木。

「モミ属」は、北半球の温帯から寒冷地にかけて、およそ40種ほどが分布します。


そのうち「モミ」「ウラジロモミ」など4種が、日本の特産種として本州・四国・九州に自生しています。


高さは、40メートルほどにもなります。

花期は、5月。

10~15センチほどの「球果」が、10月ごろに熟します。

卒塔婆や棺桶の材料(・・なくてはならないものですな)など、古くから生活に根ざした木材として用いられ、各地で栽培されてきました。

東京の「代々木」の「木」は、一節には、明治神宮東門近くに植えられていたモミの木のことを指すとも。


ここまでお読みになって、「あれ?」っと思われた方、

・・・・鋭い。


「日本特産のモミが、どうして西洋の伝統行事、 クリスマスに使われるのか!?」
・・・と、いう疑問が頭をもたげてきませんかっ!?

きますよねっ!?
(そんなに強要せんでもええっちゅーの)

じつは「本家クリスマスツリー」は、「ヨーロッパトウヒ(唐檜)」「ドイツトウヒ」といった、同属の別種が使われているんです。

欧米では、正確には「モミの木」では、ないんですね。

冬の間も緑を保つため、生命力の象徴とされています。

まぁ、どれもよく似た常緑樹なので、何でもいいじゃないの、という感じがしますが・・・・。


日本初のクリスマスツリーのお目見えは、1860年。

ときの「プロイセン使節(今で言う駐日大使かな)」が、公館に飾ったのがはじまり。

その後、戦時中の「西洋文化排斥」の嵐をくぐりぬけ、今や日本人の必須アイテムのひとつとなりました。

これも「時間」の成せる技?

2006年11月13日

11月13日の誕生花は「ヒマラヤスギ」

花言葉は「たくましさ」

ヒマラヤスギ

花言葉は「たくましさ」

ヒマラヤスギ

ヒマラヤスギ


この木の名前を聞いて、まず最初に、

工藤夕貴さんが出演したハリウッド映画のタイトルが浮かんだ管理人。
(観てないんですが・・・「ヒマラヤ杉に降る雪」)


堂々たる大木になります。


マツ科。常緑高木。

名前は「スギ」ですが、マツ科なんですね。

ゆえに、「花粉症」には、直接影響はないとされているようです。


原産地は、インド北部・ヒマラヤ~アフガニスタンにかけて。

日本への渡来は、明治のはじめごろ。


高さは、30メートルほどにもなります。

樹型が、美しい円錐形に整いやすく、葉の形も独特で、庭園木や街路樹として利用されています。


花期は、10~11月。

雌雄異花ですが、同株に開花します。


針葉樹といえば・・・印象的なのは「球果(まつぼっくり)」。

この木にも、球果がつきます。

花が咲くのは秋なのに、実が熟すのは、なんと翌年の初夏。

およそ10ヶ月間くらい、枝についたままゆっくりゆっくりと成熟します。

大きさ10センチほどにもなり、結構なインパクト。白っぽい緑色で、遠目で見ると、鳥の卵のような感じ?

クリスマスデコレーションのモチーフにもなってます。


さて、映画「ヒマラヤ杉に降る雪」は、1999年の作品。

工藤夕貴さんのハリウッド本格進出と、堂々たる熱演が話題になりました。

第二次世界大戦の前後、アメリカで人種差別を受けていた日系人を描いた、社会派ドラマ。

管理人は本編は見てないんですが^^;
(共演のイーサン・ホークが好みなので、 見ようかなぁと思いつつ、今に至る・・・)

メーキングドキュメンタリーをTVで見た憶えがあります。

セリフはもちろん全て英語、しかも時代背景や地域によっても微妙に発音が違っていたりするので、そこもカンペキになるようにレッスンした・・・てなことを、工藤さん、言ってたかな?


彼女、最近はまた日本で活動しているようですが、世界に通用する、日本女性の「たくましさ」を、体現しているお一人でしょう。

2006年11月12日

11月12日の誕生花「レモン」

花言葉は「熱意」
レモン

花言葉は「熱意」

レモン


 
ビタミンCの代名詞ともいえる果物。

名前だけで、生唾がわいてくるという方も多いでしょうね。

ミカン科。常緑低木。
原産地は、インド北部・ヒマラヤとされています。

高さは、3メートルほど。

花期は、5月~10月頃と長く、温暖地では「四季咲き」となることも。
カリフォルニア州あたりは、そうなんでしょうね。

つぼみのうちは、やや紫がかった色、
白~ピンクの、実と同じような強い香りのする花を咲かせます。


原産地インドからヨーロッパへは、12世紀ごろ「十字軍」が伝え、アメリカへは「コロンブス」が伝えたとされているようです。

皮に含まれる芳香成分は「リモネン」。
油汚れを落とす作用があり、洗剤として利用されることは、結構有名ですよね。

「オレンジオイル配合!」「ほら、自動車もぴっかぴか!」「プロも使っています!」なんて宣伝文句の洗剤、テレビショッピングでもありましたよね~。

・・・「買った」ですって?

「今なら希釈用のスプレーボトルもおつけして」
「さらに1本おまけ」
「加えてミニサイズも!」
・・・うまいですよね、ほんとに。「そんなにいらないんだけど」と、ツッコミを入れたくなりますが。

ともあれ、「リモネン」は、発泡スチロールのリサイクルにも使われているんです。
良く溶かすからなんですね。威力は、本物です。

アロマテラピーの精油としても、おなじみです。詳しくは「アロマテラピー百科事典」をご覧になってみてください。

レモンの解説ページ

その他の使い方としては、

魚を焼いたあとのグリルに、レモンの皮を入れ、少し加熱してから、ささっと洗います。
生臭さがすっきりとれて、さわやかになりますよ。おすすめです。

「熱意」という花言葉は、口にした時の刺激感を、思わせるところがありますね。
・・・生唾、出てきました。

2006年11月11日

11月11日の誕生花は「ビオラ」

花言葉は「誠実な愛」

ビオラ

花言葉は「誠実な愛」

ビオラ


パンジーの「ミニ版」。

楽器の「ビオラ」は、「バイオリンの一回り大型版」ですが、

こっちはその逆、というのがおもしろい。


スミレ科。一年草。

ヨーロッパ~西アジアが原産です。

パンジーの渡来は、1860年代ごろとされています。


その他の基本データは、「1月9日・パンジー」の項をご覧下さいね。


ビオラは、パンジーの原種とされていますが、現在は改良が進んで、「どっちがどっち?」という感じ。


高さは、10~20センチくらい。

花期は、10月ごろから、室内で管理すれば翌年の春まで開花可能。

小さいのにもかかわらず、寒さにめげず、次々と花を咲かせてくれます。

花色は、と~っても豊富。
黄、紫、赤紫、青、赤、ピンク、白、オレンジ、複色、覆輪・・・黒に見えるものまであります。お好みに合わせて、お選びいただけます。


「ビオラ」とは、楽器から・・・ではもちろんなくて、属名に由来します。

原種が紫色だったことから(スミレですもんね)、バイオレットにちなんで、ビオラ。


品種改良は、19世紀はイギリスやスイスが中心、
20世紀に入ってからは、オランダ・アメリカ・日本で、優れた種が作り出されていったようです。

管理人は、秋も深まったある日、郵便局で公共料金の払い込みをしたら、「どうぞ」とビオラを一鉢いただきました。

寒い冬にも負けずに翌年の春まで次々咲いてくれて、「誠実な愛」を感じ、なんだかとっても嬉しかったのであります。

・・・「郵政公社、やるじゃん」とちょっぴりあっぱれ。

2006年11月10日

11月10日の誕生花は「ガマ」

花言葉は「従順」

ガマ

花言葉は「従順」

ガマ

ガマ


神話「因幡の白うさぎ」の重要なモチーフ。

毛皮を剥がされてしまったウサギを、
この植物の穂ワタが、優しくつつむ・・・

秋は、まさに「穂綿」のシーズン。


ガマ科。多年草。

原産地は、日本を含む北半球の温帯一体。

池や沼などに生える、水生植物です。


高さは、20センチ~1,2メートルほど。

花期は、6~7月にかけて。
茎の先に、雄花・雌花を2段に分けた花穂をつけます。

雄花は上の方、雌花は下の方に固まります。

雌花は成熟すると、茶色になって太くなるので、まるで「フランクフルトソーセージ」の様にも。

秋になると、ウサギがお世話になった「穂綿」状になって、風に乗って飛散します。

この穂綿は、かつて布団の綿に使われていたとのこと。

また、茎はすだれの材料になったことから、「ミスクサ(御簾草)」という別名もあります。


ガマといえば、やっぱり「因幡の白兎」ですよね。

海の向こうに渡るため、鰐をだまして橋の換わりにしたウサギ、怒った鰐に皮を剥がされてしまいます。

赤ムケになって苦しんでいるところに(痛そう~・・・!)、大国主命(おおくにぬしのみこと)が通りかかり、

ガマを使った直し方を教えてあげる・・・

というような神話です。

もともとは「ガマの花粉の上で体を横たえなさい」と指示したとあるようです。

花粉を乾燥させたものは、「蒲黄(ほおう)」という、漠方の止血薬。傷に効く、ということですな。

しかし管理人は、「白兎は穂綿にくるまって治った」と思っていまして・・・そう思ってる方、いらっしゃるでしょ?

実際、歌や絵本などでは、そうなっているようですし。


まぁ、子ども向けにアレンジしようとした場合に、フワフワした綿のほうが、

傷を癒やすことと、ウサギのイメージに合うので、こうなったのかも知れませんね。


「従順」に人の言うことを聞くと、ためになることは、多いもんです。

ついつい疑ってかかる、世知がらいご時世では、ありますが・・・。

2006年11月09日

11月9日の誕生花は「ハナキリン」

花言葉は「純愛」

ハナキリン

花言葉は「純愛」

ハナキリン

ハナキリンjpg


トゲトゲした茎のてっぺんに、
葉と花をつける、どことなくユーモラスで印象的な姿。

「花麒麟」と書きます。

ちょっぴりセクシーで可愛らしい英名も・・・。


トウダイグサ科。小低木状多肉植物。

原産地は、アフリカ大陸の東にあるマダカスカル島です。

日本への渡来は、大正のはじめとされます。


高さは、20センチ~1,2メートルほど。

熱帯地方では、かなり大きくなって、垣根に使われたりするそうです。

するどいトゲは、泥棒よけにも役立ちそうですね。

葉や花は、新しく伸びた部分にだけついて、古い茎は落葉し、鋭い刺ばかりに。

てっぺんとその下の質感のギャップがとてもおもしろい。

この姿を、キリンが首を伸ばしている様子に見立て、「ハナキリン」となりました。


花期は、4~11月にかけて。
沖縄など南の地方では、ほぼ一年中開花しているようです。

花色は、濃いピンク、赤、オレンジ、紅色、白、黄色など。

ぽってりとした質感の、直径1センチほどの花を咲かせます。

最近は、高さが小さめ・花が大きめの「大輪種」も、鉢物として出回っています。


花・・・といっても、花びらに見えるのは、葉が変化した苞(ほう)で、

本物の花は、中心部分に「こちょっ」とある、粒々したものです。


この苞が、なんとなく「唇」っぽいことからついた英名が、「キス ミー クイック(Kiss Me Quick)」!

「早くキスして!」てな感じ。

確かに、口紅を塗った魅力的な唇のようです。

上を向いて、伸び上がるように咲く姿も、「ねぇ早くぅ~♪」と誘っているようで、うまいことたとえたものですね。


「純愛」というよりは、ちょっと、肉感的・・・かしら・・・。

ともあれ、乾燥にめっぽう強く、丈夫な性質。

寒さから守ってあげつつ(耐寒性はありません)、かわいいクチビルを、愛でましょう。

2006年11月08日

11月8日の誕生花は「ノバラの実」

花言葉は「無意識の美」

ノバラの実

花言葉は「無意識の美」

ノバラの実


美容と健康にいい「ローズヒップ」でございます。

お茶にしたり、
抽出した油分をスキンケアに使ったりと、

バラは、花だけでなく実も、
女性と縁が深い存在なのです。


バラ科。多年草。

美容用・健康食品に用いられるのは、南アメリカ・チリ産のものが多いようですが、

日本原産のノバラ「ハマナス」の実も、大丈夫なんだそうです。


10月ごろに、5弁の薄いピンクの花を咲かせた後、大きさ1センチほどの、真っ赤な小さな実をつけます。

しばらく熟成させ、収穫は翌年の3~4月ごろ。

ビタミンが最も増えた時期を見計らって収穫。

天日乾燥させてから、外皮と中の実に分けます。

オイルは、中の直径2~3ミリの黄色い実から抽出、赤い外皮は、ハーブティーとして使われます。


ローズヒップの実には、豊富なビタミン、ミネラルが含まれていて、中でもビタミンCの含有量は特筆モノ。

100グラム中の量は、同じ量のレモンの、なんと20倍!


そのほか、抗酸化作用のあるビタミンEや、フラボノイドなど、「お肌の老化」に効果大の成分がぎっしり。

なにを隠そう、管理人も愛用してます「ローズヒップオイル」!


ここ数年、化学合成成分をできるだけ体に入れないようにしようと思い始めて、ムリをしない程度に化粧品も天然のものにしています。

特に、スキンケア。

お肌には手作りアロエローションとローズヒップオイル、髪にはツバキ油、てな感じに。


意識できる劇的な変化が起こるわけではないのですが、「なんとなく、最近顔色がいいかも」などなど、
「無意識の美」を、与えてくれるように思います。

2006年11月07日

11月7日の誕生花は「キダチベゴニア」

花言葉は「親切」

キダチベゴニアjpg

花言葉は「親切」

キダチベゴニア

「木立ベゴニア」の意味。

大きく直立する性質から、こう呼ばれています。

・・・といっても、
大木のように幹が太く大きくたくましくなる、
というほどではありません。


シュウカイドウ科。多年草。

南アメリカ・ブラジルが原産。
標高数千メートル以上の、高地で生息。

ベゴニア属は世界に数百種分布しているとされ、一年草・多年草・球根性などさまざまなタイプがあります。


そのうち、茎が直立して、地下に塊茎や球根をつくらない品種のことが「木立ち(性)ベゴニア」と呼ばれています。

高さが、2~3メートルにもなる、大型のベゴニアです。

しかしあくまで「草本(草)」に分類され、茎が木質化するというわけではありません。


花期は、4~11月にかけて。ほぼ四季咲きといっても良いでしょう。

花色は、白、ピンク、赤、オレンジ、黄色など。

雄花と雌花が分かれていますが、同じ株に開花します。


葉も美しく、バラエティに富んだ模様や色合いで、観賞用として重用されます。

ベゴニアの葉、よ~く見ると、すべてが「左右不対称」なんですね。

センターの葉脈を中心に二つ折りにすると、ぴったり重なる葉は、ひとつもないんだそうです。

そんな所から、ベゴニアの花言葉には「片思い」という、切ないものも・・・。


「親切」という花言葉は、どこか優しそうな、たおやかな雰囲気に対して与えられたのでしょう。

2006年11月06日

11月6日の誕生花は「マンリョウ」

花言葉は「寿ぎ」

マンリョウ

花言葉は「寿ぎ」

マンリョウ


「千両」と並び称される、
赤い実をつける「縁起もの」のひとつ。

大ぶりの赤い実を、
サクランボのようにぶら下げる姿は、

確かに、ちょっとリッチな風格です。


ヤブコウジ科。常緑低木。

関東南部よりも西、台湾・中国・朝鮮・インドなど、東アジアに分布します。

「古典園芸植物」として、古くから盆栽や庭木にされてきました。


高さは、30センチ~1メートルほど。

もともと林の下木として生えるので、成長が遅い上にあまり大きくならず、樹型も自然に整う性質。

剪定に頭を悩ませる必要は、ほとんど要りません。


花期は、6~7月にかけて。

直径1センチ弱の白い5弁の1日花を、下向きに咲かせます。

その後、11月ごろには、直径6~7ミリほどの赤い実が熟し、葉の下に重たげにぶら下がる姿は、ずっしりとした「大いなる実り」という感じ。

赤い実をつける種のほか、白や黄色の実をつける品種「キミノマンリョウ」「シロミノマンリョウ」もあるとのこと。

3種そろえると、カラフルで楽しそうですねぇ。


「万両」とは、「千両」との相対比較で、より大きな実がたくさんついて、美しいからこうなった、とされます。


この手の植物につきものの、「おやじギャグ」・・・いえいえゲン担ぎの「語呂合わせ」ですが、

「千両 万両 有り通し」は、「センリョウ」のページでご紹介。


じつは、もう一つありまして、

「千両、万両持ち込む」!

はて、最後の植物は・・・?

ツバキ科の「モッコク」という常緑小高木。「庭木の王者」とも呼ばれている木です。

「モッコク」を「持ち込む」と読ませて、この流れになっておりますが・・・いささか、強引な気もしますけども。

「いいじゃないの、おめでたければ」ということで・・・。

2006年11月05日

11月5日の誕生花は「リュウゼツラン」

花言葉は「繊細」

リュウゼツラン

花言葉は「繊細」

リュウゼツラン


「竜舌蘭」と書きます。

左党の方は、結構接点があるかもしれません。

この植物も、
「開花」がニュースになるもののひとつ。


花というか・・・「松の木」みたいなんですけど。

どうでしょう?


リュウゼツラン科。多年草。

「ラン」と名前にはありますが、ランの仲間ではありません。かつては「ヒガンバナ科」に分類されていました。


原産地は、北アメリカ南部から中央アメリカにかけて。
メキシコを中心に、300種ほどが分布しています。

日本への渡来は、江戸時代とされています。


高さは、種類にもよりますが、2~3メートルほど。

これはあくまで、葉の大きさですので、あしからず。


花期は、おおよそ夏、とみられます。

とはいえ、一つの株が開花するのは「一生に一度」。

「センチュリープラント」の英名通り、100年に一度しか咲かないんじゃないのか、というほどの珍しさ。

実際のところは、それほどでもないようで、株が根付いてから開花するまでの期間は、

熱帯地方・・・10~20年
日本・・・30~30年

・・とされています。まぁ、じゅうぶん長いですな。


さらに加えて、花は「かな~り目立つ」。

開花の2ヶ月ほど前から、アスパラガスの親玉みたいな花茎を、天に向かって、にょきにょき伸ばし始めます。

あたかも、ジャックを天上に運んだ豆の木のよう。

そしてそして、2階の屋根のはるか上、5メートルとも7メートルとも、とにかく花茎を伸ばしきった所で、おもむろに花を咲かせるのであります。

目立たないワケがない。

ゆえに「開花がニュースになる率」が、かなり高い植物であります。


まさしくこれは生涯の一大イベント、開花を終えると親株は枯れていきます。

しかし、開花準備と同時に根元に子株を作って、次世代への命の継承はぬかりなく行い、種を保存しているんですね。

もちろん、花での繁殖(実生)も同時進行させています。


「一年に一度の花期」どころか、「一生に一度の花期」ですが、この種にとっては、それで十分なのでしょう。


洋酒「テキーラ」の原料としても有名です。

「テキーラ村」で作られていた「メスカル」というお酒のことで、名前の由来は地名です。

その村で栽培されていた、特定種類のリュウゼツランから作られたお酒の製品名が、メキシコオリンピックや「テキーラ」という曲のヒットを期に、一気にメジャーとなりました。

すなわち「メスカル」のブランドのひとつが「テキーラ」。

メキシコでは、法律で「テキーラ」の定義を定めているとのこと。

偽物対策も、「繊細」に、実行されているのかもしれません。

2006年11月04日

11月4日の誕生花は「ハマギク」

花言葉は「逆境に立ち向かう」

ハマギク

花言葉は「逆境に立ち向かう」

ハマギク


「浜菊」と書きます。

学名がスバリ「ニッポナンテムム ニッポニクム」。

「日本の花」という意味です。
(トキの「ニッポニア ニッポン」みたいですな)

欧米での別名も「ニッポン・デージー」。

見た目はさしずめ「日本版マーガレット」てな感じでしょうか。


キク科。小低木または亜低木。

日本に自生するノギク(野菊)の一種。

関東の茨城県から東北にかけての太平洋沿岸、砂浜や海岸の岸壁などに群生しています。

この花だけに「属」が与えられている、「一属種」の植物。


草丈は、50センチ~1メートルほど。

花期は、9~11月にかけて。

直径6センチくらいの、マーガレットをちょっと骨太にしたような(!?)花を咲かせます。

他の似た花に比べると、花びらの幅が広く、中央部分の「管状花(黄色い部分)」も盛り上がっていて、たくましさや野生味が感じられます。


他の種との識別のポイントは、葉。

厚手で少し光沢があり、形も異なります。へら状で、比較的ギザギザしていないようです。


浜風を受けてもなお、生育するのですから、丈夫さは推して知るべし、というところですな。

茎も、根元から次第に木質化していき、がっちりしっかり根を張るのです。

海岸沿いに生える、ということは、塩分に対する耐性も、かなりあると考えていいんでしょうかね?


ちなみに、「小低木」と「亜低木」の違いですが、

「小低木」・・・高さ30センチ以内の小型の木。
        「矮性低木」とも。

「亜低木」・・・茎の一部が木質化し、地上部は枯れるが、
        翌年また残った枝から芽を出すもの。
        「半低木」とも。

どうやら、冬に葉が残っているかどうか・・・が、分類のポイントとなってそうですが、生育地域によって、その辺も一概に言えないのかもしれませんが。

奥が深いですな。


「逆境に立ち向かう」・・・、これはもう、木の花の性質を表わした、これっきゃない花言葉。

人間も、踏ん張りましょう。

2006年11月03日

11月3日の誕生花は「黄色いキク」

花言葉は「高潔」

黄色いキク

花言葉は「高潔」

黄色いキク


秋も深まり、
各地で菊花展たけなわのシーズンとなりました。

黄色いキクは、
やっぱり「食用」のイメージでしょうか?

・・・そうでもないかしらん?


キク科。多年草。

原産地は、中国。

その他の基本データ・雑学は、それぞれの日付のページをどうぞ!

・9月9日「白いキク」
・10月1日「紅色のキク」
・10月14日「キク全般」


今日は「花より団子」ということで(^^;)、「キクの食べ方」あれこれ!


もともと薬草として伝来したものなので、ほとんどの菊が食べられるんです。

でも、やっぱり食べて美味しいのは、食用に改良されている種類です。


代表種は淡い紫色の「もってのほか」という品種。

かな~りユニークなネーミングですが、

「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」、
「もってのほか(思いのほか?)おいしい」

・・・てなところが由来とされているようです。

花びらをちぎって、さっとゆで、酢醤油や三杯酢でいただく「おひたし」のほか、

「天ぷら」

「マヨネーズあえ」 ← ツナを加えても。

「くるみ味噌あえ」

「ちらし寿司の具」・・・などで美味しくいただけます。


簡単なのは「みそ汁や吸い物の浮き実」。

お椀によそったアツアツの汁に、生の花びらをさっと散らします。キクの上品な香りが立ち上り、気分は料亭!

葉も天ぷらで食べられます。


また、花びらをお皿に並べ、電子レンジで乾燥させると「お手軽菊花茶」の出来上がり。

花びらは洗わず、チリチリに焦がさないように様子を見ながらレンジにかけてください。

2~3分ずつこまめにタイマーをセットして、その都度かき混ぜるとムラなく仕上がります。


「高潔」なキクのエキスを、目からも味覚からも、取り入れましょうね!

2006年11月02日

11月2日の誕生花は「ユーチャリス」

花言葉は「気品」

ユーチャリス

花言葉は「気品」

ユーチャリス

ユーチャリス


聞き慣れない方もいらっしゃるでしょうか?

別名が多いんですよ。

「エウカリス」
「ギボウシズイセン」
「アマゾン・リリー」・・・などなど。


ヒガンバナ科。多年草球根植物。

原産地は、南米コロンビアのアンデス山脈高地。

出回っているのは「ユーチャリス・グランディフローラ」という種類です。


草丈は、30~80センチくらい。

花期は、スバリ、不定期(!?)。

・・・このサイト上、この表記は、はじめてでごわす。
(いきなり薩摩弁だし)

しいて言えば、秋~冬、

しかし、ある程度株が大きくならないと開花せず、

株の生育状態やその他の条件が合えば、春でも夏でも花茎をすーっと伸ばして開花するようです。


と言うのも、
日本においては、戸外での生育は大変難しいからなのですね。

露地植えは、ほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。

耐暑性はかなりあるのですが、耐寒性はほとんどゼロ。

一年中環境が安定している温室で、大事に大事に育てるのが賢明といえましょう。


下向きに咲く、白いスイセンのような花は、直径10センチほど。
清々しい芳香を放ちます。


1本の花茎に、いくつもつぼみをつけますが、1度に開花するのは「1本につき2輪まで」、

1つしぼむと1つ咲く、というサイクルを厳格に保っていて、1本の花茎に3輪咲くことは、まずないそうです。


別名の由来は・・・

「エウカリス」 → ユーチャリスの読み方違い
    ちなみに、ギリシア語で「たいへん目を引く」という意味。
 
「ギボウシズイセン」 → 立派な葉をギボウシに、
             花をスイセンにたとえたもの。

「アマゾン・リリー」 → アマゾン地帯に分布するユリに似た花の意味。

と、なります。


じつはこの花、かの「松田聖子」さんが、ウエディングブーケに使ったことから、
(どうやら初婚時の模様)

ブーケ用の花材として人気の高いものの一つ。

お値段も、かな~りご立派になりますが。

「一本いくら」ではなく、コチョウラン並に「一輪いくら」でカウントされ、一輪ずつ、クッション材入りのケースに入れられて納品されることも!

栽培が難しい、病害虫の被害に遭いやすいなどで流通量が少ない上に、
花びらがとても痛みやすく、輸送には骨が折れるという、貴重なお品なのです。


真の「気品」をそのままに保つには、やっぱり努力が、必要なのでしょう・・・。

2006年11月01日

11月1日の誕生花は「ノブドウ」

花言葉は「慈悲」

ノブドウ

花言葉は「慈悲」

ノブドウ


野生のブドウ、「野葡萄」です。
「山葡萄」とは違うのが、ミソ。

栽培種とは、だいぶ趣が異なりますが、

こちらも、実りの秋を迎えています。


ブドウ科。落葉つる性多年草。

冬になると地上部が枯れるので「草」とされていますが、茎は、木質化します。

原産地は、日本、中国、サハリンなど。


つるの長さは、数メートルほどになります。

花期は、7~8月。
大きさ数ミリのうす緑色の5弁花を咲かせ、

その後秋に、1センチ弱の実をつけます。

この実が、とってもカラフル!

「絵手紙」のモチーフなどに、うってつけ。絵になりますよ~。

ピンクに紫のグラデーション、瑠璃色にコバルトブルー・・・。

とっても美味しそうですが、食べられません。

ほとんど「ブドウタマバエ」などの虫が、寄生してしまうとのこと。

野生のブドウで食用になるのは、「ヤマブドウ」の方です。


しかし、茎や葉・根は、糖尿病、肝臓病、腰痛・関節痛などに処方される、天然生薬として利用されます。

その他「リューマチ、ぜんそく、各種ガンにも有効」という説もあって、秘めたパワーがあるのかも。

その名も、

「蛇葡萄(じゃほとう)」 ← 茎&葉
「蛇葡萄根(じゃほとうこん)」 ← 根


・・・!

なんか、強そう。
「北斗の拳」の技みたい^^;

これからさらに研究がすすんで、「大ヒット健康食品」になる日も、近いのではないでしょうか。


人類とは深い関わりのブドウ属、この種も、実は食べられなくても、別の部分に「慈悲」深さが感じられます。