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日比谷花壇

10月12日の誕生花は「テッポウユリ」

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花言葉は「純潔」

テッポウユリ

「鉄砲百合」と書きます。

花を、銃身の長い旧式の鉄砲に見立てたもの。

「琉球ユリ」とも呼ばれるのですが、
そのココロは・・・・。


ユリ科。球根植物。

原産地は、沖縄・奄美などの南西諸島、九州南部。
「南のユリ」、ゆえに「琉球のユリ」なのですな。


高さは、50センチ~1メートルほど。

本来の花期は、4~7月。
栽培技術の発達で、一年中出回っています。

筒形の花の長さは、15センチくらい。
純白の花と、すがすがしい香りが魅力的です。


白いユリの花は、キリスト教圏においては「聖母マリアの花」として、特別な地位を与えられています。

ヨーロッパ自生種の白ユリが「マドンナ・リリー」と呼ばれ、キリスト教の儀式や祭日の「聖なる花」として、
神に捧げられてきました。

中世の宗教画には不可欠なモチーフのひとつ。


時は移って19世紀、明治時代。

ヨーロッパにテッポウユリが紹介されると、その美しさが、あっという間に人々の心をわしづかみ!

それまでの「マドンナ・リリー」にとって代わって、たちまち「マリアの花」の地位をゲット。

開国以降、太平洋戦争前まで、主要な貿易商品として大量の球根が欧米に輸出されることとなります。


現在でも、イースターに欠かせない花として、日本からたくさんの球根が輸出されています。

「春分の次の満月のすぐ後の日曜日」であるイースター(だいたい3月22日~4月25日の間)、この時期に欧米へ渡航の際は、フラワーショップにご注目。

日本産のテッポウユリが、誇らしげに店頭を飾っていることでしょう。

海の向こうで燦然と輝く、日本の「純潔」に、エールを贈ってみましょうか。

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