10月3日の誕生花は「モミジ」
モミジの花言葉は「節制」
《モミジ 漢字で書くと?》
あて字ですが「紅葉」、
もしくは「椛」となりますね。
10月3日の誕生花・モミジのご紹介です。
♪秋の夕陽に 照る山 モミジ~・・・
本格的な紅葉シーズンには、まだちょいと間がありますが、
今年も「錦の便り」が待ち遠しい季節になってきました。
写真は「イロハカエデ」の葉で、「これぞ紅葉」というショットでございます。
《「モミジ」という木はない!?》
じつは、植物学上「モミジ」という植物は存在せず、
「紅葉が美しい樹木の総称」であり、
転じて、
「カエデ属の木が紅葉した状態」のことを指すとされます。
「モミジ」と聞いて、パッと頭に浮かぶのは・・・確かに、手のひら形の、あの葉っぱ、ですよね。
この場では、「モミジ」の代表種である「カエデ」の基本情報を。
《カエデの基本情報》
カエデ科。落葉高木。
北半球の温帯地域を中心に幅広く分布。
日本にも、20種以上の自生種が見られます。
カナダの国旗のモチーフになっている、「メープル」も、「トウ(糖)カエデ」で、カエデの仲間。
葉の形がずいぶん違いますね。
必ずしも「手のひら状」になる訳ではなく、「ヒトツバカエデ」という種は、ふつうの卵形の葉をつけます。
高さは、10~25メートルにも。これも、種類によって異なります。
花も、4~5月にちゃんと咲かせてくれます。
《「モミジ」の語源は?》
「モミジ」の語源は、「もみずる」という動詞から。
まるで揉み出すようにして、葉が赤や黄色に変化することを表わした言葉。
転じて、
紅葉のことを「モミジ」と呼ぶようになったとのこと。
赤だけでなく、黄色や褐色に変化する葉も、立派な「モミジ」なのですね。
その他、カエデとモミジに関する素晴らしい情報サイト、その名もズバリ「カエデともみじ」は、こちら!
《楽器の名器は、カエデ製!》
ちなみに、バイオリンの名器中の名器、「ストラディバリ」は、カエデ材で作られています。
300年も前に作られた楽器が、今だに最高の音色とは・・・
(千住真理子さんの「ディランティ」は1716年作)
きちんと「節制」すれば、美しく長寿でいられる・・・かもしれません?
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