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2006年10月31日

10月31日の誕生花は「マユミ」

花言葉は「あなたの魅力を心に刻む」

マユミ

花言葉は「あなたの魅力を心に刻む」

マユミ

マユミ


漢字では「真弓」。

由来は、女性の名前・・・ではなくて、
この木でつくられるもの。

さて?
もう、おわかりかしら?

秋はかわいい実をつけています。


ニシキギ科。落葉低木~小高木。

日本~朝鮮半島、中国が原産地。


高さは、3~15メートルほど。

花期は、5~6月。
直径1センチほどの、緑がかった白色の4弁花を咲かせます。


その後、10月ごろになると、淡い紅色の実(仮種皮)が枝いっぱいぶらさがります。

角の丸い十字のような形。

ほんのりとした色合いで、なんだか柔らかそうに見えます。
(やわらか戦車、みたい?)

熟すと割れて、中から真っ赤な実(こっちはほんとの実)が顔を出し、なかなか可愛らしい眺め。

目を引くのは、花よりも断然「実」に軍配があがります。


ぱっかり口を開けているのは、昼間だけ。夜は閉じてしまいます。

こんな所も、なんだか本物以上に花っぽい。

この「出し惜しみ(!?)」が功を奏すのか、赤い実は真冬までしっかり残り、ヒヨドリやメジロの貴重な食糧となるのです。

でも、人間の食用には不向きだそうですので、あしからず。


非常に良質の木材として弓の材料にされたことから、「真の弓の木」の意味で「真弓」となったとされます。

折れにくく、きめが細かくて狂いが少ないんだそうです。

その他の用途としては、将棋の駒、こけし、版木(版画の図案を彫りつける板)、印鑑や櫛など。

どれも、耐久性が求められるものですな。

一回手に入れれば、そうそう取っ換え引っ換えしなくてもいいものたちです。

・・・印鑑なんて、特に。
将棋の駒も・・・使いこむほど味が出てきたり、するんでしょ?

羽生さんは、「マイ駒」どんなのをお持ちなのかしら。気になるな。


・・・もとい、長期間に渡る使用に耐えるモノになるから、魅力も一過性ではなく、
「心に刻まれる」んでしょうかね。

2006年10月30日

10月30日の誕生花は「サワギキョウ」

花言葉は「高貴」

サワギキョウ

花言葉は「高貴」

サワギキョウ


沢に生えるキキョウ、の意味で「沢桔梗」。

花だけでなく、
茎もほんのり紫色で、なかなか清楚な雰囲気です。

俳諧では、秋の季語とされています。


キキョウ科。多年草。

日本、朝鮮、中国、台湾など東アジアを原産地とします。


草丈は、50センチ~1メートルほど。

花期は、8~10月はじめごろにかけて。

長さ3センチほどの花は、紫色。

花びらが何枚かあるようにも見えますが、一枚が分かれたもの。
「合弁花」です。

「キキョウ」とは言え、本家キキョウには、あまり似ていない花型ではあります。

だんだん「バンザイ」をしている人に見えてくるのは、管理人だけ?
(もしくは、両手をひろげている人・・・)


日本原産の「元祖?サワギキョウ」と、アメリカ原産の「ベニバナサワギキョウ」に大きく分けられ、

白や紅色の花も、別種や外来種との交配で作り出されています。

比較すると、「ベニバナ~」のほうが全体に大型でダイナミック。

水分の多い肥沃な土地を好み、沢ぞいの湿地などにによく見られることから、この名前になったようです。

近い種類に、「ミゾカクシ」というものもあって(「ツノカクシ」ではナイ)、

田んぼのあぜ道などに生え、溝を隠すくらいに良く茂るとのこと。


「ロベリア属」に属し、全草に有毒成分「ロベリン」を含むので、決して食用にはなさらぬよう。

キキョウの根は漢方薬になりますが、こちらは、けいれんや血圧の低下などを引き起こしてしまいます。

まぁ、そこを逆手にとって薬用にもされていますが、素人判断での使用は厳禁です。


「高貴」な存在には、うかつに手を出しては、いかんのですなぁ・・・。

2006年10月29日

10月29日の誕生花は「フォックスフェイス」

花言葉は「偽りの言葉」

フォックスフェイス

花言葉は「偽りの言葉」

フォックスフェイス

フォックスフェイス


直訳すると「キツネの顔」、

確かに、似てます。

注目されるのは、実。

何とも言えない形なので、
現代的な生け花の花材に、よく使われるようです。


ナス科。一年草。
原産地では、多年生の低木ですが、日本など温帯では一年草として栽培されます。


原産地は、熱帯アメリカ・ブラジル。

日本へは昭和10年に渡来したとされます。


高さは、2メートルほど。

花期は、夏。
8月ごろに、紫色の花を咲かせます。

この花を見ると「ああナスね」と納得。

その後、10~11月ごろに、長さ10センチくらいの実をつけます。

実の付け根部分に、2~5個ほどつく突起が、まるでキツネの耳のように見えて、

緑色~黄色~オレンジに変化していく色も、次第に「キツネ度」を増していくようでおもしろいものです。


「ナス」とはいえど、食用にはなりません。むしろ有毒。アルカロイドを含むとのこと。
残念ながら・・・見て楽しみましょう。

じつは管理人「Foxface」で、グーグル検索をしてみたのですが・・・、

出てくるのは「キツネそのもの」の顔ばかり。


それもそのはず、これは「和製英語」らしいのですね。

すなわち、英語圏で「フォックスフェイス」といっても、この植物のことを指していると思う人は、ほとんどいないと思った方が賢明。

まぁ、海外でこの実のことが話題になることは、そうそうないとは思いますが。


「ほんとにキツネにしちゃった」写真がアップされているブログ^^ 

かわいい~!(個人の方のブログにジャンプします)


キツネじゃないのにキツネっぽい、ところから、「偽りの言葉」という花言葉になったのでしょうかね。

2006年10月28日

10月28日の誕生花は「ホップ」

花言葉は「希望」

ホップ

花言葉は「希望」

ホップ

左党の方にはおなじみ、

ビールに欠かせない植物です。

名前は聞くけど、どんな外見なのか、
実物を目にする機会はそんなにないでしょうか。

管理人も、もっぱらCM視聴でございます。


アサ科。つる性多年草。

かつては「クワ科」とされていたようですが、

現在は「アサ科」説が大勢で、かの「大麻アサ」と同じ仲間なのです。
(ゆえに、ついつい習慣のように手が伸びる!?・・・なことはないか)


原産地は、地中海沿岸~西アジアにかけて。

古代エジプト時代から、薬用として利用されていました。

ビールの醸造に使われるようになったのは、8世紀後半から。

ビールに独特の香りと苦味を加え、泡立ちを良くしたり、殺菌の役割も担っています。


もともと、ビールの香りづけには、いろいろなハーブが使われていたのですが、

1516年4月23日に、ドイツ・バイエルンのウィルヘルム四世が、

『ビールは麦芽、ホップ、水のみによって造られるべし』と定めた、「ビール純粋令」を発布。

それから「ビールにはホップ」という、確固たるお約束が出来上ったのです。


日本での栽培は、明治のはじめから。

冷涼な気候を好むので、北海道・長野・山形・岩手などで栽培されています。


つるの長さは、5メートルほどにもなります。

花期は、7月ごろ。

ビールに使われるのは、淡い緑色の松ぼっくりのような「雌花」。

しかも、未受精の「毬花」と呼ばれるものです。

雌雄異株ですが、受粉してしまうとビールの材料としては使えなくなってしまうので、雄株の扱いは、そりゃもう(泣)。

ホップ農家は雌株だけを大切にすることから、「不公平」なんて花言葉もあるくらい。

でも、雄花もないことには、種は存続していきませんからね。


縁の下の力持ち「ホップ」の活躍によって、明日に「希望」をもたらしてくれる、至福の一杯が味わえるワケなのです!
雄花にも、感謝。

2006年10月27日

10月27日の誕生花は「グリーンネックレス」

花言葉は「健やかな成長」

グリーンネックレス

花言葉は「健やかな成長」

グリーンネックレス

グリーンネックレス


観葉植物の登場です。

グリーンピースをつなげて垂らしたような、
愛らしくも美味しそうな(!?)外見。

いったい、何科かと申しますと・・・・?

 
・・・・・

・・・・・

・・・・・


キク科。多年草、多肉植物。

・・・そうなんです、なんと、キク科!
お花を見れば、「ああ、何となく」と、思わないでもない。


南アフリカ・ナミビアが原産地。

その周辺の乾燥地帯を中心に、マダガスカル、インド、メキシコなどにおよそ80種の仲間が分布しています。


日本では、昭和40年代以降に普及しました。

いわゆる「高度成長期」。

生活様式が洋風に変化して、「観葉植物」が一気に導入された時代、だったワケですね。


乾燥に耐えられるよう葉が多肉化し、球形になっています。

高い貯水能力を持つ植物で、加えて空気中の水分を取り入れられる「気根」も持ち合わせています。


つるの長さは、30センチ~1メートルほど。

花期は、おおむね秋~冬にかけて。生育環境によっても幅があるようです。

直径1センチほどの、白いタンポポにも似た花を咲かせます。
雄しべが飛び出ているのが印象的ですね。

寒さに弱いので、秋冬は室内管理が鉄則ですが、サボテン、とまではいかないまでも乾燥にはめっぽう強い。


「健やかな成長」には、「水のやりすぎ注意」でございます。

過保護がよくないのは、植物も人間も、同じなのですなぁ・・・。

2006年10月26日

10月26日の誕生花は「スイバ」

花言葉は「愛情」

スイバ

花言葉は「愛情」

スイバ

スイバ


「すかんぽ」の呼び名でも、
思い当たる方がいらっしゃるでしょうか?

噛むとつよい酸味があります。

そしてそして、驚きの薬効も・・・!

詳しくは下段にて。


タデ科。多年草。

北半球の温帯に広く分布し、北海道から九州まで、幅広く見られる植物です。

・・・とはいえ、よく見られるとされる場所・・・あぜ道や野原などの草地は、減少の一途ではありますが。


草丈は、30センチ~1メートルほど。

花期は、5~8月。

淡い緑色や紅色の小花をつけた花穂を、茎の先につけます。

雌雄異株で、その後うす紅の実がなるのは雌株。

秋には、根出葉(根元からでる葉)をたくさん出し、越冬に備えます。

地面にぺったり張り付いた状態「ロゼット」で、冬を越すのです。


じつは、結構な「高等植物」。草で、雌雄異株・・・というのは、なかなかめずらしいもの。

木では、結構ありますけども。
(イチョウ、キンモクセイなど)

花を、雄花・雌花に分けるだけでは飽きたらず(!?)、ええい株まで分けてしまえぇっ!

・・・という意思が働いたかはイザ知らず、性染色体が発見された、最初の植物なんだそうです。


茎や葉に蓚酸(シュウサン)を含み、噛むと酸っぱいことから「スイバ」「スカンポ」の名がつきました。

フランス料理においては、立派な「野菜」として位置づけられております。

その名も「ソレル」。
(「赤と黒」の、「ジュリアン・ソレル」みたいでんな)

柔らかい若葉を、サラダやスープに。ホウレンソウと同じように扱えるとのこと。

ただし、食べ過ぎに注意。蓚酸はとりすぎると、腎臓や肝臓に悪影響です。


しかし、「驚くべき薬効」は・・・、

「制がん」と「たむし・水虫の改善」なのです!

両方とも「根」が用いられます。

制がん作用は、三重大学医学部の研究により明らかに。

たむし水虫には、掘り起こした根を洗ってすりおろし、患部に塗布。

この草の酸味には、なにやら、殺菌作用があると考えられますな。


もっと研究がすすめば、人類に対する「愛情」にあふれた効能が、
もっと発見できるかも、しれませんね。

2006年10月25日

10月25日の誕生花は「ユーカリ」

花言葉は「新生」

ユーカリ

花言葉は「新生」


ユーカリ


なんといっても「コアラの主食」、ですかね。

それもそのはず、多くの種類が、
オーストラリアやニュージーランドに分布しています。

写真は「グロブルス種」の花。

フトモモ科。常緑高木。

原産地は、南半球・オーストラリアやニュージーランド。
およそ600~800種が分布しているとされます。

(しかし、コアラの食糧となるのは、このうちの十数種だけ)


日本への渡来は、明治のはじめ。
1875年ごろと見られています。

高さは、60メートルにも。

旺盛な成長力を持つ木で、属名の「ユーカリプタス」は、「良く覆う」の意味。

乾燥地帯でも緑の葉を青々と茂らせることから、この名前になったようです。

花期は、主に夏とされますが、種類によって異なります。


とにかく生命力が強い木として名高く、

山火事などで焼けても、少しでも燃え残った枝があれば、そこから新しい芽を出して再び成長をはじめるほど。

広島市の広島城二の丸跡には、被爆したユーカリが今も枝を広げています。

詳しくはこちら → 「廣島ぶらり散歩」
個人のサイトにジャンプします。

また、葉に強い芳香があり、葉と小枝から抽出された精油は、薬や香水のほか、アロマテラピーなどのさまざまな用途に用いられるのもおなじみ。

強い抗菌、抗ウィルス作用があって、風邪や気管支炎に有効とされており、まさに、これからの季節に活躍しそうであります。


実際、管理人もアロマテラピーをちょっとかじってまして、ユーカリの精油をルームフレグランスにしたりしています。

ちょっと、メンタムに似た、刺激的ですがどこか懐かしい香り。

リフレッシュ効果バツグンです。

ココロとカラダの「新生」を、手助けしてくれることでしょう。

2006年10月24日

10月24日の誕生花は「ピンクのガーベラ」

花言葉は「崇高美」

ピンクのガーベラ

花言葉は「崇高美」

ピンクノガーベラ


おなじみのガーベラ。

ピンクの花には、なかなか高尚な花ことばがつけられております。

個人的には、もうちょっと可愛らしいイメージでも、
いいかしらん、とも思いますが。

ほぼ一年中ショップで見られる、定番花のひとつ。

ミニブーケなどにアレンジすると、
華やかですよね。


キク科。多年草。


基本データは、「9月27日」「10月8日」のページをご覧下さいね。


さて、この花、ショップで出回っているものには、「カラー」同様、葉はついていません。

葉は、ちょっとホウレンソウに似ています。

花茎と葉が完全に独立していて、収穫にも(花も、作物ですんで・・・)ハサミがいらず、花茎を持って横に倒すと、きれいに根元から折れてくれます。

切り花として出荷する場合、あえて葉をそえる必要がない、というワケなんですね。


また、鮮度のよし悪しは、「花の真ん中」にご注目。

この花は、キク科の花に多く見られる構造、

「筒状花(つつじょうか)」・・・真ん中の粒々した部分
「舌状花(ぜつじょうか)」・・・周囲の花びらの部分

・・・の、2種類の花から成り立っていまして、じつはごく小さな花が集まって、「一輪の花」のように見えているんですね。

(「スイミー」みたいですな、懐かし~)

舌状花が開いた後に、筒状花の「開花」がはじまります。

筒状花が「およそ一周」くらい開花した状態で出荷され、その後、時間が経つにつれて、開花が進んでいきます。

筒状花も開花すると、盛り上がっていくので、すなわち・・・、

「新鮮なガーベラは、中心部分がへこんでいる!」

ということが、言えるかと思います。

今度お選びになる際は、ぜひとも、「筒状花」にご注目あれ。


・・・といっても、ビニールのカバーで花が包まれていたりもするんですが^^;

「崇高美」は、そうやすやすと、手の内を明かしてはくれなかったりして。

2006年10月23日

10月23日の誕生花は「シコンノボタン」

花言葉は「平静」

シコンノボタン

花言葉は「平静」

シコンノボタン


「紫紺野牡丹」と書きます。
10月8日にご紹介した「ノボタン」と近種。

ショップなどでは、単に「ノボタン」で
出回っていることが多いようですね。

「紫紺の大優勝旗」と同じ色合いの、
深い紫色がノーブルです。


ノボタン科。常緑低木。
日本では、冬季は落葉することが多いようです。


原産地は、ブラジル。

熱帯がふるさとですが、耐寒性がかなりあって、関東より南では、露地植えでも越冬可能。

日本には明治末期に渡来しました。


高さは、1~3メートルほど。鉢物にも仕立てられます。

花期は、8~11月にかけて。

冬も、室内で適度な温度管理をすれば、花を咲かせてくれるようです。

濃い紫色の5~6弁花は、直径7センチほど。

最近は、ピンクや白、赤系の花をつける園芸品種も作出されています。

1日花ですが、つぼみを多くつけ、つぎつぎに開花。鉢物でも、100輪以上の開花が可能、とのこと!


10本の雄しべのうち、5本が長く伸びていて、まるで「クモの足」のように見えるため、

別名「ブラジリアン・スパイダー・フラワー」。
(モンゴリアン・チョップ・・・って、古~っ)

スバリ、「ブラジルのクモの花」!

これだけ聞くと、「どんな食虫植物かいな」とも思っちゃいますが、実際は、どこか雅な雰囲気もただよわせるお花。

茎や葉も、細かい毛が生えていて手触りがよく、全体にやさしい雰囲気なのです。大きなギャップがおもしろいですな。


10月8日にご紹介した「ノボタン」とは、正確には別種です。

識別のポイントは、「雄しべ」。

こちら(シコン~)は紫色ですが、あちら(ノボタン)は黄色。

通常出回っているのは、ほぼこちらと見て良いでしょう。


この花の魅力は、なんといっても美しい花色にあると思うのです。

管理人は結構「紫フェチ」なので、たまりまへんな^^;。

絶妙なバランスの色合いは、なかなか貴重な存在。

心の感性を高め、「平静」をもたらしてくれそうです。

2006年10月22日

10月22日の誕生花は「カラー(色つき)」

花言葉は「情熱」

カラーのカラー

花言葉は「情熱」


カラーのカラー

カラーのカラー


白が定番のカラーですが、
なかなかどうして。

色つきの花(カラーのカラー!)も、目を楽しませてくれます。

また、違った美しさ。


サトイモ科。多年草。

原産地は、南アフリカ。

日本への渡来など、その他の基本データは、「カラー」のページもご参照あれ。
(10月31日の花)


原産地・南アフリカ周辺では、8種の分布が確認されていて、花色が白だけでなく、黄色やピンクのものもあります。

キバナカイウ、モモイロカイウなどの名前で流通しています。


それらを交配して品種改良がすすみ、

鮮やかな黄色、オレンジ、紫色、赤、ピンクに緑(!)などなど、ずいぶんとカラフルになってきました。

現代的・前衛的なアレンジにもピッタリの、モダンな印象。

さらなる品種改良がすすめられ、今後もニュータイプの登場が期待できそうです。


湿地で育つ「湿地種」と、畑地で育つ「畑地種」に大別され、最近生産が盛んなのは畑地種とのこと。

比較すると、管理育成がしやすいのでしょうね。


ここで、ひとつ素朴な疑問。

ショップで売られていたり、アレンジなどで使われているのは、「花」だけですよね。

カラーには、「葉」は、ないのかな・・・?

・・・なワケはなくて(写真にもしっかりありますよね)、

痛みやすく、すぐに黄色くなってしまうので、商品としては非常に流通させにくいんだそうです。

まぁ、すーっと伸びた茎と花のバランスはカンペキで、あえて葉がなくても、と思いますけども。

葉も一緒に楽しみたい!という「情熱」のある方は、ぜひ、鉢植えを楽しみましょう。

2006年10月21日

10月21日の誕生花は「チトニア」

花言葉は「果報者」

チトニア

花言葉は「果報者」

チトニア

チトニア

別名「メキシコヒマワリ」。

ガーベラとヒャクニチソウをミックスしたような、
明るい印象の花。


キク科。一年草。

原産地は、別名通りメキシコ周辺の中南米。
古代アステカ王国の国花だったと言われています。

10種ほどが分布していますが、園芸用として栽培されているのは「ロツンディフォリア」種のみ。 (舌かみそう)

日本への渡来は、1930年代・昭和の初めとされます。


草丈は、2メートルほど。

ノッポの割には軟弱で、ちょっと「取り扱い注意」。茎がストローのように、中空なんですね。

風にも弱く、支柱が必要です。切り花にする場合も、「首チョンパ」にはご用心。  (・・・おっと、放送禁止用語かしら? ピ~・・・)

とはいえ、
1メートルくらいの、ほどよいサイズの矮性種も普及していますので、恐れること(!?)はございません。


花期は、8~10月にかけて。

濃いオレンジや黄色の花は、直径10センチ前後です。

一株からどんどん脇芽を出し、たくさん花を咲かせてくれるので、なかなか豪華。

しっかり支えてあげさえすれば、土質や肥料の心配は、ほとんどご無用。

北海道の追分町では「赤いヒマワリ」として町の花に制定し、地域おこしのシンボルフラワーにしています。

詳しくはこちら ↓

追分町「赤いヒマワリ」


「チトニア」とは、ギリシャ神話に登場する青年「ティトヌス」に由来する名前。

トロイの王様の息子なのですが、暁の女神・アウロラに一目惚れされたあげく、強引に彼女の宮殿に囲われてしまったそうな。

神に見そめられたということは、まぁ「果報者」と言えなくもない。


しかし、時が経つと彼はしわしわの老人に。

アウロラに見向きもされなり、小部屋に閉じこめられ、とうとう「セミ」になってしまうので、ありました・・・。

そりゃないぜ(泣)

2006年10月20日

10月20日の誕生花は「スプレーギク」

花言葉は「私はあなたを愛する」

スプレーギク

花言葉は「私はあなたを愛する」

スプレーギク


キクはキクでも、小輪の可愛らしいタイプ。

ショップでは、
「スプレーマム」の名前でも見かけます。

花茎の上の方が、良く枝分かれして、
たくさんの花を咲かせて、豪華。


キク科。多年草。

発祥はアメリカ。1940年代に作出されました。

その後、ヨーロッパで改良され、1970年代半ばに日本へ導入されました。 いわゆる「逆輸入」もの。

「現代ギク」「西洋ギク」とも言えるでしょうか。


草丈は、60~80センチほど。

6~11月ごろにかけて、切り花・鉢物として出回ります。

種類も多く、現在日本で栽培されているものは、400種にものぼるとか。

愛知県が、生産量全国一位。
(愛知県のかた、胸張ってくださいね)


当然花色も豊富で、

白、ピンク、オレンジ、赤、黄色に・・・緑やベージュなんてのもあります。


1本の茎に多くの花を咲かせるので、ボリューム感があり、アレンジメントの「かさ出し」にもってこい。

色や花型を選べば、和風・洋風どちらでも対応出来ます。

水あげや日持ちも文句なし。

長い改良の歴史に培われた、キクの長所の集大成ともいえる「作品」、

「人工的」とも言えますが、自然と人間のコラボレーション、と理解してもいいかもしれません。


以前、TVのとあるドキュメントで(「ガイアの夜明け」ですな^^;)、キクの品種改良最前線のことを採り上げてまして、なかなか興味深く見たおぼえがあります。

花の世界も、流行廃りが激しくて、新品種開発は、熾烈です。

酒造メーカーなど、大資本がテコ入れをしている点も、印象的でした。

「種の権利」を取得するため、なんですね。


人間が花に手を加えるのも、「私はあなたを愛する」がゆえ、さらに美しくする行為・・・なのでしょう。

2006年10月19日

10月19日の誕生花は「ゴーヤ」

花言葉は「強壮」

ゴーヤの花

花言葉は「強壮」

ゴーヤの花

ゴーヤの実


ここ数年で一気に全国区になった、健康野菜。

沖縄名物のイメージから、
「スーパーの常連」に浸透しました。

本場・沖縄では、
「ゴーヤー」と、語尾が伸びるんだそうです。

ウリ科。一年草。

原産地は、東インド・ベトナム・タイなどの熱帯アジア。

日本への渡来は、16世紀末から17世紀のはじめ、慶長年間とされます。

はじめは、観賞用植物として伝来したようです。


つるの長さは、3~4メートルほど。
棚を作ったり、窓辺に這わせると、日よけになります。

花期は、7~8月ごろにかけて。

キュウリやヘチマの花にそっくりな(ウリ科だけに「ウリ二つ」、失礼しました~)、直径2~3センチくらいの黄色い5弁花を咲かせます。


その後、8~9月が収穫期。

イボイボのある実はちょっとグロテスクですが、

熱に強いタイプのビタミンC、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど、健康維持に欠かせない栄養素がバランスよく含まれています。


独特の苦味は、「モモルデシン」という成分。

血糖値や血圧を下げる効果があるといわれ、他にも食欲増進、整腸、美白、ダイエットなどなど、健康効果が満載。

「おもいッきりTV」で、毎年かならず登場する野菜、でもありますな。


利用されるのは、キュウリ同様、未熟な実。

熟すと鮮やかなオレンジ色になって、中から真っ赤な種が出てきます。
管理人も「完熟状態」の実を見ましたが、そりゃもう、サイケデリック!

種の周りに赤い果肉があり(正確には「仮種皮」)、「食べられるよ」と言われて、おそるおそる口に入れたところ・・・

おいし~い! 甘いのです。

和名の「ツルレイシ」は、完熟状態の実を、「レイシ(ライチ)」にたとえたものとされます。

イボイボの表面と、果肉の甘みからきているとされますが、ちょっと、強引かしらん・・・。


にょきにょき伸びるつるに、独特の実、

どこをとってもエネルギッシュで、滋養「強壮」に、うってつけであります。

2006年10月18日

10月18日の誕生花は「ワタ」

花言葉は「繊細」

ワタ

花言葉は「繊細」


ワタ

ワタ


人間の生活に欠かせない線維、「コットン」です。

今まさに、収穫期。

種を包む繊維をつむいで糸にします。

アオイ科。多年草。
熱帯地域では多年草ですが、温帯では1年草扱いです。


原産地は、インドや中南米。

人類の文明発祥と同時に、線維の材料や油の原料として用いられてきました。

日本への渡来は、8世紀の末、延暦18(799)年のことです。


草丈は、60センチ~2メートルほど。
種類によって異なります。

花期は、7~8月ごろにかけて。

ハイビスカスやオクラ、フヨウの花に似た、クリーム色の(中心部分は赤紫)美しい花を咲かせます。


その後、9~11月ごろに実が成熟。

「パカっ」と割れて、ふわふわした白い線維がこぼれ出てきます。

これをつみ取って、糸に紡ぐと・・・「綿100%」となるわけですな。

世界の繊維原料のうち、生産量およそ7割にものぼる偉大なる存在。

現在は、アメリカ・ロシア・中国・インドが世界の主要産地です。


日本でも明治時代を最盛期として栽培されていましたが、価格競争に敗れ、作物としてはほとんど見られなくなりました。


ちなみに、

「内臓」のことを「わた」と申しますが、語源としてはこっちが元祖。

「腸」という字が「わた」と読まれており、

布団や衣類の中に「腸(はらわた)」のように詰めるものだから、「綿」も「わた」と呼ばれるように。


「はらわた」も、綿の線維のように「繊細」で、ストレスで不調になりますから、いたわりの心を忘れずに。

2006年10月17日

10月17日の誕生花は「ネリネ」

花言葉は「華やか」

ネリネ

花言葉は「華やか」

ネリネ


上から読んでも、下から読んでも、「ネリネ」。

・・・もとい、

「ダイヤモンド・リリー」という、
ゴージャスな別名をもつ花。

花びらに光沢があって、
光にあたるとキラキラと輝くことからつけられました。


ヒガンバナ科。球根植物。


原産地は、南アフリカ。

日本への渡来は、大正時代の末とされます。

草丈は、15~60センチ。

花期は、10~11月ごろにかけて。

葉茎を伸ばして、先端にヒガンバナに似た花を咲かせます。

ヒガンバナと異なり、花が咲き始めると、葉も出始め、花と葉は同時に地上に存在。そして花が終わった後も茂り、翌年の初夏まで残ります。

花色は、ピンク、白、紅、赤、紫。

ひとつの花の直径は6センチほどで、1本の茎に、10輪ほどの花が集まって、毬のような形になります。


「ネリネ」という名前は、ギリシャ神話の水の妖精「ネレイデス」にちなんでいます。

キラキラとした美しい花は「華やか」ながらも、神秘的な雰囲気も醸し出し、さぞや美しい妖精であったのよ・・・と思わせてくれる趣。


・・・ダイヤモンド、

「給料の3ヶ月分」の本物はムリでも、

この花だったら、大切な人に、今すぐ贈れそうですね!
(・・・ちょっと強制モード、入ってる?)

2006年10月16日

10月16日の誕生花は「サルトリイバラ」

花言葉は「不屈の精神」

サルトリイバラの実

花言葉は「不屈の精神」

サルトリイバラの実

サルトリイバラの葉

サルトリイバラの花


「猿を捕る茨」の意味で、「猿捕茨」。

昔話「さるかに合戦」には・・・登場しませんけども。

秋は、赤い実をつけているシーズンです。


ユリ科。つる性落葉低木。

日本全国はじめ、朝鮮半島・中国・インドシナ半島などに分布します。


高さは、50センチ~2メートルほど。

大きなトゲのあるツルを他の植物にからませ、よじ登るように大きくなっていきます。

このトゲで「猿をも捕らえる」ことが、名前の由来。

しかし実際に引っかかるのは、人間ばかりなり・・・のようですが。
(「ヒトトリイバラ」には、しなかったのですな、 ホモ・サピエンスの沽券にかかわる故!?)


花期は、4~5月。
淡い黄緑色の小さい6弁花を咲かせます。

その後、10~11月に、雌株に(雌雄異株のため)赤い実が実り、つるの造形の巧みさと実の美しさから、華道の秋の花材として重宝されます。


また、葉っぱも大きくツヤツヤとして美しいもの。

ハートをさらに横広がりにしたような卵形で、「柏餅」の柏の葉のかわりに、お餅を包むのに使っている地域もあるんですよ。

鹿児島や屋久島などで見られ、ほのかにスパイシーな香りがあって、甘いお餅に独特の風味を加えているようです。

その名も「かからんだんご」!

食べても無害であるどころか、根茎は、漢方薬としての利用法も。


野や山を見渡せば、役に立つ植物はほんとにたくさんあるんですね。

それらを生活に取り入れてきた、先人の「不屈の精神」にも、脱帽いたします。

2006年10月15日

10月15日の誕生花は「ヘリアンサス」

花言葉は「憧れ」

heliansas.jpg

花言葉は「憧れ」

heliansas.jpg


別名は、
「宿根ヒマワリ」「ヤナギバ(柳葉)ヒマワリ」。

夏のヒマワリを小型にした感じで、
一株にたくさんの花を咲かせてくれます。


キク科。多年草。

原産地は、北アメリカ、カナダ。およそ70種ほどが分布しています。

日本への渡来は、明治時代の中ごろとされます。


ヘリアンサスとは、ギリシャ語で「太陽の花」の意味。
まさにそのまんまですな。

ヒマワリの「属名」なのですが、一般呼称とするときは、「ヒマワリの仲間の多年草系」を指すようです。


草丈は、40センチ~2メートルほど。
種類によって異なり、「柳葉ヒマワリ」が、最も「ノッポさん」です。

花期は、7~10月。

大輪ヒマワリは夏の花ですが、こちらは秋が開花の中心です。

ヒマワリを小型にしたような、「キクイモ」にも似た黄色い花。

・・・というか、「キクイモ」も「ヘリアンサス属」なので、「ヘリアンサス」と呼んでも間違いではないんですよね。


花の直径は5~7センチほど。

夏のヒマワリに比べると小ぶりなところが、まさに「秋のヒマワリ」と呼ぶのにふさわしい趣です。


園芸種として花壇や庭に植えられますが、とにかく丈夫でよく茂るので、野生化しているものも見られます。

土質も全く選びません。

植え替えもほとんど必要ありません。

乾燥にも、めっぽう強い。

切り花に最適。

・・・なんか、思わず紋切り型の箇条書きになっちゃうほど手がかからずに楽しめる(!? どんな程度じゃ)お方です。


「丈夫で元気に長生きできる」、これって、かなり「憧れ」る状態では、ありませんか?

2006年10月14日

10月14日の誕生花は「キク」

花言葉は「高貴」

キク

花言葉は「高貴」

キク

白・紅色と、「色指定」でご紹介してきましたが、

本日は「キク全般」。

といっても、ほんとに色々ありまして・・・。

まぁ、お好きなタイプを「今日のキク」にしてくださいませね。


キク科。多年草。

現在生産されている種の原産地は、中国がメイン。


その他の基本データは、それぞれの日付のページをどうぞ!

9月9日「白いキク」
10月1日「紅色のキク」・・・となっております。


さて、今回は・・・「菊花展」についてのあれやこれやをお送りしましょうか。

10月中~下旬から11月上旬にかけて、各地で開催される菊花展。

これだけ知ってれば、

「菊花展を100倍!・・・とまでは言わないけれど、知らないよりはちょびっと楽しめる 基礎知識!」


その1 「エントリージャンル」

厚物・・・厚みのある花びらが、こんもりと盛り上がった、
     「お饅頭っぽい」花を咲かせるタイプ。
     スタンダードな大ギクのお花。

管物・・・花びらが細い糸状になるもの。
     ストロー状に、中が空洞になっています。
     「線香花火っぽい」花を咲かせるタイプ。

十文字・・・一重咲き。大きな花びらを、平面状に開きます。
        いわば「菊の御紋」のタイプ。


その2 「仕立て方」

3本仕立て・・・一番スタンダードな仕立て方。
         1本の苗から3本の芽を伸ばして、先端に花を咲かせます。
         1鉢に3輪の花をバランスよく開花させるのがポイント。
         高さは、1,5メートル前後が中心。

だるま作り・・・3本仕立てのミニサイズ。小さな鉢に仕立てます。
         横広がりで、どっしりとした存在感となります。
         地面から花の付け根までが、60センチ以下が基準サイズ。

福助作り・・・・1本仕立てのミニミニサイズ!
         鉢底(地面)から花の付け根までが40センチ以下が基準。
         花の直径が、鉢の直径よりも大きくなることも!
         狭いスペースでも栽培できます。団地サイズ!?

千輪仕立て・・・1本の茎から100個以上の花を咲かせるように育て、
          円形の枠をつけて、半円のドーム状に仕上げたもの。
          一本の菊でつくられる、オドロキの仕立てです。

盆栽仕立て・・・小菊を、盆栽のように仕立てたもの。
          古木に小菊をからませます。


その3 「審査のポイント」

花の美しさだけでなく、鉢や幹葉など、全体の姿かたちやバランスも含まれます。

まぁこの辺は、フィギュアスケートやらシンクロやらみたいな、「採点競技」ならではの難しさがあるようですな。

何をもって美しいとするかは、人それぞれでもありますからねぇ。


入賞した菊には、「金賞」やら何やら札が下がってますので、他とどこが違うのかなぁ、とチェックしてみるのも、審美眼が養われるかもしれません。

また、受賞した株にとらわれずに、自分のお気に入りの一株を見つけてみるのも、「高貴」な楽しみ方のひとつですね。

ちなみに管理人は、「だるま仕立ての十文字咲き」がお好みであります。

2006年10月13日

10月13日は「サツマイモの日」!

花言葉は「乙女の純情」

サツマイモ

花言葉は「乙女の純情」

サツマイモ

正確な意味での「誕生花」とは、
ちょっと違うようですが・・・

今日は、「サツマイモの日」てなことで、
ご紹介させていただきます。

まさに、旬ですし。


ヒルガオ科。多年草(イモで越年)。

原産地は、メキシコ周辺などの熱帯アメリカ。


日本への渡来は、

1698年に沖縄へ、1735年に九州南部へ。

「青木昆陽」によって栽培がひろめられたことは、歴史の教科書に出てきましたよね~っ、確か。
(別に念を押さなくたって^^;)

世界への伝播に関する、かなり正確な資料が残っている植物なのです。


つるの長さは、7~8メートルにもなります。

花期は、6~7月ごろ。

ヒルガオにそっくりな、淡いピンクの花。

・・・とは言え、作物としてのサツマイモに花が咲くことは、めったにありません。


食用にされる「イモ」は、根が太ったもの。

土の肥料分を吸い上げる力がとても強いので、やせた土地でもよく育つ性質。

ゆえに、昔は盛んに栽培され、幾多の飢饉から日本人を救ってくれた、ありがた~い存在。

しかし、食糧事情が豊かになるにつれ、「ぞんざい」な扱いになっていったことも、また事実。


ところがどっこい、おイモの運命は2転3転、

「美容と健康にいい」ことや、「イモ焼酎ブーム」などで、ここへきてにわかにブレイク!

新たな日の目を見つつあります。


健康成分としては、食物繊維・各種ビタミンなどなど。

紫色の「紫いも(紅いも)」には、目によいとされるアントシアニンも含有。


品種も豊富で、ベニアズマ・ベニハヤト・コガネセンガン・・・など、

「1本1000円の焼き芋」に、お成りあそばすお方も。


ちなみに、最近話題の「野菜ソムリエ」のうち、
特におイモに目が利く方は、「イモソムリエ」と呼ばれるそうな。


そして、本場(?)鹿児島(薩摩)では、「サツマイモ」とは呼ばないそうな。
かつては「琉球イモ」と呼ばれ、現在は「唐イモ」と呼ばれるとされます。


すなわち、「やってきた所」、いわば「実家の地名」が呼称というワケ。

本州から見れば、薩摩からきたイモ = サツマイモ、なのですね。


・・・そういえば、ジャガイモも、「ジャガタラ(ジャカルタ)いも」ですもんね。


おイモはやっぱりこれからも、いくつになっても「純情」を抱き続ける、「乙女」の味方であり続けることでしょう。

2006年10月12日

10月12日の誕生花は「テッポウユリ」

花言葉は「純潔」

テッポウユリ

花言葉は「純潔」

テッポウユリ

「鉄砲百合」と書きます。

花を、銃身の長い旧式の鉄砲に見立てたもの。

「琉球ユリ」とも呼ばれるのですが、
そのココロは・・・・。


ユリ科。球根植物。

原産地は、沖縄・奄美などの南西諸島、九州南部。
「南のユリ」、ゆえに「琉球のユリ」なのですな。


高さは、50センチ~1メートルほど。

本来の花期は、4~7月。
栽培技術の発達で、一年中出回っています。

筒形の花の長さは、15センチくらい。
純白の花と、すがすがしい香りが魅力的です。


白いユリの花は、キリスト教圏においては「聖母マリアの花」として、特別な地位を与えられています。

ヨーロッパ自生種の白ユリが「マドンナ・リリー」と呼ばれ、キリスト教の儀式や祭日の「聖なる花」として、
神に捧げられてきました。

中世の宗教画には不可欠なモチーフのひとつ。


時は移って19世紀、明治時代。

ヨーロッパにテッポウユリが紹介されると、その美しさが、あっという間に人々の心をわしづかみ!

それまでの「マドンナ・リリー」にとって代わって、たちまち「マリアの花」の地位をゲット。

開国以降、太平洋戦争前まで、主要な貿易商品として大量の球根が欧米に輸出されることとなります。


現在でも、イースターに欠かせない花として、日本からたくさんの球根が輸出されています。

「春分の次の満月のすぐ後の日曜日」であるイースター(だいたい3月22日~4月25日の間)、この時期に欧米へ渡航の際は、フラワーショップにご注目。

日本産のテッポウユリが、誇らしげに店頭を飾っていることでしょう。

海の向こうで燦然と輝く、日本の「純潔」に、エールを贈ってみましょうか。

2006年10月11日

10月11日の誕生花は「コリウス」

花言葉は「善良な家風」

コリウス

花言葉は「善良な家風」

コリウス

コリウス


カラフルな葉を楽しむ、観葉植物。

まるで紅葉しているかのような、
鮮やかな色合いで、

「はは(葉)~っ!」と恐れ入ること、請け合い!?


シソ科。一年草。

原産地は、マレーシアなど熱帯アジア。

本来は多年草の性質をもっていますが、耐寒性に乏しいため、日本の気候下では「一年草扱い」です。

(沖縄など南部では、多年草のようです)


日本への渡来は、明治時代の中ごろとされ、

「キンランジソ(金襴紫蘇)」「ニシキジソ(錦紫蘇)」といった、典雅な別名もつけられています。


高さは、20~80センチほど。

花期は、6~8月。

シソによく似た、青い小花を咲かせますが、この植物の主役は、なんといっても葉。
(花は、2枚目の写真に写っています)

鑑賞期間も葉の方が長く、4~11月(春から秋いっぱいまで)と長いのです。

園芸改良種がとても多く、花色ならぬ「葉色」もさまざま。

緑に黄色・赤・白の斑が入っているもの、全体が赤いもの、紫、茶褐色・・・などなど。

葉の形状から、大葉(青ジソではありません)系、フリンジ系、フリル系などに分けられています。


残念ながら食用にはなりませんが、青ジソの周りに植えておくと、虫害を防いでくれるという、エライお方!

「アイリスオーヤマ」家庭菜園のページ


これなら、目もお腹も楽しめて、一挙両得。

「善良な家風」の構築にも、一役かってくれるのでは?

・・・しかし「家風」ってのも、クラシックな響きですな^^;

2006年10月10日

10月10日の誕生花は「マツタケ」

花言葉は「控えめ」

マツタケ

花言葉は「控えめ」

マツタケ


正確には、花言葉ならぬ、
初の「キノコ言葉」、略して「きの言葉」でございます!

いや~、正直ビックリ。
あるんですねぇ、キノコにも。

何と言いましょうか・・・ネタ切れ!?

(いえいえそんなこたぁありません^^;
 ちゃんと花言葉の参考文献に載ってるんですってば)


キシメジ科。真菌類。

正確には、植物でも動物でもない「菌類」。

「第3の男」・・・ならぬ「第3の生物」として、地球の生態系に欠くことのできない存在です。


日本特産のキノコで、主な産地は、長野、京都、兵庫、岡山、広島などです。

高さは、10~20センチほど。

収穫期は、9月中旬~10月上旬にかけて。


日本人は万葉の昔から、このキノコにご執心のようで、万葉集にも「秋の香りのよさ」と詠まれているほど。

何かとお騒がせの、某北朝鮮からも(ぜんぜん「某」じゃないっちゅーの)、日本へのお土産としてマツタケがどっさりと・・・。

かの国でも、よっぽど「日本人はマツタケ好き」と、強烈に印象づけられていたんでしょうか。


食用にする部分は、傘と柄。植物でいえば「花」にあたります。

キノコ界の用語で表わすと「子実体」。

子実体は、胞子を作って放出し、繁殖を担う部分で、傘の裏側のひだに胞子を作ります。

シイタケで、擬似確認してみましょうか。こちらなら、冷蔵庫にありますね?

ひっくりかえすと・・・アコーディオンのじゃばらみたいになってまして、その間から、胞子をばらまきます。


その名の通り、主にアカマツ林で多く見られるキノコですが、どうして「高嶺の花」じゃない「高値のキノコ」になったのか・・・と申しますと、

「たくさん採れないから」ということに尽きるでしょう。

開発などでアカマツ林は減る一方、そして、人工栽培の方法がいまだに見つかっていません。

希少価値がさらに貴重さに拍車をかけているのです。


「香りマツタケ」の由来である魅力的な香りは「マツタケオール」という成分。

じつはこの成分、熟した枝豆(=大豆)にも、含まれているとのこと!

すなわち、日本人の味覚の原点、醤油・味噌に通じるモノがあり、いわばDNAにダイレクトに訴えかける香り、なワケなのですね。
(しかし欧米では正反対の受け取られ方。なんてったって「スカンク・マッシュルーム」ですもの!)

「秋の味覚」の王者の地位は、今後も揺るぎなさそうです。


管理人は「永○園のお吸い物」で、マツタケ気分を味わうことにいたします。

(いいじゃないの、幸せならば~)

2006年10月09日

10月9日の誕生花は「ピンクのコスモス」

花言葉は「少女の純潔」

コスモス

花言葉は「少女の純潔」


コスモス


コスモスと言えば・・・

やはりこの色でしょうか。

秋たけなわは、この花の盛りの季節でもあります。


キク科。一年草。

原産地は、中南米、アリゾナ州やメキシコ、ボリビアなど。

日本への渡来は、幕末から明治のはじめ。

明治12(1879)年に、東京美術学校(現・東京芸大)の教師ラグーザが、イタリアから種を持参したという記録があります。

その後、日露戦争後から全国に広まっていきました。

中南米原産といっても、高原地帯に分布していたので、日本の気候にもうまく適応していったようなのですね。


高さは、2~3メートルほど。
細い茎を、よく枝分かれさせます。

風に揺れる姿は、可憐で繊細ですが、根はしっかりとしていて、台風などで倒れても、すぐにすっくと立ち上げる強靱さも持ち合わせています。


花期は、7~11月。

直径6~10センチくらいの花を咲かせます。

花色は、ピンクのほか、赤、白、黄色や覆輪など、バラエティーに富んだ改良種が作り出されています。


もともとは、「短日性」= 日照時間が短くなるのを察知して開花する性質・・・なのですが、

日の長さに関係なく開花する品種も出てきました。

よって、春や夏にも出回ることがあるようですが、

なんてったって、「この花は秋の花」ですよね~。


ちなみに、

「コスモス」とは、ギリシャ語で「宇宙」「調和」の意味がありますが、「飾り」「美しい」といった意味もあって、いずれもこの花の魅力を的確に表現していると言えるでしょう。


「乙女の純潔」・・・、

「すっかり過去のものに」とお嘆きの声も聞こえてきそうですが、

電車の中でお化粧をする女子学生だって、必ずや、清らかな心の持ち合わせは、あるハズなのです。

2006年10月08日

10月8日の誕生花は「ノボタン」

花言葉は「自然」

ノボタン

花言葉は「自然」

ノボタン


「野に咲くボタン」の意味で、「野牡丹」。

しかし、「ボタン科」ではありません。

ピンクや紫の美しい花を咲かせます。


ノボタン科。常緑低木。

小笠原諸島、奄美~沖縄、台湾、インドシナ半島~フィリピンに分布します。


「ノボタン」と一口に申しましても、たくさんの種類がありまして、その数およそ250種ほど。

そのうち鉢植え・庭木としてポピュラーなのが、「ノボタン」と「シコン(紫紺)ノボタン」です。

「紫紺~」のほうが花期が長く、秋まで楽しめることもあり、一般的には「ノボタン」として出回っているようですが、正確には別種。

こちらは、また別の日付の誕生花とされていますので、改めてご紹介することにしましょう。


高さは、1~2メートルほど。

花期は、7~8月。

直径5~7センチくらいの5弁花を咲かせます。

1日で散ってしまいますが、一度にたくさんの蕾が出てくるので、次々に咲いてくれます。

花色は、ほんのり紫がかったピンク色。


今は、花の時期は終わっていますが、11月ごろには実をつけます。

実を食べると、口の中が真っ黒になるということが、学名の由来になっています。

お味の方は・・・はて?

真っ黒ということは、かなり渋いのかしら?

「我こそは!」という勇気ある方の「体験突撃レポート」を、首を長~くしてお待ち申し上げております!(自分でやれっちゅーの)


小笠原諸島には、

父島に「ムニンノボタン」
母島に「ハハジマノボタン」

という、固有種がそれぞれ自生していますが、それぞれ、

「絶滅危惧IA類」 
  近い将来、絶滅する危険性が極めて高い種・・・

「絶滅危惧II類」
   絶滅の危険が増大している種・・・

に指定されています。

とくに、「ムニンノボタン」は、

「最後の一株になっちゃった!」とされた時期があり、東大の理学部において、増殖・保護活動が行われてきました。

まさに「植物界のトキ」状態だったワケですな。

しかし1993年に、父島で新たな自生群落が発見され、関係各位はホッと一安心(したと思います、多分)。

といっても、60株くらいとのことですので、まだまだ安心はできないのが現状。


「自然」そのものの存在を残すのは、なかなか難しいようですね。

2006年10月07日

10月7日の誕生花は「ミニバラ」

花言葉は「無意識の美」

ミニバラ

花言葉は「無意識の美」


ミニバラ


鉢物などで手頃に楽しめる、花も丈も小さなバラ。

棒つきのキャンディーみたいな可愛い花を、
(具体的には○ュッパ○ャプス・・・)

次々に咲かせてくれます。


バラ科。常緑低木。

「ミニ」たる正確な定義は、諸説あるようですが、いろいろ調べてみたところ、


高さ = 20~50センチ内外

花の大きさ = 5センチ以下

・・・というのが、ひとつの基準のようです。

しかし、資料によってかなりバラつきがあり(バラだけに・・・なんちって^^;)、「これっ」という決定打はなさそう。

よって、「育成者のサイズ感覚におまかせ」でよろしいかと。


管理人のイメージとしては、

「楽に持てる鉢植えで管理できる、 一口で食べられる程度(!?)の大きさの花を咲かせるバラ」

・・・みたいな感じ、で捉えていますが、いかがなもんでしょう?


花期は、ほぼ周年。
大型のバラに準じます。

花色や花型も、百花繚乱、豪華絢爛です。
     (これらの熟語、手書きでは絶対書けませ~ん。いかんいかん)


改良・作出の歴史は、

日本では江戸時代から、ヨーロッパでは19世紀以降からと見られています。

物の「ミニチュア化」においては、世界のトップを行く日本、バラの小型化に関しても、その実力を発揮していたようですね。

(この辺のことに関しては、 鈴木省三・著「ばら花図譜」小学館発行がとても参考になります。ほんとに「図鑑」とした重厚な本で、図書館でお探しあれ)


最近は、「母の日」はじめ、記念日のギフトとしても大人気。

バラ特有の病害虫にかかりやすいという点はありますが、大輪種に比べると、ずっと手軽に育てられると言えましょう。


日本での生産は、「岐阜県」がトップ!
全シェアの6割近くが岐阜産だとか。岐阜県の方、胸張ってくださいね。


ミニバラを大切に咲かせて、「無意識の美」をお裾分けしていただき、

「意識しなくても全てが品よく美しい女性」なんてのに、なれればいいですけども。

(・・・夢のまた夢!?)

2006年10月06日

10月6日の誕生花は「ハシバミ」

花言葉は「仲直り」

ハシバミの雄花

花言葉は「仲直り」

ハシバミ

ヘーゼルナッツ


「榛」と書きます。

一見、そんなになじみがなさそうな名前ですが・・・、

お菓子の好きな方は、
結構恩恵にあずかっているかも。


カバノキ科。落葉低木。

北半球に、およそ20種が分布しており、日本でも北海道、本州、九州で見られます。


高さは、4~6メートルほど。

花期は、3~4月にかけて。

葉が出るよりも先に、雌花と雄花を同じ木にそれぞれ咲かせます。
紐のように垂れ下がるのは、雄花。

その後、10月ごろに熟す実は、食用にされます。

今は「実りの秋」まっただ中、というワケです。


南ヨーロッパから西アジアに分布する「西洋ハシバミ」の実が、かの「ヘーゼルナッツ」。

アーモンドやマカダミアナッツに比べると、知名度はまだまだですが、

最近では「老化防止に効果あり」として、メディアに採り上げられることも多くなってきています。


と~っても詳しいHPはこちら。

その名も「トルコ・ヘーゼルナッツ協会」!


ヘーゼルナッツはトルコの特産品なのです。

何でも、トルコは、この木の実の世界の全生産量の「70~75%」を占めるってんですから(上記HPのデータ)、驚きです。

このサイトは、かなりマニアックですがおもしろい。

「業界情報」をのぞくと(業界人でもないのに)・・・

品種別の写真や、特性、詳しい栄養成分表などが公開されています。

「ヘーゼルナッツを日本にもっと普及させよう!」という、協会の並々ならぬ意気込みが、ひしひしと伝わって参ります。


また、ヨーロッパでは「魔法の杖」や「占い棒」はハシバミ製であると考えられており、愛と豊穣のシンボルとされていたようです。

ギリシャ神話にも「癒しの杖」として登場、人類との結びつきは、なかなかの深さ。


周囲と険悪ムードになったときには、香ばしく、しかもヘルシーなヘーゼルナッツをいただいて、「仲直り」する魔法の力を授かりましょう。

2006年10月05日

10月5日の誕生花は「シュロ」

花言葉は「勝利」

シュロ

花言葉は「勝利」

シュロ


南国ムードの常緑樹。

大きなウチワのような葉がダイナミックです。

なぜか、管理人の実家の庭にあって、
そこだけ「宮崎~」って感じでした。


ヤシ科。常緑高木。

原産地は、日本の九州南部。

関東より南でないと、路地の冬越しは、ちょっと厳しいかもしれません。

中国南部に分布する「トウジュロ(唐棕櫚)」もあり、こちらと対比して「ワジュロ(和棕櫚)」とも呼ばれます。


高さは、5~10メートルほど。

花期は、5~6月にかけて。

基本的には雌雄異株で(中には雄花・雌花両方咲かせる株もあるとか)、

黄色い小花を密集させた花穂をつけ、雄花のほうが、濃い黄色のようです。

遠目で見ると、
まるで「スクランブルエッグ」が、ぶら下がっているような・・・。


さておき。

秋になると(ちょうど今ごろ)、黒い実をつけます。


幹を覆っている、こげ茶色の、やや「ごわっ」とした繊維は、

丈夫で切れにくく、水にも強いために、「シュロ縄」やホウキ材料として使われています。

そして、沖縄名物「泡盛」の壺に巻かれているのも、シュロの線維なんですね。・・・まぁ、巻かれているのは、そこそこ高級泡盛の壺のようですが。


そのほか、葉や果実・花は、高血圧や脳出血の予防として薬用に、
皮と根は、乾燥させて止血剤に、
太い幹は床柱(床の間の柱)にと、

捨てるところはない、ってなもんで、まるで「鯨」のようであります。


「棕櫚箒(シュロほうき)」は、繊維がとても細く、かつ一定の太さで、水に強いのが特徴。

畳はもちろん、フローリングにも適しているそうです。


「シュロほうき」は、こんな感じ。

なかなかクラシックな風貌で、「ハリー・ポッター」に献上してみてもいいかも!?

ニンバスよりも、性能よかったりして。すべて「特価」になってるのがちょい気になりますが^^;

日本枝朶(しだ)パーム工業株式会社のHPです。

にしても、エコロジーな掃除用具ですなぁ。

地球に優しい存在が、自然に対して「勝利」して、未来永劫の生存を約束されるのかもしれませんね。

2006年10月04日

10月4日の誕生花は「サルビア」

花言葉は「良い家庭」

サルビア

花言葉は「良い家庭」

サルビア


夏から秋の花壇を彩る、おなじみの姿。

ハーブとして使われる「セージ」と、
同じ仲間です。


シソ科。1、2年草または多年草。

「サルビア属」は、世界各地に750種以上が分布している大所帯。

日本で園芸用として親しまれているのは、ブラジル原産の「スプレンデンス」という種類です。

明治初期に渡来しました。


この種は、本来多年草。

原産地では低木化しているようですが、耐寒性に乏しく冬越しが難しいため、日本では「春まき一年草」として扱われています。


草丈は、25センチ~1メートルと、種類によってかなり幅があります。

花期は、5~11月にかけて。

こちらも種類によって異なるようですが、花色が冴えるのは、やっぱり秋。

ある程度低温になったほうが、美しく発色するようです。


花色は、赤のほか、紫、白、ピンクなど。

萼から「孫の手」のように伸びている部分が、花。
引き抜いて蜜を吸ったこと、ありますかね?

実際の「花の命」は1日なんですが、萼も同じ色なので、長い期間咲いているように見えるのです。

なかなかの知恵モノ、ですね。


いろんな種類の饗宴をどうぞ!
(「米村花きコンサルタント事務所」のサルビア解説ページ ↓)

サルビアいろいろ


そして、この花が歌い込まれた曲が、2006年のはじめにヒットチャートをにぎわしました。

「サルビアのつぼみ」 (歌・・・HOME MADE 家族)です。

1月に発売され、スマッシュヒットとなった、軽快なラップナンバー。

槇原敬之さんがコーラスで参加しています。

なんといっても、サルビアの花言葉「良い家庭」「家族愛」にちなんだ内容、

・・・というのが、花言葉ウォッチャーとしては、見逃せない、いや聴き逃せない一曲となっております。


こちらからダウンロードできます ↓

(ソニーミュージックのHP)


「現物主義(CDじゃないと)」という方はこちら ↓

(アマゾンのページ)


管理人個人としては「空耳」があるんですが・・・

イントロに入るコーラスが、「試験科目(しけんかもく)」と聞こえてしょうがないんですよね~。

(「ふとした仕草が母に似てきた」の直前です)

気になる方は、お聴きになってみてくださいませ!


それにしても、
どうしてサルビアの花の時期に発売しなかったのかしらん?

2006年10月03日

10月3日の誕生花は「モミジ」

花言葉は「節制」

モミジ

花言葉は「節制」

モミジ


♪秋の夕陽に 照る山 モミジ~・・・

本格的な紅葉シーズンには、まだ間がありますが、

今年も「錦の便り」が待ち遠しい季節になってきました。

写真は「イロハカエデ」の葉で、「これぞ紅葉」というショットでございます。


じつは、植物学上「モミジ」という植物は存在せず、

「紅葉が美しい樹木の総称」であり、

転じて、
「カエデ属の木が紅葉した状態」のことを指すとされます。

「モミジ」と聞いて、パッと頭に浮かぶのは・・・確かに、手のひら形の、あの葉っぱ、ですよね。


この場では、「モミジ」の代表種である「カエデ」の基本情報を。


カエデ科。落葉高木。

北半球の温帯地域を中心に幅広く分布。
日本にも、20種以上の自生種が見られます。

カナダの国旗のモチーフになっている、「メープル」も、「トウ(糖)カエデ」で、カエデの仲間。

葉の形がずいぶん違いますね。

必ずしも「手のひら状」になる訳ではなく、「ヒトツバカエデ」という種は、ふつうの卵形の葉をつけます。


高さは、10~25メートルにも。これも、種類によって異なります。

花も、4~5月にちゃんと咲かせてくれます。


「モミジ」の語源は、「もみずる」という動詞から。

まるで揉み出すようにして、葉が赤や黄色に変化することを表わした言葉。

転じて、
紅葉のことを「モミジ」と呼ぶようになったとのこと。

赤だけでなく、黄色や褐色に変化する葉も、立派な「モミジ」なのですね。


その他、カエデとモミジに関する素晴らしい情報サイト、その名もズバリ「カエデともみじ」は、こちら


ちなみに、バイオリンの名器中の名器、「ストラディバリ」は、カエデ材で作られています。

300年も前に作られた楽器が、今だに最高の音色とは・・・

(千住真理子さんの「ディランティ」は1716年作)


きちんと「節制」すれば、美しく長寿でいられる・・・かもしれません?

2006年10月02日

10月2日の誕生花は「キバナコスモス」

花言葉は「野生美」

キバナコスモス

花言葉は「野生美」

キバナコスモス


正確に表現すると、
「黄花」というより「オレンジコスモス」という感じですが。

ピンクや白のコスモスとは親戚ながら、
別種であります。

明るい活力を感じさせてくれる花。


キク科。一年草。

原産地は、コスモス同様、メキシコです。

日本への渡来は、大正時代。

こぼれ種でどんどん増えるので、野生化もしているようです。


草丈は、1メートル~1メートル20ほど。
けっこう、大株になって迫力があります。

花期は、6~11月。

旺盛な発育力で、種まきをしてから開花まで、わずか2ヶ月ほど。

「本家コスモス」に比べ、開花要素に「短日性(昼の時間が短くなると咲く性質)」がなく、

春にまけば夏に、夏にまけば秋に花を楽しむことができます。


花色は、オレンジのほか、黄色・・・、
日本で作り出された、さらに赤っぽい朱色があります。

この「サンセット」という品種名の朱色の花は、アメリカの権威ある園芸草花コンテストで、1996年に最高位「金賞」を受賞したとのこと。

日本の園芸植物では、はじめての快挙でした。

映画は、海外で賞を取ると大きな話題になりますが(カンヌとかベネチアとか~)、日本の園芸植物に対する海外での評価も、もっと話題にされてもいい気がします。


さて、この花、
花びらは当然、一枚ずつバラバラ、に見えますよね?

(マーガレットみたいに花占いに使えそう・・・)

ところがどっこい!

花びらの根本は、くっついているんです。
筒のようになっていて、「合弁花(ゴウベンカ)」とされています。

なので「恋占い」には、不向きかな。

機会ありましたら、よく観察してみてくださいね。


まぁ、策を弄さなくても、魅力的な「野生美」があれば、恋に困ることは、なさそうですが。

2006年10月01日

10月1日の誕生花は「紅色のキク」

花言葉は「愛情」

紅色のキク

花言葉は「愛情」

紅色のキク


9月9日の「白いキク」に次いでの登場。

「キク」と一口に言っても、
いろんなタイプがありますよね。

なじみやすいのは、
こんな感じの小菊、でしょうか。


キク科。多年草。

原産地は、中国。

・・・などなど、基本データは「9月9日」の項をご参照いただくことにしまして、今日は、以前ご紹介しなかった「キクの雑学」と参りましょう。


1.大まかな分類。

大型の「鑑賞ギク」と、
(「菊花展」に出品されるようなクラシックなタイプ)

小ぶりで現代的な「洋ギク」、
(スプレー菊やポットマムなど)

・・・に大別されます。


「鑑賞菊」は、大鉢に3本仕立てにしたりしますよね。

管理人も、なぜか小学校6年の時に、学年全員で作らされました・・・。

夏休みも「水やり当番」なんてあって、何度か登校したんですよ。


2.「菊」の字。

中国での字がそのまま使われていますが、

この字には、「散らばったお米を1ヶ所に集める」という意味があるんです。花びらをお米に見立てたんですね。


3.日本での普及。

菊の栽培がブームとなったのは江戸時代。品評会(コンテスト)も催されはじめました。

とくに、19世紀のはじめ「文化・文政時代(1804~30)には、まさに百花繚乱、「菊人形」も作られはじめたようです。

かくして、「日本文化」を代表する花としての地位を、獲得していったワケです。

(外国人による日本文化論のタイトルにも・・・ R.ベネディクト「菊と刀」)


4.「菊の御紋」。

菊の花が「皇室の紋章」とされたのは、明治4(1871)年のこと。

以降、菊花紋は皇室以外での使用は禁じられています。

現在の「皇室典範」が規定されたのも、明治時代ということですから、現在の天皇制の骨格は明治時代にあり、と言えそうですね。


これからも、日本人の美意識と生活文化に根ざし、「愛情」を集める存在であり続けることでしょうね。