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2006年06月30日

6月30日の誕生花は「ビヨウヤナギ」

花言葉は「多感」

ビヨウヤナギ

花言葉は「多感」

ビヨウヤナギ


「未央柳」「美容柳」と書きます。

「ヤナギ」とは名ばかりで、科は違います。

金色のおしべが「シュワ」っという感じに花から立ち上がり、
遠目で見ると、

「ビール」「ジンジャーエールのグラス」を連想するのは、管理人だけ?

炭酸の泡っぽいと、言いましょうか。


オトギリソウ科。半落葉低木。

中国が原産地。
日本への渡来は、江戸時代、18世紀のはじめごろとされます。

高さは、1メートルほど。よく枝分かれし、上には大きくなりません

花期は、6~7月にかけて。

濃い黄色の5弁花は、直径7~8センチほどで、遠くからでもよく目立ちます。

花付きがよく、丈夫で育てやすいので、庭木として広く植えられています。


名前の由来は、花が美しく、葉がヤナギに似ているところから。「美容にいいヤナギ」ということでは、ないようですね・・・残念っ!

漢字は、
白楽天の詩「長恨歌」の中で、「未央宮殿」のヤナギの木が楊貴妃の眉に見立てられている一説があり、そこから派生して、「美しい花を咲かせるヤナギ」の意で、日本であてられたようです。

さすが、世界3大美女のひとり「楊貴妃」、

中国から来た美しいものは、みな彼女に集約されるというワケですな。


日本人で、世界に名だたる美女って・・・
はたして誰? 誰かいましたっけ。

「小野小町」はちょっと弱いかなぁと思ってしまいますが、


ん?
・・・「ゲイシャガール」?

そりゃ総称だ。・・・今後に期待しましょう!


ともあれ、この花は、そよ風にも反応する「多感」さが魅力の雄しべが、何と言ってもチャームポイントでしょう。

2006年06月29日

6月29日の誕生花は「アガパンサス」

花言葉は「恋の訪れ」

アガパンサス.jpg

花言葉は「恋の訪れ」

アガパンサス.jpg


別名「ムラサキクンシラン(紫君子蘭)」。

確かに似てますが、科が違うんですね。
(クンシランは「ヒガンバナ科」)

涼しげな青紫がさわやかです。

ユリ科。球根植物。

原産地は、南アフリカ。およそ20種ほどが分布します。

日本への渡来は、明治の中ごろとされます。


高さは、60センチ~1メートルほど。種類によって異なります。

大型種は花壇用に、小型種は鉢物や切り花として用いられます。


花期は、6~8月にかけて。

花色は、青紫のほか、白、ピンクもあります。

全体にスレンダーな姿形で、花の涼やかな色合いとよくマッチし、ちょっと和風のテイストも。雰囲気としては、「ギボウシ」も、連想できるかしらん。


球根性ですが、日当たりと水はけのよい場所なら、毎年掘りあげたり植え替えたりする必要がなく、自発的に(!?)株分れしてくれまして、順調にいけば、「5年もので100本ほどの花茎」が出ることもあるんだそうです!

となると、結構な大株ですなぁ。

いっせいに花開くと、さぞやさわやかな眺めになることでしょう。

ただし、寒さにやや弱く、露地植えのままで越冬できるのは関東より西の地域。

氷点下の寒さになると、さすがに参ってしまうようですので、寒さ対策に気を配る必要が出てきます。


「恋の訪れ」の後、どう育てていくかは、あなた次第・・・と言ったところでしょうか。

2006年06月28日

6月28日の誕生花は「クチナシ」

花言葉は「私は幸せ者」

クチナシ

花言葉は「私は幸せ者」


クチナシ

クチナシの実


「口無し」ならぬ「梔子」と書きます。

甘い香りを振りまく、白い花。

渡哲也さんが歌った「くちなしの花」では、
薄幸の女性のイメージと重ね合わせられてましたが、

枝いっぱいに咲き乱れる姿は、
結構、迫力ありますよ。


アカネ科。常緑低木。

静岡より西の日本、中国、台湾、ベトナムなど、東アジアに分布し、温帯~亜熱帯の、やや湿度の高めの所がお好みです。


高さは、2~3メートルほど。

花期は、6~7月にかけて。

直径5~8センチほどの白い花を咲かせ、次第に黄色みを帯びていくので、一本の木で、微妙なグラデーションが楽しめます。


香りの強い花特有の、

「真夜中は別の顔」・・・じゃない、

「真夜中が一番香る」性質は、この花にもばっちり当てはまり、夜目にも目立つ白さと相まって、昆虫を魅了してやみません。人間もまた、しかり。


実は、黄色い色素を含み、たくあんやきんとんなどの着色料として使われるほか、「山梔子(サンシシ)」と呼ばれる漢方薬としても利用されます。

効能は多彩で、
消炎、止血、利尿、肝臓病、黄疸(内服)、打撲、外傷、腰痛(外用)などなど。


そしてなんと、花は「食用」になるんですね~。

さっとゆでて、おひたしや酢の物にすると、香りはもちろん、ほのかな甘みと、粘り気のある食感が楽しめるんだそうです。

管理人は食べたことないんですが、気になりますねぇ。・・・ご近所から、いただいてこようかしらん。(これぞ「花盗人」! でも目的が食用じゃ~色気に欠けますな)


実をつけない「八重咲き」は、アメリカで園芸種として改良されたもので、「男性が恋人に贈る花」として位置づけられています。

ご存知の方はご存知の、キャサリン・ヘップバーン主演映画「旅情」でも、旅立つヒロインにこの花を手渡そうとして、男性がプラットホームを走ります。

(無事渡せたかどうかは・・・ぜひご覧になってみてください)


一輪でも、甘い香りがひろがって、「私は幸せ者」と思わせてくれる存在感のある花です。

2006年06月27日

6月27日の誕生花は「ホタルブクロ」

花言葉は「正義」

ホタルブクロ

花言葉は「正義」

ホタルブクロ


「蛍袋」と書きます。

「ホタル狩り」のときに、
捕まえたホタルを入れるのにうってつけの花、ということで、

なんとも風流な名前に、ふさわしい姿です。

名前の由来は、もう一つ下段でご紹介します。


キキョウ科。多年草。

日本全国、中国、朝鮮、シベリアに分布。


高さは、40~80センチ。

花期は、6~7月にかけて。

長さ5~8センチほどの釣り鐘型の花を、下向きに咲かせます。

花色は、紅紫色の濃淡に、白もあって、
北朝鮮の「白頭山」でみられる「ハクトウサンホタルブクロ」は、アイボリーホワイトです。


お茶室に飾る「茶花」として親しまれていましたが、最近の「山野草」「ガーデニング」ブームで、庭に植えたり鉢植えにして楽しまれることも増えています。


さて、「名前の由来 別バージョン」ですが・・・

「ちょうちん(提灯)からきた」説。

古くは提灯のことを「火垂(ほたる)」と言い、昆虫のホタルも、もともとはそこが語源。「火を垂れ下げる」という意味合いですね。

映画化された野坂昭如さんの小説も、こちらの表記で「火垂るの墓」。で、提灯の形に似ている花だから「火垂袋」となった。


毎度のことながら、はっきり「こっち!」と決まっているわけではないので、ご納得いくほうに軍配をお上げ下さい。


「正義」は果たしてどちらに・・・?

でも、この花の優しそうなたたずまいを見ていると、どっちでもいい気がしてきます。

2006年06月26日

6月26日の誕生花は「ザクロ」

花言葉は「優美」

ザクロの花

花言葉は「優美」

ザクロの花

ザクロの実


漢字では「石榴」と書きます。


「女性ホルモン」と同様の成分を含むといわれ、
「婦人病や更年期障害に効く!」と、

一躍脚光を浴びたのは、記憶に新しいところ。

カクテルに使われる「グレナデンシロップ」は、
ザクロの果汁から作られます。


ザクロ科。落葉小高木。

原産地は、中近東地方・ペルシャ(現在のイラン)です。

日本への渡来は、平安時代に中国経由で、とされています。
もともとは、薬用植物としてやってきました。幹や枝、皮を乾燥させたものが、「石榴皮」という漢方薬となっています。


実を採る「実ザクロ」と、
花を楽しむ「花ザクロ」に大別されますが、

花もきれいでしっかり実もなるという、「一挙両得」タイプもあります。

樹高は、5~6メートル。

花期は、6月。
鮮やかな朱赤の花は、直径5センチほど。

「花ザクロ」には、八重咲きのものや、花色も、白・黄、朱赤に白のしぼり模様が入ったような園芸品種もみられます。写真は、このタイプ。

緑の葉の中に浮かび上がるように咲く花は、遠くからでもとても目立ちますね。


じつは、「紅一点」の「紅」は、ザクロの花、なんです!

結構「へぇ~」って感じ(でしょ?)。

中国の詩人・王安石の詩から出た言葉で、「男性の中にいる唯一の女性」のたとえとして用いられます。

まぁ、花の豪華さや大きさは、バラやボタンに軍配があがりますが、「視線の集中度」という点からすると、小さいながらもインパクト強し。

実際には、一度に結構たくさん咲くので、「紅一点」まんまってワケにはいきませんけども。


気になる「女性ホルモン = エストロゲン含有」ですが、果汁には、ほとんど含まれていません。

その他の薬効についても、薬用として利用されるのは、樹皮や種子の部分です。

従って、「ザクロジュースで若返り!」てな売り文句は、鵜呑みになさらない方がいいかも知れませんねぇ。

「おいしいな」と思う程度に、楽しみながら採り入れるのが賢明でしょう。


がつがつせずに、あくまで「優美」に、参りましょうね。それが一番の、美への近道でしょうから。

2006年06月25日

6月25日の誕生花は「ヒルガオ」

花言葉は「優しい愛情」

ヒルガオ

花言葉は「優しい愛情」

ヒルガオ


朝咲く「アサガオ(朝顔)」に対して、
昼間も咲いていることから「昼顔」。

「ユウガオ(夕顔)」「ヨルガオ(夜顔)」もありますね。

しみじみ見ると、
なかなか可憐ではあ~りませんか!


ヒルガオ科。多年草つる植物。

全国各地、道ばたや野原などどこでも見られます。

学名に「japonica(日本の)」と入ってますので、世界的には、日本原産と定義されているようです。


花期は、5~9月にかけて。

直径5センチほどのラッパ型の花を咲かせます。

花色は、おなじみの「パステルピンク」。・・・と書くと、なんだか格調高いでしょ?


とにかく丈夫、あちこち手広く活動なさるので、まぁ、雑草扱いですよね。


近種に、一回り小さい「コヒルガオ(小昼顔)」(なんだか小比類巻かほるさんを思い出した・・・なつかしー)、海辺の砂浜に生える「ハマヒルガオ(浜昼顔)」などがあります。


「コヒルガオ」は、ヒルガオよりもやや開花が早く、葉の形がちょっと違います。よりアサガオに似ている感じ。

こちらは東南アジアから帰化したとされていますが、本家ヒルガオに輪をかけて繁殖力が強く、途中で切断された根からもどんどん芽を出すので、やっかい度はさらにウワテ。

・・・とはいえ、「アサガオ」「サツマイモ」などは、「ヒルガオ科」。

すなわち、大もとは「ヒルガオ」な訳でして、厄介者扱い一辺倒では、報われない気がしますね。


「優しい愛情」を持って、愛でつつ、制御させていただくことに、しましょうか。

2006年06月24日

6月24日の誕生花は「赤いバーベナ」

花言葉は「一致協力」

バーベナ

花言葉は「一致協力」

バーベナ


別名「ビジョザクラ(美女桜)」。

桜草っぽくも見えるかな?

また、芝の様に地面に広がることから、
「サクラシバ(桜芝)」の名前も。

シバザクラとは逆ですな。

逆、といえば、
管理人はかなり長いこと「ベーゴマ」ならぬ、

「べーバナ(あっかん『べぇ花』!?)」と思いこんでいましたとさ・・・。


クマツヅラ科。一年草または多年草。

原産地は、南米のブラジルやアルゼンチン。昭和の初めには、渡来していたようです。


高さは、20~40センチ。

地面を覆うように横に広がる「ほふく性」があり、グランドカバーに使われることも多い植物。

花期は、4~10月にかけて。

一輪の花の大きさは1センチ弱で、10数輪を一枝にかためて咲かせます。

花色は、赤のほかにピンク・白・紫・青など。覆輪(環状に色違いになる)の入ったものも見られます。


耐寒性の乏しい「一年草タイプ」と、「多年草タイプ」があり、多年草は「宿根バーベナ」と呼ばれていることも。

アロマテラピーの精油や、ハーブティーに使われる「レモンバーベナ」は、科が同じですが、小低木です。


「クマツヅラ」とは、ちょいと聞き慣れない科名ですが(熊が「つづら」をしょって歩いている絵が浮かんでしまふっ!)、

「ムラサキシキブ」とか「ランタナ」も、「クマツヅラ科」。

どちらもこのサイトでご紹介してますので、ご覧になってみてくださいね。

植物の多様性に、また新たな驚きが生まれることでしょう。


小花を密集させて咲かせる姿は、まさに「一致協力」した美しさです。

2006年06月23日

6月23日の誕生花は「ムラサキツユクサ」

花言葉は「快活」

ムラサキツユクサ

花言葉は「快活」

ムラサキツユクサ


ツユクサに似た紫色の花を咲かせることから、
この名前になったとされていますが、

花型そのものは、それほど似てない、かな?

でも、花びらの質感とか、
早朝開いて、昼にはしぼんでしまうところが似ています。


一日ごとに咲き変わる三角形の花。


ツユクサ科。多年草。

北アメリカ東部~中西部が原産地。
日本への渡来は、明治の初めとされます。

丈夫な性質で、野生化もしています。


高さは、50~90センチ。

花期は、5~10月にかけてと結構長いんですね。一輪の花の大きさは、2センチくらい。

花色は、紫のほか、白・赤・ピンクなどの園芸品種もあります。


この花は、中学や高校の「理科」「生物」の教科書によく登場します。

雄しべの周りにびっしりとはえている細かい毛が、顕微鏡を使っての観察に、もってこいなのです。

細胞がほぼ透明で、一列に並んでいるため、とにかく見やすいという点がメリット。

葉も、表皮がはがれやすく、標本化するめんどうな作業がほとんど要らないのです。

「原形質流動」とか「細胞分裂」とか、「気孔の蒸散」とか・・・(なんのことやら、の解説は省かせていただきますネ)。顕微鏡でのぞいた方もいらっしゃるのでは?


朝露と共に花開く、とたとえられる通り、咲きたての美しさを堪能するには、ちょいと早起きする必要がありますね。


「早起きは三文の得」と言いますし、その後の一日を「快活」に過ごすためにも、今年の夏は朝型にしてみようかな~と、思うだけは思うのであります。

2006年06月22日

6月22日の誕生花は「スイカズラ」

花言葉は「愛のきずな」

スイカズラ

花言葉は「愛のきずな」

スイカズラ


「吸葛」と書きます。

別名「ニンドウ(忍冬)」
「キンギンカ(金銀花)」などなど。

別名の由来に関するもろもろは、下段でご紹介します。

チョウチョのような感じの花ですね。


スイカズラ科。半常緑つる植物。

北海道南部から本州全域の野山に、およそ20種ほどか広く分布し、中国・台湾でも見られます。

北アメリカやヨーロッパにも帰化していて、旺盛な繁殖力ゆえ、あちらでは「要注意植物」に指定されているそうです。

日本における「セイタカアワダチソウ」、てな感じですかね。


つるは右巻きで、周囲の木などにからみつきます。

花期は、5~6月。
一輪の花は、大きさ4センチくらいです。

咲き始めは白く、次第に黄色に変化していくことから、中国では「金銀花(キンギンカ)」と呼ばれています。これはまた、縁起のいいネーミング!

「スイカズラ(吸葛)」の方は、

花のつけ根に甘い蜜があって、子どもがそれを吸うことからつけられたとされるもの。

蜜に加えてジャスミンのような香りもあり、子どもばかりでなく、もちろん昆虫にも大人気。独特の花の形も、昆虫が止まりやすいようになっています。


そして、もう一つの名前「ニンドウ(忍冬)」は、

冬でも葉が枯れずに残る状態を、寒さに耐えているように見立てたもの。常緑植物のように青々とした状態で冬を越すのではなく、赤茶色に変色させた葉をわずかに残します。

その点が「半常緑」たるユエン、です。


この葉には、いろいろな薬効があります。

腰痛や痔の痛み・湿疹・あせも・ただれの改善に入浴剤として使ったり、煎じて肌をふいたりします。

「美肌効果」もあるようですよ!

煎じ液でうがいをすると、口内炎、歯槽膿漏にも効果ありとされます。


いろいろなものにからみつき、甘い蜜と香りをもつ花を咲かせるつるは、まさに「愛のきずな」ですね。

2006年06月21日

6月21日の誕生花は「マツヨイグサ」

花言葉は「移り気」

マツヨイグサ

花言葉は「移り気」

マツヨイグサ


「待宵草」と書き、
詩歌や文学に多く取り上げられています。

趣の深さは一級品。

夕方に花開き、
朝になるとしぼむところが、

「もののあはれ」って、感じなんでしょうかね。


アカバナ科。多年草。

原産地は、南アメリカ・チリ。日本への渡来は、幕末のころとされています。

その後、昭和のはじめごろには、日本各地の河原などで繁殖するようになった「帰化植物」です。


高さは、50~90センチ。

花期は、7~8月。

昼間は開かない花は、直径5センチほどの黄色。月明かりによく栄える姿です。

しぼむと赤っぽくなるのが特徴。

一回り大きな花を咲かせる「オオマツヨイグサ」との違いは、しぼんだ時の色、なんですね。

「大松」・・・ならぬ「オオマツ」は、しぼんでも赤くなりません。

竹久夢二や太宰治が愛でた花は、「オオマツヨイグサ」であっただろうとされています。ちなみに、こちらは北アメリカが原産。


なお、「ツキミソウ」の名で呼ばれることもありますが、正確には、白い花を咲かせる別種。


他にも、

「コ(小)マツヨイグサ」
「メ(女)マツヨイグサ」
「アレチ(荒れ地)マツヨイグサ」
「ヒルザキツキミソウ」

・・・などなど、類似品、じゃなかった、ご親戚がたっくさん!

見分け方云々は色々あるようですが、「いいじゃないの、美しければ。 どれにしようかな~」・・・なんて、
ついつい「移り気」にも、なってしまいますです。

2006年06月20日

6月20日の誕生花は「クリ」

花言葉は「満足」

クリ

花言葉は「満足」

クリ

「秋の味覚」の代表は、今が花期。

雄花の房が枝いっぱいに咲き、
遠くからでもなかなか目立ちます。

「桃栗3年・・・」のたとえがありますが、
植えて3年で実がなる、というのは成長が早いということ。


ブナ科、落葉高木。

北海道南部から本州、四国、九州にひろく分布します。

そのほか、朝鮮半島や中国などアジア、ヨーロッパ、北アフリカの温帯地帯でみられ、「日本グリ」「中国グリ」「欧州グリ」の3つに大別されます。


高さは、10~20メートル。果樹の中では、最も大きくなる種類です。

花期は、6~7月。

一本の木に雄花と雌花が咲き、長さ10~15センチの房状なのは、雄花。ベージュっぽい色です。

雌花は、小さなイガの形の緑色で、先端に雌しべがあります。


独特の強い香りがあって・・・

何と言うんでしょうか、「タンパク質っぽい!?」
植物系らしくない、といえばいえるでしょう。

その後、9~10月ごろに、イガイガに包まれた実が熟します。

古代から食用にされていたようで、奈良時代にはすでに栽培されていたという説もあります。


木材としても多用されていまして、

「線路の枕木」は、クリ材が使われているんです。今はずいぶんコンクリートになってますけどね。

丈夫で、何と言っても腐りにくいことが特徴。
水濡れに強いことから、水回り(水車小屋、とか)の材料や、建物の土台などにうってつけ、なんだそうです。

縁の下の力持ち、なんですね。


さて、クリの美味しい食べ方はいろいろありますが、甘く煮た「マロングラッセ」なんて、たまりまへんな^^;

しか~しっ!

このネーミング、正確ではないんです。というか、「和製英語」に近いかな。

じつは「マロン」という言葉はフランス語で、「マロニエ(トチノキ)」の実のことをさすんです。

英語では「栗色」の意味。

転じて、日本では「マロン=栗そのもの」の意味で使われるようになったようです。

ちなみに、フランス語で栗は「シャテーニュ」。英語では「チェスナッツ」です。


まぁ、美味しければいいってことで?語感もまろやかで、収まりがいいですし。

もう、これで十分「満足」、なんちゃって。

2006年06月19日

6月19日の誕生花は「ノアザミ」

花言葉は「権利」

ノアザミ

花言葉は「権利」

ノアザミ


アザミの中で、一番早く開花するのが、
「野薊(ノアザミ)」。

「薊」という漢字は、
「魚の骨のようなトゲのある草」という意味。

きちっと説明してる字ですね~。

葉や茎は触るととても痛いので、
「さわるなキケン」でございます。


キク科、多年草。

本州・四国・九州の山野に自生し、およそ60種が確認されています。


草丈は、50センチ~1メートル。

花期は、4~8月。

4~5センチくらいの花は、数百の筒状花(管状花)が集まったもの。タンポポと同じ作りです。

花色は、淡紫色、赤紫色など。

アザミは大きく分けて、
春~夏に咲く種と、
秋に咲く種があり、ノアザミは「春チーム」。

花の付け根の部分から、ねばねばした液を分泌しているところも特徴で、他の種との判別に用いられます。

春先の若い茎や葉は食用に(ゆでて、みそ汁の具、炒め物、あえものに)、根を煎じたものは、健胃や利尿、神経痛などに薬効ありとされます。

フラワーショップで手に入る「ドイツアザミ」は、日本のアザミがヨーロッパで改良された園芸品種。「逆輸入」ってところでしょうかね。


また、アザミの花は「スコットランドの国花」。

13世紀のこと、ノルウェーと長きにわたって戦い続けていたスコットランドに夜襲をかけてきたノルウェー軍の兵士が、アザミのトゲを踏んで思わず悲鳴をあげてしまい、それに気づいたスコットランド軍は、見事ノルウェー軍を撃退した、というお話。

日本の守護神「川口選手」ならぬ、スコットランドの守護神は、アザミの花だったのです。


するどいトゲで身を固め、自分のテリトリーとしっかりと確保する姿には、「権利」を主張する、強い意志が感じられるようです。

2006年06月18日

6月18日の誕生花は「スイセンノウ」

花言葉は「いつも愛して」

スイセンノウ

花言葉は「いつも愛して」

スイセンノウ


「酔仙翁」と書きます。

なかなか和風な名前ですが、
たたずまいはなかなかビビッド。

茎や葉とのコントラストが鮮やかな花を咲かせます。


ナデシコ科、2年草。
本来は多年草ですが、園芸上は2年草として扱われます。

南ヨーロッパが原産地。
日本には、江戸時代には渡来していたようです。


草丈は、30~90センチ。

花期は、6~8月にかけて。直径2~3センチくらいの5弁花を、枝の先に咲かせます。

花色は、赤紫、白、ピンク。

全体が白い毛で覆われ、ビロードのような感触を持つところから、「フランネル草」とも呼ばれます。


とても丈夫な性質で、一度植えるとこぼれ種でふえていきます。

乾燥に強く、加湿はきらい。水のやりすぎは禁物で、砂っぽいようなところ、水はけのよい場所でよく育ちます。


さて、
「酔っ払った仙人、おじいさん?」を連想させる名前の由来ですが、

ただの「センノウ」と呼ばれる近種の花が、京都の嵯峨にあったお寺「仙翁寺」に伝わったところからきているようです。

(この「仙翁寺」現在は廃寺となっています)


「酔」については、確証データは得られなかったのですが、花色を「酔っ払って赤くなった時の顔にみたてたもの」・・・ではないか、と仮説をたててみたのですが、いかがでしょう?

まぁここまで赤くなるには相当飲まなきゃなりませんが。
(そりゃ管理人だけ!?  「一杯で真っ赤っか」という方もいらっしゃいますよね)


枝先に次々に開く花は、梅雨空に「いつも愛して」! と精一杯アピールしているようです。

2006年06月17日

6月17日の誕生花は「ピンクのバラ」

花言葉は「上品」

ピンクのバラ

花言葉は「上品」

ピンクのバラ


今年の春バラもそろそろ終盤にさしかかっていますが、

まだまだ楽しめます。

周囲の空気を優しく、
おだやかにしてくれるのは、やっぱりこの色でしょうか。


バラ科、常緑低木。

・・・その他もろもろの基本データは、
「12月25日号(赤いバラ)」をご参照いただくとしまして、

今回は、「バラの切り花に関するデータ」をいくつかご紹介しましょう。


☆★☆ 一体どのくらいの品種が出回っているのか? ☆★☆

大田花き市場の、2004年の取り扱い品種は、なんと「1105種」にものぼります。

取扱高トップは、「ローテローゼ」という赤い品種。

ついで「白花」「ピンク」「オレンジ」・・・と続きます。やっぱりトップは「赤」なんですね。

☆★☆ 切り花のバラは、いつが一番安いのか? ☆★☆

ちょうど今、「6月中旬」。「50円弱」の平均値が出ています。

たっぷり買うなら、今がチャンス!?


☆★☆ 逆に、一番高いのは? ☆★☆

「3月中旬」。平均値は「90円ちょい超え」。

(数値は卸売価格)
・・・といっても、高い品種は高いし、「100本でいくら」てな売り方も増えてますので、あくまで平均、ということで。


☆★☆ どこの国からの輸入が多いのか? ☆★☆

「インド」と「韓国」です。

ついで、「エクアドル・コロンビア」「ベトナム」「中国」と続いています。

特にインド産は、日本の冬にターゲットを絞って輸出されているようです。

あなたが手にしているそのバラも、はるばるインドからやってきたものかもしれません。


なお、これらのデータは、 「大田花き市場」・・・社長の熱いコラムがいいです!


「岐阜大学 応用生物科学部 園芸学研究室の福井博一教授の公式個人サイト」

すんごい情報量です。ご自身のプロフィールも詳細で、プリティ!
講義を受けてみたくなりました。


・・・の各サイトを、参考・引用させていただきました。ありがとうございました。


「ピンクのバラ」といっても、いろんな色味がありますけれど、

そこはかとない「上品」さは、共通していますよね。

2006年06月16日

6月16日の誕生花は「チューベローズ」

花言葉は「危険な楽しみ」

チューベローズ

花言葉は「危険な楽しみ」

チューベローズ


別名「月下香」。

ジャスミン同様、夜に香りが高くなることから、
月夜に香る花という意味です。

理性や理屈を超えた、
根源的な感覚に訴えかける、魅惑的な香りの花。

花は、あくまで清楚です。


リュウゼツラン科、球根植物。
以前は「ヒガンバナ科」に分類されていました。

原産地は、中米・メキシコ付近とされており、およそ30種が分布しています。

日本には、18世紀末(江戸時代後期)に、ジャワを経由して渡来したといわれます。

渡来当初は「ジャガタラスイセン」「オランダスイセン」と呼ばれていたそうです。

「ジャガタラ~」は、「ジャガイモ」と同じネーミングですよね。


草丈は、80センチくらい。

花期は、7月~9月にかけて。

花は、乳白色のろう細工のような質感で、5センチほどの大きさ。
一重咲きと八重咲きがあり、一重は香水用に、八重は観賞用に栽培されることが多いようです。


香水のほかに、アロマテラピーの精油の原料としても用いられます。

採油がとても難しく、1トンの花から1キロほどしか産出されないことから、それなりのお値段^^;

「2.5ミリリットル 12600円」とか
「1.5ミリリットル 12550円」とか、いたします。

(ちなみにカンキツ系オイルは10ミリリットルで1000円とか)

「1滴でマクドナルドバリューセット2人前!」・・・みたいな感じ?

しかし、金額に換算しきれない豊かなアロマで、心と体の癒やし効果はバツグンとのこと。


栽培にチャレンジしてみても、いいですね。

できるだけ大きな球根を選ぶのがコツ、だそうで、2年目はなかなか咲きにくく、連続開花には技術が要るようです。

まさに「危険な楽しみ」・・・なことは、ないか。

2006年06月15日

6月15日の誕生花は「タチアオイ」

花言葉は「大きな志」

タチアオイ

花言葉は「大きな志」

タチアオイ


「立葵」と書きます。

ちょうど梅雨入りのころに咲き始め、
梅雨の間じゅう咲き続けるということで、

「梅雨葵」の別名もあります。

天を目指してすっと立つ花茎は、
なかなかダイナミックな眺め。


アオイ科。多年草。

原産地は、
ギリシャ、クレタ島など地中海沿岸から中国にかけてとされています。

日本には、室町時代に渡来したと言われます。


草丈は、1~2メートルくらい。かなり大きくなるので、あまり鉢植えにはしないようですね。


花期は、6月~8月にかけて。

花茎の一番下の花が咲くころ梅雨入りし、上まで咲き終わるころに梅雨が明けるという、なんともツボを心得た咲き加減です。

直径10センチ前後の花には、一重咲きと八重咲きがあります。


花色はとても豊富で、

赤・深紅・ピンク・黄・紫・白・複色に・・。そして「黒」も! 正確には「黒褐色」って感じですが。

この「ブラック」は、むくみや利尿、火傷、下痢、腹痛などに効果がある薬用ハーブとして古くから利用されてきました。


英名は「ホリーホック」。
Jリーグのチーム名にもなってますよね。

十字軍が12世紀ごろに、シリアからこの花を持ち帰ってきたため「キリスト教聖地の花」の意味でこうなった、という説。

また、

「ホック」とは「足首」「関節」といった意味で、馬のくるぶしが腫れたときに、根をすりおろして湿布したことからホースリーフ(馬の葉っぱ)と呼ばれ、それがなまってホリーランド(Holy land=聖地)になり、ホリーホックになった、という説。

・・・と、諸説ございます。


真相はどうあれ、なんとなく語感がいいですよね~。

管理人が以前仕事でお世話になったイベント会社代表の方は、「語感と花言葉に惹かれて、会社の名前にした」とおっしゃってました。(「ホリーホック」が社名)


花言葉「大きな志」・・・「大志」。

少年じゃなくても、いつも心に持ち続けたいものですが、なかなかそうもいかない現実が・・・。

しかし、
何事も「成功するまで続けた者だけが、成功をつかみ取れる」!

タチアオイの花を見て、弱気な気持ちにカツを入れ、また明日もイキイキと参りましょう!(むちゃくちゃ自分に言い聞かせてます)

2006年06月14日

6月14日の誕生花は「ハルシャギク」

花言葉は「上機嫌」

ハルシャギク

花言葉は「上機嫌」

ハルシャギク


「波斯菊」または「春車菊」と書きます。

黄色とワインレッドの、
エネルギッシュなツートンカラーがポイント。

強い日差しにめげるどころか、ますます元気に花開く、
「健康優良花」です。

コスモスのことを、
別名「オオハルシャギク」と言うそうで、
確かに似てるかな?

キク科。一年草。

原産地は、北アメリカ中西部。

北アメリカや熱帯アフリカに、およそ100種ほどが分布しています。

名前の「ハルシャ」とは、「ペルシャ」のことらしいですが、ペルシャが原産地という訳ではないんですね。

どうしてこの名前になったのかは、定かではありません。

明治時代の初めごろに日本へ渡来したとされます。


高さは、30センチ~1メートルくらい。

花期は、6月~9月にかけて。

はっきりとした「ジャノメ模様」の花は、直径3センチくらい。
全体が紅茶色の園芸種もあります。

キク科の花らしい、独特の香りもするようです。


タバコの煙を近づけると、花の色がすぐに変わってしまうというデリケートな一面も持っていますので、愛煙家の方は、お気をつけ下さい。

「愛しているなら ちょっと離れて」

・・・ん? なんか似たような感じの商品コピーありましたっけ・・・?

さておき、

とても丈夫で、こぼれ種でどんどん増えて、あちこちで野生化しているようですね。

わさわさ盛り上がるような感じで、はびこります。

鉢物としてこぢんまり楽しむのもいいですが、この花の勢いを味わうには、やっぱりある程度の広さの場所に自由奔放に茂らせてあげたいところ。


「上機嫌」な姿を、夏の間じゅう楽しめますよ!

2006年06月13日

6月13日の誕生花は「トケイソウ」

花言葉は「信心」

トケイソウ

花言葉は「信心」

トケイソウ

トケイソウ2

「時計草」。

これはもう、そのものズバリ! でございます。
(もちろんデジタル時計じゃありませんよ)

自然の造形の巧みさに、
驚かされること請け合い!

ぜひ、ドアップで実物をご覧になることをオススメします。


トケイソウ科。常緑つる性低木。

原産地は、ペルーやブラジルなど中南米です。

日本への渡来は意外と古く、「秀吉時代」とも、享保5(1720)年ごろとも言われています。

1800年代には、植物画集に多数登場しており、観察欲をそそられるインパクトの強さだったことがうかがえます。


つるの長さは、6メートル前後。

花期は、5~9月にかけて。
直径10センチくらいの花は、まさに「時計の文字盤」です。

花色は、赤、紫、白など。

園芸種も含めると、数百にものぼる種類があり、本物の時計なみにバラエティ豊か。しかも狂うことはありません(当たり前じゃ^^;)。


英名は「パッション・フラワー」
「情熱」ではなくて、「キリストの受難」の方です。

南アメリカを訪問したヨーロッパの宣教師が、この花を初めて見たとき受けた印象が、「キリストがはりつけられた十字架」であり、「イバラの冠」だったのですね。

雄しべ・雌しべ・萼や花びらや、つるまでを、それぞれ「十字架」やら「釘」やら「ムチ」やら、はたまた「10人の使徒」やら(=5枚の花びら+5枚の萼)、キリスト受難に関する各種アイテムに見立てた、とんでもなく宗教的な意味合いを託された花、であります。

宣教師たちが目にしたのは16世紀ごろなので、中世の宗教画などには登場しませんが、「この花が咲いている地の住民は、キリスト教への改宗を待ち望んでいるのだっ!」と信じ、宣教活動に励んだといわれています。

(有難迷○?・・・いえいえそんな)


人間の思惑はさておき、エキセントリックな形状の花は、昆虫を誘うために発達したと考えられています。


「南国のフルーツ」として少しずつポピュラーになりつつある「パッションフルーツ」は、「果物トケイソウ」の実。

管理人は小笠原・父島で食べました。
甘酸っぱくて、とっても美味しい! 「受難」どころか、健康効果ばっちりの果物です。

そこそこ高価ですが、お取り寄せチャンネルも増えているようですので、話の種に、召し上がってみては?


残念ながら黒星スタートのジーコJapanですが^^;(2006サッカーW杯)、「次は勝ってくれる」という「信心」をもって、奮起に期待しましょう!
(・・・て、ちょっと強引なシメ?)

2006年06月12日

6月12日の誕生花は「ライラック」

花言葉は「友情」

ライラック

花言葉は「友情」

ライラック


「リラ」の名前でもおなじみ。

北海道・札幌の初夏を彩る花というイメージがありますね。
札幌市の「市の木」に指定されています。

今年(2006年)の「ライラックまつり」は、
5月18~21日にかけて行われました。

北海道には、
「渡来原木」が現存しているそうです!


モクセイ科。落葉低木~小高木。

原産地はイラン北部の山岳地帯。

日本には、明治22年に、アメリカ人宣教師「サラ・クララ・スミス女史」によって持ち込まれました。

この木が、北海道大学付属植物園に現存しているんですね。


高山地帯が原産のこの花は、十字軍によってヨーロッパへもたらされ、フランスで改良が進みました。

その後、アメリカに渡り、そして日本へ・・・と広まった模様。

花の美しさと芳香で、世界のどの地域でも愛されているようです。


樹高は、4~8メートル。

花期は、4~6月にかけて。

直径1,5センチくらいの花を枝先に固めて咲かせ、花穂一つの長さは10~20センチです。

この「端に固まる咲き方」が、「ムラサキハシドイ(=「端に集う」)」という日本名の由来となっています。


花色は、紫、白、ピンク、紅色など。八重咲き種も作られています。


出身が高山地帯ですので、一般に高温多湿を嫌い、花色もくすんでしまいます。故に、日本では北海道の気候と相性がよいという訳。


春の「寒の戻り」のことを、北海道では、「花冷え」ならぬ「リラ冷え」と言うそうな。


一重咲きは、ふつう4弁花ですが、ごくまれに5枚の花びらの花もあるようで、「四つ葉のクローバー」よろしく「ラッキーライラック」と呼ばれ、幸福のシンボルとされています。

発見に、チャレンジしてみましょうか!?

一人では難しくても、「友情」の力を借りれば、百人力。

でもその場合は、協力者に「幸福のお裾分け」をせねば、なりませんねぇ。

(かえって高くつく!?  いかんいかん! 幸福は分かち合いましょーっ!!)

2006年06月11日

6月11日の誕生花は「ヒゲナデシコ」

花言葉は「伊達男」

ヒゲナデシコ

花言葉は「伊達男」

ヒゲナデシコ

花の下に「ヒゲ」が生えているように見えることから、
この名前になりました。

先日ご紹介した「ナデシコ」よりも、
一輪一輪は小さめで、

数輪ずつまとまって咲きます。

別名「美女ナデシコ」「アメリカナデシコ」とも呼ばれます。


ナデシコ科。耐寒性1~2年草。

ヨーロッパ東南部が原産地。
日本には、明治の中頃に渡来したとされます。


草丈は、40~80センチくらい。
20センチ前後の「矮小種(小型)」もあります。

花期は、5~6月にかけて。

直径1,5センチくらいの花を数輪ずつ固めて咲かせる姿は、簪(かんざし)のようにも見えますね。

「ヒゲ」に見えるのは、「総苞(そうほう)」という、葉が変化した器官。


花色は、赤、白、ピンク、紫など。
覆輪(わっか状の模様)の入ったものや複色もあって、バリエーション豊かです。


日本産のナデシコに比べて、色合いは鮮やか、茎もしっかりがっしりしています。

自分をはっきりとアピールする、「現代女性」っぽい印象、かな?

丈夫な性質で、花壇はもちろん、鉢物も多く出回っています。


この花の英名は「Sweet William」というもの。
「スイート・ウィリアム(甘いウィリアム?)」です。

管理人は「ウィリアム」から、男性の名前を連想したのですが(英国の王子のお名前。ヒゲもあることですし^^;)、「甘いマスクのイケメンウィリアム」なんてね。


果たして真相は?
引き続きの研究課題といたします。


あと一週間で「父の日」ですが、「ダンディな伊達男」になって欲しいという願いと感謝を込めて、お父様にこの花を贈ってみては、いかかでしょう?

2006年06月10日

6月10日の誕生花は「ジャスミン」

花言葉は「素直」

ジャスミン

花言葉は「素直」

ジャスミン


香水やお茶の原料として名高い花。

「香りはわかるけど、どんな花?」
・・・てな「本末転倒」状態? にもなりそうなくらい、

香りの存在感は圧倒的です。

花はシンプルで、
濃~い香りとうまくバランスをとっています。


モクセイ科。常緑低木。つる性種もあります。


さまざまな種類がありますが、単に「ジャスミン」と呼ばれるのは「コモンジャスミン」という種類。原産地は、中国~インドにまたがるヒマラヤ地域とされます。

ジャスミンティーの原料は、中国原産の「羽衣(はごろも)ジャスミン」。


花期は、3月~11月にかけて。種類によって異なります。

大きさは、直径2~3センチくらい。

花色は、白・黄色です。


香水として楽しむのはもちろん、アロマテラピーの精油としても高い人気を誇ります。

リラックス効果や、抗鬱作用、婦人科系統の強壮など、女性と相性が良いようです。


甘い香りは、日没後に強くなり、原料の花の摘み取りは、夜中に行われるとのこと(「夜のお仕事」ですな)。

しかも、花1トン(1000キロ)から、わずか1キロの精油しか抽出されません。

高品質のものは、とても高価なのも納得です。


「香りのある花」は、夜にさらに強く香る種類が多いようですね。
管理人は以前「幸福の木(ドラセナ)」の花を咲かせたのですが、やはり、夜に香りが強くなりました。

「夢は夜ひらく」ならぬ「夢は夜香る」てなところでしょうか。


「素直」という花言葉は、あちこちにつるをからませてすくすく伸びる様子を表わしたものと言えるでしょう。

そのほか、甘い香りにちなんだものもありますが(「官能的」「愛の通夜」)、こちらはちょっと大人向けかしら・・・?

2006年06月09日

6月9日の誕生花は「ノバラ」

花言葉は「素朴な愛」

ノバラ

花言葉は「素朴な愛」

ノバラ


「ノイバラ(野茨)」とも呼ばれます。

今年も「春のバラ」、
楽しんでいらっしゃいますでしょうか?

華やかな園芸種もいいけれど、
基本に立ち返りたくなるときって、ありますよね。

このバラを見ると、
サクラや梅が「バラ科」というのも、納得いくでしょう。


バラ科。落葉低木。

日本や朝鮮半島など、東アジアに分布します。

高さは、2メートル前後。

花期は、5月~6月にかけて。

直径2センチくらいの大きさの白い5弁花を、一枝に数輪ずつまとめて咲かせます。


庭木や切り花などに広く使われるほか、忘れちゃならない重要な役割は、

「改良種の原点」
「園芸種の台木(接ぎ木の根元部分)になる」

・・・という2点。

現在2万種ともいわれる園芸種のルーツのひとつとして、燦然たる輝きを放っています。

つる系や「ミニバラ」系の多くが、日本のノバラから改良され、誕生しているんですね。

ヨーロッパ系のバラに、それまで見られなかった「房咲き(一枝に数輪の花を咲かせる)」の性質をもたらしています。

また、野生ならではの強さを生かして、園芸種を支える縁の下の力持ち、「台木」としても大活躍。

今日のバラの発展と隆盛に、多大な役割を果たしている「エライお方」なのです。


日本は結構な「ノバラ大国」で、世界に200種ほどある野生種のうち、1割近くにあたる10数種をみることができるそうです。(先日ご紹介した「ハマナス」もその1種)


園芸種のバラを「手のこんだ洋食」にたとえるならば、こちらはさしずめ「炊きたての白いご飯」! といった感じかな。

「日本人はやっぱり銀シャリだよ~」・・・って、ちょっと違いますが^^;

「素朴な愛」にふさわしい、つつましくも可憐な美しさです。

2006年06月08日

6月8日の誕生花は「タイサンボク」

花言葉は「前途洋々」

タイサンボク

花言葉は「前途洋々」

タイサンボク


「泰山木」「大山木」と書きます。

まさに「名は体を表わ」し、
雄大な雰囲気をただよわせる樹木です。

大木にふさわしい大輪の花には、
かぐわしい芳香があり、香水にも配合されています。

かなり高いところに上向きに咲くので、
「高所からの観賞用」ですな。


モクレン科。常緑高木。

原産地は、北アメリカ東南部とされます。

ちょっと東洋っぽい雰囲気もあるので、意外な感じ?

日本への渡来も比較的最近で、明治初期のこと。

「新宿御苑」に植えられ、その堂々たる雰囲気と花の美しさから、庭木や公園などの植栽用として人気となりました。


樹高20メートルくらいまで大きくなります。

花期は、5月下旬~6月にかけて。

直径20センチくらいもある立派な花は、アイボリーホワイト。

木も葉も(長さ20センチを超えます)花も、すべてがビッグスケールでございます。


・・・この大きさは、やっぱり「アメリカン」といえばアメリカン。

アメリカに行った友人が「とにかく全部でかかった・・・とくに食べ物・・・」と、ゲッソリして帰ってきたことを思い出します。(管理人はアメリカに行ったことはないのです)


名前も、「その花や葉が壮大なことを賞賛して名づけられたのかもしれない」(By牧野富太郎博士)と、いわれています。


「小さきものはみなうつくし」(By清少納言)
「箱庭」「盆栽」「小宇宙」というような日本の美意識とは、対極にあるように思いきや、蓮を連想させるような清楚な雰囲気の花のおかげか、広く愛されるようになったのですね。


かぐわしい香りは、香水にも取り入れられ、「ゲラン」「ジバンシィ」といった有名ブランドの製品にも配合されています。

レモンの香りの中に、甘いフローラル調をミックスしたような感じ。

(この春「ハクモクレン」の香りを楽しんだのですが、あんな感じかな~・・・。 とてもバランスの良い、さわやかな甘さが印象的でした)


大空に向ってのびのびと枝を伸ばす姿には、思わず「前途洋々」の花言葉を託してしまうような雄大さがあります。

2006年06月07日

6月7日の誕生花は「イワカガミ」

花言葉は「忠実」

イワカガミ

花言葉は「忠実」

イワカガミ

漢字では「岩鏡」。

光沢のある葉を、鏡に見たてた名前です。

主に山岳地帯に生育し、
「高山植物」に分類されることが多いようですね。

イワウメ科。多年草。

北海道から九州の山地に分布、「亜高山帯」など、標高の高い所でも生育しています。

岩場や急な斜面、山道の道ばたなどに群生していることも多いようです。


高さは、10~20センチほど。

花期は、標高によって異なりますが、4~7月にかけて。

先端にフリンジ状の切れ込みが入ったラッパのような花を、数輪ずつ横向きに咲かせます。近い仲間の「イワウチワ」に比べると、開き方がつつましやかな感じ。一輪の大きさは1~2センチくらいです。

花色は、ピンクの濃淡、白。

葉は、大きさ3~4センチほどで、厚手で光沢があり、古代の「銅鏡」にたとえられています。

現代の「鏡」とはちょっと趣がちがいますけれど、山の中ではけっこう目立つ「艶っぽさ」。


全体にもう一回り小さい「コイワカガミ(小岩鏡)」、もう一回り大きい「オオイワカガミ(大岩鏡)」もあって、「3姉妹そろい踏み」てなところでしょうか。


大きさの違いのほかに、
「大姉さん(オオイワ)は多雪地帯がお好き」など、それぞれ特徴があるようなのですが、

細かいことは山野草に詳しい方にお譲りするといたしましょう・・・。


「忠実」という花言葉は・・・

鏡のような葉に、道行く人の姿形を忠実に映し出す、ということなのでしょうか。

山野草の素朴さが、「美に忠実」ということをあらわすとも、言えるかもしれませんね。

6月6日の誕生花は「ジギタリス」

花言葉は「熱愛」

ジギタリス

花言葉は「熱愛」

ジギタリス

ジギタリス

日本名は、
「フォックスグローブ」という英名を直訳した、
「狐の手袋」というもの。

狐が手袋を買いに行く、
新美南吉の童話「手袋を買いに」を思い出すような感じですが、

小人や妖精の帽子のようにも見えるかな?

実際、「妖精の帽子」という別名もあるんですね。


薬草ですが、
その反面、けっこう「激しい毒草」に分類されています・・・。


ゴマノハグサ科。一年草・多年草の両方があります。

原産地は、西南ヨーロッパ。
日本には、明治10年代に渡来したとされます。はじめから、薬用・園芸用両方の用途で使われていたようです。


高さは、1~1,5メートルほど。

花期は、5~7月にかけて。
内側に斑点が入った筒状の花をつけた花穂を、直立させます。

花色は紅紫、白、ピンク、淡い黄色など。


葉を乾燥させて、強心剤・利尿剤に使われますが、

かなりの「劇薬」で、副作用も甚大。

その名も「ジギトキシン」!(ちなみにフグの猛毒は「テトロドトキシン」というそうな)

素人は絶対に手が出せません。(なんだか物騒でんがな)

その危なさ(!?)から、日本では昭和54年以降、薬用としての栽培は行われていません。

「アヘンのケシ」ほどではないにせよ、相当なおどろおどろしさ、にも見えますが・・・。

健康野菜と言われる「コンフリー」に、葉がよく似ているところがさらにクセモノ。

間違えて食べてしまって、激しい吐き気や不整脈などの中毒症状を起こし、死に至ってしまった事例もあります。


また、画家ゴッホは、「癲癇(てんかん)」の薬として服用していて、後期の作品によく見られる「全体の黄色っぽさ」は、副作用で視界が黄色く見えたためだった、という説もあるようです。


・・・なんだか恐ろしさばかり強調してしまったようですが、

専門家の管理下の元で、適切な処方を行えば、きちんと効果を発揮してくれる薬として役だってくれます。


「熱愛」という花言葉は、ジギタリスを服用したときの心臓の高鳴りを、恋のときめきになぞらえたもの、かもしれませんね・・・。

2006年06月05日

6月5日の誕生花は「ハマナス」

花言葉は「照り映える容色」

ハマナス

花言葉は「照り映える容色」

ハマナス

ハマナスの実

「ハマナシ」とも呼ばれ、
「浜茄子」「浜梨」と表記されます。

いずれも、実を言い表したものなんですが、

どっちに見えるでしょう?


バラ科。落葉低木。

原産地は、日本・韓国など東アジア。

「北海道の花」というイメージが強いですが(実際、昭和53年に指定されてます)、

太平洋側は、茨城県より北、
日本海側は、鳥取県より北に分布と、

結構幅広い地域で見ることができるようです。


高さは、1~2メートルほど。

地下茎を伸ばして殖え、海岸の砂地で群生している姿が、「この花のある代表的風景」といえるでしょう。


花期は、6~8月にかけて。

花色は紅紫、白。


芳香をもつ花は、直径10センチ前後と、そこそこ大きなもの。「ノバラ」の仲間では、一番大きな部類に入ります。

その後、8~9月ごろに「ミニトマト」をちょっと扁平にしたような赤い実をつけ、食用にされます。


この実を「茄子」「梨」に見立てたとされる名前ですが、

もともとは「浜の梨」で、「ナシ」は、東北地方では「ナス」に訛るので「ハマナス」になった、・・・つまり「ナシ」が最初、という説、

こちらはかの「牧野富太郎博士」が提唱し、
専門家や植物学者、いわゆる識者層の間では、こっちが有力の模様。


一方、
「いやいや『梨』は嗜好品で、そんなに昔から北海道や東北で知られていた筈がない、ナスのほうが庶民には近い存在だったので『ナス』だ」

・・・という説もあったりします。

いずれにせよ、結論は出ていないようですな。

語感としては、「ナス」の方が収まりがよい気がしますし、

「知床旅情」はじめ歌や詩歌などでも、「ナス」の方が多勢となってますので、現在の主流はこちらなのでしょう。


砂浜を美しく彩る、まさしく「照り映える容色」を持つロマンチックな花です。

2006年06月04日

6月4日の誕生花は「イロマツヨイグサ」

花言葉は「静かな喜び」

イロマツヨイグサ

花言葉は「静かな喜び」


イロマツヨイグサ


「待てど暮らせど」のマツヨイグサ(待宵草)を、
カラフルに変身させた雰囲気。

最近は、属名をとって、
「ゴデチア」の名前で出回ることの方が多いようです。

この語感はちょっとゴツいですけれど・・・。


アカバナ科。一年草。

原産地は、北アメリカ・西海岸のカリフォルニア周辺。
日本への渡来は、明治時代のはじめとされます。


高さは、30センチ前後の小型矮性種と、80センチほどに大きくなる種類とに大きく分けられます。

切り花にされるほか、小型種の鉢物も増えてきました。

花期は、5~7月にかけて。直径5センチ前後の花を咲かせます。

一重咲きと八重咲きがあり、花色は紅、白、ピンクや複色など。


品種改良が進んで、新しい花色の種類も作り出されていて、これからもっと注目されていくかもしれませんね。


この花には、なかなか素敵な英名がつけられておりまして、


その1「サテン・フラワー」。

花びらに、布のサテンのような光沢があることが由来で、実際、なんともいえない質感が魅力的。リボンや紙で精巧に作られた細工物にも見えます。


その2「フェアウェル・トウ・スプリング」

「春よさらば」・・・てなところでしょうか。カリフォルニアでは、この花が咲くと春が終わり、夏がやってくるという印象があるんでしょうね。「夏への扉」を開く花、とも言えましょう。(決まった!)


いずれも、かっこいいですね~。さすが、カリフォルニアのご出身。


「静かな喜び」とは、さて、どんな喜び?

バンザイするにはほど遠いけれど、日常におけるほんの小さな嬉しい出来事や、じーんと染みいるほのぼの感、みたいな感じかな。

でも、それが一番かけがえのないものなんでしょうね、きっと。

2006年06月03日

6月3日の誕生花は「アマ」

花言葉は「あなたの親切に感謝します」

アマ

花言葉は「あなたの親切に感謝します」

アマ


数年前にリバイバルヒットした、
「亜麻色の髪の乙女」の「亜麻」とは、

この草から作られる繊維のこと。麻の一種です。

で、「亜麻色」って、どんな色、なんでしょうか?

ますはお花をご覧いただいて、
シンキング・スタート!

(ご存知の方はさくさくお進みくださいネ)

写真は、多年草タイプの「宿根アマ」です。


アマ科。一年草または多年草。

麻の一種ですが、比較的小柄で細い種類のことを指します。

世界におよそ90種が分布しますが、花を観賞する種類の原産地は、南ヨーロッパや北アフリカなど地中海沿岸が中心。

日本への渡来は、17世紀ごろ、江戸末期~明治時代とされ、もともとは「亜麻仁油(あまにゆ)」という油を採るためだったようです。

この油は、油絵の具や塗料などに使われます。


高さは、50~70センチほど。

花期は、5~6月にかけて。

花色は白、青紫。紅色の花を咲かせる一年草タイプの「紅花亜麻」もあります。

「麻縄」や「麻袋」の、ごっついイメージとは、かなり違った印象の花でしょう?

もちろん繊維も作られ、麻の中では上質で柔らかい素材「リネン」となります。


マンションの間取り図などで、浴室のそばに「リネン庫」という空間があったりしますが、シーツや寝間着などの寝具が、リネンで作られることが多かったことからきています。

すなわち、「シーツやタオルなどをストックしておく場所」。

「リネン庫」のあるマンションなんて、それなりに広くてお高い物件だったりしますわな^^;


またこれからの季節、リネンのジャケットなんぞざっくり羽織ったりすると、かなり、おしゃれですね。

管理人は結構、リネンの質感が好ましいのです。上品な光沢があって、さらりとなめらかで。

シワがとても目立つので、貧乏くさく見えない程度に、着る度に手入れをする必要がありますが。

今年(2006年)の夏はいろんなタイプのジャケットが出てますので、一着、手に入れてみてはいかがでしょう。


で、「亜麻色」とは、

「光沢のある薄い黄土色」のような、金髪(ブロンド)をもっと淡く、きらめかせたような微妙な色です。「亜麻色の髪の乙女」は、北欧系の人に多いとか。


「あなたの親切に感謝します」という花言葉は、しなやかで肌触りのよい繊維を生みだすこの草への、感謝の気持ちをあらわしたものでしょうか。

2006年06月02日

6月2日の誕生花は「タイム」

花言葉は「勇気」

タイム

花言葉は「勇気」

タイム

日本名は「タチジャコウソウ(立ち麝香草)」。

豊かな芳香をいかして、
ハーブやアロマテラピーの精油として、広く用いられています。


実は、この花言葉は、
この植物に関する「あるものスバリ」「直訳」なんです。

さて、その「あるもの」とは・・・下段で。

シソ科。常緑低木。

原産地は、南ヨーロッパや小アジアなど地中海沿岸とされます。

日本への渡来は、明治時代です。

・・・といっても・・・当時の日本人には、なじみにくい香りだったでしょうね。「どのように使うのか?」と、結構お悩みになったのではないのかしら。

高さは、10~50センチほど。
100種をこえる種類があるとされ、高さも種類によってさまざまです。


花期は、5~7月にかけて。一輪は、直径数ミリ程度の小さなものです。

花色は白、ピンク、淡い紫など。


香りが、肉や魚介の臭みを消すのに適しているうえに、強い消臭・殺菌作用をもつので、生鮮食品にとっては「ベストパートナー」って感じでしょうか。

もちろん、人間にとっても同じことでありまして・・・、「ミイラ」の防腐に使われた、ということでございます。

良い香りにもなって、ツタンカーメン王はじめ、ミイラにされた方は果報者!?

「現在も、生物標本の保存・防腐に一役かっています。

そのほか、呼吸器の炎症を鎮めたり、筋肉痛をやわらげたり、はては髪の毛の育成にもいいなど、薬効は多岐にわたるようですね。


さて「花言葉そのものスバリ」とは・・・、


何のことはない、名前、です。

タイムという名前は、ギリシャ語の「勇気」をあらわす言葉からきているとされ、人間の能力を向上させる効果がある植物と考えられていました。

ギリシャでは、かな~り、セレブな植物だったようですな。


タイムの香りを嗅いだり、ハーブティーを飲んだりすることで、リラックスしつつも気分が高揚し、物事に真正面から取り組める、真の「勇気」を得られそうですね。

2006年06月01日

6月1日の誕生花「マトリカリア」

花言葉は「集う喜び」

マトリカリア

花言葉は「集う喜び」

マトリカリア

別名「ナツシロギク(夏白菊)」。

マーガレットやカモミールを、
さらに「ころん」と丸くした感じの花です。

ジャーマンカモミールの「切り花版」といった感じ。


かつて「蚊取り」に使われていた
「ジョチュウギク(除虫菊・・・女中ギクではナイ)」も仲間です。


キク科。多年草(園芸上は一年草扱い)。

原産地は、西アジアからバルカン半島にかけて。

日本には、明治時代に渡来しました。

高さは、30~80センチほど。
背の高い種類は切り花に、小さいものは鉢植えにされます。

花期は、5~7月にかけて。
直径1~2センチほどの小さな花を、たくさん咲かせます。

改良が進み、花型はさまざま。
一重・アネモネ咲き・八重・ポンポン咲きなど。


花色は白、黄色。

「マトリカリア」とは、
属名がそのまま一般に使われていますが、
ラテン語の「子宮」という意味に由来します。

かつて、この花の仲間が婦人病を治す薬草とされていたようです。

そのほか、消化器の調子を整えたり、冷え性の改善などに、ハーブティーとしても利用されます。

カモミールが利用の中心が「ハーブ」なのに対し、マトリカリアは、花を楽しむために改良されたものが多くみられる様ですね。

しかし、ハーブの「本能」は忘れておりません!

独特の香りがあって、虫除け効果のある「コンパニオンプランツ」として、バラのそばに植えたりすると、いいようですよ。


近い親戚の「ジョチュウギク(除虫菊)」は、赤紫色のきれいな花。「ピレスリン」という成分が蚊取りの働きをします。

現在は化学合成がほとんどのようですが、「○ンチョーの蚊取り線香」のパッケージには、それらしき花が描かれていますので、ご覧になってみてください。

そろそろ、蚊取り線香の季節も近いことですし。


花言葉の「集う喜び」は、かわいらしいこの花の姿を、ほほえましく描写しています。