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2006年04月30日

4月30日の誕生花は「ナシ」

花言葉は「博愛」

ナシ

花言葉は「博愛」


ナシ

ナシの実


「実りの秋」を象徴する果物の一つですが、
現在は、白い可憐な花の季節。

名産地は何と言っても鳥取県、というイメージですが、
結構あちこちで栽培されており、

毎年管理人が「お取り寄せ」しているのも、福島県のものです。

バラ科。落葉高木。

現在ひろく食べられている種類の原種は、中国から日本にかけて分布しています。

原種は「ヤマナシ」と呼ばれているもの。
(「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ・・」By宮沢賢治)

「西洋種」もあって、「ラ・フランス」は、最近人気が急上昇しているようですね。
(管理人もごっつう好きですたい・・・)


花期は、4月~5月にかけて。
白い5弁花を咲かせます。

実が熟し、出回るのは8~10月です。


「ナシ」の語源には、いくつか説があります。

その1
果肉が白いことから、「なかしろ(中白)」と呼ばれ、それが転じて「ナシ」と呼ばれるようになった。

その2
味を表した言葉による説・・・「なすみあまし(な=中、すみ=酸味、あまし=甘し)」が、「ナシ」へ変化した。

その3
日持ちがよく、変色しないことを「なましさ」と表し、それが転じて「ナシ」となった。


・・・どうでしょう?

「その2」は、確かにそうなんですよねー。
ナシは芯の部分に、ちょっと周りの果肉と質感が違うところがありまして(思い出して下さいませ~)、

そこをかじると、結構、酸っぱいのです。

貧乏性の管理人は^^:
芯の心までよっく食べたものでした・・・。


とはいえ「無し」に通じると嫌われて、「アリノミ」と呼ばれることもあります。


また、歌舞伎界のことを「梨園」と呼びますが、これは、唐の玄宗皇帝が、「梨園」のナシの花の下で、音楽や舞踏を楽しんだり教えたり(彼自身も結構な腕前だったのですね)、

はたまた楊貴妃と芝居を楽しんだという故事から来ているといわれています。


ちなみに、「豊水」など果皮が茶色い「赤ナシ」と、果皮が緑の「20世紀」=「白ナシ」がありますが、どっち派でいらっしゃいますか?

関東より北では「赤ナシ」が、
関西より南では「白ナシ」がそれぞれ優勢のようですね。


「20世紀」は、台湾で大人気とか。

かなりの高値で取引され、むこうでは「高級フルーツ」扱い。日本の「マスクメロン」みたいなもんでしょうか。

秋に台湾にお出かけの際は、ぜひ、青果店やスーパーをチェックしてみて下さい。

「博愛」の花言葉どおり、これからも、世界各地で愛され続けていくことでしょう。

2006年04月29日

4月29日の誕生花は「フジ」

花言葉は「歓迎」

フジ

花言葉は「歓迎」

フジ


風かおる5月を美しく彩る、
淡紫の霞か雲か・・・。

「藤色」は、この花が由来の色の名前。

甘い香りも、何ともいえず魅力的です。


マメ科。木本性落葉つる植物。

世界に9種ある仲間のうち、日本には「ノダフジ」と「ヤマフジ」が自生します。


花期は、4月~5月にかけて。

花色は、薄紫色、白、桃色など。園芸品種には黄色の花もあるようです。


代表種「ノダフジ(野田藤)」は、青森~沖縄に分布。

「摂津国野田(現在の大阪市西成区付近)」の藤之宮に、このフジの名所があったことにちなみます。

花序(花の房、ですね)は細長く伸びて、20~90センチにもなります。


「ヤマフジ(山藤)」は、山陰をのぞく伊豆半島より西に自生。

花序が「ノダフジ」に比べて短いのが特徴で、10~20センチくらい。


花序の長さは  ノダフジ > ヤマフジ ですが、

一輪の大きさは ノダフジ < ヤマフジ でございます。


その他、この2種は「つるの巻き方」によっても見分けられますが、

じつは、「右巻き」と「左巻き」の見解が一致していないようなのです!

その心は・・・「視点」の違い、

根元から見上げて、向って右巻きと見るか左巻きと見るか
上から見下ろして、向って右巻きと見るか左巻きと見るか

    ・・・によって、図鑑の記載なども分かれているんですね。

従いまして、管理人としては、「花序の長さ」で見分けるのが明朗会計(!?)、という気がします。


樹齢が長いことでも名高く、

埼玉県春日部市には、樹齢1200年あまりとも言われる特別天然記念物「牛島の藤」があります。


とはいえ、つる植物なので、普通の「木本」とは勝手が違うため、樹齢を年輪から推定するのはかなり困難なのだそうです。

しかしながら多少の誤差は吹き飛ばしてしまうほどの「桃源郷」ならぬ「藤源郷」、藤棚の下に立てば、「歓迎」のシャワーに、身も心も打たれることでしょう・・・。

2006年04月28日

4月28日の誕生花は「日本サクラソウ」

花言葉は「初恋」

日本サクラソウ

花言葉は「初恋」

日本サクラソウ


ショップでおなじみなのは、
「プリムラ」と呼ばれる「西洋サクラソウ」ですが

日本自生の「桜草」もありまして、

こちらは、漢字で書き表すのがふさわしい趣です。

「プリムラ・マラコイデス」を、もっとシンプルにした感じ。


サクラソウ科。多年草。

北海道南部から本州~九州にかけて、川岸などの草地で群生地が見られます。

「サクラソウ科」の植物は世界に500種類以上あるとされ、日本にはそのうちの20種数種が自生していますが、半分以上は「絶滅危惧種」に指定されています。


草丈は、15~40センチほど。

花期は、4月~5月にかけて。

直径2~3センチほどの、サクラによく似た5弁花を十数輪かためて咲かせます。

花色は、紅紫色の他、白もあるようです。


かつてはあちこちに群生地があったようなのですが、開発や乱獲などで数が減ってしまい、全国にある群生地は、どこも大切に保護されています。

関東近郊で有名なのは、埼玉県さいたま市の「田島ケ原」群生地。荒川ぞいにあって、「天然記念物」に指定されています。


可憐な姿は古くから愛され、江戸時代にはたくさんの園芸品種が作られました。

その数は300を越えるとも言われ、しかしすべてが「一重咲き」。

それらの花の微妙な違いを愛でるという、とても日本的な発達をした「古典園芸植物」の一種とされ、独特の鑑賞法「雛段飾り」が生み出されました。

大体草丈がおなじくらいなので、階段状の台に、違う種類をお雛様のように並べて楽しむ・・・という、
何とも風流な「和風ガーデニング」であります。

「盆栽」や「箱庭」にも通じるモノがありますねぇ。


現在、奈良県の「高鴨神社」では、「日本桜草祭」が開催されています(5月10日まで)。

興味を持たれた方は、「高鴨神社」で検索してみて下さい。

初恋の人の面影にも似た、一鉢がみつかるかもしれません。

2006年04月27日

4月27日の誕生花は「シラネアオイ」

花言葉は「完全な美」

シラネアオイ

花言葉は「完全な美」

シラネアオイ


今日は、高山植物のご紹介です。

漢字では「白根葵」。

日本特産の「1種1属植物」。
「似かよった仲間はない」ということ。

純国産の孤高な存在ですが、

「わたしは気高い存在なのよ、おーっほっほっほ」
・・・という感じではなく、

とてもおだやかな印象です。


シラネアオイ科。多年草。

本州中部から北海道にかけての「亜高山帯」~「高山帯」に自生しています。

とくに、日本海側の「多雪地域」に多く見られ、雪の季節は吹きだまりになるような「窪地」に群生しているようです。


「日光白根山」で多く見られることから「シラネ」がつき、タチアオイやモミジアオイなど一連の「葵系」植物に花が似ていることから、この名前になりました。
(しかし「本家」の白根山では、数が減っているとのこと・・・)

草丈は、30~40センチほど。

花期は、4月~5月ごろ。
高山の雪解けとともに花開きます。

深い切れ込みのある大きな葉をひろげ、1株に一輪、直径10センチほどの4弁花を咲かせます。

といっても、花びらに見えるのは「萼」。

淡い紅紫色の花がかもし出す、優雅なたたずまいに心奪われる人が数多く、山野草マニアにとってまさに「高値の花」。

ごくまれに、白花もあるようです。


園芸種の花とは明らかに違う、高山植物独特のにごりのない「凛とした美しさ」は、日本の「侘びさび」に通じるところがあるような気がします。

4月17日号で「ハナビシソウ」をご紹介しましたが、家紋の「花菱」には、むしろシラネアオイの方が似ている感じがしますね。


メジャーになると、あっという間に「群生地」が観光地になってしまいそうですが、この「完全な美」は、人里離れたところにあるからこそ、保たれるのでしょう。

2006年04月26日

4月26日の誕生花は「スカビオサ」

花言葉は「感じやすい」

スカビオサ

花言葉は「感じやすい」

スカビオサ


またの名を「西洋マツムシソウ」。

日本にも、自生種の「マツムシソウ」がありますが、

ヨーロッパを原産地とする数種類が
園芸種として栽培され、この名で呼ばれています。

日本のマツムシソウに比べて大輪で、
華やかな感じ。

「まさにそう!」と膝をたたいてしまう別名もあります。
下段をご覧下さい。


マツムシソウ科。1、2年草または多年草。

地中海沿岸を中心に、ヨーロッパ、アフリカに数十種が分布しています。

日本には、明治以降に数種がつぎつぎに渡来しました。

日本でポピュラーなのは、
「カウカシカ」種(コーカサスマツムシソウ)や、
「アトロプルプレア」種など。


草丈は、60~100センチほど。20~40センチほどの、鉢物用「矮小種(小型種)」も出回っています。


花期は、4月~8月ごろ。

種類によって違いがあるようですが、「秋の花」とされている日本のマツムシソウに比べて早く、こちらは「春~初夏の花」扱いです。

ショップでの最盛期は、4~6月にかけて。


花の直径は5センチほどで、日本種に比べ、ひとまわり大型。

とくに、花の中心部(たくさんの小花の集合体です)、「ぼこぼこした盛り上がり部分」が大きいのが特徴です。

姉妹サイト「花言葉辞典」に両者の写真を掲載していますので、見比べてみて下さいね(こちらからどうぞ)。


花色は豊富で、紫のほかに深紅や青、ピンク、白など。
改良により、豪華で色鮮やかになってきました。

アレンジメントにもよく加えられているようです。


「スカビオサ」は、属名。

ラテン語で「かゆみを伴う皮膚病 = かいせん(疥癬)」のことなんですね。

スカビオサ属の「ある種」が、皮膚病に対して薬効があるとされたことからきています。

現在では、すっかり風化しているようで、疥癬の治療にこの植物を使っている国はないようなんですが・・・。


「なるほど まさに!」の別名は、「ピンクッション・フラワー」。「針山」でございますよ。

確かに、中心部に、まち針や縫い針が刺さっているようにも見えますね。


「感じやすい」という花言葉は、日本のマツムシソウにも、よく似合います。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

最近の改良種は、なかなか華やかです。

「ピンクッション(針山)」の別名通り、まん丸く盛り上がった中心部に、思わず針を刺してみたくなる?

さておき、「丸い花形」は、癒しの効果が高いとされ、この花は同時に「変化」に対する備えも心に与えてくれます。

2006年04月25日

4月25日の誕生花は「シャガ」

花言葉は「反抗」

シャガ

花言葉は「反抗」


シャガ


アヤメやショウブの仲間ですが、
こぢんまりとしていて、花弁も垂れ下がりません。

「コチョウカ(胡蝶花)」という別名もあります。

紫色とオレンジ色の斑点が特徴的です。


アヤメ科。常緑多年草。

原産地は中国とされ、日本への渡来はたいへん古く、縄文時代か弥生時代か・・・とにかく昔にやってきた「史前帰化植物」の一つとされています。

北海道と九州をのぞく、本州一帯に幅広く自生しています。


草丈は、30~70センチほど。

花期は、4月~5月。
直径5センチほどの花には、独特の模様があります。

花の命は短くて、一日で咲き変わっていきます。

じつは、「アヤメ科」としては、かなり変わった生態を持つ「異端児」。

その1 「常緑」であること。
    アヤメ科で常緑は珍しいのです。

その2 日陰を好み、水際でなくてもたくましく生育。
    林の下草として群生していることもあるとか。

その3 増え方が独特。
    染色体が3組ある「3倍体」のため、
    種子を作ることができず、地下茎で増えていきます。

通常、種や実をつける植物は、染色体が2組の「2倍体」。交配では、巨大化する「4倍体」も作り出されます。

ほかの「3倍体」植物には、ヒガンバナや「種なしスイカ」などがあります。


こんな性質から、「園芸種」としての改良はほとんど手つかずで、とても原種に近い植物のようなんです。

中国をはじめ、台湾や北アメリカにも近種があるとのことで、「我こそは!」という方、シャガの新種育成に名乗りを上げてみては・・・?


何やら穏やかでない「反抗」という花言葉は、ほかのアヤメ属とは一線を画している生態に対してつけられたものでしょうね。

精一杯の意地っぱりのように思えて、何やら愛おしくもなってきます。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

群生して咲いていると、確かにチョウが群れ飛んでいるようです。

一見地味ながら、なかなか凝った模様の斑点。

周りに流されずに、自分の道を究めてみたい! ・・・という方は、ぜひ東方向に飾ってみて。
物事を成し遂げる、強い心を与えてくれるでしょう。

2006年04月24日

4月24日の誕生花は「シャクヤク」

花言葉は「恥じらい」

シャクヤク

花言葉は「恥じらい」

シャクヤク


漢字では「芍薬」。

「立てば芍薬 座れば牡丹・・・」
美人の立ち姿に形容されています。

ボタンに比べ「すっ」とした印象で、
理系の美人・・・「美人の女医さん」とでも言い表せましょうか。

実際、薬用植物として名高いのでありますよ。
しかも、女性に嬉しい薬効満載、のようです。


ボタン科。多年草。
ボタンは「低木」ですが、シャクヤクは「草」です。

中国北部から朝鮮北部が原産地。日本には、平安時代に渡来したとされます。(ボタンよりも先)

草丈は、50~90センチほど。

花期は、おもに5月中旬から下旬。
ショップでは、4月から手に入れることができます。

花色は、赤、白、ピンク、紅紫、黄色、オレンジなど。

およそ10センチほどの花は、品種改良が重ねられ、「手毬咲き」「翁(おきな)咲き」など、8種類の咲き方に分けられます。


もともと薬用植物として渡来したのですが、元来の花の美しさを人々は放っておかず、観賞用として江戸時代にはさかんに品種改良されたようです。


薬用として用いられるのは、根の部分。

漢方では、「婦人向けの強壮薬」として、月経不順・生理痛・冷え性・不妊症などに使われます。

また、緊張を緩和したり、鎮痛の作用もあるので、筋肉のこり・腹痛・身体の痛み・胃けいれん・下痢などの治療、改善にに幅広く使われています。

「薬用養○酒」にも、配合されております。

ギリシャ神話の医学の神「パイエオーン」が学名の由来になっているほどなので、洋の東西を問わず、優れた薬効でその名をとどろかせていたようですね。


「草」といっても結構大きくなり、肥料も必要なので、庭植えが一般的ですが、最近は切り花として出回ることも多くなってきました。

実は、「母の日」のプレゼント花材として、じわじわと人気が上昇しているようなんです。

「毎年カーネーションじゃ、芸がないわ」とお嘆きのあなた、シャクヤク、要チェックですよ。

いつまでも乙女のような「恥じらい」を持つ、美しいお母様へ・・・(と、いう希望と要望をこめて!?)、プレゼントしてみては、いかがでしょう。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

露地物の花期は5月中旬ごろですが、切り花は4月から出回っています。

数々の薬効は、婦人病にいいとされますので、とくに女性と相性のいい花。

婦人科系統の調子が今ひとつ、という方、お部屋に飾ると、メンタル部分からいやしてくれそうです。

《とっておきの贈り物に!》
母の日のプレゼントに、近年人気急上昇!
「カーネーションは飽きた・・・」という方、おすすめです。
管理人も好き好き大好き! とにかく豪華でエレガント。香りも楽しめますよ!

2006年04月23日

4月23日の誕生花は「ハナミズキ」

花言葉は「私の思いを受けて下さい」

ハナミズキ

花言葉は「私の思いを受けて下さい」

ハナミズキ

ハナミズキ


一青窈さんのヒット曲で、
一躍ヤングにも(・・・古い?)その名が知れ渡りました。

この曲を聴いて、「どんな花?」と調べた方も多かったのでは?

改めまして「こんな花」です。

ミズキ科。落葉高木。

原産地は、北アメリカからメキシコ。「アメリカヤマボウシ」という別名もあります。


正式な渡来は、1915年(大正4年)。

その前、1912年(明治45・大正元年)に、時の東京市長・尾崎行雄氏がワシントンにサクラを3,000本寄贈。

3年後、そのお返しにとハナミズキの苗40本が贈られてきました。

この時アメリカから送られた苗木は、今でも日比谷公園で枝を広げています。

これが「オフィシャル」な渡来エピソードとされていますが、一説には、もう少し前に入ってきていた、とも。

樹高は、5~12メートルほどになります。

花期は、4月下旬~5月にかけて。

花色は、白、ピンク、淡紅色、黄色など。原種は白で、各色は園芸種としてつくられていきました。


花びらにに見えるのは、「総苞片(そうほうへん)」という部分で、葉が変化したものです。本当の花は、中心部分のつぶつぶした感じの所。

ポインセチアに似たつくりですね。


日本の気候にもよく合い、
花はもちろん、秋の紅葉や赤い実も美しく(1本で2度おいしい)、おまけに「自然に樹形が整う」という利発ぶりも手伝って、庭木や街路樹として、ダントツの人気を誇ります。


アメリカでは、この木の皮を煎じた液で犬の体を洗ってノミ退治をしたことから、「ドッグウッド(Dog Wood)」の名前で呼ばれています。
(花の感じも、ちょっとビーグル犬などの犬の耳っぽい?)


「私の思いを受けて下さい」という花言葉、

もともとアメリカで、
この花言葉がポピュラーだったから東京へのお返しに選ばれたのか、

それとも、東京に贈られてからそれにちなんでこの花言葉がつけられたのか、

(ニワトリが先か、卵が先か・・・?)

果たして、どっちなんでしょう?

いずれにせよ、「日米友好の木」であることは、間違いありません。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

花びらに見える部分は、葉が変化したもの。

上向きに咲くので、ちょっと高いところから見下ろすのがオツなお花見の方法です。

ほぼ水平な花形は、目先の損得にまどわされない判断力を養ってくれます。

2006年04月22日

4月22日の誕生花は「ヤマツツジ」

花言葉は「燃える思い」

ヤマツツジ

花言葉は「燃える思い」


ヤマツツジ


サクラが終わると、次の主役はこの花かしら?

ツツジの仲間は日本にたくさん自生していますが、
ヤマツツジは、鮮やかな朱赤が印象的。

「ツツジ」・・・漢字は、かな~り難しいです。

「躑躅」。

ケムに巻きたい上司に「これ読めます?」なぁんて、
出題してみては・・・(その後の責任は負いかねます。あしからず)


ツツジ科。「半落葉」低木。

日本各地の低山や丘陵に広く自生しています。

樹高は、1~3メートル。

花期は、4月下旬~5月にかけて。

花は、基幹部はロート(漏斗)状で、先端が5つに分かれています。別々の花びらが5枚あるのでは、ないんですね。

直径は4センチくらい。葉にやや先がけて開花するようです。

花色は、朱赤や紅紫色。

5つに分かれている花弁のうち、1枚には「斑点(蜜標)」があって、昆虫を招き寄せる働きをしています。
ツツジの仲間にはどの種類にも「蜜標」があります。関連サイト「花言葉事典」の写真などを、ご覧になってみて下さいね。


さて、ここまでのデータをお読みいただいて、ちょっとでも「?」と思われた方、スジがいいです。「牧野富太郎博士」になれます(ってのはウソですが)。

そう、「半落葉」とは、何ぞや・・・!?


全体の半分だけ落葉するの? とすれば何で?
管理人も、「???」でございました。


実は、ヤマツツジは、「2種類の葉」を持っている植物なのです。

その名も「春葉」と「夏葉」。

動物の「夏毛」と「冬毛」みたいですが、役割も、まさにそんな感じ。

「春葉」は長さ3~4センチで、やわらかく薄め。早春に出て秋に落葉します。

「夏葉」は長さ1センチほど(「春葉」に比べコンパクトで厚め)、夏に出て冬を越します。

秋に落葉するにも関わらず、2種類の葉を使い分けて、1年中葉をつけているところが「半常緑」と呼ばれるユエンであります。

花が終わったころのヤマツツジの枝をよく見ると、「春葉」の下に、ちょこんと「夏葉」がついている姿を見ることができます。

葉の質を上手に変えて、季節の変化に対応している訳なんですね。

今日もまた、「自然の叡智」のすばらしさに、感心しきりの管理人でありました。


花言葉「燃える思い」、春の野山を緋色に染めあげる、エネルギッシュな姿を表しているようです。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

日本自生種で、素朴な印象ですが、丈夫でエネルギッシュです。

初夏に向けて強くなる日差しに負けじと咲かせる花を眺めると、忘れかけていた情熱を呼び覚ましてくれることでしょう。

2006年04月21日

4月21日の誕生花は「ミヤコワスレ」

花言葉は「しばしの憩い」

ミヤコワスレ

花言葉は「しばしの憩い」


ミヤコワスレ


「都忘れ」と書きます。

本来の名前は「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」、

園芸品種として作られたものを、
「ミヤコワスレ」と呼んでいます。

この花にまつわる伝説が名前の由来。

この伝説、
元祖「フラワーセラピー」ともいえる、癒しのエピソード。


キク科。多年草。

日本が原産。本州から四国、九州にかけて幅広く自生します。

江戸時代から改良が加えられてきました。


草丈は、25~50センチほど。20センチ足らずの、鉢物用もあります。


花期は、4~5月にかけて。2~4センチほどの花を咲かせます。


花色は、「アスター」にも似たラインナップで、紫の濃淡、青紫、白、ピンクなど。赤紫や紅色もあります。

半日陰を好み、挿し芽でも比較的簡単に増やすことができます。


この花の伝説とは、


今をさかのぼること800年近く昔、鎌倉時代・・・

「承久の乱(じょうきゅうのらん・1221年)」に失敗し、佐渡に島流しの身となった、順徳天皇(84代天皇)。

遙かな都を思って失意の日々を送っていたのですが、ある日、御所の庭の片隅に1輪の白菊をみつけました。

天皇は「この花を見ていると心が落ち着いて、しばし都のことを忘れられる」・・・と告げたということです。

それ以来、いつしかその花は「ミヤコワスレ」と呼ばれるようになりました。


この故事には、「白い花」として登場しており、その後、品種改良が加えられて、いろいろな色がつくりだされたことがうかがえます。


「承久の乱」歴史的背景などについては、お手数ですが、ご自身でお調べになって下さいませネ。

(「花の子ルンルン」好きな管理人は「世界史専門」なもので^^;
 マジで受験は世界史選択でした~)


花言葉も、故事にちなんだもの。

歌人としても才能を発揮された順徳天皇は、なんと22年間も「左遷」されていたのです。

どんなにか、お辛い日々であったことでしょう。結局、その地で亡くなることに。


しかし、現代に生きる私たちには「明日があります」。

この花を見て「しばし憩ったら」、又いっちょ(一丁)、がんばりましょう。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

和服の色合い、とでも申しましょうか。ピンクの花であっても、「和風」。

半日陰を好むところも、奥ゆかしさを誘います。

高ぶった心を落ち着かせ、進むべき道を的確に選ぶ決断力を呼び起こしてくれそうです。

2006年04月20日

4月20日の誕生花は「シバザクラ」

花言葉は「合意」

シバザクラ

花言葉は「合意」

シバザクラ


この時期、
庭園などで見られるピンクや白のカーペットと言えば・・・


長井秀和さんも、きっと断言してくれるでしょう、

この花に「間違いない」。


ハナシノブ科。多年草。

原産地は、北アメリカ東部。

日本への渡来時期は・・・

いろいろ調べたのですが、力及ばず、明らかにできませんでした。(追跡調査にはげみます!)


草丈は、せいぜい10~15センチほど。

生え方(地面を覆う「ほふく性」)と、葉の雰囲気(細長く、先がとがっておりチクチクする)が、芝によく似ていて、花がサクラに似ていることから「シバザクラ」となりました。


花期は、3~5月ごろ。5弁花の直径は、1.5センチほどです。

花色は、ピンクの濃淡のほか、白やラベンダー色、青や複色の品種も出てきました。


寒さや暑さ、乾燥にも強く、土質も選ばないため、グランドカバーに幅広く使われています。

また、病害虫の発生もほとんどないようで、

公共緑化から一般家庭まで(ゆりかごから○場まで~・・・)、広く普及しています。

根が張るために、土壌の流出を防いでくれる効果も長所のひとつ。

栽培も簡単で、挿し芽で増やすことができ、ちょっと植えれば年々増えてくれます。


一面に咲かせると、それは見事な風景に。

色をうまく組み合わせて、模様を作り出すなど、観光名所として整備した群生地も各地に増えているようですね。


関連サイト「花言葉事典」に、関東近県限定ではありますが、「シバザクラ」の名所情報をこちらのページに掲載していますので、ご覧下さいね。


「合意」という花言葉は、「せーの!」と、一夜にして美しいじゅうたんを作り上げるような、この花の心意気を、表していると言えましょうか。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

各色を取り合わせて、模様を作ってもいいですね。観光群生地のように大規模でなくても、じゅうぶん楽しめそうです。

小さな力が集まれば、
どでかいことも成し遂げられる・・・

「なんだかうまくいかないなぁ」とモヤモヤしている心に、慰めと勇気を与えてくれる姿です。

2006年04月19日

4月19日の誕生花は「キショウブ」

花言葉「幸せをつかむ」

キショウブ

花言葉「幸せをつかむ」

キショウブ


ハナショウブの黄色バージョン。

黄色いショウブ、の意味で「黄菖蒲」となりました。

紫の花に比べると、
明るく元気な印象ですね。

出身が日本ではないので、ちょっと「バタ臭い」感じ?

アヤメ科。多年草。

ヨーロッパから中近東が原産地。
北アメリカにも分布がみられるようです。

日本には、明治30年ごろに渡来したとされます。(By 牧野富太郎博士)

とても丈夫で、現在は野生化し、湿地や池の端など、あちこちで見られるようです。


草丈は、60~100センチ。

花期は、5月はじめごろ。
地域にもよりますが、端午の節句前後に咲き始めるようです。

葉の中央に通っている「葉脈(センターライン)」が、はっきりしているのが特徴。

アヤメやショウブの仲間は、「水の中で咲く」というイメージがありますが、

この花は水辺からは一歩引いて、水際ながらも少し乾燥した場所で群生しているものが見られます。

「水を、水際で阻止」・・・てな感じでしょうか。


3枚の花弁が垂れ下がるところから「三位一体」の象徴とされ、フランス王家の紋章のモチーフになっています。

また、ルネサンス時代の「初期ネーデルランド(オランダ)絵画」には、「聖母の花」として、ユリに代わって多く描かれているようです。

ヨーロッパでは、かなりなじみ深い花なんですね。


日本では・・・、

その旺盛な繁殖力が災いして、在来種を駆逐してしまうおそれがあるとして、環境省の外来生物法が定めるところの「要注意 外来生物リスト」に加えられているんです。

アヤメやショウブ類の在来種には、数が減っていて、保護の必要が検討されている種があり、それらの存在をおびやかす可能性がある、ということです。

「在来種」と「外来種」の問題は、動植物あわせて、なかなか難しいものがあるようです。


「幸せをつかむ」ことは多いに望みたいですが、
一度つかんだら(栽培をはじめたら)、
離すことには(野生化させるのは)慎重になった方がよさそうですね。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

すっとした花の姿が、理性を呼び起こしてくれます。

豊かな感情と知性のバランスを整えてくれるでしょう。

西に飾れば、金運アップの効果も。

2006年04月18日

4月18日の誕生花は「アカツメクサ」

花言葉は「勤勉」

アカツメクサ

花言葉は「勤勉」

アカツメクサ

「ムラサキツメクサ(紫詰草)」とも呼ばれる、
「赤いクローバー」。

いわゆる
「クローバー = シロツメクサ」に比べて、
やや大ぶりで、葉も鋭角です。

花のつきかたも、ちょっと違うようです。

マメ科。多年草。

原産地は、ヨーロッパ。

日本には、明治の初めに、牧草や緑肥(すきこんで肥料にする草、レンゲソウと同じ)として渡来したとされます。


草丈は、30~60センチ。

花期は長く、5~10月にかけて。

赤紫色の花は、小さな花が100前後も集まって形作られたものです。


「シロツメクサ」との違いは・・・

・葉の形(「赤」の方が先がとがっている)

・茎が地面を這わず、直立すること(「白」は「ほふく」系)

・花のすぐ下に葉があること(「白」は花茎を15センチほど伸ばします。だから、「花かんむり」が作りやすいんですな)

・・・などがあげられます。


葉や茎をはじめ、花も食べられます。

伸びはじめの柔らかい茎や葉はゆでて和え物に、花も、酢を落とした熱湯でさっとゆでると、色が変わらずスープの浮き実やおひたしに。色どりが鮮やかです。


そしてなんと・・・

花には、最近注目の健康成分「イソフラボン」が含まれているんです!

そのほか、様々な薬効成分を含み、利尿や咳止めの作用もあるため、欧米では「レッド・クローバー」の名前で、古くからハーブとして利用されてきました。

日本ではそれほど注目されていないようですが(イソフラボンといえば、世界に誇る「大豆食品」がありますからねぇ)、エキスが化粧品に配合されたり、お茶として販売されているようです。

今後、注目を集める、かもしれませんね。

期待を裏切らない「勤勉」さを、発揮してくれることでしょう。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

もともと明治時代に牧草として渡来しましたが、今ではすっかり「土着」してますね。

赤紫の花はけっこうたくましく、パワーを感じます。

蜜がおいしいらしく、昆虫がよくあつまるとのことで、「人気運を高めたい」という方、あやかってみてはいかがでしょう。

2006年04月17日

4月17日の誕生花は「ハナビシソウ」

花言葉は「私の希望を入れてください」

ハナビシソウ

花言葉は「私の希望を入れてください」

ハナビシソウ


漢字で書くと「花菱草」。

家紋の「花菱」に似ていることからつけられました。

「カリフォルニア・ポピー」という別名通り、
アメリカ・カリフォルニア州の州花にされています。

鮮やかなオレンジ色の花を、
太陽に向って自己主張するように咲かせます。

ケシ科。1~2年草。

アメリカ西海岸、カリフォルニアやオレゴンなどが原産地。先住民の間では、利尿剤などとして薬用にされていたようです。

日本には、明治の初めに渡来したとされます。


草丈は、30~60センチ。よく枝分かれします。

花期は、4~5月。
日光に合わせて、日中開いて夜は閉じる性質をもっています。

花色は、オレンジ・黄色・朱色・ピンクなど。

花の大きさは5~8センチほどで、4弁の一重咲きのほかに、半八重咲きの品種も作られています。

乾燥に強く、耐寒性もそこそこ。しかし、日本の蒸し暑さは苦手。

原産地では多年草なのですが、日本では夏が越せないため、「数年草」扱いとなっているんですね。外来の園芸植物には、 結構このタイプがみられます。


由来の「花菱」、家紋のサイトで調べてみましたよ~。

・・・確かに。

・・・・・その通り!

って感じです。

ちなみに「花菱紋」は、江戸時代、商家に好まれた紋なのだそうです。


シンプルな花形ですが、力強さを感じますね。

自分の意見が言えない・・・とお嘆きのあなた、この花の力をかりて、「私の希望を入れてください!」と提案してみては? ただし、事前の十分な「根回し」と「礼儀」は、忘れずに。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

太陽に合わせて、昼開いて夜閉じる花。

生活リズムを整えるのに、一役買ってくれそうです。

上向きに潔く開く咲き方と、明るいオレンジの組み合わせは、見ているだけで心に張りと勢いを与えてくれますよ。

自分の意見をはっきり表明する勇気も与えてくれるでしょう。

2006年04月16日

4月16日の誕生花は「ヤマブキソウ」

花言葉は「すがすがしい明るさ」

ヤマブキソウ

花言葉は「すがすがしい明るさ」

ヤマブキソウ


別名「クサヤマブキ(草山吹)」。

本家のヤマブキは低木ですが、
こちらは草本(草)。

科も違いますが、花の色はそっくりですね。


ケシ科。多年草。
「ヤマブキ」はバラ科です。

学名に「日本の」という意味のラテン語が入っていて、日本自生種であることがうかがえます。

林や藪に群生します。石灰質の土壌を好むようで、石灰岩の岩山がそそり立つ谷間などによく見られるようです。


草丈は、30~40センチ。

花期は、4~5月で、大きさ3~4センチになるヤマブキ色の花を咲かせます。

「ヤマブキ」の一重は5弁花ですが、こちらは4弁花。


茎や葉を折ると、黄色の汁が出ます。近い種にその名も「クサノオウ(草の黄)」という名前をもつものがあるほどで、特徴のひとつ。

ケシの仲間なので、有毒植物とされていますので、ちょっとご注意を。

まれに、八重咲きや葉の形が微妙に異なる変種も見られるとのこと。

山野草としてはなかなか大輪の花で、華やかな感じ。

金貨を4枚、合わせたように見えなくもないですね。

とすると、一輪いくらに・・・・?
(おいおい)


「すがすがしい明るさ」、

さっぱりとした性格の、快活な人物に似合いそうな、薫風を運んできてくれるような花と言えるでしょう。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

本家「ヤマブキ」に比べると、花びらが一枚少なく、さらにスッキリした印象。

しかし黄金色はとてもクリアで、なかなか華やかです。

黄色は心を豊かに、イキイキとさせてくれる色。金運アップにも、効果的です。

2006年04月15日

4月15日の誕生花は「モクレン」

花言葉は「自然への愛」

モクレン

花言葉は「自然への愛」

モクレン


一般的には、紫色の「シ(紫)モクレン」のことを
さすようですが、

管理人としては、
春先の「ハクモクレン」も大好きな花のひとつなんです。

どちらも、行く手を照らしてくれる、かがり火のように見えます。


この感じ方、あながち的はずれではないんですよ、偶然ですが。「道しるべ」的な役割に使われることがあるんです。

その理由は、下段で。


モクレン科。落葉低木または高木。

紫モクレンは、樹高4メートルほどの低木、
白モクレンは15メートルほどの高木になります。


中国が原産地。

日本には薬用として古くに渡来したとされ、花のつぼみを日干しにしたものが「辛夷(シンイ)」という漢方の生薬で、蓄膿症や鼻炎に効果があるということです。


花期は、4~5月。
ハクモクレンはもう少し早くて、3月下旬ごろから咲き始めます。

花の大きさは、10センチほど。
結構大きく、迫力があって、気品や威厳も感じさせます。


オリエンタルな雰囲気ですよね。良い香りもします。

と言っても、花が頭上にあることが多く、香りを楽しむのは、なかなか至難の業ですが(特にハクモクレン)・・・。


種としての歴史はとても古くて、1億年以上前から現在の形だったようで、白亜紀・第三紀の地層から化石が発掘されるのだそうです。

恐竜の時代・・・
彼らは、お花見をしていたのかしらん?

また、モクレンの仲間(コブシ、タムシバなど含む)は、「方向指標植物(コンパス・プラント)」と呼ばれています。

つぼみの先端が、「必ず北を向くから」なんだそうです。日当たりのよい南側の方が早く成長し、バナナのように曲がって、先端が北を向く。

山歩きのハイカーなどに、方向を把握する目印として利用されているんですね。

「夜の北極星(ポラリス)」
「昼のモクレン属」って、ところでしょうか。


花言葉「自然への愛」、

悠久の歴史、スケールの大きさを感じさせてくれます。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

落ち着いた華やかさで、春にはなくてはならない花の一つ。

紫色は古来から「格の高い色」とされていて、邪気を払う効果があります。

新生活で少し疲れ気味・・・という方、週末は近所を散歩して、この花を探してみてはいかがでしょう。

きっと、がんばる力を分けてくれるはずです。

2006年04月14日

4月14日の誕生花は「ドウダンツツジ」

花言葉は「節制」

ドウダンツツジ

花言葉は「節制」

ドウダンツツジ


漢字表記が、なかなかいいんです。

「満天星躑躅」。

写真は「サラサドウダン」です。
紅色のすじを、更紗模様にみたてました。

ツツジ科。落葉低木。

日本に4種類が自生するほか、中国、ヒマラヤなど東アジアに十数種が分布しています。

まれに常緑のものも見られます。

樹高は、1~3メートル。

花期は、4~5月。

花色は、白・紅色。
白が本家の「ドウダンツツジ」で、紅色のストライプ模様が入るのは「サラサドウダン」。

大きさ1センチ前後の、スズランにも趣が似た可憐な花を、房状に咲かせます。


放っておいても、整った樹形を保ち、刈り込みにも強いため、公園や生け垣によく使われています。

細い枝がミツマタに分かれる様子が、3本の棒を結んで油皿をのせた「結び灯台」に似ていることから、古くは「トウダイツツジ」と呼ばれていたようです。

春の若葉と可憐な花に加え、秋の紅葉も見事。生け花の花材としては、紅葉のシーズンに最も使われるということです。


「満天星」は、漢語なのですが、中国では、この花の咲く様子を、満天の星にたとえたのですね。
確かに、夜目に白のドウダンを見ると、星空のようなんです!


同じ科のツツジとは全く違った雰囲気ですが、花言葉は同じ「節制」。

丈夫な性質で、比較的乾燥にも耐えることから、つけられたようですが・・・

日々の節約に励む、健気な奥様のようではありませんか!


来月の「母の日」には、ぜひプレゼントをしてねぎらってあげましょう!
管理人おすすめはこちらっ!


母の日のプレゼント


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

「満天星」は漢語なので、中国では白い花を咲かせる本家「ドウダンツツジ」を、満天の星空にたとえたのでしょう。

夜目に見ると、本当に星空のよう。

秋の紅葉もすばらしく、庭木にすると、幸福を呼んでくれそうです。

放任しても樹形が整うし、刈り込みにも強い、「のばしてもよし、刈ってもよし」のお利口さんです。

2006年04月13日

4月13日の誕生花は「クマガイソウ」

花言葉は「みかけだおし」

クマガイソウ

花言葉は「みかけだおし」

クマガイソウ


「熊谷草」と書きます。

個性的な花型を、「平家物語」の登場人物、
源氏の武将「くまがいなおざね(熊谷直実)」が背負っていた

「ほろ(母衣=矢よけの布製の袋)」に
見立ててつけられた名前。

しかし、民間レベルでは、違う俗名がございまして・・・。


ラン科。多年草。

日本・中国・台湾など東アジアに自生します。

高さは、20~40センチ。杉林や竹林の下草として、半日陰の斜面を好んで群生します。

花期は、4~5月。

20~30センチもある大きな一対の扇形の葉の上に花茎をのばし、1株に1個の花をつけるのですが、8~10センチもある大きなもの。日本の自生ランの中では、最大の花ということです。


当然「マニア垂涎の山野草」、なのですが・・・・

森林伐採による生育地の減少、園芸用の採取(!)により数が減っていて、

環境省の「レッドデータブック」絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に分類されています。

もともと繁殖力が弱い上に、生育する環境をかなり選ぶようなのですね。特殊な細菌「蘭菌(らんきん)」のある土壌でないとダメみたい。(だーかーらー、山野草は移動させてもムダなんですよね~)


さて、「俗名」は、
「おおぶくろばな(大袋花)」「ほていそう(布袋草)」など。ふくらんだ唇弁を、布袋さんのお腹にたとえたもの。

また、地方によっては、「キンタ○バナ」とか「キツネノキン○マ」とも(*^^*)

(一応、レディーですもんで、伏せ字を使わせていただきま~す)

あははははっ・・・・!

「オオイヌノフグリ」と同じコンセプトですね。


「熊谷直実」という武将は、平家物語の重要キャラクターの一人として歌舞伎にも採り上げられています。

息子と同い年の青年武士「平敦盛」を討ち誉れをあげましたが、そのことを悔いて、後に出家します。

なお「平敦盛」の母衣から名づけられた「アツモリソウ」という花もありますので、関連サイト「花言葉事典」をご覧になってみてくださいね。


花言葉「みかけだおし」とは、剛腕ながらも優しさを持った人物とされている熊谷直実を、親しみを込めてたとえたものとも、言えましょうか。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

10センチ前後の大きな花。独特の容姿で、インパクト大です。

山にいかないとなかなかお目にかかれませんが、「こんな花もあるんだ~」と知っただけでも、「開運」もの、といたしましょう。

2006年04月12日

4月12日の誕生花は「アンズ」

花言葉は「はにかみ」

アンズ

花言葉は「はにかみ」

アンズ

アンズの実


中華の定番デザート「アンニンドウフ(杏仁豆腐)」は、
アンズの種の核が原料。

まわりの果肉は、生で食べるよりも、
ジャムや砂糖漬けに加工することが多いようですが、
甘ずっぱくてさわやか、

杏仁豆腐はまろやかですね。

ああ、どっちも食べたい・・・。
アプリコットジャムに目がない管理人であります。


バラ科。落葉小高木。

中国北部が原産地。
日本への渡来は古く、平安時代と言われています。

渡来当初は「唐桃」と呼ばれ、薬用として使われました。

ヨーロッパにも伝来し(「アレキサンダー大王」のころ)、「ヨーロッパ系種」となって広まっていきます。

樹高は、5メートル前後。

花期は、3~4月。
サクラよりもやや早い時期に、白や淡いピンクの5弁花を咲かせます。


涼しい気候に適していて、日本では、長野県が全生産量を7割を占めています。

生の果肉は酸味が強く、日持ちがしませんが、ジャムなどはすばらしい味と香り。

植えてから実がなるまでの年数が短く、比較的手がかからない果樹なのだそうです。


さて「杏仁」は、おいしいデザートになるほか、せき止め、鎮静作用、便秘の改善作用などがあって、重要な漢方薬。


原産地、中国にはこんなお話が・・・

その昔、呉の国に董奉(とうほう)という名医がいました。

彼はお金のない人からは治療代をとらず、かわりに、病気が治ると自分の家の周りに、軽病者には杏を1本、重病者には杏を5本植えてもらいました。

いつのまにか、10万本以上の杏の林ができ、董奉はその実から杏仁をつくり、さらに治療にあたったのです。

このことから、中国では「杏林」という言葉は医者(しかも名医)をさす尊称となったのでした。

中国版「赤ひげ」って感じの、いい話じゃあ~りませんか!

東京にある「杏林大学」は、もちろんこの故事を建学精神としています。

「はにかみ」という花言葉は、この花のほんのり頬を染めた乙女のようなたたずまいを表したもの。

・・・いいですねぇ・・・じゅる・・・・。
(オヤジ、入ってますか)


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

桜よりも少し早く花開く5弁花は、まさにはにかむ乙女の頬のよう。室生犀星の「杏っ子」もかくや、と思わせる愛らしさ。

なかなか実物を見るのは難しいかも知れませんが、長野県の特産品です。

栄養豊富な果実ですので、杏仁ともども、おいしくいただきましょう。

「あんずジャムのロシアンティー」を飲むと、
リラックスできますよ。

2006年04月11日

4月11日の誕生花は「ヤグルマギク」

花言葉は「教育」

ヤグルマギク

花言葉は「教育」

ヤグルマギク


「矢車菊」と書きます。

本当に家紋の「矢車」を思わせる花。
アザミの花にも、ちょっと似てるかな。

クリアな青色が魅力的です。

「ヤグルマソウ」と言われることもありますが、
正確には別種ですので、

この花は、「ヤグルマギク」で参りましょう。


キク科。一年草。

原産地ヨーロッパ東南部~西アジア。
もともとは小麦畑に生える雑草だったようで、「コーンフラワー」の別名があります。

日本には、明治時代の中頃に渡来したとされます。

草丈は、20~100センチ。最近は小型の矮小種も出回っています。

花期は、4~6月。

花色は青、白、紅、ピンク、紫など。3センチ前後の大きさで、ドライフラワーにも適しています。


青色を作る色素は「デルフィニジン型アントシアニン」という成分で、実は、バラにも同じものが含まれているのです。

しかし、自然界に「青いバラ」はない・・・。


ほかのいろいろな成分がこの色素に加わることで、あの美しい青が発色しているんですね。

バラには、青を発色させるための条件が、ちょっと欠けているようなのです。

自然の絶妙なバランスの上に成り立っている青。魅力的なのは、そのせいかもしれませんね。

「教育」という花言葉、これは・・・、

ナポレオンに進軍されベルリンを逃れた、プロシア(のちのドイツ)の、時の皇后ルイーズ。彼女は麦畑に子どもたちと共に身を隠します。そのとき皇后は、子どもたちをなぐさめるために、この花で花輪を作り、彼らの頭を飾りました。

後に、この皇子の子(ルイーズの孫)がドイツ皇帝となるのです。

ヤグルマギクは、ドイツの国花となりました。


逆境にあってもへこむことなく(!)、前向きな気持ちを持ち続けることを「教育」した花、という訳でしょうか。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

青のほか、ピンクや紫などの豊富な花色は、ドライフラワーにしてもきれいに発色します。

この花の持ち味である「青」のパワーは、冷静な判断力アップにつながります。

2006年04月10日

4月10日の誕生花は「チューリップ」

花言葉は「博愛」

チューリップ

花言葉は「博愛」

チューリップ

「春」は、この花を抜きにしては語れません。

1月7日号で「白」をご紹介しましたが、
今日はチューリップ全般。

「赤、白、黄色」のほかにも、たくさんの色や咲き方があって、選ぶのに迷ってしまいますが、

「どの花見てもきれい」なのは、確かですね。

ユリ科。球根植物。

原産地は西ヨーロッパ、小アジア(現在のトルコ)付近。

その他、種としての特徴は、「1月7日・白いチューリップ」の項をご参照下さい。


「『チューリップ』という名前は、トルコ語の『ターバン』にちなむ」と、(=「チュリパ・ツルバン」頭巾、ターバンのこと)その項でもご紹介していますが、実は・・・・

この話、「勘違い説」があるのです。


16世紀ごろ、オーストリアのトルコ大使が、コンスタンティノープルでこの花を見てその美しさに感じ入り、通訳に名前を聞いたところ、トルコ人の通訳は、自分の頭のターバンを指さして「チュリパ(ターバン)だ」と答えました。


当時のトルコでは、チューリップは「ラレーラ」と呼ばれていました。

つまり・・・

大使の「この花の名前は?」という質問が、正しく伝わらなかったと考えられます。

通訳は質問の意味をどう解釈したのか・・・


「この花は何かに似ているのか」と聞かれたと思ったか、

はたまた、

自分の頭に巻いているターバンの名前を尋ねられたと思ったか・・・。


いずれにしろ大使はその答えを花の名前と理解して、故国に持ち帰り、「チューリップ」という名前で広まった・・・ということになりそうです。

異なる言語でのコミュニケーションは、やっぱりなかなか難しいものがあるんですねぇ。でも、これは「幸せな勘違い」と言えるかな。


「ラレーラ」と「チューリップ」、

どちらが、お似合いでしょう?

「博愛」精神をもって、どちらもよしとしましょうか。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

気温や光を察知して、花の向きを変えたり、開いたり閉じたりする性質をもっています。
日々変わる形が楽しめます。

女性と深い結びつきがあり、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。

特に、寝室や洗面所に飾ると、体内リズムを整えてくれるでしょう。

「和解」や「いい意味での妥協」をうながすパワーもあるので、人間関係がギスギスしがちな職場にさりげなく飾っても効果的。

2006年04月09日

4月9日の誕生花は「アカシア」

花言葉は「優雅」

アカシア

花言葉は「優雅」

アカシア


通称「ミモザ」。

「卵黄のそぼろ」をのせたサラダが
「ミモザサラダ」と呼ばれるのは、

見た目の印象を、黄色いこの花にみたてたからなんですね。


マメ科。常緑低木および高木。

およそ600種が南半球の熱帯、亜熱帯に分布。
オーストラリアに特に多く見られます。

そのうちの「フサ(房)アカシア」は、オーストラリア原産で、明治時代末期に渡来しました。

やせ地でもよく育ちますが、やや寒さに弱く、関西より南の比較的暖かい地方でよく植えられているようです。


樹高は、8~15メートル。

花期は、2~4月。

本当に卵のそぼろの様に見える黄色い小花を、びっしりと咲かせます。

「ミモザ」という英名は、もともと「オジギソウ」の属名だったのですが、いつの間にかこの花のことを指すようになっていったようです。


ヨーロッパでは、「春を告げる花」として、とても人気です。日本における「ソメイヨシノ」的存在。

18世紀後半に、歴史の教科書にも出てくる探検家「キャプテン・クック」によってイギリスにもたらされ、広がっていきました。

南フランス・プロバンス地方では、開花に合わせて(2月中旬ごろ)、春の到来を祝う「ミモザ祭り」が行われます。

ミモザの花や蜂蜜を売る屋台が並び、ミモザの花で飾られた山車が町をねり歩き、華やかなパレードが行われます。民族楽器を手に、一夜を踊り開かすことも。


また、イタリアでは、3月8日の「女性の日」に、お世話になった女性にミモザの花を贈る習慣があります。町には、ミモザを売る出店が臨時に登場。日本の年末の「正月飾り売り」みたいなもんでしょうか。


厳しい冬が終わり、待ちに待った春の到来は、どこの国でもお祝いなんですね。


なお、日本の小説や歌によく出てくる「アカシア」は、白い花をつける「にセアカシア」のことが多く(「アカシアの雨にうたれて」、「アカシアの大連」など)、北海道などでよく街路樹にされているのもこちらです。

「優雅」という花言葉は、黄色い花をたっぷりとつけたしなやかな枝が、風にそよぐ様子を表したようですね。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

ほんとうに「裏ごしした卵の黄身」にそっくりな花。

おいしそうなことに加え(!)、黄色には、食欲増進の作用があるので、食卓付近に飾ることで、健康な心身づくりをサポートしてくれます。

2006年04月08日

4月8日の誕生花は「レンゲソウ」

花言葉は「心が和らぐ」

レンゲ

花言葉は「心が和らぐ」

レンゲ


「ゲンゲ」とも呼ばれます。

田植え前の田んぼが、この花で一面「紫のじゅうたん」をしきつめたように見える・・・

そんな風景は、「山下清」や「谷内六郎」の絵画の中だけに、なりつつある? と思いきや、

「町おこし」の一環として、お花畑を作っている所も増えてきました。


マメ科。2年草。

原産地は中国です。

日本への渡来時期はいくつか説があって、

「遣隋使の小野妹子が種を持ってきた」
「唐招提寺の鑑真和上が伝えた」
「弘法大師が仏教の布教に使った」・・・などなど、比較的「古め」の説。

はたまた「江戸時代に渡来した」説もあり、確証は得られていないようです。

根に棲息する「根粒菌」というバクテリアが土を肥沃にするため、田植え前の水田に植えられて、「一面レンゲ」の景色を作り出していたということで、この使い方が江戸時代に始まったとされています。


高さは、10~20センチ。

花期は、4~6月にかけて。
蝶型の花を、円形にまとまって咲かせる姿が「ハス」に似ているとされ、「レンゲソウ(蓮華草)」となりました。


花色は、紅紫色。

一面に咲く様子を、紫色の雲にたとえた「紫雲英」という、詩的な漢字もあてられています。


なんといっても、「レンゲのハチミツ」がおなじみです。

クセが少なく、広く好まれる味と香り。上品なコクのある味わい、ソフトでまろやかな舌ざわり、加えて淡い黄金色の美しさで、もっともポピュラーなことから、「ハチミツの王様」とも言われています。

ちなみに、レンゲは「岐阜県の県花」。

レンゲのハチミツの国内生産量が、岐阜県が全国一というところから制定されたようですね。

日本の養蜂は岐阜県が発祥地と言われています。


ハチミツの甘さは、間違いなく「心を和らげて」くれますよ。

2006年04月07日

4月7日の誕生花は「ディモルフォセカ」

花言葉は「元気」

ディモルフォセカ

花言葉は「元気」

ディモルフォセカ


マーガレットやガーベラに似た花型ですが、
花びらに金属的な光沢があって、モダンな印象。


「ディモルフォセカ」・・・
一度聞いただけでは、とても覚えられない名前?

ショップでも、これでお目にかかることが多いようですね。

「アフリカキンセンカ」という別名は、
ほとんど使われていないようです。

キク科。一年草。

原産地は、南アフリカ。

原産国の都市名「ケープタウン」をとって、英名は「ケープ・マリーゴールド」とつけられています。


草丈は、30~40センチ。

鉢物として手頃な大きさですが、花付きがよいので、花壇に植えても映えます。

花期は、4~6月にかけて。

花色は、黄色・オレンジ。

白や紫のものは、厳密には、多年草の「オステオスペルマム」という別属の花のようです(こっちも舌噛みそうですな)。とても近い種で、最近分けられました。


「ディモルフォセカ」とはギリシャ語で、「2つの形の箱」てな意味。

花びらの部分に加えて、中心部分もじつは小さな花の集まり(とうじょうか = 筒状花)で、2種類の花が合わさって形作られていることからつけられたのでしょうね。


太陽の光が大好きで、日が当たると開花し、夕方になると閉じる性質を持ちます。(以前ご紹介した「マツバギク」と同じ)

とにかく日当たりのよい場所に置きましょう。

加湿も嫌いますので、水やりもほどほどに。


「日なたに置いておきさえすれば、なんとかなる!」・・と言っても過言ではないでしょう。

なんてったって、花言葉が「元気」ですから。

「元気ならば、なんとかなる」・・・燃える闘魂・・・まではいきませんけども。

2006年04月06日

4月6日の誕生花は「ナスタチウム」

花言葉は「愛国心」

ナスタチウム

花言葉は「愛国心」

ナスタチウム


葉、花ともハーブとして食用にされます。

注目を集めている「エディブル・フラワー」のひとつ。

鮮やかな色彩で、
サラダの彩りなどにぴったりですね。


ノウゼンハレン科。一年草。

南米パルー・コロンビアが原産地。山岳地帯に分布しています。

日本には、江戸時代にオランダ人によって伝えられたとされます。


草丈は、30~60センチほど。

1~2メートルにつるをのばす、「つる性種」もあります。


花期は、5~10月にかけて。

真夏はいったん開花が休止しますが、上手に夏を越せば、秋にも鮮やかな花が楽しめます。

ショップでは、3月下旬から鉢物を入手することができます。

花色は、赤や黄色、オレンジが中心。花の大きさは、直径5~6センチほどです。


食用になるのは、花だけではなく葉や実も。ヨーロッパでは、古くから薬用ハーブに分類されていたようですね。

気になるお味ですが、ぴりっと辛みがあって、カラシやクレソンのような感じ。

種にも辛さがあるので、粉にして香辛料に、酢漬けにして「ケイパー」の代用にと、まさに「全身大活躍」。

ビタミンA・C、鉄分、カルシウムを多く含み、栄養面も優れていますので、見ても、食べても楽しめますよ。


また、「コンパニオンプランツ」として、「アブラムシよけ」の効果があるとされています。

そばにある植物に、アブラムシがつくのを防いでくれるんです。

ガーデニングや、「週末農業」を楽しんでいる方(管理人もそうです)も、ぜひ、おそばに。


「愛国心」という花言葉は、葉を盾に、花を兜に見立ててつけられたもの。

花を逆さまにするとあら不思議、「つばの広い兜」に見えなくも、ないのですね。

2006年04月05日

4月5日の誕生花は「カイドウ」

花言葉は「温和」

カイドウ

花言葉は「温和」

カイドウ

カイドウ

「ハナカイドウ」とも呼ばれます。

漢字では「海棠」。

原産地・中国では「美人」 = 「この花」。


えっ?

・・・「管理人にぴったり」ですって?

いやぁ、ほめても何も出ませんよ~。

(・・・・この「やるせなさ」どうしてくれよう・・・)


もとい、グラデーションのかかった濃いピンクが、
なんともいえない艶やかさの花です。


バラ科。落葉小高木。
リンゴに近い仲間です。

原産地は中国。


花を楽しむ「花海棠」のほかに、実を楽しむ「実海棠」があって、日本への渡来は「実海棠」のほうが早く、室町時代とされています。

その後、江戸時代にの美しい種が渡来し、区別するために「花」を頭につけたようです。


樹高は、5~8メートルほどになりますが、特に「実海棠」は、盆栽にもされます。


花期は、4~5月にかけて。
3.5~5センチほどの紅桃色の花を、さくらんぼのような感じに、房状に咲かせます。

つぼみのときは、ほんとにさくらんぼに似ています。

花びら一枚一枚にも、微妙な濃淡の違いがあって、水彩画のようなおもむき。


中国では、古くからボタンと並んで人気が高く、美人の代名詞の花。

唐の時代の玄宗皇帝は、妃・楊貴妃をこの花にたとえました。

頭をたれて、下向きに咲く姿が、まるで眠っているようなので、中国では「寝花」という別名があるとか。


日本での別名は、花の柄が長く垂れ下がることから、「スイシカイドウ(垂糸海棠)」というもの。


樹皮もなめらかな感じで、樹型もスレンダー。全体的に女性的な印象を受けるようです。


美人の条件は、時代によって変化するけれど、「温和」な物腰は、いつの世も、人に好かれる要素の一つでしょうね。
(努力せねば・・・・)

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

花びら一枚一枚にも微妙な濃淡の違いがあって、水彩画のようなおもむきです。

つぼみのときは、さくらんぼの様で、愛らしい。

盆栽にも仕立てられますので、「女性らしさを身につけたい!」という方は、おそばに置くことをオススメ。

ピンクは「恋愛運アップ」の最強の色なのです。

2006年04月04日

4月4日の誕生花は「アジアンタム」

花言葉は「無邪気」

アジアンタム

花言葉は「無邪気」

アジアンタム


シダ植物に分類される、ワラビの仲間。

今日は「葉」につけられた花言葉のご紹介です。

(すなわち「葉言葉」ですな)

一年を通して美しい緑を保ち、
観葉植物として人気があります。

写真は、「クジャクシダ」とも呼ばれる、
「アジアンタム・ペダツム」種。


ワラビ科。多年草。

熱帯から温帯にかけて、200種ほどが分布しており、日本にも、8種が自生しています。

一番多く栽培されている「ラッディアヌム」は、南アメリカ・ブラジル原産。

日陰を好み、森林の下草として生育しています。


小さな葉がたくさんあるように見えますが、よく見ると、一枚の葉が細かく分かれているのですね。細かく分かれた部分は、「小葉(しょうよう)」と呼ばれています。

さざ波のように繊細な姿が涼しげで、夏期のアレンジメントなどにも、よく使われます。


栽培のコツとしては、「水分の与え方」がポイント。

春~秋は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。

たまに霧を吹いてあげます。


夏は、葉の上から水をかけると、かえって葉が蒸れて枯れてしまうので、土にのみ与えます。 

冬は「葉水」をこまめにすると良いようですね。
周辺の湿度を高めてあげるために、霧吹きで、シュッシュッと水をかけてあげます。

(しかし、葉は水をよくはじき、濡れることはありません。なんてったって、ギリシャ語の「濡れない」が名前の語源ですもので)


葉が薄く、葉焼けをしやすいので、半日陰におくのもポイント。真夏は室内に置きましょう。

葉先が「ちりちり」と枯れ始めてしまったら、残念ながらもとには戻りませんので、いさぎよくカットしてくださいね。

そのままにしておくと、どんどん枯れ進んでしまいます。
(この状態のことを「アジアンタムブルー」とも呼ぶそうな)

ちょびっと、気むずかしいかもしれません。

「無邪気」なままでいてもらうためには、きちんとかまってあげる必要が、ありそうです。

「女心」にも、似ているものが・・・?

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

さざ波のように繊細な姿が涼しげで、夏期のアレンジメントなどにもよく使われます。

葉やけをしやすいので、半日陰が適しています。

バスルームに一鉢おくと、リフレッシュタイムをより楽しめて、心身共に調子よくなってくるでしょう。

2006年04月03日

4月3日の誕生花は「ゼラニウム」

花言葉は「なぐさめ」

ゼラニウム

花言葉は「なぐさめ」

ゼラニウム

ゼラニウム


赤やピンクなどの鮮やかな色合いで、
鉢植えやコンテナ栽培に人気です。

ヨーロッパはじめ諸外国の、
「バルコニー・出窓を飾っている率」かなり高い花。

古くから悪霊の進入を防ぐと言われていて、
「厄よけ」の意味があるんだそうです。

フウロソウ科。多年草。

原産地は、南アフリカ。
およそ280種が分布しています。

日本には、江戸時代の末に渡来したとされ、「テンジクアオイ(天竺葵)」という和名を持っています。

草丈は、30~80センチ。

真冬をのぞいてほぼ一年中花を咲かせてくれます。丈夫で作りやすく美しいので、人気の種類。


花色は豊富で、赤、朱色、ピンク、赤紫、白、複色など。葉に、美しい斑が入る種もあります。


大きく分けると・・・・

「花」ゼラニウム   花を観賞する一般的なゼラニウム
           八重咲きの花をたくさん咲かせます。

観葉ゼラニウム    葉に美しい斑が入るタイプ。モミジ葉ゼラニウムなど

アイビーゼラニウム 半つる性の茎をもつ種類

ニオイゼラニウム(センテッドゼラニウム・ハーブゼラニウム)
         ハーブに分類されていることもある種類。
          アロマテラピーの精油にも利用されています。
          バラ、レモン、リンゴに似た香りをもつものが多数。

          小説「赤毛のアン」にも登場。


最近は特に、「ニオイゼラニウム」の人気が高まっているようですね。


ところで、「蚊連草(かれんそう)」って、ご存知でした?

「蚊よけ効果がある」として話題になった植物なんですが、

ゼラニウムと「シトロネラ」を、バイオ技術で交配させて作り出されたもの。ローズゼラニウムに「形質導入」という技術を使って、シトロネラ草の香り成分を定着。

この香りを嫌うので、蚊が寄ってこないという訳です。

人間にとっては、「なぐさめ」になるような、とても良い香りだそうですので、

蚊にお困りの方は、今年の夏、ちょっと試してみてもいいかもしれませんね。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

丈夫で、四季咲きの性質を持つので、年間通して美しい花を咲かせてくれます。

窓辺におけば、心や目をなぐさめてくれる存在に。何種類か寄せ植えにしてもいいですね。

もちろん、「蚊よけ」効果のある種も一緒にして、実利もねらっちゃいましょう!

2006年04月02日

4月2日の誕生花は「コデマリ」

花言葉は「友情」

コデマリ

花言葉は「友情」

コデマリ

コデマリ


「小手毬」と書きます。

丸く形作られる花の房を、
「手まり」に見立ててつけられました。

樹形、花形ともに、ユキヤナギによく似ています。

それもそのはず・・・、バラ科の落葉低木で、
ユキヤナギとは、とても近い種類です。


中国原産。
日本には、江戸時代初めに渡来したとされます。

高さは、1.5メートル前後と、庭木として扱いやすい大きさ。

上に大きくはなりませんが、細い枝を根元からつぎつぎに分蘖(ぶんけつ)させるので、動きのある樹形を楽しむために、ある程度の広さの場所に植えるのがいいでしょう。


花期は、4~5月。
ちょうど、ユキヤナギが咲き終わったころです。

1センチ弱の白い小花が、20輪前後集まって、3~4センチほどの球体を形作ります。ピンポン球くらいでしょうか。

八重咲き品種もあるようです。


花の重みでしだれる枝が、優雅で風情ある雰囲気なので、古くから茶花としても愛好されてきました。


その姿は「手毬」のほか、

「スズカケ = 鈴掛」・・・ 鈴
       「スズカケノキ(プラタナス)」と同義ですね)」
「ダンゴ = 団子」

にも、たとえられています。


「花も団子も!」の管理人としては、心惹かれる別名「団子花(ダンゴバナ)」。(「団子鼻」ではナイ)

確かに、タレやあんこをつける前の、串に刺した状態の「白だんご」に見えなくもない!


一串がこんなに長いと、焼くのも食べるのも大変だろうな~などと、しょーもないことを考えつつ、肩寄せ合って咲く小花に「友情」を思い、今年もまた、この花を堪能するのであります。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

「花より団子」派の方も、団子を連想させる姿に、心和むことでしょう。

水揚げがよいので、切り花としても出回っているようです。

少し高めの位置から枝垂れさせる感じで飾ると、とても映える枝ぶり。

丸い形は、「北西」と相性が良いですよ。

2006年04月01日

4月1日の誕生花は「カスミソウ」

花言葉は「清い心」

カスミソウ

花言葉は「清い心」

カスミソウ

「この花は苦手・・・」
と言う方は、あまりいないのではないでしょうか?

どんな花とも相性が良く、

花束やアレンジメントには欠かせません。


ナデシコ科。一年草、多年草の両方があります。

花の後、枯れてしまう一年草のタイプのものと、
毎年花を咲かせる多年草(宿根草(しゅっこんそう))タイプのものがあります。

切り花は、多年草タイプが多いようです。


原産地は、

一年草タイプが「コーカサス地方(グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン)」。
多年草タイプが地中海沿岸。


渡来は、

一年草タイプが大正時代のはじめごろ、
多年草タイプが1879(明治12年)、・・・とされています。


草丈は、20~120センチ。

一年草は花が大きめで小柄、
多年草は花が小さめで大柄、といった感じ。


花期は本来、両種あわせて4~8月ごろですが、多年草の切り花を中心に、一年中手に入ります。

花色は、白、ピンク、紅色もあります。品種改良によって、花色も増えているようですね。

花壇に植えたり、鉢ものとしても活躍するようになり、需要はますます増加。

もう「脇役」なんてとても言えません。


一番人気は、純白で八重咲きの品種「プリストル・フェアリー」というもの。

1925年にアメリカで作られ、日本では1970年代半ばから出荷がはじまって、あっという間に大人気になりました。


石灰質の土壌を好むので(属名は「石灰を好む」という意味)、日本の土にも合うようですね。


奥ゆかしいのに、存在感があって、清楚で・・・まさに、日本人好みの花。

これからもその「清い心」をイメージさせる姿は、不動の人気を保ち続けることでしょう。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

ちょっと奮発して、大きなクリスタルの花瓶に、いっぱいにいけてみてはいかがでしょう。

ほかのどんな花と比べても、ゴージャスな印象になるに違いありません。

周りの空気を浄化してくれる作用が強く、特に白はパワーがあります。