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2006年03月31日

3月31日の誕生花は「クロタネソウ」

花言葉は「とまどい」

クロタネソウ

花言葉は「とまどい」

クロタネソウ


「黒種草」の名の通り、
花の後には、黒い種の入った実をつけます。

花の下にある、レースのような部分は、
萼が変化した「苞(ほう)」。

花びらの様に見えるのも、萼です。


キンポウゲ科。一年草。

地中海沿岸が原産地。10数種が分布しています。

日本には、江戸時代末に渡来したとされます。

草丈は、30~80センチ。

花期は、4~7月。
露地ものは5月下旬ごろから開花するようです。

原種は5弁花ですが、園芸品種は八重咲きが主流。

花色は、青、紫、ピンク、白。

花はもちろん、実も風船のようにふくらんで面白い形になって、ドライフラワーにも利用されます。


実の中の黒い種には、スパイシーな香りがあり、

特に「ニゲラ・サティヴァ」という種類は、
ヨーロッパでは、コショウがもたらされるまで、重要なスパイスとして使われていました。

現在も、インドやギリシャ、アラビアなどでは、肉料理やカレーに使われているようです。


英名は「ラブ イン ア ミスト(霧の中の恋人)」。
なんだか「GS(グループサウンズ)」の曲名みたいですが^^;
(タイガース? オックス?)

確かに、霞の中に咲いた花のような雰囲気で、独特のオーラがあります。

管理人は先日、近所のスーパーの「398円お買い得花束」に、この花が入っているのをみつけました。

(むむ、やるな、○トー○ーカドー!)

なかなか、シックな「選花眼」をもつ、コーディネーターがおられるのーと、感心。

チューリップの隣にあったこの花は、ちょっぴり「とまどって」いるようにも見えました・・・。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」


英名の「霧の中の恋人」、
確かに霞の中に咲いたような雰囲気で、独特のオーラがあります。

環境の変化に「とまどって」いる心に、落ち着きを与えてくれるでしょう。

2006年03月30日

3月30日の誕生花は「ダイコン」

花言葉は「潔白」

ダイコン

花言葉は「潔白」

ダイコン

ダイコン

おそらく、
口にしたことがないという方はいない野菜でしょう。

日本では、栽培面積・生産量が最も多いんです。

おでんによし、サラダによし、漬け物によし・・・

応用力の広い存在として、食卓にはかかせません。

アブラナ科。越年草。

原産地については諸説あって、地中海沿岸、または中国やアジア中部(コーカサス・パレスチナ地方にかけて)とされます。

現在の栽培種のもととなっているものは、地中海沿岸に多く分布しています。

日本への渡来は古く、「日本書紀」の仁徳天皇の歌に詠み込まれているほど。


世界的にも、古代エジブトやギリシャ時代から食用にされていたようです。

エジプトの「ピラミッド」建設のときの、報酬・・・給料だったという記録も残っています。


花期は、4~5月。
「白いナノハナ」といった感じの、4弁花を咲かせます。

少し紫がかった花も。

ふつう、花が咲く(トウが立つ)前に収穫してしまうので、なかなかお目にかかる機会はありませんよね。

双葉の状態は、「カイワレダイコン」です。

室町時代以前には、「春の七草」の「スズシロ」と呼ばれていて、「ダイコン」となったのは、それ以降のこと。


ダイコンにまつわるお話はたくさんあって、どれもかなりおなじみですね。

料理用語の「千六本」(せんろっぽん)は、大根の千切りに限った言葉、とか・・・。

(大根は中国では「ローポ(蘿蔔)」と呼ばれ、それを細長く刻んだものが「センローポ(繊蘿蔔)」。転じて、「センロッポン」・・・「千六本」となったとされているから)

食べても「あたらない」から、当たり役のない役者を「ダイコン役者」などなど。

花も白くて、根も白い・・・、おまけに味も淡泊で、まさに「潔白」な存在として、今後も愛されていくことでしょう。

この花の「みどころ」&「開運ポイント」

基本は白ですが、少し紫がかった花も。
(紫色の「ハナダイコン(ムラサキハナナ)」とは種類が違います)

ふつう、花が咲く(トウが立つ)前に収穫してしまうので、なかなかお目にかかる機会はありませんよね、
見られれば、もうけもの。

また、新鮮なダイコンを美味しく食べて健康になるのが、幸運を引き寄せる何よりの秘訣です。

2006年03月29日

3月29日の誕生花は「スモモ」

花言葉は「忠実」

スモモ

花言葉は「忠実」

スモモ

スモモの実


「李」とも「酢桃」とも書きます。

健康食品でおなじみの「プルーン」も、
スモモの一種です。

バラ科。落葉小高木。

原産地は中国。
日本への渡来は古く、古事記や万葉集にも登場します。


花期は、4月で、サクラとほぼ同時期。
直径2センチほどの、白い5弁花を咲かせます。

その後、6~8月にかけて実をつけます。

樹高は、6~10メートルほど。


名前の由来は、

桃に似ている実が、桃より酸味が強いことから「酸っぱい桃 =『酸桃(すもも)』」となった

桃の表面にある「うぶ毛」のない桃、「裸の桃 =『素桃(すもも)』」となった

・・・などの説があります。

現在日本で食用として栽培されているのは、西洋種を中心にして改良されたものが主流。甘みも強くなっています。

「ソルダム」「大石早生スモモ」などがよくみかけられるようです。

なんといっても、中国の故事成語、
「李下の冠」「李下に冠を正さず」がおなじみ。


スモモの木の下で、手を挙げて頭の冠を整えたりしていれば、スモモの実を盗もうとしていると疑われてしまうので、疑わしいことは初めからすべきではない・・・

「人から疑いをかけられるような行為は慎むべし」という意味。

スモモの実は、盗まれるほど好まれていた、とも考えられる故事成語です。


中国においては、親戚の「桃」も、縁起のよい果物とされているようですし。
(「桃まんじゅう」とか「桃源郷」とか)

スモモもモモも、とっても大切にされていたのですね。


「忠実」という花言葉は、「李下の冠」が言わんとすることを、端的にあらわしているのでしょう。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

サクラの時期とほぼ同時に、白い花を咲かせます。枝に沿うように、かなりびっしりとした感じ。

日本にはかなり古くから入ってきており、産地周辺では野生化しているものもあるとか。

苗や鉢物も出回っていますが、手軽なのは「おいしく食べて、健康に!」

一日一個のプルーンも、いいでしょう。

新生活が健康にスタートできれば、幸運もやってきそうです。


2006年03月28日

3月28日の誕生花は「ソメイヨシノ」

花言葉は「優れた美人」

ソメイヨシノ

花言葉は「優れた美人」


ソメイヨシノ

ソメイヨシノ


日本人にとっての「花」と言えば「サクラ」、
その代名詞とも言える存在。

「染井吉野」と書きます。

100円硬貨の図案にもなっていますし、
東京都の「都の花」です。


バラ科。落葉高木。

サクラ属は、日本全土に多くの自生種があります。

「ヤマザクラ群」
「エドヒガン(江戸彼岸)群」
「ミヤマザクラ群」
「カンヒザクラ(寒緋桜)群」

・・・などなど。


「染井吉野」は、自生種ではなく、

エドヒガンとオオシマザクラの雑種とされていますが、
人為作出なのか、自然に生まれたのかは、はっきりしていないようです。


江戸・染井(現在の豊島区)の植木屋が、かけ合わせて作ったとも、

自然に交配したものを、染井の植木屋が接ぎ木で増やして、「吉野桜」の名前で売り出した・・・とも。


「染井吉野」という名前になるのは、明治33年のことです。

実や種は作れず、つぎ木で増やすのが基本ですが、

条件が良いと、根を横にはわせて、あたらしい株を横に作ったりもします。

花期は・・・「サクラ前線」で毎日報道されますが、関東では3月下旬~4月上旬にかけて。

日本列島をおよそ2ヶ月かけて、北上していくようですね。

高さは、8メートルほど。

葉に先立って、花を房咲きさせるので、とても見ばえするサクラとして広く愛されています。


ソメイヨシノの木は比較的「短命」とされ、「人間の一生」にもたとえられているようです。


その心は・・・

植えてから15年ほどで花つきが良くなり、
樹齢20~40年の間が最盛期とされ、

50年を過ぎると花つきも減って、衰えが目立ってくるとのこと。

(・・・この場ではとりあえず^^;  「人間50歳からが本番よっ」そう・・・なんです・・が・・・)


「半世紀前の「花見の名所」のサクラが瀕死の状態」といったニュースはよく目にします。

一説によると、

人間が近くで「どんちゃん騒ぐこと」が、木にとってストレスになっているともされ、ソメイヨシノは常に人間のそばにあるために、余計痛みが目立つのかもしれません。

そもそも根元を踏み固められることが、木によくありませんし。


適切な手入れをすれば、樹勢を保つことができますので、

ソメイヨシノは、「園芸種」のサクラとして、きちんと管理をする必要があることは確かなようです。

「お花見」も、感謝の心をもって、木を慈しんであげたいものです。


「優れた美人」・・・
これ以上はない、という感じの花言葉ですね。

さて、管理人はどこを優れさせようかしらん。

・・・ってまず「美人」かどうか・・・?

それは言いっこなしってことで。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

ソメイヨシノは「比較的短命な木」とされています。

一説によると、

人間が近くで「どんちゃん騒ぐこと」が、木にとってストレスになっているとされ、

ソメイヨシノは常に人間のそばにあるために、余計痛みが目立つのかもしれません。

「お花見」は、感謝の心をもって、木を慈しんであげたいものです。そうすれば、花もきっとそれに応えてくれるに違いありません。

2006年03月27日

3月27日の誕生花は「ヒアシンス」

花言葉は「スポーツ」

ヒアシンス

花言葉は「スポーツ」

ヒアシンス


1月26日で「白いヒアシンス」をご紹介しましたが、
今日は「ヒアシンス全般」。

この時期は最盛期で、

ショップでも、花壇でも、はたまた水栽培などでも、
目にすることができます。

様々な色がありますので、一堂にご覧いただける写真を
ご用意いたしました!


ユリ科。球根植物。

地中海沿岸が原産地。

古くから栽培され、園芸品種の改良は16世紀ごろからはじまったようです。

日本には、1863年に、フランスからチューリップと共に渡来しました。


現在主流の種類の草丈は、25センチほど。(ダッチ・ヒアシンス系・・・オランダで改良されたもの)

全体的に小型の「ローマン系」も栽培されています。


花期は、3月~4月にかけて。

野生種の花色は青紫ですが、園芸種は、赤・ピンク・白・黄色などカラフルです。


一般に、ひとつの種類で「赤・青・黄」の3原色がそろう花は、めったにないそうです。

確かに・・・
バラやチューリップ、カーネーションには「青」がありません。

しかし、ヒアシンスは、3原色がほぼ揃います。(しかも「黒」まで作り出されたことは、1月26日のページでお話しましたね)

これは、結構すごいこと。

いろいろな色と香りが楽しめますので、何色か寄せ植えにしても楽しいですよね。


花が終わった後は、葉が黄変しはじめたころを見計らって、掘りあげます。大体、6月ごろでしょうか。

葉をつけたまま日陰で干しましょう。

葉を取るのは、完全に枯れてからで大丈夫です。葉が枯れるまで土に植えたままにしておくと、球根に病気が入りやすくなってしまうので、早めに掘りあげるのがいいようです。

そして、10~11月中旬ごろまでに植えつけます。


「スポーツ」という花言葉は、ギリシャ神話のこの花の伝説にもとづいています。

この花を自らの血で生みだすことになった美少年・ヒアキントスは、太陽神アポロンと「円盤投げ」・・・

「スポーツ」を行っていたのですね。

力強く、時には華麗な選手たちのパフォーマンスは、神話の昔から、人間を魅了してやまないものの一つです。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

高めたい運気に合わせて、色を選んでみましょう。

黄色・・・金運
ピンク・・・恋愛、結婚運
青紫・・・仕事運
赤・・・健康運

それぞれに「白」を加えると、よりいっそうパワーを高めてくれます。

2006年03月26日

3月26日の誕生花は「ケマンソウ」

花言葉は「あなたに従う」

ケマンソウ

花言葉は「あなたに従う」

ケマンソウ

ケマンソウ


漢字では「華鬘草」。

仏具の「ケマン(仏間の装飾具)」に似ていることから
この名前になったようですが・・・


別名「タイツリソウ(鯛釣草)」のほうが、

「お! その通り」と、
なじみやすいかもしれませんね。

「鯛がこんなに大漁だったら一体いくらに・・・・」などと、身もフタもないことを考えてしまいますが。


ケシ科。多年草。

高山植物の女王格「コマクサ」と割に近い種です。配色のバランスや、花弁のカーブ具合など、似てますね。

中国・朝鮮半島が原産地。日本への渡来はけっこう古く、室町時代とされています。

草丈は、60~80センチ。

花期は、4~6月にかけて。
一輪の大きさは、3センチくらいです。一枝にずらりと並んで咲く姿は、とてもほほえましい感じ。

花色は、紅色に白のタイプと、白だけのものとがあります。


独特の形を、欧米では「ハート」に見立てて、英名は「ブリーディング・ハート(血のしたたるハート)」。イースターの飾りにするそうです。


とても丈夫で、育てやすい植物。

高温と加湿にちょっと注意すれば、エビをあげなくても「タイ」をもたらしてくれますよ。

鉢物も出回っているようです。


全草に有毒成分を含む、毒草です。
(昨日の「ケシ」の仲間ですもんで)

中毒症状は、
心臓麻痺、呼吸不全、けいれん、
麻痺、嘔吐、下痢、瞳孔縮小、体温低下などなど・・・

ペットや小さなお子さんが葉を口に入れたりしないように、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。


「あなたに従う」という花言葉は、垂れ下がって咲く、ソフトな雰囲気からイメージされたものでしょうね。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」


とても丈夫で育てやすく、手に入りやすくなってきましたので、おそばに置いてみては?

「鯛」にしろ「ハート」にしろ、たくさんあって嬉しいものですので(?)。

きっとそのうち、「本物」を手に入れられる強運を、もたらしてくれるに違いありません。

2006年03月25日

3月25日の誕生花は「ケシ」

花言葉は「恋の予感」

ポピー

花言葉は「恋の予感」

ポピー


アヘン・モルヒネの原料となる種は、
当然のことながら、栽培は厳禁。

「ヒナゲシ」や「アイスランド・ポピー」など、
安全(?)で美しい、園芸品種がおなじみです。

こちらでは、「アイスランド・ポピー」を中心にお話ししていきます。

ケシ科。一年草。
本来は多年草ですが、日本では一年草として扱われます。

原産地は、シベリア、中国東北部、モンゴルなど。
日本には、大正のはじめに渡来したとされます。


草丈は、30~50センチ。

花期は、3~5月にかけて。

直径5~10センチほどの花を咲かせます。「ヒナゲシ」に比べると、ちょっと大きめ。

花色は、赤、黄色、オレンジ、白など。


18世紀に、北極圏を移動していた探検隊が、シベリアからモンゴルにかけてこの花が自生しているのを発見して、「北極圏の花」をイメージしてこの名をつけたとされています。

「シベリアヒナゲシ」の別名もあります。

故に、かなりの耐寒性があって、「房総のお花畑」では、2月ごろから見られます。


ケシ属の見どころと言えば・・・
なんと言っても、「花開くとき」でしょうか。

うぶ毛に覆われたつぼみが割れて、中から現れた「クレープペーパー」のような質感の花びらが、「ゆるゆる」と開いていくさまは、なかなか神秘的です。

つぼみは下を向いているのですが、開花すると上向きになるのもおもしろい。


管理人は開花の一部始終を飽きずに眺めていたことがあります。
(ヒマなんかいって、子どものころでしたから。 集中力もあったのでしょう・・・^^;)


「恋の予感」という花言葉は、春風に揺れるこの花の様子を、ときめく心のうきうきした感じに、たとえたものでしょうね。


ちなみに、「アヘンケシ」は、東京都内では「東京都薬用植物園」でのみ、栽培されています。柵で囲まれて、厳重に管理されているとのこと。

5月には「ある程度」開放されて、柵越しに見ることができます。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

「みどころ」は、なんと言っても、「花開くとき」でしょうか。

柔らかな質感の花びらは光を透かして美しくて、沈んだ気持ちを明るく、前向きに切り替える手助けをしてくれそうです。

また、柔軟な発想を生みだす「ひらめき」を与えてくれるでしょう。

2006年03月24日

3月24日の誕生花は「カタクリ」

花言葉は「初恋」

カタクリ

花言葉は「初恋」

カタクリ

カタクリ


ご存知「片栗粉」の原料。

この植物の「鱗茎(球根のような部分)」から作られる粉なので、
「片栗粉」なんですね。

しかし、今では「カタクリ製の片栗粉」なんて、手に入るもんじゃーございません。

花の内側には、おしゃれな柄があります。ご注目ください。


ユリ科。多年草。

日本原産。
落葉樹林の下草として群生することが多いようです。

かなり近い種類は、北半球に20種ほど分布しており、日本とヨーロッパに数種、そして「北アメリカ」に結構な数がみられるとのこと。

草丈は、10~20センチ。

花期は、4~6月にかけて。長さ4~5センチの花びらを、上に反り返らせて咲かせます。シクラメンに似た咲き方です。


花色は、紅紫色。外国種には、白色・黄色ものもあるようです。

カリフォルニア州原産のものは、園芸店などで「黄花カタクリ」として売られています。


名前の由来は、古名「カタカゴ」が「カタクリ」となったという説があり、

「傾籠」
「堅香子」(「大伴家持」は、万葉集にこの字で一首)

などの字を当てるようですが、

花の様子をかたむいた籠に見立てたり、鱗茎を香り高いものとして珍重したりしたのかなぁ、なんてことを想像させてくれます。


「真正片栗粉」は、ほんのわずかしか産出されません。スーパーで売ってるのは、ジャガイモのデンプンです。

貴重な「真正もの」は、東北地方などで「片栗落雁」や「薬用」に用いられるそうです。


栄養分に富み、すり傷、腫れ物、湿疹に塗ったり、

粉を溶いたものは、高齢者や子どもの滋養強壮、下痢など腸が弱っているときの栄養補給に用いられていました。

葉も、山菜として食べられます。

・・・とにかく、「貴重な味」。


口にできれば、メイドのみやげ(萌え~)・・・もとい、
       冥土のみやげ・・・もとい(しつこい)、


「命が喜んで、長生きできそう」ですっ!!

(これが言いたかったのです。ぜーはー・・・)


休眠期間が長く、花の時期を含めて地上に姿を見せるのは、一年のうち、2~3カ月だけ。

早春の林間の草花に多い生態ですが(バックナンバー「セツブンソウ」をご参照ください)、

こういった生態の植物のことを、西洋では、
「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」、
「エフェメラルプラント(短命植物)」と呼んでいるんですね。(エフェメルは、「かげろう」のこと)

熱烈なファンも多く、群生地も大人気。


姉妹サイト「花言葉事典」の、

「関東近県お花見情報」にも、名所情報をアップしてありますので、ぜひ、ご参考になさってみてくださいね。

こちらからどうぞ。

この花に出会うと、「初恋の人に再会したときのような、胸のときめきを感じられる」という談もあり、
うつむいて咲く清楚な姿に捧げられた花言葉は「初恋」です。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

自生種は、赤紫色か白ですが、園芸種には黄色のものもあります(西洋種を改良したもの)。

花びらの内側には、すてきな「柄」があるんです。詳しくは、関連サイトの写真をご参照下さいね。

群生地は、それは見事な眺め。

本物を見れば、「命の洗濯」になること請け合いです。美しいものの「気」は、命を喜ばせてくれるでしょう。

2006年03月23日

3月23日の誕生花は「ヒマラヤユキノシタ」

花言葉は「順応」

ヒマラヤユキノシタ

花言葉は「順応」

ヒマヤラユキノシタ

「高山植物かいな?」と思わせる名前ですが、

「この花か~、見たことある」
「あ~、これ、うちの庭にあるよ」

・・・てな方、結構いらっしゃるのでは?

かく言う管理人も、「見たことあるわ」派でございます。


ユキノシタ科。常緑多年草。

原産地は、アフガニスタンやチベット、ヒマラヤ地方はじめ、東アジア一帯。

日本には、明治時代はじめに渡来したとされています。


高さは、20~40センチ。

花期は、2~5月にかけて。1.5センチほどの小花を、密集させて咲かせます。

花色は、咲き初めは白っぽく、次第に淡いピンク色に変化していきます。

冬から晩春にかけて、次々と花をつけてくれます。


葉は一年中、常緑でつやがあり、「オオイワウチワ(大岩団扇)」の別名どおり、「うちわ」や「しゃもじ」に似ていて、りっぱです。


「高山植物」出身、というと、栽培が難しそう・・・というイメージですが、

あに図らんや。

とっても丈夫。

日なたでも日陰でも大丈夫で、寒さはもちろん、暑さもどんとこい。土質も選びません。

過湿さえちょっと気をつければ、一年を通して花も葉も楽しめます。


全草に、「タンニン」を含んでいて、ロシアでは仲間の「シベリアユキノシタ」の根からとれる「タンニン」を、
革をなめすのに利用するそうです。


「順応」という花言葉は、遠くヒマラヤからやって来て、日本の風土にとけ込み、一年中花と緑で、目を楽しませてくれる健気な姿を表しています。

環境に順応する力も、才能のひとつかもしれません・・・。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

咲き始めは淡いピンクですが、だんだん濃いピンクになっていきます。花期が長く、一本お庭に植えておくと楽しめます。

コンパクトな鉢植えも出回っています。

ピンクは対人運をアップさせる作用を持ち、この植物の特性も、環境になじむ強さ。

「どうも周囲をしっくりいかない」という方、この花のパワーを分けてもらいましょう。

2006年03月22日

3月22日の誕生花は「レンギョウ」

花言葉は「希望」

レンギョウ

花言葉は「希望」

レンギョウ


漢字で書くと「連翹」。

英名はズバリ「ゴールデン・ベル」。
黄金の鐘・・・なにやら縁起良さそう。あちらでも、春を告げる花として親しまれているんですね。

モクセイ科。落葉低木。

原産地は、中国、朝鮮半島、日本など。
東アジアに八種、ヨーロッパに一種が確認されています。


日本でおなじみなのは、中国原産の「シナ(支那)レンギョウ」、
朝鮮半島原産の「チョウセンレンギョウ」。

そして国内の自生種は、小豆島や岡山県で見られる「ヤマト(大和)レンギョウ」。


「シナレンギョウ」、日本への渡来はけっこう古いようで、

10世紀のはじめ(平安~室町)とも、江戸時代のはじめともされていますが、確証はないようです。

当初は、解毒・利尿・消炎に使う、薬用植物として渡来したとされていますが、びっしりと咲く黄金色の花の美しさから、次第に観賞用の庭木にシフトしていきました。

病虫害や大気汚染、暑さや寒さにも強くて挿し木も簡単と、とにかく丈夫。

園芸品種も数多く作られています。


樹高は、2~3メートル。

花期は、3~4月で、ソメイヨシノの時期とほぼ同じです。

花色は基本的に、鮮やかな黄色。

西洋では、葉に斑が入ったものや、花が大型の園芸種が作られているようです。

「シナレンギョウ」「チョウセンレンギョウ」、そして「(ヤマト)レンギョウ」

厳密には、少しずつ違いがあって、「見分け方」もあちこちのサイトに公開されているのですが、

けっこう(かな~り?)微妙です^^;


「シナ」・・・枝が上向きに立ち上がるように勢いよく伸びる。
       花期は他の種よりもやや遅め(4月に入ってから)

「チョウセン」・・・シナに比べると、枝がくねくねした感じ。


・・・などなど。

花の形も多少違うようですが・・・

難しいことはこの場ではこのくらいにして、春の日差しに照り映える黄金の花に、新生活の「希望」を託して、ただ、美しさを堪能するのも、いいじゃーあ~りませんかっ!
(「逃げの一手」、お後がよろしいようで・・・)


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

周囲をぱーっと明るくしてくれるような黄色。

枝にびっしりと隙間なく咲くので、なかなか圧巻です。少し離れてみると、樹型のおもしろさと合わせて楽しめます。

切り花を飾れば、

心がうきうきして、生活を楽しめる気分が高まってくるでしょう。
「西」に飾れば、金運アップです。


2006年03月21日

3月21日の誕生花は「マダガスカル・ジャスミン」

花言葉は「二人で遠くへ旅を」

マダガスカル・ジャスミン

花言葉は「二人で遠くへ旅を」

マダガスカル・ジャスミン

ここ数年、ショップでよく見かけるようになりました。

芳香のある白い花と、ツヤのある葉が美しく、人気があるようです。

しかし、「ジャスミン」とは名ばかりで・・・

真相は、下段に。


ガガイモ科。常緑つる植物。

マダガスカル島が原産地。
日本へは明治の中ごろに渡来しました。

つる性なので、支柱にからませて育てます。鉢物の仕立ては「あんどん仕立て」というそうです。


花のついた鉢物が出回るのは、4~7月ごろ。家庭で育てた場合の花期は、7月ごろになります。

花色は白で、トランペットの先端が5つに分かれたような感じ。

強い芳香があります。


ショップでは、「ジャスミン」として売られていますが・・・

実は、本家「ジャスミン」とは、まったく違う科なのです!
本家は「モクセイ科」で、こちらは「ガガイモ科」。

まあ、どちらも良い香りで(実際香りはジャスミンによく似てます)、つる性だし・・・ま、いっか、と言えなくもありませんが。


花持ちが良いので、ブーケやコサージュなどに広く利用されます。6月のブライダルシーズンに、活躍しそうですね。花嫁を「匂い立つような美しさ」に、彩ってくれることでしょう。


さて「このジャスミン」、うまくすると、長さ10センチくらいの卵形をした実がなるのです。

何をかくそう、管理人の家にも一鉢ありまして、数年前に「結実」したのです!

黄緑色の卵みたいな実が、みるみる大きくなって「どうなるんだろう~」と思っていたら、秋に黄色くなって、アケビのように割れました。

中には・・・・

ふわふわの綿毛をまとった種が、びっしり入っていましたとさっ。

そう、「ガガイモ科」の植物は、タンポポのように、綿毛をしょった種が風にのって、あちこちに散らばるのです。

そんなところから、「二人で遠くへ旅を」という、何ともロマンチックな花言葉が授けられたのでしょう。

えっ?

・・・「二人で」って所が引っかかる?

「旅は一人に限る」ですって?

・・・それはそれで、良しとしましょう。

2006年03月20日

3月20日の誕生花は「ミツマタ」

花言葉は「強靱」

ミツマタ

花言葉は「強靱」

ミツマタ

ミツマタ


枝が三つに分かれることから、この名前になりました。

漢字では「三椏」。

銀色の綿毛に覆われている花は、手ざわりが良さそうですね。


ジンチョウゲ科。落葉低木。

中国が原産地。日本には、室町時代に渡来したとされます。

樹高は、2メートルほど。三つに分かれた細い枝が、こんもりと丸い形になります。


花期は、3~4月。サクラの花と、ほぼ同じ時期です。

花色は、内側が鮮やかな黄色・外側が白のものと、内側が赤い園芸種もあります。

縁起木や茶花として、日本でも古くから親しまれてきたようです。


なんといっても、「和紙の材料」として有名。

丈夫でしなやかな繊維を持つ樹皮は、和紙をつくるのにうってつけ。

枝を刈り取り、蒸してから樹皮をはいでいきます。

ミツマタで作った紙は、きめが細かく、ツヤがあり、「女性的な和紙」とされています。


ちなみに、財務省から原料情報の公式な公開はされていないのですが、「日本銀行券(お札ですね)」は、ミツマタが主な原料といわれています。

また、日本銀行によれば、

お札の平均寿命は一万円札で3~4年程度、
五千円札・千円札については1~2年程度とされています。
(「お札と切手の博物館」HPより)

「天下のまわりもの」のお札、結構短命なんです。

でも、これは毎日、人の手から手に渡る「激務」をこなす紙幣ということを考えると、「強靱」なミツマタ製だからこそ、これだけの期間、もつのでしょうね。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

銀色の綿毛に覆われている花は、とても手ざわりが良さそうですね。園芸種は、紅色の花もありますが、自生種は黄色い花を咲かせます。

黄色に加えて・・・お札の材料、とくれば・・・

願うは「金運アップ」!!!
・・・これしかないでしょっ。

2006年03月19日

3月19日の誕生花は「シダレザクラ」

花言葉は「優美」

シダレザクラ

花言葉は「優美」
シダレザクラ

シダレザクラ

下段の写真撮影:青木繁伸氏(群馬県前橋市)「植物園へようこそ!

ソメイヨシノに比べると、枝が細く、柳のような印象も。

「イトザクラ(糸桜)」という別名は、その枝ぶりをよく表していますね。

「天然記念物」に指定されているものも数多く、名木が各地にあります。樹齢が長くて、大木になるからなのでしょう。


バラ科。落葉高木。

日本をはじめとする北半球に分布しています。

日本には、多くの自生種が全国に分布しており、シダレザクラは、「エドヒガン(江戸彼岸)」の園芸品種。

京都で作り出されたようで、平安の昔から、庭木として愛でられてきました。

樹齢が長く、250年を越える木もあり、樹高も20メートルを超えます。


花期は、ソメイヨシノとほぼ同時期に咲く「早咲き」種と、それより2週間ほど遅れて咲く種とがあるようです。

花色は、淡いピンク。
さらに紅色がかった「ベニシダレ」、八重咲きの「ヤエベニシダレ」も、よく見られます。

ほかの種と比べて、花のつく枝が細いため枝垂れるようで、大木になると、支えが必要となるようです。


一般のご家庭で、お庭にサクラの木を植えていらっしゃるところは、そんなにポピュラーではないと思うのですが、害虫がつきやすく、手入れがなかなか大変なのですね。

大きくなるので、それなりに広いスペースがないといけませんし・・・。


ところが。

なんと管理人の自宅のお隣のお庭には、

「ソメイヨシノ」と「ヤエベニシダレ(と思われる)」が、植えられているのです!
(当然、広いお庭です)

しかも、シーズンには「ライトアップ」なんぞなさって下さる!

自宅はちょびっと高層階なので、上から見下ろす感じで、居ながらにして楽しめるのです。

毎年、毎晩ビール片手にお花見でっす!


「優美」という花言葉は、風に揺れる優しげな雰囲気を、余すところなく表現していると言えましょう。


この花の「みどころ」&「開運ポイント」

日本人とサクラとは、特別な結びつきがありますね。

風にゆれるシダレザクラは、良い変化の気を、枝から振りまいてくれます。

木の下に立って、大きく伸びをしたり深呼吸をすることで、体調も整ってくることでしょう。

2006年03月18日

3月18日の誕生花は「イワウチワ」

花言葉は「春の使者」

イワウチワ

花言葉は「春の使者」

イワウチワ


漢字では「岩団扇」と書く、山野草。

丸い葉の形が「うちわ」に似ているところからこの名前になりました。

山の花らしく、可憐で清楚な雰囲気です。

イワウメ科。常緑多年草。

日本が原産地で、本州中部より北の、山間部の落葉樹林帯に自生しています。

「岩場にはえる」ことから、名前に「岩」がついたようです。

確かに、岩場の急斜面に群生地はあるようですが、それほど岩場に強いこだわりはないようで(!?)、林の日陰などでもよく見られます。


草丈は、10センチほどとコンパクト。

花期は、4~5月。直径3センチほどの5弁花を咲かせます。

花色は、淡いピンク。ごく淡いものだと、ほとんど白にも見えます。

花びらの先に、フリンジ状に切れ込みが入っていて、なかなかチャーミングです。


「群生地」をちょっと調べてみたところ、

「花の百名山」とされている、東京・奥多摩の大岳山、
福島県・古殿町の鎌倉岳山、
岐阜県・上石津町の烏帽子岳 ・・・などなど。


むっちゃ本格登山!・・・という山ではもちろんありませんが、どの場所も、そこそこハイキング・トレッキングの必要はありそうです。(ディパックにスニーカーで行くべき所)

しかし、まさに「春の使者」として各地で珍重されている姿を見に行くのも、「命の洗濯」になるかもしれませんね。

2006年03月17日

3月17日の誕生花は「アンスリウム」

花言葉は「情熱」

アンスリウム


花言葉は「情熱」

アンスリウム


赤いハート型の中心からのびている、
「天狗の鼻」のような部分が、「花」です。

周囲をとりかこんでいるのは「仏炎苞(ぶつえんほう)」という器官。

温室栽培がさかんで、一年中出回っています。


サトイモ科。常緑多年草。


コロンビア・エクアドル・キューバなど、熱帯アメリカや西インド諸島が原産地。600~700種の原種が確認されています。

日本には、明治時代の中ごろにに渡来したとされます。
一般的になったのは、第二次大戦後。前衛華道の花材として、人気となりました。

現在切り花として最も多く流通しているのは、樹上生活の種類「アンドレアナム」という原種の園芸品種、および交配種で、「オオベニウチワ(大紅団扇)」の別名もあります。


高さは、30センチ~1メートルほど。
矮小種(小型種)も作り出されて、コンパクトな鉢物も出回っています。


花期は、ほぼ周年。

仏炎苞の色は、赤のほかに白、ピンク、茶や緑もあります。

大型種、小型種、蔓性のものなど、性質はさまざま。木の上で生活する種類もあります。多様性は、ランにも似ていますね。

まるで、プラスチックで作られているかのような独特の質感。

松など、和風の花材と組み合わせてもおもしろい感じになります。


先日、行きつけのカレー屋さんが支店をオープンしたのですが、「開店祝い」にこの花の鉢植えが贈られていました。

「これから頑張っていこう!」という「情熱」に、ハート型のアンスリウムが、エールを送っているように見えました。

2006年03月16日

3月16日の誕生花は「ハナズオウ」

花言葉は「高貴」

ハナズオウ

花言葉は「高貴」

ハナズオウ

ハナズオウ


漢字では「花蘇芳」。

葉にさきがけて、枝一杯に咲く花が目を引きます。

枝に直接花がくっついているような、独特の咲き方が印象的。


マメ科。落葉低木。

中国が原産地。日本には、江戸時代の初めに渡来したとされます。

高さは、ふつう2~4メートルほどで、庭木にちょうどよい大きさですが、原産地・中国の自生木は、15メートルにもなるとのこと。


花期は、4~5月にかけて。
赤紫、または白のの蝶型の花は、大きさ2センチほどです。

名前は、赤紫の花の色が、別の植物・「スオウ」という木からとれる染料で染まる色に似ていることからつけられました。

花の後、夏から秋にかけて、長さ5センチほどの、「絹さや」っぽい実をたくさんつけます。

木や葉の姿を見ると、「マメ科」という感じがしませんが、花と実で「ああやっぱりおマメ」と納得がいきます。


西洋にも、原産の「西洋種」があって、「ユダ・ツリー」と呼ばれ、キリストを裏切った「ユダの木」とされているんですね。

ユダがこの木で首を吊ったとされており、「縁起でもないっ!」と、ヨーロッパでは植栽を嫌がるところもあります。

伝説によると、「裏切り者が首をつったことを恥じて、 白かった花が赤くなった」とされています。

そのせいか、西洋文化圏での花言葉は、「不信仰」「裏切り」「疑惑」などなど、ネガティブオンパレード。

・・・いやはや、とことん「ユダ」に対するイメージは悪いのですね。
(宗教の歴史的にいろいろ理由がありますが)


しかし、これはあくまで西洋(キリスト教圏)において。

東洋は東洋ならではの、この花のイメージにふさわしい花言葉があってしかるべきだ、と、捜しましたよ、全勢力をもってして!(?)


で、ご紹介が「高貴」と相なりました。

紫は「位の高い色」。(聖徳太子制定「冠位十二階」では、最高位の人がかぶる冠の色)

ネガティブにならずに、春の日差しと一緒に、美しい「赤紫の木」を楽しみましょう。

2006年03月15日

3月15日の誕生花は「ワスレナグサ」

花言葉は「私を忘れないで」

ワスレナグサ

花言葉は「私を忘れないで」

ワスレナグサ

ワスレナグサ


名前・伝説・花言葉・・・

まさに「三位一体」の様相を呈している花。

漢字では、「勿忘草・忘れな草」と書きます。英名「フォーゲット・ミー・ノット」の和訳。

由来となっている伝説は、下段に。


ムラサキ科。多年草。

原産地は、ヨーロッパ。
北半球の温帯から亜寒帯にかけて、およそ50種が分布。

日本には、明治時代に渡来したとされ、現在は、水辺などに自生しているものも見られます。

草丈は、15~45センチ。

花期は、3~5月にかけて。6ミリほどの5弁花を咲かせます。

花色は、青(空色)が一般的ですが、そのほかに白・ピンク、紫や赤の園芸種もあります。


伝説は、ドイツでのこと・・・。

昔、恋人同士の騎士と乙女が、ドナウの川岸を散歩していました。

乙女は、川面を流れる一束の青い花をみつけ、それをほしがりました。恋人の願いをかなえようと、騎士はすぐに川に飛び込みました。

川の流れは思いのほか早く、青い花に手が届いたその時、騎士は急流にのみこまれてしまうのです!

重いよろいで体の自由がきかない騎士は、最後の力を振り絞って、恋人に花を投げながら「私を忘れないで!」と叫び、流れに吸い込まれてしまいました・・・・。

乙女は騎士との約束を守り、生涯その花を髪に飾り続けたということです。

騎士の最後の叫びが、そのまま花言葉になりました。


フランスでは、「友情」のシンボルともされているようですので、恋人はもちろんお友達に贈るのもいいですね。

2006年03月14日

3月14日の誕生花は「アーモンド」

花言葉は「希望」

アーモンド

花言葉は「希望」

アーモンド


「カリっと一粒」、チョコレートとの相性は抜群。

花はサクラに似た、可憐なもの。それもそのはず、同じバラ科。

東京・六本木交差点の待ち合わせの名所「アマンド」は、アーモンドの「フランス語読み」です。

バラ科。落葉高木。

原産地は、アジア西南部・現在のシリア付近と推定されています。

世界4大文明のひとつ「メソポタミア文明」発祥の地近く。

「旧約聖書」に登場しているくらいなので、古くから貴重な食料だったようですね。

現在は、なんといってもアメリカ・カリフォルニアが一大産地。

日本へは、まず江戸時代にポルトガルの南蛮船によってもたらされ、その後1950年代に本格的な輸入が始まって、お菓子やスナック、料理に広く利用されています。


樹高は、5~6メートル。

花期は、カリフォルニアでは2月~3月にかけて。淡いピンク色の5弁花を咲かせます。

実の収穫は、夏、8月ごろです。


同じバラ科の果実、桃や梅は「果肉」を食べますが、アーモンドは果肉が薄く、種の中に一つずつ入っている「仁」の部分を食べます。

アンズでいうと、「杏仁豆腐」になる部分、梅干しでいうと・・・「天神様」の部分でしょうか。
(タネを歯で割って、食べたことがある方も?)


「幸福・豊穣のシンボル」として、古くから宗教的儀式やお祝いごとに使われます。アーモンドの粒を砂糖でコーティングしたお菓子「ドラジェ」を、結婚式で配るのは、そのためなんです。

最近は、抗酸化作用(老化防止)があるとされて注目の栄養素「ビタミンE」を多く含むとして、植物油としても市販されています。管理人も炒め物・ドレッシングなどに使っているんですが、軽い感じの油で、おいしいですよ。


栄養価の高い食料として、人類に「希望」を与え続けてくれているようです。

2006年03月13日

3月13日の誕生花は「イカリソウ」

誕生花は「あなたをとらえる」

イカリソウ

誕生花は「あなたをとらえる」

イカリソウ


漢字では「碇草」と書きます。
(「怒り草」ではナイ)

花を、船の「碇」にみたててつけられました。

一見、ランの花のようにも見えますね。


メギ科。多年草。

意外ですが、「南天」と同じ科。

東アジアの温帯域に分布し、日本では20種ほどが確認されています。

高さは、20~40センチ。

落葉樹林など、半陰の湿った場所に生えることが多いようです。

花期は、4月~5月にかけて。

花色は、淡い紅紫色が多く、白やクリーム色の種類も。8枚の「萼」と、4枚の花びらからできています。


「サンシクヨウソウ(三枝九葉草)」という別名があり、こちらは葉のつきかたにちなんだもの。

一本の枝に、葉が3枚、規則的につくことから。
(「桂三枝師匠」とは関係ありません、あしからず)


また、「インヨウカク(淫羊霍)」の名前で、昔から滋養・強壮剤として使われています。
この名の由来をかいつまむと、羊に精をつけるからということ。

葉や茎を干し、煎じて飲用。

「ユン○ル」「薬用○命酒」など、メジャーな(高価な?)健康飲料にも配合されているんです。

男性の「夜のスタミナ(!)」増強、女性の不妊、健忘症や老化の防止、腰や膝の衰えなどに効果あり。

有効成分のひとつは「イカリイン」という名前!
(まんまでんな)
この草ならでは、の成分なのでしょう。


「あなたをとらえる」という花言葉は、「重し」としての碇の役割が、イメージされたものでしょうね。

しかし、薬効成分の効能を知ると、ついつい別の方向にイマジネーションが働いて・・・・

花言葉の知識をお持ちの女性に贈るには、ちょっと、微妙かも!?
(考えすぎだっちゅーの)


2006年03月12日

3月12日の誕生花は「エニシダ」

花言葉は「謙遜」

エニシダ

花言葉は「謙遜」

エニシダ

濃い緑のしなやかな枝に、蝶のかたちにも似た花が、群がって咲きます。

その様子を、金色の「雀(すずめ)」に見立て、漢字では「金雀枝」。


マメ科。落葉低木。

原産地は、ヨーロッパの地中海沿岸。

日本には、江戸時代前半に中国を経由して渡来したとされます。


高さは、1~3メートル。

鉢植えの矮性種(小型のもの)「ヒメエニシダ」も出回っています。

花期は、4月~6月にかけて。

黄色や白の、2センチ前後の大きさの花を咲かせます。

花の一部が赤い「ほお紅エニシダ」という園芸種や、赤・ピンクのものも。


枝や葉・種に有毒成分が含まれているため、誤って食べると中毒をおこします。


英名は「スコッチ・ブルーム」と言うのですが、「ブルーム」とは、「ほうき」のこと。

しなやかな枝を束ねて、ほうきにしたんですね。コシが強くて、きれいになりそう^^;

「魔女のほうき」は、この枝を束ねて作ったものとも言われています(ハリー・ポッターの「ニンバス2000」
 「ファイアボルト」は、違うと思いますがっ)。

そんなところから、「きれい好き」という花言葉もつけられています。


「謙遜」という花言葉は、フランスの伝説から。

王である兄を殺して、王位を奪った弟。
しかし、良心の呵責に悩み、とうとう城を捨てて巡礼の旅に出ます。

毎晩エニシダの枝を手に、懺悔をしたということです。


まあ、「謙遜」と申しましょうか、何と言いましょうか・・・。
(この伝説からは「卑下」という花言葉も)

強引なことをしても、自分も苦しんでしまう、ということでしょうかね。

2006年03月11日

3月11日の誕生花は「フリチラリア」

花言葉は「人を喜ばせる」

フリチラリア

花言葉は「人を喜ばせる」

フリチラリア

日本名は「瓔珞百合(ようらくゆり)」。

「瓔珞」とは、仏具の一種で、仏間の飾りとして天井からつり下げられる装飾具。

また、仏像の「アクセサリー」、ネックレスのような装身具にも、この名がついているものがあるようです。

なかなか、個性的な容姿をもっている植物。

「クロユリ」と近い仲間です。


ユリ科。球根植物。

「フリチラリア属」にはおよそ100種ほどが確認されていますが、写真の花は、日本で一般的に「フリチラリア」と呼ばれる「フリチラリア・インペリアリス」。

原産地は、インド、ヒマラヤをはじめ、イラン、トルコなど西南アジア。「中近東」と言われるあたりです。

日本には、明治の始め(5~6年ごろ)に渡来したとされます。


高さは、60センチ~1メートルと大柄。

花の咲き方を、「冠」に見立てたことと、初めて作られたのが、ウィーンの王家の庭(impelial garden)であることから、「インペリアリス」となりました。

英名も「クラウン・インペリアル(crown imperial)」。

イングリッシュガーデンでは、そこそこポピュラーな存在のようです。


花期は、3~6月。
オレンジか黄色の花を、下向きに咲かせます。

「独特の香り」があるようで、好き嫌いが分かれるかもしれません。

これは「クロユリ」も同様で、人によっては「悪臭」とも?

管理人は嗅いだことがないのですが・・・どんな香りなのでしょうか?


チューリップやクロッカスに比べると、球根はかなり高価。

一個「3980円」のものがありました^^;


輸入物がほとんどだそうで、とにかく「腐りやすい」とか。

多少育て方にもコツがいるようです。けっこう、マニアックかな・・・。

「新しもの好き」な方、「今年は新種の栽培にチャレンジしてみたい」という方、秋の植え付けですので、それまでに研究してみては?

開花するとかなりの迫力で、「人を喜ばせる」に値する存在に、なってくれそうです。

2006年03月10日

3月10日の誕生花は「アネモネ」

花言葉は「はかない恋」

アネモネ

花言葉は「はかない恋」

アネモネ


ギリシャ神話にも登場する、西洋文化と深い関わりをもつ花。

「アネモネ」とは、ギリシャ語で「風」を指す言葉。この花にまつわる伝説にもとづいているようです。下段をご覧下さいね。

改良によって、たくさんの種類・花形が生みだされています。


キンポウゲ科。球根植物。

原産地は、南ヨーロッパ・地中海沿岸。

パレスチナ地方に自生していたので、新約聖書に出てくる「野の百合」は、この花を指すという説もあります。

日本には、明治の始めに渡来したとされます。


花期は、3~5月にかけて。

一般的な品種はいくつかありますが、総じて、花の大きさは4~10センチほど。


花色は豊富で、赤・ピンク・青・紫・白など。

中心部分に「ジャノメ模様」が入った感じが特徴的なのは、「アネモネ・コロナリア種」です。

一重咲き・八重咲きともに栽培されます。


草丈は、20~40センチ。
10センチ前後の、かわいらしい種(アネモネ・ブランダ種)も。

この花には、こんな悲しい伝説があります。


〈その1〉
西風の神「ゼフュロス」は、妻である花の神「フローラ」の侍女・アネモネを愛してしまいました。

フローラはこれに嫉妬し、アネモネを追放しましたが、ゼフュロスはアネモネを追いかけ続けます。(風ですもの、どこまでも~)

とうとうフローラはアネモネを花に変えてしまいました。

春風がアネモネを優しくなでるのは、ゼフュロスが今でもアネモネのことを愛しているから、とも・・・。


〈その2〉
美の女神「アフロディテ(ビーナス)」は、美少年「アドニス」を熱烈に愛していましたが、アドニスは、イノシシに襲われて命を落としてしまいます。

彼の亡骸を見て、悲しむアフロディテが流した涙が、アネモネの花になったとされます。

実は、このイノシシは、アドニスに嫉妬した、アフロディテの愛人の軍神が変身した姿だったのです・・・。

いずれにしても「悲恋」のお話ですね。「惚れたはれた」は、ほんとに神代の昔から~。


「はかない恋」という花言葉は、これらの伝説から生まれたもの。


また、「恋の苦しみ」といったものもあって、恋の切なさ、苦しさにため息をついている方、この花と分かち合ってみてはいかがでしょう。

美しさで、いやしてくれますよ、きっと・・・。

2006年03月09日

3月9日の誕生花は「アセビ」

花言葉は「犠牲」

アセビ

花言葉は「犠牲」

アセビ


「馬酔木」の字が当てられている通り、枝や葉を馬が食べると中毒を起こして、酔ったような状態になります。

「アシビ」とも言うようですね。

ツツジ科。常緑低木。

日本・中国が原産地とされます。

花期は、3~5月にかけて。

白い、壺のような形の花は、大きさ6~8ミリほど。緑がかった色や、ほんのりクリーム色に見える種類もあります。ピンク色をつけるのは、園芸品種です。


高さは、2~5メートルほど。

日本の山地、特に乾燥した風の強い、「花崗(かこう)岩地帯」に自生するようです。
神奈川県の「箱根」、静岡県の「天城山」などに大群生地があり、火山性の土壌を好むようです。


万葉集にもその名が登場するほど(10句に、詠み込まれています)、日本人とは古くからなじみ深い花木ですが、含まれる有毒成分「アセボトキシン」はかなり強力。

神経を麻痺させる作用があります。

食べると足がしびれることから、
「足痺れ(あししびれ)」 → 「あしび」 → 「アセビ」と、なったとも。
(見事な三段論法!?)


食べない限り、大丈夫ですので、さわって愛でるのはOK。


「奈良公園」にもたくさん植えられているのですが、鹿も、決してこの木の葉を食べないそうです。

もちろん人体にも有害ですが、転じて、葉を煮出した汁を、農作物の害虫や、家畜の皮膚につく寄生虫駆除に使うなど「転んでもただでは起きない」のが、人類の英知!


「犠牲」という花言葉は、「私を食べると犠牲になるわよっ!」という、警告なのでしょうかね。

2006年03月08日

3月8日の誕生花は「コブシ」

花言葉は「友情」

コブシ

花言葉は「友情」

コブシ

コブシの実


「辛夷」または「拳」・・・
両方の漢字があてられているようです。

名前の由来は、下段に。


千昌夫さんの歌で大ヒットした「北国の春」に出てきますね。

この曲がカラオケの「おはこ(十八番)」という方、じっくり見ておくと、花のイメージが頭に焼きついて、よりいっそう上手く歌えるかも!?

モクレン科。落葉高木。

日本が原産地とされ、山野に自生。
そのほか、韓国の済州島にも分布しているようです。


花期は、3~5月にかけて。

芳香のある、6弁の白い花を枝一杯に咲かせます。花の直径は、6~10センチ。

モクレンに比べると、大きく開いて、花の下に必ず小さな葉がつく点で見分けられます。


高さは、5~18メートルほど。

「タウチザクラ(田打ち桜)」という別名がありますが、かつてはこの花の開花が、田植えなどの農作業の目安とされたことからきているようです。

葉に先がけて開く純白の花は、里山ではとても目立ったのでしょうね。


また、つぼみを乾燥させたものは、「蓄膿症(ちくのうしょう)」や 頭痛に効果がある漢方薬とされます。


「コブシ」の由来は、

その1
開花する直前のつぼみを、子供のにぎりこぶしに見立てた

その2
ゴツゴツした独特の形の実を、「こぶし」に見立てた

・・・・と、諸説あります。

どっちも「そうかもね」と思わせる形、ではあります。

実は、ちょっとグロテスク!? 「虫こぶ」のよう・・・。熟すと、赤紫色になります。


「友情」という花言葉がついたのは、この花のたたずまいが、ふるさとの友だちに思わず会いたくなるような郷愁をかきたててくれるからでしょうか。

2006年03月07日

3月7日の誕生花は「オキナグサ」

花言葉は「何も求めない」

オキナグサ

花言葉は「何も求めない」

オキナグサ

オキナグサの実


「翁草」と書きます。(「奥菜」ではない)

花の後の果実の様子を、おじいさんの白髪に見立ててついた名前。

実のみならず、全草が、白いうぶ毛に覆われています。

花びらに見えるのは、「萼(がく)」。


キンポウゲ科。多年草。

本州、四国、九州に自生するほか、
朝鮮半島・中国にかけて分布しています。

花期は、4~5月にかけて。
暗紫色の花を、下向きに咲かせます。


高さは、花の時期は10~15センチほどですが、その後30~40センチに伸びて、種を遠くへ飛ばそうとします。タンポポと同じですね。

種一粒の大きさは3ミリほどで、一つ一つから、5センチ前後の長い毛を生やします。


地域によってさまざまな「別名」があるようで、

「オバガシラ(姥頭?)」
「オジノヒゲ(おじいさんの髭)」
「カワラノオバサン(河原のおばさん)」
「ユーレイバナ(幽霊花)」・・・・などなど。

どの名前も、特色ある実の様を形容したもの。

それだけ、よく目につく、身近な愛すべき存在だったのでしょうね。


しかし、「自生している」個体の数はどんどん減っており、現在ではとうとう「環境省指定 絶滅危惧種(レッドデータブック掲載種)」・・・となってしまっています。

減少の大きな要因として、開発などはもちろん、他の多くの貴重な山野草と同様、「園芸目的の採集」があげられるとのこと。

自生している個体を、人が採集していってしまうのですね。

これは、本当に改めなければいけないことでしょう。

園芸植物として改良されている種類ですら、長く楽しむための栽培には、コツや根気がいるものです。まして野の花を、いきなり別の環境に移した場合、果たしてその後、適応してくれるかどうかは、はなはだ疑問。

その場所だからこそ、美しく花開いているに違いないのです。


「野の花を とっていいのは 写真だけ」(・・・なかなか名句?)

この大原則を、改めてキモに命じたいと思った、管理人です。


「何も求めない」という花言葉は、風に舞ってちりぢりになる、綿毛つきの種のいさぎよさを、表しているようですね。

2006年03月06日

3月6日の誕生花は「ツクシ」

花言葉は「向上心」

ツクシ

花言葉は「向上心」

ツクシ


春先の風物詩ともいえる植物ですが、都市部では、あまりみかけられなくなっているようですね。

お子さんがいらっしゃる方、実物を見せて、持たせてあげたこと、ありますか?


トクサ科。多年草。

北半球の温暖域に広く分布し、日本ではほぼ全土にみられます。

正確には、シダ植物の一種「スギナ」の胞子体。
スギナの胞子を拡散させ、繁殖を担っている存在です。

ユニークな外見から、独立した名前をつけられています。

漢字では「土筆」と書きます。

「源氏物語」にも登場していて、古くからなじみ深い存在だったことがうかがえます。


3~4月にかけて、日当たりのよい野原などに顔を出し、酸性の強い、やせた土地によく生えるようです。ツクシがまいた胞子は、その後秋にかけて、緑の「スギナ」の状態で時を過ごします。


高さは、10~20センチほど。

利尿剤や解熱剤、止血剤として利用されることに加え、「ハカマ」を取って、ゆでてアクを抜き、煮物やおひたしなどにして食用にされます。

管理人も食べたことがありますが、土筆・・・もとい、「特筆」すべき香り高さは、ありません。

しかし、しゃきしゃきした歯ごたえが楽しめ、野趣を味わうにはもってこい。何より、「摘む作業」が楽しい味わいのうちなんです。

「あったあった!・・・あ、ここにも」なんて、まるで宝探しの気分。


「向上心」という花言葉通り、成長スピードはものすごく、平均して一日1センチほども大きくなっちゃうんです!

春に向けて、眠っている「向上心」を、呼びさましてみましょうか・・・。

2006年03月05日

3月5日の誕生花は「クンシラン」

花言葉は「貴い」

クンシラン

花言葉は「貴い」

クンシラン


「君子蘭」と書きます。

「蘭」とつきますが、ランの仲間ではありません。

「クリビア」という属名が、イギリスの「高貴な公爵夫人」にちなむことから、「君子」がつきました。

写真は、「クリビア ミニアータ」、「受け咲きクンシラン」です。


鮮やかな朱赤がとても美しいですね。

ヒガンバナ科。常緑多年草。

南アフリカが原産地。

日本には、まず、明治25(1892)年に、下向きに花を咲かせる「クビリア ノビリス」という種が渡来。(正式にはこちらが「クンシラン」)

その後、明治末に「クリビア ミニアータ」が渡来し「受け咲きクンシラン」という名称になりましたが、後発の「ミニアータ」の方が華やかで人気となり、現在の一般的な「クンシラン」とされています。


高さ40~50センチに花茎をのばして、らっぱのような形の花を10~20個咲かせます。

花期は、3~4月にかけて。

花色は、朱赤のほか、黄色・白・ピンクなど。

つやのある大きな葉も見応え十分で、斑入りの種類もあります。秋には、赤い実が楽しめます。


代表種は、

クリビア ノビリス(クンシラン)
クリビア ミニアータ(ウケザキクンシラン)
クリビア ガーデニー
クリビア カウレッセンス

など。


意外と「葉焼け」しやすいので、夏の間は直射日光に当てないことが栽培のコツ。

また、霜に合わない程度に、ある程度寒さを体験させないと、花芽がよく伸びないようです。(ビミョーですな)

管理人の実家にも何鉢かありますが、堂々たる雰囲気です。

どことなくオリエンタルな印象もあって、アジアンテイストのお部屋にも、しっくりなじみそうです。


「貴い」という花言葉は、そのものずばり。名前にはもちろん、雰囲気にも、はまっています。

2006年03月04日

3月4日の誕生花は「ムラサキケマン」

花言葉は「あなたの助けになる」

ムラサキケマン

花言葉は「あなたの助けになる」

ムラサキケマン


漢字では「紫華鬘」と書きます。

ちょっと、むずかしいですねぇ。3文字目は、「かつら」という字です。


ケシ科。越年草。

日本全土でみられます。
雑木林など、やや湿った日陰に生える野草。

草丈は、20~50センチほど。

葉は、セリに少し似ていますが、有毒です。誤って食べると、嘔吐などの中毒症状を発症。

ケシ科、ならでは? 
お気をつけくださいね。


花期は、4~5月にかけて。
一輪の花の大きさは、4~5センチくらいです。

花色は、近い種類に、白・黄色もあります。


「ケマン」とは、仏殿内部につり下げられた独特の装飾具。

起源は古代インドで「貴人に捧げられた、生花で作られた花輪」であるとされています。

文化財に指定されているものも多く、管理人もいろんなサイトで確認してみました。(鶴岡八幡宮にも、鎌倉市の指定文化財のケマンがあります)

その「ケマン」に似ているところからつけられた名前とされています。


しかし、お寺の「ケマン」そのものには、別の植物「ケマンソウ」の方が、似ている感じ。
(姉妹サイト「花言葉事典」ケマンソウ」の項をご覧下さい)


こちらの草は、むしろ・・・、

神主さんがお祓いをするときに、「さっさっ」と左右に振る、しめ縄の飾りのような紙のついた神具に似ていると思うのですが・・・あれは、一体何というのでしょうか?

ご訪問者の中に、どなたか、お医者様・・もとい、「神主様」は、いらっしゃいませんでしょうか!?


ともあれ、「あなたの助けになる」という花言葉も、信仰をもつことへの関連を、感じさせてくれる気がします。

2006年03月03日

3月3日の誕生花は「モモ」

花言葉は「天下無敵」

モモ

花言葉は「天下無敵」

モモ

3月3日は「桃の節句」。「ひなまつり」です。

と言えば・・・この花で、決まりでしょう。

花も実も、ほんのりふんわりとした、幸せな気持ちにさせてくれます。


バラ科。落葉小高木。

中国が原産地。
日本への渡来は古く、弥生時代の遺跡から種が発掘されたほど。「古事記」にも登場しています。

もともとは、花の観賞と薬用に用いられることが多く、「果物」としては、甘くておいしい「水蜜桃」が輸入されてきた明治時代以降に一般的になっていったようです。

「嗜好品」「果物」としての歴史は、意外と浅いんですね。


高さは、3~5メートル。
枝が枝垂れるタイプ(しだれ桃)もあります。

花期は、3~4月にかけて。

花色は、ピンクの濃淡、白、紅、しぼりなど。


品種改良の結果、花の咲き方は、本来の一重の5弁花のほかに「八重咲き」「菊咲き」といったものが作り出され、花色も、豊富になりました。

八重咲き種は「ハナモモ」と呼ばれることが多いようですね。


花を観賞する「ハナモモ」と、食用にする「食用桃」に大きく分けられます。

現在の食用品種は、明治のはじめに、欧米や中国から導入した品種を改良してつくられたもの。

「桃太郎伝説(電鉄ではナイ)」で有名な、岡山県でたくさんの品種がつくられたようです。


種は「桃仁(とうにん)」と呼ばれ、婦人病一般に効果のある、漢方薬とされます。

また、花や葉が便秘やあせもなどの改善に用いられています。

夏の「土用」には、桃の葉を入れたお風呂に入浴する習慣があったようで、これは「あせも」や「湿疹・かぶれ」などへの効果があることから。

今では「土用」といえば、「うなぎ」一辺倒ですが、こちらも生活の知恵。


中国でも、「邪気を払う力のある果物」「特別な果物」として重んじられているようですね。

「天下無敵」という花言葉は、いさましい「桃太郎」の活躍にちなんでつけられたのでしょう。

2006年03月02日

3月2日の誕生花は「アルメリア」

花言葉は「思いやり」

アルメリア

花言葉は「思いやり」

アルメリア

アルメリア

日本名は「ハマカンザシ(浜簪)」。

小花がまとまって、小さな球体を形づくる様子は、まさにかんざし。

ドライフラワーになる「スターチス」と同じ仲間です。

イソマツ科。多年草。

原産地は、南ヨーロッパ。
ほかに、北アメリカ・西アジアなど、温帯地域に広く分布しています。

草丈は、5~60センチほど。

切り花にされる大型種や、矮小種(小型のもの)も、交配によってつくられているようです。


花期は、3月下旬~5月にかけて。

一本の花もちそのものは、4日前後と、あまりよくない部類に入ります。


花色は、ピンクの濃淡、白、紅など。

一つの花の「かたまり」は、直径2センチほどで、ちょうどピンポン球くらいです。

コンパクトで丈夫、松葉にもちょっと似ている葉は常緑なので、花壇のふちどりや鉢植えなどにぴったり。

日光を好み、多湿を嫌います。日本の「梅雨」が苦手で、種ができにくく、「株分け」でふやします。


「アルメリア」とは、ケルト語で「海の近く」という意味。海岸地帯に自生していることからつけられたようです。

同名の都市が南スペイン・アンダルシア地方にあるのですが、地中海に面しており、まさに「海の近く」。
荒涼とした砂漠も近くにあって、「ミニ ハリウッド」と呼ばれるオープンセットがあります。(西部劇映画「夕陽のガンマン」のロケ地だそうです)


また、「アルメリア」でサイトを検索したら、ホテルやレストランなどが、たくさんヒットしました。

この花には、「歓待(=おもてなし)」という花言葉もあるので、それが由来なんでしょうね。


春の足音を感じたら、「思いやり」あふれる「歓待」に触れて心に栄養を与えるべく、浜にでかけてみましょうか。

2006年03月01日

お役立ちリンク集

3月1日の誕生花「ハハコグサ」

花言葉は「いつも思う」

ハハコグサ

花言葉は「いつも思う」

ハハコグサ

春の七草「ゴギョウ(御形)」はこの草です。

白いうぶ毛に覆われ、ビロードのような質感。

七草がゆには若芽を使いますが、けっこう苦味があります。


キク科。越年草。

秋に発芽し、地面に張りついた状態で冬を越し(ロゼット)、春に草丈をのばして開花するというサイクル。

日本全土にごくふつうに見られる雑草で、朝鮮半島や中国・東南アジアなどにも分布しています。


開花時の草丈は、15~40センチほどです。


花期は、4~6月にかけて。

黄色い、特徴ある形の小花を咲かせます。花びらが見えないので、つぼみのようですね。


名前の由来はいくつかあって、

その1 葉や茎が白い綿毛に覆われている姿を、
    母親が子を包みこむ様子にたとえた

その2 白い毛に覆われている葉を「乳児の舌」にみたてた

その3 茎も葉が綿毛におおわれている姿を、
    「ほうけた」ような状態に見たてた「ホウコグサ」が、
    ハハコグサになった

その4 かつては「草もち」の材料としてポピュラーで、
    「葉っこ草」と呼ばれており、
    それが「ハハコグサ」になった


・・・などなど。とっても身近な草なので、諸説あるようです。白いうぶ毛も、名づけの大きな要因でしょう。


「父子草」という植物もあります。もうちょっと細くてゴツゴツした感じ。


さて、「草もち」に関してなんですが、現在は「ヨモギ」というイメージが強いですよね。

ところが、意外なことに、「ヨモギ」が草もちの材料として主流になったのは、どうやら明治時代以降らしいのです。

それまでは、この「ハハコグサ」を草もちに使っていたんですね。

ヨモギの方が緑が鮮やかなので、次第に人気となっていったようです。


ハハコグサの草もちは、

ハハコグサの若芽を、塩を入れた熱湯でゆで、水にさらして軽くアクを抜き、細かく刻みます。

そして、米の粉に混ぜてよく練り混ぜる(つく)と、完成。


若芽を、天ぷらにしても食べられます。

また、せき止めや、気管支の炎症を抑える漢方薬としても使われます。


野菜作りをしている管理人にとって「抜くべき雑草」以外の何ものでもなかったのですが、いろいろ調べてみて、ちょっと見直しました~。

・・・でも、作物のそばに生えていたら、今後も容赦なく、抜きますけどね。

「ハハコグサの草もち」作ってみようかな。


「いつも思う」という花言葉は、母が子を思う慈愛の情を思わせて、ちょいとほろりとさせますが、どこにでも生えているので、「いつも」目に入って『ハハコグサ』だなぁと「思う」、

・・・ってのが、管理人的には、実感でございます、ハイ。