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11月30日の誕生花「ワビスケ」

花言葉は「控えめ」

ワビスケ

漢字で書くと「侘助」。かつて、この名前のついた人が、いたのかしら?

ええ、いたのです!名前の由来は、下段で。

ツバキの一品種。おしべの数も少なく、小ぶりな印象です。

筒型(お猪口のよう)に咲くのが特徴です。

ツバキ科。常緑低木。
日本が原産地。

ただし、「ワビスケ種」に関しては、ツバキ(ヤブツバキ)とチャノキ(茶の木)との雑種で、中国から「逆輸入」された、という説もあるようです。

花期11~4月。一重でツバキより小さく、開ききらないのが特徴。

花色は、おしなべて淡い色合いで、白~桃色系が多いようです。

また、ツバキといえば、花の中心に、おしべがたくさんありますが、これが退化・変形したものを「ワビスケ種」として区別することも一般的なようです。

退化したおしべの状態は「侘芯(わびしん)」と言われます。(上の写真をご参照下さい)一重の花の突然変異のようですね。

このような侘芯変化が起こると、花が小さく、花期は早くなって、春咲きが秋~冬咲きになります。

「侘びさび」を、そのまま現したような趣の深い姿から、茶道のお茶室に飾る花として不動の地位を持っているようです。

「侘助」という変わった名前の由来も、茶道に関連したものが伝わっています。

千利休(日本の茶道・千家の開祖です)の下僕「侘助」が、利休のために苦心して栽培した品種で、利休がそのことに感じ入り侘助の名をつけて呼んだ、という、美しいお話でございます。

昨日の花「お茶」といい、今日の花「ワビスケ」といい、日本の冬にはツバキ科の植物が欠かせません。


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