10月1日の誕生花「オキザリス」
花言葉は「輝く心」
《オキザリス その正体は?》
10月1日の誕生花・オキザリスのご紹介です。
名前だけで、ぱっと頭にお花が浮かんだ方、かなりの園芸通でいらっしゃる。
管理人は、これだけではわかりませんでした。
別名「はなかたばみ(花酢漿草)」。
ようやくこれで、イメージ湧きました。
葉がクローバーに似ているおなじみの雑草、「かたばみ」の仲間なのです!
「かたばみ」といえば、あっという間にはびこる、かなりのやっかい者ですが、園芸品種として愛でられる幸運なかた(?)もいらっしゃいます。
まあ確かに、こんなお花を咲かせてくれれば、わかる気もいたします。なかなか美しいでしょ?
《オキザリスの基本情報》
カタバミ科。
多年草・球根植物。
原産は、熱帯地域、亜熱帯アメリカや南アフリカです。
40種ほどが園芸種とされています。
春から夏にかけて花をつける種類と、冬が花期の種類など様々ですが、花は昼開き、夜は閉じます。
日光を大変好みます。
《オキザリス=かたばみ。漢字で書くと?》
「かたばみ」、漢字で書くと「酢漿草」となり、何やらいかめしいですね。
これは、葉に蓚酸(しゅうさん)が含まれており、噛むと酸っぱい味がすることからきています。
「酸い物草(スイモノグサ)」という別名もあります。
「オキザリス」も、ギリシャ語の「オクシス(酸っぱい)」が転じた名前のようです。
《オキザリスと「四つ葉のクローバー」は別物です!》
ちなみに、葉の雰囲気は似ていますが、クローバー(しろつめくさ)とは全く別ものです。
あちらは、マメ科。
ちまたでは「四つ葉のクローバー」として、オキザリスの球根を販売していたりするようですが、別種です。
「あくまで本物のクローバーじゃないとダメ!」という方は、ちょっと注意してみてくださいね。
でも「オキザリス」も、育てやすく、可愛い花を咲かせますので、どうぞご贔屓に~。
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