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2005年12月29日

11月25日の誕生花「セントポーリア」

花言葉は「小さな愛」
セントポーリア

花言葉は「小さな愛」

セントポーリア

別名「アフリカスミレ」。

スミレの花に感じが似ていますが、別の科目です。

1892年に、アフリカで原種が発見されました。

室内でも良く育つ鉢花として、高い人気を誇ります。

イワタバコ科。多年草。
原産地は、東アフリア・タンザニア北部やケニア南部。

草丈は、5~15センチ。
花は、3センチほどの大きさです。

地面をはうように茎をのばす「トレイル型」と、茎が短く、放射状に葉をつける「ロゼット型」があります。

花色は、青、紫、赤、ピンク、白、ぼかしや複色など多様。

品種改良によって、多様な種類と花色が作り出されています・・・がっ!
「黄色の花」だけは、いまだに、作り出せていないとのこと。バラにおける「青色」のような感じでしょうか。

花期は、ほぼ通年です。

名前の由来は、発見者にちなみます。
原種が発見された19世紀末は、欧米、そして日本など「列強」による植民地支配の時代。(さぁ、世界史を思いだしてくださいねっ!)

ヨーロッパ諸国は、アフリカに触手をのばしていました。
この花は、その当時ドイツ領の総督として、現在のタンザニアに派遣されていた「セントポール・イレール男爵」によって発見され、ヨーロッパに渡り「セントポーリア」となりました。

その後、アメリカを経て、日本へ。

日本では、1968年に「日本国際セントポーリア協会」が発足し、70年代~80年代にかけて園芸界に「セントポーリアブーム」が巻き起こったようです。

自生地が山の岩陰なので、日光が直接当たらない、暗いところでもよく育ち、蛍光灯の光だけでも、花を楽しむことができます。

しかも、極端な暑さ寒さは苦手。人間が快適と感じる温度(20度前後)が、一番生育に適している・・・すなわち「室内飼い」ならぬ、「『純』室内栽培」がオッケーということ。

「園芸用ハイドロボール」などに植える、土を使わない栽培法も研究されていて、庭のないマンション生活にもよくなじんでくれることから「室内鉢花の女王」の異名もあって、愛好家のとても多い植物なんですね。

ホームページも多数開設されていて、どのサイトからも「小さな花にそそぐ、大きな愛」が感じられますよ!

11月24日の誕生花「ガマズミ」

花言葉は「結合」
ガマズミ

花言葉は「結合」

ガマズミ ガマズミの実


白い小花を初夏に咲かせ、現在は食用になる、赤い実の季節。

実は、霜に当たると甘みが増し、果実酒の材料にもなります。

「結合」のほか、「無視したら私は死にます」という、かなり意味深な花言葉もつけられています。

スイカズラ科。落葉低木。
原産地は、日本各地、朝鮮半島、中国、樺太南部など東アジア。

北海道から九州にかけての日当たりの良い山野に、広く自生しています。

高さは、2~3メートル。
花期は、5月~6月、9月~11月に赤い実をつけます。

「ナンテン」や「ピラカンサ」、「ナナカマド」と同様、実は小鳥の大好物。

そして、人間にもうれしい、健康効果があるようです。「おもいッきりTV」にも、紹介されたとのこと・・・滋養強壮や疲労回復、利尿の効果もあります。

「ガマズミ」という名前の由来に関しては、諸説あるようです。
「神つ実(カミツミ)」であるという説や、「ズミ」は、「染めものに使う」という意味なので、染色に利用した植物という説。

いずれにしろ、決定的ではないようですが、全国に分布し、方言(地域ごとの名前)で呼ばれていたようですね。

採取されたものだけでも、方言名が200以上にのぼるということです。それだけ、ポピュラーな植物といえるでしょう。

全国津々浦々に分布し「結合」しているガマズミ、「もう一つ」の花言葉も、その一般性から無視できない存在であることの現れ、とも読み取れます。

11月23日の誕生花「ストレリチア」

花言葉は「全てを手に入れる」
ストレリチア

花言葉は「全てを手に入れる」

ストレリチア

英名の「バード・オブ・パラダイス・フラワー」を直訳した別名「極楽鳥花」とは、よく言ったもので、確かに南の島の鮮やかな鳥が、はばたいているように見えますね。

バショウ(芭蕉)科。もしくはストレリチア科。
常緑多年草。
南アフリカの亜熱帯地域が原産地です。
日本へは明治5年に渡来したとされています。

草丈は、1~2メートル。
「草」としては、かなりの大型種です。

植物園などの温室でよく見かけますが、切り花や、鉢物も出回ります。

花期は、温室ではほぼ通年。
花の色味が少なくなる冬に、オレンジと紫色の、個性的な形の花が重宝されるようですね。

大きくて目立つので、イベント会場やテレビスタジオの盛り花などのダイナミックなアレンジメントによく使われます。ゆえに、冬のイベントシーズンによく目にし、冬の「誕生花」となったと考えられます。

さて、科目についてですが、従来「バショウ科」に分類されていたようですが、1950年代以降の新しい分類法によりさらに詳しく調べたところ、「ストレリチア科」として独立させるべきという説も出てきました。

今のところ、「バショウ科ストレリチア属」とされていることが多いようです。

適度に保温すれば、家庭でも栽培できるとのこと。結構場所を取りそうですね。「邸宅」に、似合いそうです・・・・。
でも、おうちにあれば「全てを手に入れた」気分に、なれるかも?

2005年12月28日

11月22日の誕生花「アロエ」

花言葉は「健康」
アロエ

花言葉は「健康」

アロエ
 
いわずと知れた、薬効満載植物。
「医者いらず」とも呼ばれ、花言葉も、そのまんまでんがな~!
思わず関西弁になってしまうほど、ベタでございます。

朱赤色の、熱帯植物らしい花をつけます。

ユリ科。多年草。
サボテンのようにも見えますが、「ユリ科」なんですね。

南アフリカが原産地です。

高さは、1~2メートル。原産地では、4~5メートルにもなります。

花期は、12月~1月ごろ。冬です。

日本には、江戸時代に渡来したとされていますが、「鎌倉時代に中国からやってきた」とする文献もあるようです。

多くの種類がありますが、鉢物や庭木として一般的に人気なのは「キダチアロエ」です。写真の花も、この種類。

健康食品として様々に使われ、ヨーグルトに入っているのは、「アロエベラ」。

「アロエ」とは、アラビア語で「苦い」という意味です。このネーミングもまた、ベラ・・・もといベタですね~。
昔の人も、まず、かじってみたんでしょうな。「厚手の葉で、ちょっと食べられそう!」てな感じで。そしてそのキョーレツな苦さがそのまま名前になった、と。

「ベラ」はラテン語で「真実」という意味です。

人類との関わりは古く、健康効果のある植物として、古代エジプト時代から使われていたようです。

ピラミッドの中から、アロエの記述のある古文書が見つかったほどで、あのクレオパトラも美肌づくりに、そしてアレキサンダー大王などにも愛用されてきました。

微量多種の栄養素が一度に摂れ、様々な薬効が期待されることから現在も研究が続けられています。

ポピュラーな「キダチアロエ」の葉にも、もちろん薬効があります。

やけど、傷、虫さされには、新鮮な葉を切り開いて、透明なゼリー状の葉肉を貼りつけると効き目があるとされます。含まれている「アロエクチンB」という成分が免疫系を刺激して、傷の治りを早めるようです。

また、ニキビや日焼け後の肌のケアにも、効果的。
美容と健康に、大活躍してくれます。

栽培は、丈夫で手がかかりませんが、日本の寒さは大敵です! 一発で、やられます。

多肉質なので、葉肉が凍り、その後、腐ってしまうんですね。管理人も、霜に当ててしまい、一夜にして、瀕死になってしまいました。見事、復活しましたが。秋になったら、迷わず室内に取り込んでくださいね。

11月21日の誕生花「カリン」

花言葉は「努力」
カリン

花言葉は「努力」

カリンの花 カリンの実

漢字では「花梨」。

「唐梨(カラナシ)」、「木木瓜(キボケ)」という別名もあります。

秋は、実が黄色く熟すシーズン。のどの荒れに効くことで有名です。

バラ科。落葉高木。
原産地は、中国です。

高さは、6~10メートル。
花期は、4月~5月にかけて。

10月ごろに、10~15センチほどの大きさの実が熟し、よい香りを放ちます。甘~い、おいしそうな香りなんですが、かたくて、とても酸っぱいので、そのままで食べるのにはむきません。砂糖漬けやジャム、果実酒にして利用されます。

なんと言っても、「のどにいい」ということで、のど飴の原料にもされます(カリンの実の絵が描かれてある製品もありますね)。

含まれている「カリンポリフェノール」という成分が、のどの炎症をしずめ、せきを止めて、痰を取る作用があるということです。

また、とても重く固い質の「高級木材」として、珍重されています。民芸品など細工物、高級家具や建築材に使われます。

木材は、含まれる水分量の変化によって、膨張したり収縮したりするのですが、カリン材は、そのサイズ変化がもっとも小さな素材の一つとされているんです。密度が高くて、狂いが出にくい、ということですね。なかなか、優秀です。

ご覧の通り、可憐な花をつけ、薬効豊かな実をつけ、そして優良木材になる、と、まさに「努力」の植物では、あ~りませんか!

11月20日の誕生花「ツワブキ」

花言葉は「困難に傷つけられない」
ツワブキ

花言葉は「困難に傷つけられない」

ツワブキ
 
漢字では「石蕗」。

葉がフキに似ていて、表面にツヤがあることから、「ツヤのあるフキ」の意味で、この名前になったということです。

見栄えのする、黄色の花です。

キク科。多年草。
原産地は、日本・中国南部。福島県より西の本州・九州・四国・沖縄に分布、自生しています。

高さは、30~70センチメートル。
花期は、10月~12月にかけてです。

濃い緑の葉と、黄色い花のコントラストが鮮やか、しかも日陰でも育つため、植え込みや庭によく植えられます。

「フキノトウ」の「フキ」とは別種ですが、こちらも食べられます。若い葉柄(ようへい)を醤油で煮たものが佃煮の「きゃらぶき(伽羅蕗)」。

また、柄の部分の皮をむいてゆでた後、水にさらしてアク抜きしてから、油炒め、佃煮、酢みそ和え、天ぷらなどにします。

葉には、強い抗菌作用があり、火にあぶって、はれ物、湿疹などに貼ると効用があるということです。

ますます寒さが厳しくなる季節に、元気にツヤツヤした葉と、鮮やかな黄色い花を見ると、「困難に負けてたまるか!」という気持ちにさせてくれる気がします。

11月19日の誕生花「オトギリソウ」

花言葉は「迷信」

オトギリソウ

花言葉は「迷信」

オトギリソウ

漢字では「弟切草」。なにやら物騒な名前ですね。

別名「ヤクシソウ(薬師草)」「青薬(アオグスリ)」。

古くから薬として使われていたようで、名前の由来にもなった伝説にも、「秘薬」として登場しています。

オトギリソウ科。多年草。日本全国の野や山で、普通に見られます。

原産地は、日本、中国、韓国など。

高さは、30~80センチメートル。

一重の黄色い花を、7月~10月にかけて咲かせます。

神経痛やリューマチ、痛風、切り傷、うちみなどに効果がある薬草。

そして、北アメリカやヨーロッパを原産とする「西洋オトギリソウ」は、最近「『うつ』に効くサプリ」として注目されている、「セントジョーンズワート」です。

薬効の高さは、この草の名前にもなった、こんな伝説にも実証されています。

平安時代のこと。

薬草を使って、鷹の傷を治すことで有名な、鷹匠(たかしょう)がいました。彼は、その薬草の名前は、決して口外しませんでした。

しかしある日のこと。
人のよい弟がその薬草の名を、他人に話してしまいました。これを知った兄は怒り、弟を切り殺してしまったのです。そのとき、庭に栽培していた薬草に弟の血潮が飛び散り、オトギリソウの名がついたとされています。


葉や、花びらの裏に、黒い斑点があるんですが、血潮に見えなくも、ないかなぁ・・・。いずれにしろ、悲しい伝説ですね。

それだけ、絶大な効果があったということでも、ありますが。

「迷信」の他にも、ネガティブな意味の花言葉が多くつけられていますけれど、真実を注意深く見抜く、いましめの言葉として受け止めたいと思います。

11月18日の誕生花「ポインセチア(白)」

花言葉は「祝福する」
ポインセチア(白)

花言葉は「祝福する」

ポインセチア(白)


そろそろ町に、気の早いクリスマスイルミネーションが見かけられる季節になりました。

ポインセチアは「赤に緑」がなんと言ってもおなじみですが、「白に緑」もさわやかです。

トウダイグサ科。常緑低木。
原産はメキシコです。意外ですね。本来は寒さに弱い植物です。

高さは、2~5メートル。原産地付近では、かなりの迫力の「木」です。

19世紀前半に、アメリカの駐メキシコ大使の「ポインセットさん」がアメリカに紹介し、たくさんの園芸品種がつくられていきました。「ポインセチア」の名前は、紹介者の「ポインセットさん」からとられたんですね。

花びらに見えるのは、「苞(ほう)」と呼ばれる萼(がく)。
昨日の花「スターチス」と同じです。本当の花は、その中心に固まっている「つぶつぶ」した所。

なぜ、苞に色がついているかというと・・・、ポインセチアは花が小さいので、苞に色をつけて目立たせ、受粉のために虫や鳥を引き寄せる役割を担わせているということなんです。う~む、考えてますね。

最近は品種改良が進み、耐寒性も増してきました。

苞の色も赤だけでなく、ピンク、クリーム、白や複色のものまでさまざま。

「短日性」で、日が短くなると、花芽ができ、苞が色づいていきます。箱などをかぶせて、「1日13時間暗くした状態」を40~50日続けると、花芽ができ、その後花苞に鮮やかな色がついてきます。

クリスマスに合わせたい場合、2ヶ月ほど逆算するといいわけですね。

お部屋に一鉢あると、一気にクリスマスムードに。「めぼしい予定はないよ」と、ため息モードでも、ポインセチアの美しさには、きっと心癒やされるに違いありませんよ。

11月17日の誕生花「スターチス」

花言葉は「変わらぬ心」

スターチス

花言葉は「変わらぬ心」

スターチス

かさかさした感触で、ドライフラワーに適した花材。

フラワーショップでは「三角」とも呼ばれるそうです。よく見ると、茎が三角っぽいですね。

イソマツ科。一年草もしくは多年草。
北アフリカ・パレスチナなど、地中海沿岸が原産地です。

草丈は、30~90センチ。

多くの品種があり、切り花はもちろん、ドライフラワーとして人気があります。

花色は、紫・白・ピンク・黄色など。品種によっては、淡いオレンジ色など微妙な色合いも。

正確な属称は、「イソマツ科リモニウム属」
「スターチス」というのは、古い属名で、現在は植物学的には使われていないということです。

しかし、一般的には、現在も「スターチス」で通っているようです。

カラフルな花びらに見えるのは、「苞(ほう)」と呼ばれる萼(がく)で、本当の花は内側の白い小さなもの。あまり目立ちません。このパターンのお花は、「カラー」など、このサイトでもいくつかご紹介しています。

もともと水分量が少ないため、簡単に、美しくて色あせないドライフラワーになります。

花言葉も、この性質をとらえてつけられたものでしょう。風通しのよい所に逆さまに吊しておくだけで、OK。ぜひ、お試し下さい。

11月16日の誕生花「プルメリア」

花言葉は「恵まれた人」

プルメリア

花言葉は「恵まれた人」

プルメリア

ハワイに降り立つとまずプレゼントされる歓迎のしるし、花の首飾り「レイ」に使われる花。

花びら・葉ともに、全体的に肉厚で、香りも強く、常夏の島にふさわしい趣をもちます。

キョウチクトウ科。常緑小低木もしくは落葉低木。
原産地は、熱帯アメリカです。

高さは、3~8メートルになります。
原産地の熱帯では、四季を通して花をつけます。

花色は、白・ピンク・黄色・オレンジの組み合わせで、白い花弁が中心に向って黄色になっていくタイプ(上の写真の感じです)が、多いようです。

花はとても甘い香りで、アロマテラピーのエッセンシャルオイル「フランジュパニ」の原料にもなっています。

インドやインドネシアでは、寺院に植えられていることが多く、英名は「テンプル・ツリー」。
日本でも、お寺でお線香を焚くように、宗教儀式や場所に「香り」は欠かせないものなんですね。

ハワイでは、街路樹などにもよく使われているようです。

渡航の際には、ぜひ、優雅な香りを楽しんできて下さい!

11月15日の誕生花「カラタチ」

花言葉は「思い出」
カラタチ

花言葉は「思い出」

カラタチ カラタチの実


漢字で書くと「枸橘」または「枳殻」。結構、難しい字ですね。

歌のモチーフによく採り上げられている植物のイメージがあります。(北原白秋&山田耕筰、島倉千代子・・・)かつてはそれだけ、なじみ深かったんでしょうね。

秋は、黄色い実のシーズンです。

ミカン科。落葉低木。

中国・揚子江上流が原産地です。
高さは、2~3メートル。
日本には、8世紀ごろに渡来したとされます。

鋭いトゲを持っているため、不審者の進入を防く役割を持つ、垣根に多く使われました。

花期は4~5月頃。葉に先がけて、芳香のある白い5弁花をつけます。それがよく目立つので、歌にもなったという訳ですかね。

実は、10月ごろ黄色く熟します。表面が、ビロードのような短い毛に覆われており、なんともいえない感触です。

胃の強壮、利尿剤や、ひび・あかぎれ改善の化粧水などの薬用、そして果実酒の材料にされたりします。そのままでは、苦くて食べることはできません。

町中ではあまり見かけられなくなっているようです。

確か、小学校の国語の教科書に「カラタチ」のことが書かれている教材があり、クラス総出で「カラタチ」を探し回った記憶があります。20数年前の群馬の片田舎でも、そんな感じでしたね~。

鋭いトゲがかえって、扱いにくさになってしまっているんでしょうか。

しかし、寒さや病気に強く、やせ地でもよく育つため、ほかのカンキツ類の台木(つぎ木の根もと部分)として注目を集めているようです。

新たな利用価値が見いだされたカラタチ。決して「思い出」の植物では、ありませんね!


11月14日の誕生花「アルストロメリア」

花言葉は「未来への憧れ」
アルストロメリア

花言葉は「未来への憧れ」

アルストロメリア

別名「百合水仙(ユリズイセン)」。また、原産地にちなみ、「インカの百合」とも呼ばれています。

華やかで、しかも花持ちがよく、切り花としてフラワーショップで人気です。

花びらに、独特の模様がありますね。

ユリズイセン科。半耐寒性の球根植物。

原産地は、南アメリカ。チリやペルーなど。チリを中心に50種ほどの原種が存在します。

名前の由来は、この花の発見者であるスウェーデンの植物学者「リンネ」の友人の「アルストメーア男爵」の名をとったとされています。

新種の花に、自分の友人の名前をつける・・・。男の友情、でしょうかね。

花期は、4~10月。改良が進んでいて、種類によって幅があります。

草丈は60~80センチ、1メートルを超える種類もあります。

花色は、黄、オレンジ、ピンク、クリーム、赤など。一輪に複数の色が混ざっていて、とてもカラフル。

花びらの独特の模様は、昆虫を誘う役割を担っているようです。

発見されたのは、18世紀と最近で、日本への本格輸入が始まったのは 昭和54年。日本での歴史はまだ浅い花ですが、日持ちのよい生花として、高い市場価値を持ち、すっかりおなじみになりました。

日本の生産量は、オランダに次いで世界第2位ということです。

花言葉も、前向きで、いきいきしたイメージを感じさせるものが多く、プレゼントにもおすすめのお花です。

11月13日の誕生花「センリョウ」

花言葉は「利益」
センリョウ

花言葉は「利益」

センリョウ

漢字で書くと「千両」、または「仙蓼」。思わず、大判小判ザックザクの「千両箱」を連想してしまいます。
この時期に多い、赤い実をつける植物の一種です。

センリョウ科。常緑低木。
原産地は、日本(本州中部より西)、朝鮮半島、台湾、中国、インド、マレーシアとされています。

高さは、50センチほど。

花期は初夏ですが、大変地味で目立たないもので、冬の赤い実の印象が強く、「誕生花」としての日付も、実の季節となっています。

すなわち、正確を期すとなると、「誕生実」ということですな。いままでも「誕生実」、ご紹介しましたね。(11月2日「フウセントウワタの実」)

黄色い実をつける「キミノセンリョウ(黄実千両)」という種もあります。


なお、「マンリョウ(万両)」という名の同じく赤い実をつける種もありますが、「マンリョウ」はヤブコウジ科。

実の付き方も違いますので、ご確認くださいませ。 ↓

http://www.hanakotoba.name/archives/2005/09/post_351.html

どちらも、色彩の少なくなる秋から冬に、貴重な彩りをもたらしてくれ、お正月の祝い花に欠かせない花材。

この2種に「蟻通し(アリドオシ)」という種を加えて、「千両、万両、あり通し(年中ある)」という意味を持たせた、縁起物の寄せ植えに使われます。

かなり、オヤジギャグっぽいですが。「お金は大事だよ~」って、所でしょうか。

ともあれ、「センリョウ」は、切り花として手に入りますので、「年末ジャンボ」に夢を託している方、一枝、お部屋にいかがですか?

《センリョウを飾ったら、美味しいおせちでお正月!》

11月11日の誕生花「ツバキ(白)」

花言葉は「申し分のない愛らしさ」
ツバキ(白)

花言葉は「申し分のない愛らしさ」

白ツバキ

小デュマの小説・ヴェルディのオペラ、「椿姫」のモチーフとして、世界的に名高い花です。

この花をかたどった「カメリア」のアクセサリーも、根強い人気モデル。

すっきりとした、無駄のない形ですよね。

ツバキ科。常緑高木または低木。
原産地は、日本・韓国・中国など。「東洋の出身」です。

日本の太平洋側には、主に「ヤブツバキ」が、日本海側には「ユキツバキ」が自生しています。

高さは、15メートルほどになる種もあります。
花期は12月~5月頃。

花色は、赤・桃・白・絞りの複色など、さまざま。咲き方も「八重咲き」「牡丹咲き」「獅子咲き」など。

俳句では「春」の季語になっています。漢字で書くと「椿」ですものね。

ちなみにこの漢字は、この花にあてて、日本で作られたものです(国字)。
中国にも、現在この字はありますが、まったく別の種類の植物をさす字ということです。

名前は「つやつやした葉っぱの木」から、「つや葉の木」「ツバキ」に変化したというのが、定説のようです。

古くから大変愛好され、「日本書紀」「万葉集」にも名前をみることができます。

徳川2代将軍「秀忠」は、ツバキマニアだったようで、各地から珍しい種類を江戸城に取り寄せました。その時代は、ツバキの栽培・改良が庶民の間でもブームになりました。

ただし武士階級には、花が咲いた形のまま、ポトリと落ちる習性が嫌われました。武家の家紋には、ツバキの花は見あたりません。

実からとれる「椿油」も、生活の様々なシーンに役立てられています。
管理人も現在、三宅島産の「椿油」で肌の手入れをしているんですよ。なんだか、キメ細かくなってきた気がします。髪の毛にも、手にも使ってます。

いちいち専用の化粧品を買わなくても、これ一瓶あればオッケーというのは、スボラな管理人には、ぴったりでございますよ。

11月10日の誕生花「グラジオラス」

花言葉は「用心」
グラジオラス

花言葉は「用心」

グラジオラス

園芸種は、「春咲き」と「夏咲き」の2つの系統に大きく分けられます。

写真は、花が大ぶりの「夏咲き」の系統です。縦一列に連なって咲く花は、ボリューム感があり、とても見ばえがしますね。

アヤメ科。球根植物。
原産地は、南~熱帯アフリカ一帯。

草丈は、1メートルほどになります。
花期は5月~11月頃と、育て方や種類によって幅があります。

花色は、赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・複色などとても豊富。咲き方も「八重咲き」「フリンジ咲き」など、バラエティに富んでいます。

名前の由来は、葉を、鋭くとがった剣に見たて、ラテン語の「剣」を意味する言葉から転じたとされています。

「アヤメ科」というと、湿地を好みそうですが、全く逆。「水はけの良い乾燥気味の日なた」を好みます。ご出身が、熱帯ですからね。

また、連作を嫌い、他のアヤメ科植物(例えば、クロッカスやフリージア)を植えたことのない場所を選ぶと、すくすくと育ちます。

結構、場所を取る植物ですので、お庭での栽培がいいようです。
管理人の母は、畑の一角に植えておりました・・・。ネギや大根とともにある、黄色いグラジオラス。それはそれで、ダイナミックな眺めでしたよ、はい。

11月9日の誕生花「ジュズダマ」

花言葉は「祈り」
ジュズダマ

花言葉は「祈り」

ジュズダマ

漢字で書くと「数珠玉」。

もともとは、食用の栽培植物として日本に入ってきたようですが、現在は河原や水辺などで見られる「野の草」となっています。

名前の由来は、固い種子を糸でつないで数珠にしたりお手玉に入れたりすることからきています。

イネ科。多年草。
原産地は、東部インドからインドシナ半島、インドネシアの熱帯地域。

花期は7月から10月頃で、その後、固い皮におおわれた1センチほどの大きさの実をつけます。

草丈は、1メートル前後になります。

実を包む固い皮は、はじめは緑。その後、次第に茶褐色から黒っぽくなりやがては光沢のある灰色になります。正確には、葉の鞘(さや)が変化したもので、「包鞘(ほうしょう)」という部分です。鳥や動物にべられないようにするための、防衛機能なのでしょう。

草の実にしては、固くて高級感のある光沢を持つため、世界各地でネックレスなどアクセサリーの材料として使われているようです。

お手玉の中身にすると、小豆とはまた違った感触と音が楽しめます。子どもの頃、おばあちゃんが作ってくれたお手玉(中身は小豆)で、遊んだことを思い出し、ちっぴりノスタルジックな気分になりました。

11月8日の誕生花「フジバカマ」

花言葉は「優しい思い出」
フジバカマ

花言葉は「優しい思い出」

フジバカマ

漢字で書くと「藤袴」。「秋の七草」の一種です。

名前の由来は、花の形が、日本人のはく「袴」に似ていることからとされています。

キク科。多年草。
中国が原産です。

「万葉集」にも、この草を詠んだ山上憶良(やまのうえのおくら)の句があるので、日本にはかなり古い時代に渡来したと考えられます。

花期は、8~10月。
草丈は、1~2メートルになります。

「クマリン」という香りの成分を含み、干すと、品のある独特の香りを放ちます。原産地の中国では「蘭草」と呼ばれ、香料にも使われました。

戦前までは、各地の河原などでよく見られるごく普通の「野の草」でしたが、護岸工事などで数が減り、とうとう「絶滅危惧種」に指定されてしまいました。

環境省の「レッドデータブック」では、「絶滅危惧II類」となっています。(「ミセバヤ」のページもご参照下さい)

そういえば、「秋の七草」の一つとして名前は条件反射のように頭に浮かびましたが、実物を目にした覚えは、ないような気がしますな。

奥ゆかしい「秋の草」、大切にしたいものです。

11月7日の誕生花「マリーゴールド」

花言葉は「悲しみ」
marrygold.jpg

花言葉は「悲しみ」

マリーゴールド

花期が長く、丈夫で育てやすい花です。

ちょっとネガティブな花ことばが多いのは、「黄色」に対する、欧米圏のマイナスイメージからと思われますが(黄色は、キリストを裏切った「ユダ」の服の色とされています)その後、この花の持つ長所に注目した、プラスの意味の花ことばも増えてきたようです。

キク科。一年草。
中米・メキシコ周辺が原産地です。

花期は、春から晩秋にかけて長期間。
草丈は、30センチから1メートル。
花色は、黄、オレンジ、クリームなど、黄色系です。


草丈も花も大型の「万寿菊」「千寿菊」と呼ばれるアフリカン種と、全体的に小ぶりの「孔雀草」と呼ばれるフレンチ種の大きく2系統に分けられます。

マリーゴールドとは、「聖母マリアの金色の花」という意味。キリスト教圏における「マリアの休日(聖母昇天祭・8月15日などをはじめ、何日かあるようです)」の頃に咲いている花ということからつけられたようです。

また、独特の香りを持っていて、庭や畑に植えておくと、害虫よけの役目を果たしてくれます。根にも、線虫(せんちゅう)の駆除成分があり、作物の間などに植えることにより、農薬を減らした野菜づくりに一役かっている植物でもあるんです。

ハーブや、アロマテラピーの材料にもなっていて、花を楽しむだけではなく、いろいろな恵みをもたらしてくれます。

丈夫で長持ち、しかも役に立つ!・・・と、3拍子揃ったマリーゴールド、「うちの嫁に・・・」「亭主元気で○○がいい・・・」てな感じですが(?)、さすがにお嫁さんやお婿さんにはできませんので、是非、あなたのおそばに。

11月6日の誕生花「カサブランカ」

花言葉は「純潔」
カサブランカ

花言葉は「純潔」

カサブランカ

おなじみのユリ、カサブランカの登場です。品のある豪華さで、ブライダルシーンではダントツの人気を誇る花。

ユリ科。球根の多年草。

日本特産の「ヤマユリ」「サクユリ」「カノコユリ」などを交配させた園芸品種「オリエンタル・ハイブリッド系」ユリの代表種。

「カサブランカ」と呼ばれる種としての花色は、「白」のみです。

清涼感あふれる純白の大輪花、そして甘い香りと、まさに「いいとこどりのユリ」です。切り花にしても、長持ちします。

花期は、本来は5月~8月。自然開花だと、7月に咲くものが多いようです。フラワーショップでは、ほぼ一年中みることができます。

今日、「11月6日」も、本来の花期からは外れているのですが、秋の「婚礼シーズン」でよく目にする豪華な花として十分な存在感です。

実は、日本は「ユリ大国」として、世界に名をとどろかせているんです。
ユリの自生種が、およそ15種確認されていますが、その半数が日本にだけ分布する特産種。しかも、観賞価値の高い種が多いことで知られ、新種の親(交配元)にも多く使われているんです。

「カサブランカ」も、日本固有種から生みだされ、今では世界的なブランドに成長しています。

「日本ブランド」は、「ソニー」「トヨタ」だけではありません。

世界的に見ても、貴重な天然資源が、たくさん存在しているんですね。

11月5日の誕生花「オンシジウム」

花言葉は「清楚」
オンシジウム

花言葉は「清楚」

オンシジューム

「オンシジューム」とも呼ばれます。軽やかな気分にさせてくれる、クリアな黄色の花。

ラン科。多年草。
原産地は、熱帯~亜熱帯アメリカ(中南米)です。

草丈は、種類によってさまざまで、数十センチ~1メートルほど。

花期は、11月~4月ですが、環境によってその他の時期にも開花します。

花の直径は1~1.5センチほど。「小花系」のランです。花色は、黄色・ピンク・オレンジ、複色もあります。

名前は、リップ(唇弁)の付けね部分に、小さな突起があることから。ギリシャ語で「小さなこぶ」を意味する言葉に由来します。

また、花がドレス姿の女性が踊っているように見えることから「ダンシングレディーオーキッド」の愛称があります。確かに、スカートをふくらませたドレス姿の女性にも、見えますかね。「ベルサイユのばら」の世界です。

私個人的には、「清楚」というよりも、もう少し「活発」な感じがするんですが、それは黄色い花色のせいでしょうね。

冬に出回ることが多いようで、無彩色の季節に、うれしい彩りを添えてくれる花です。

11月4日の誕生花「サフラン」

花言葉は「陽気」
サフラン

花言葉は「陽気」

サフラン

「クロッカス」の仲間です。

めしべは、高級スパイスとしておなじみ。花の中央に、細長く見える赤い部分です。

インド料理店などで、「サフランライス」が出てくると、ちょっとリッチな気分になるのは、私だけ?高価なので、色が同じ黄色になる「ターメリックライス」にしている所が多いようですけれど。

アヤメ科。球根植物。
原産地は、トルコ、地中海沿岸、西南アジア、南ヨーロッパ地域です。

草丈は、15センチ前後。
花期は、10月末~11月。紫色の小花を咲かせます。

ヨーロッパでは古くからなじみ深い植物。ギリシャ神話にも登場します。
江戸時代末期・幕末は天保年間に、日本に渡来したようです。本格的に栽培が始まったのは、明治20年頃とされています。

フランス料理の魚介類スープ「ブイヤベース」インド料理の「サフランライス」の色と香りづけ、最近では「サフランティー」としても珍重されています。

また、薬草として、ギリシャ時代から消化、利尿、二日酔などへ処方されていたようです。

写真をご覧いただいてお判りのように、一輪の花には、細く小さなめしべがたった3本しかありません。乾燥させると、ほんの「0(レイ)コンマ何グラム」になってしまいます。しかも、分別作業は、ほぼ手作業で行われるようです。高価なわけですね。

日本では、「大分県竹田市」の特産品となっています。

可憐な花は、見るだけでも十分楽しませてくれますよねっ!・・・決して、負け惜しみではございませんので、あしからず。

11月3日の誕生花「サザンカ」

花言葉は「困難に打ち勝つ」
サザンカ

花言葉は「困難に打ち勝つ」

サザンカ

漢字で書くと「山茶花」。

秋から冬の花の少ない時期に、次々と開花して、町に彩りを与えてくれます。
ツバキとは散り方が違って、花びらが一枚一枚バラバラになります。

ツバキ科。常緑高木。日本原産です。

高さは12メートルくらいまで。
花期は、10月~12月にかけて、ツバキより一足先に開花します。

野生種は、四国から九州中部(大分・熊本)に多く分布しているようです。

実は、ラテン語の「学名」も、「サザンカ」なんですね。「Camellia sasanqua」です。

江戸時代に、長崎・出島に来ていたオランダ人のお医者さん、ツンベルクさんがヨーロッパに持ち帰り、向こうで広まったので、日本での呼び方がそのまま学名になったというわけです。

もともと、日本での呼び名も「ツバキ」の中国名「山茶花」が、 いつの頃からかこの花の名前として間違って定着したものなんです。

従って、中国で、もしくは日本で中国人の方に対して「山茶花」と書くと、相手はツバキの花と認識することになりますね。
近いようで遠い、中国と日本の「同音表記で異義」の単語をもう一つ。

「手紙」は、何だと思います?
実は、「トイレットペーパー」のことです。「なるほど、手の紙だわい」と納得ですが、中国旅行の際には、ちょびっとお気をつけ下さい。

おっと、サザンカから脱線してしまった^^;

ツバキと比較すると、花びらが薄く、軽やかな感じがしますね。しかし八重咲きは、なかなか豪華です。

「困難に打ち勝つ」という花言葉は、日増しに寒くなる時期を、あえて花期に選んだこの花に対して、敬意を表したものと言えるでしょう。

11月2日の誕生花「フウセントウワタの実」

花言葉は「いっぱいの夢」
フウセントウワタの実

花言葉は「いっぱいの夢」

フウセントウワタ

漢字で書くと「風船唐綿」。

まずは、ご覧下さい! 写真の上部が「実」、下部が花です。

特に、実はユニークな容姿でしょ? 大きさは、ピンポン玉くらい。トゲトゲは柔らかく、触っても痛くありません。本当に、夢がいっぱい詰まっていそうな感じですよね。

ガガイモ科。常緑低木。原産地は、アフリカ南部です。
高さは1~2メートルくらいになります。

花期は、8月~9月にかけて。
その後、実をつけ、秋も深まるとパカッと割れて、中から白い絹糸のような綿毛をつけた種がでてきます。

原産地・アフリカ南部では、その綿毛を集めて、枕やクッションなどの詰め物にするそうです。

日本へは、昭和の初め頃に入ってきたようで、最初は「フウセンダマノキ(風船玉の木」)という名前での紹介でした。
このネーミングも、なかなかいいと思いませんか?

強いインパクトの外観で、生け花の花材に使われることも多く、温室栽培されて、需要が伸びているようです。どちらかというと・・・「伝統的な華道」よりは、現代的・前衛的な「フラワーアレンジメント」に似合いそうですね。

忘れかけていた夢を、フウセントウワタの実に託して、実現に向けて一歩、踏み出してみましょうか!

2005年12月27日

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2005年12月25日

11月1日の誕生花「ソバ」

花言葉は「懐かしい想い出」
ソバ

花言葉は「懐かしい想い出」

ソバ

「いつもおいしく食べてるよ」という方、花をご覧になったことは、ありますか?

今日の花も、昨日のカラーに引き続き、花びらのように見えるのは萼(がく)です。素朴な感じがしますね。

タデ科。一年草。
原産地は中央アジア、現在、栽培されているソバの起源地は、中国雲南地域であるとされます。

日本には朝鮮から伝わり、平安時代には天皇が栽培を奨励したということです。

冷涼な気候でもよく育ち、荒れ地でもOK、生育期間は短く2~3カ月で収穫できるとあって、古くから主食として重用されてきました。

早生の夏そばと晩生の秋そばがあり、秋は「新そば」のシーズンです。

ソバの健康効果、言いつくされている感がありますが、改めて。

抗酸化作用を持つ、ポリフェノールの一種ルチンや、血液中のコレステロールを低下させて体脂肪の蓄積を抑制する働きをもつタンパク質を、多く含んでいます。
生活習慣病の予防効果が期待できる食材なのですね。

一方、深刻な症状を引き起こす「ソバアレルギー」も知られています。

患者数は、全国におよそ3万5千人ほど(1993年のデータ)とされていますが、実際はもっと多いかも知れません。
かなりの「劇症アレルギー」。命に関わります。

ほんの少し口にしただけで、激しい呼吸困難などを引き起こし、1988年には、北海道で児童が死亡するという痛ましい事例も発生しています。

ですから、「ソバアレルギーです」という方には、ソバはもちろん、ソバ粉を使っている食べ物・・・「そばぼうろ」とか「そば茶」とかをすすめては絶対にいけないのです!

管理人は、幸いにもおいしくソバをいただける身。改めて健康に感謝しています。

10月31日の誕生花「カラー」

花言葉は「素敵な美しさ」
カラー.jpg

花言葉は「素敵な美しさ」

カラー

花に見えるのは、
萼(がく)が変化した、苞(ほう)の部分です。

本当の花は、中心にある棒のような黄色い部分。

名前の由来は、苞が、ワイシャツの襟に似ているので「カラー」となった、修道女の服の襟を連想させるところからつけられた、とも。

いずれにせよ、苞を服の襟(カラー)に見立ててつけられました。
苞の色は白、赤、黄色などがあります。

サトイモ科。多年草の球根植物。
原産地は南アフリカです。
草丈は80センチ~1メートルになります。
本来の花期は夏ですが、最近は切り花として人気で、一年を通してフラワーショップで見かけることができます。

日本には江戸末期に、オランダから渡来したのが最初。「オランダカイウ(阿蘭陀海芋)」という日本名がついています。「海を越えてオランダからやってきたイモ」。
イモの状態で来日したのでしょう。

しかしっ!
植えてびっくり、きれいな花が咲きました!当時の日本人は、どう感じたのでしょうか。まさに「醜いアヒルの子が白鳥になった」って感じ?

スマートで清々しい印象で、最近ではブライダル用にアレンジするのが大流行。

管理人としては、細身のラインの大人っぽいドレスに茎を長めにした「アームタイプ」のカラーのブーケをさりげなく合わせるのが「素敵な美しさ」に思えます!

長身の花嫁さんに、似合いそうですね~。これからご結婚を控えている方、是非、ご参考に。


10月30日の誕生花「パセリ」

花言葉は「役に立つ知識」
パセリ

花言葉は「役に立つ知識」

パセリの花

付け合わせの王様? おなじみの、パセリです。秋は、花の時期なんですね。

セリ科。二年草。
原産地は、地中海沿岸です。
花期は、晩夏~秋にかけて。白い小花をつけます。

日本名では「オランダゼリ(和蘭芹)」とも呼ばれています。
まぁ、今はほぼ100%「パセリ」ですね。

草丈は15~20cm。
さわやかな香りで、古代ローマ時代より料理に使われていました。

中世ヨーロッパでは、魔術と結びついて迷信の対象になった時期もあったようですが(「パセリを食べると不妊になる」「植えると不幸になる」など・・・・今から見ると、とんでもない!正反対ですよね)、現在では世界で最もポピュラーなハーブの1つです。

さまざまな環境・気候への適応性に優れているので、世界各地で栽培されています。

ビタミンC、カロチン、ビタミンB1、ビタミンB2を多く含む、緑黄色野菜です。


一度にたくさんは食べられませんが、1本で、ビタミンCは1日の必要量の半分、カロチンはおよそ30%が摂取できるということですから、毎日少しづつでも、健康効果はありそうですよね。

また、鉄分も多く含んでいるため、貧血に悩む方にはおすすめです。

管理人宅にも一鉢あって、ちょっとつまんでは、スープの薬味や付け合わせに使っています。
取ったばかりのものは、ひと枝でも香りが抜群。
ちょっと浮かべるだけで、インスタントスープでもリッチな感じになりますよ。

ホームセンターなどで鉢植えがお手頃価格で手に入ります。是非、一家に一鉢!

ただし乾燥には弱いので、水切れにはご注意くださいね。


「役に立つ知識」という花言葉は、
パセリがもたらしてくれる、様々な恩恵にちなんでつけられたものでしょう。

10月29日の誕生花「ストレプトカーパス」

花言葉は「信頼に応える」
ストレプトカーパス

花言葉は「信頼に応える」

ストレプトカーパス

名前の由来は、ギリシャ語の「ストレプトス(ねじれる)」と、
「カーポス(果実)」を合成したもので、「らせん状にねじれる実をつける草花」の意味です。

可憐な花。癒やされます。

イワタバコ科。一年草、多年草、低木など、多くの種類があります。
原産地は、南アフリカ、マダガスカル、アジア。

様々な園芸品種があり、花色も、紫・ピンク・赤・白などと多く、花の大きさも様々です。

春と秋に花をつける種類が多いようですが、うまく管理すれば、一年とぎれずに花をつけてくれる種類もあります。

極端な暑さ寒さや直射日光を嫌い、水はけのよい土を好むのに、水切れは厳禁。しかも肥料をたくさん要求するという、かな~り気むずかしい植物のようです。

しかし、こまめに手をかければかけたなりに、長い期間にわたりきれいな花をつけ、楽しませてくれます。

まさに「信頼に応え」てくれるんですな。

とにかく、まめな人に向いていそうです。管理人的にはちょっと、仲良くするのは難しいかな・・・。
「我こそは」という方、是非チャレンジを!!

10月28日の誕生花「ワレモコウ」

花言葉は「愛慕」
ワレモコウ

花言葉は「愛慕」

ワレモコウ

漢字で書くと「吾亦紅」「吾木香」。

花びらはなく,赤紫の部分は、「萼(がく)」です。

バラ科。多年草。
原産地は日本~東部アジアとされています。
草丈は70センチ~1メートル。花期は8~10月です。

根を乾燥させたものは「地楡(ちゆ)」という漢方薬で、止血剤として使われます。
また、口内炎や歯茎の腫れ、扁桃炎などの喉の痛みや腫れにも、効果があるとされています。

さて、漢字表記の違いについてですが、
「吾木香」は、「わが国(日本)の木香」の意味。根が、木香という菊科の植物に似ているところから当てられた字です。「木香」は、インド原産で、根に強い芳香があり、健胃剤、防虫剤としても使われる植物です。

「吾亦紅」は、「われもまた紅い」の意味。
こちらは、 和歌や俳句などで一般的に使われる字です。

独特のビジュアルで、秋の風物詩として、しばしば詩歌などの題材になっているようですね。
小林一茶も、一句、詠んでます。
「吾亦紅 さし出て花の つもりかな」。

・・・確かに、花っぽくない、かな? 「バラ科」というのが、ちょっと驚きです。

植物の多様性に驚かされる、「今日の花」です。

10月27日の誕生花「ツリフネソウ」

花言葉は「安楽」
ツリフネソウ

花言葉は「安楽」

ツリフネソウ

漢字で書くと「釣船草」。

つり下がるようにして咲く花を船に見立てて、つけられた名前です。
園芸種の花にはない、素朴な美しさを感じます。

ツリフネソウ科。一年草。
原産地は日本。
そのほか、中国や朝鮮半島にも分布します。

草丈は50~80センチ。
花期は8~10月です。
山中の、湿地や水に近い場所を好んで、群生します。

ホウセンカの仲間で、熟した種子を勢いよくはじき飛ばす性質が同じです。

筒状になった花の奥に蜜を蓄え、昆虫を誘い、受粉を助けてもらいます。
黄色の花をつける「黄釣船」という種類もあります。写真はこちらですね。赤紫色の花の方が一般的なようです。

ラテン語の学名は「我慢できない」という意味の「インパチェンス」。
種子をはじき飛ばすことから、つけられたのでしょう。

日本とヨーロッパでは、同じ植物でも名前の付け方がずいぶん異なるものなんですね。
ツリフネソウに関しては、日本は「見た目」からイメージをふくらませ、ヨーロッパは「性質」を特徴としてとらえた、と言えるでしょう。

10月26日の誕生花「イチョウ」

花言葉は「鎮魂」
イチョウ

花言葉は「鎮魂」

ギンナン
秋は、この木の葉が町を金色に彩る季節。

漢字では「銀杏」または「公孫樹」。

匂いを我慢しながらのギンナン拾いが毎年の風物詩になっているという方も多いでしょうね。
茶碗蒸しにはやっぱり、ギンナン、入ってて欲しいですよね!

イチョウ科。
雌雄異株で、2億年前のジュラ紀から存在している1種1属の落葉高木です。
中国が原産地とされています。
大気汚染に強いことから、街路樹としてよく植えられています。

樹齢千年を越えることも少なくない長寿の木。
神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮をはじめ、全国的に有名な「大イチョウ」が何本もあります。

雄株と雌株は、葉の形で見分けるのが簡単。
切り込みが入っていないのが雄株、入っているのが雌株です。
なんと、突然「性転換」することもあるようです!

最近は、なんと言っても、健康食品として「イチョウ葉エキス」が注目されていますね。
脳の血液循環を促進し、脳の細胞を活性化するといわれます。

ドイツやフランスでは、医薬品として認定されており、日本のイチョウが、ヨーロッパに輸出されて医薬品の原料になっているそうです。

アメリカでもサプリメントが大ブーム。
日本では、健康食品としての扱いですが、「ボケ防止」や「記憶力を高める」などの効果を期待して、愛用者が増えています。

また、咳・喘息などのアレルギー性疾患の症状を緩和する漢方薬としても、4千年以上も利用されています。

その一方、ギンナンは食べ過ぎると、嘔吐、けいれん、めまいといった中毒症状を引き起こすこともあります。特に、小さなお子さんは注意。

人間に、さまざまな恵みをもたらしてくれる、イチョウ。
感謝しつつ、金色の絨毯を、踏みしめてみましょうか。

10月24日の誕生花「アゲラタム」

花言葉は「信頼」
アゲラタム

花言葉は「信頼」

アゲラタム

日本名は「かっこうあざみ」。
アザミを小さくしたような、ふわふわした感じの花をつけます。

名前は、ギリシャ語の「老いない」「年を取らない」という意味の言葉が由来。

花期が5月~11月ととても長く、次々に花を咲かせる丈夫さからついたようです。

キク科。一年草。
原産地は、メキシコなど熱帯アメリカです。

日本への渡来は、明治の初め頃とされます。

草丈は20~40センチ。
花色は青紫、白、ピンク、赤紫など。

本来、原産地では多年草(亜低木)ですが、日本の気候では一年草として扱われます。
霜や寒さは苦手なのです。熱帯出身ですものね。


バラやヒマワリのようにぱっと目を引く派手さはないけれど、きれいな色味なので、アレンジメントやブーケに加えるとアクセントになります。
ちょっと、注目してみてください。

日本名の由来は・・・夜になると「カッコウ、カッコウ」と音を出す・・・てのは真っ赤なウソで(すんません)
鳥の「カッコウ」とは全く関係ナシ。

葉が、漢方名で「霍香」(かっこう)と呼ばれるシソ科植物「カワミドリ」に似ていて、
花が「アザミ」に似ていることから来ている・・・とされています。

10月23日の誕生花「アケビ」

花言葉は「才能」
アケビ

花言葉は「才能」

アケビの実

秋は、白い粉をふいたような紫色の実がなる季節です。

ほんのり甘い山の味覚、懐かしい思い出を持つ方もいらっしゃることでしょう。
市販もされているようですね。

花は、よい香りもするようです。

アケビ科。つる性落葉低木。
原産地は、日本、中国です。

「アケビ」という名前の由来は、熟した果実が割れることから、「開け実(アケミ)」→「アケビ」になったという説や、古く朝廷に献上されたという、アケビに似た果実「ムベ(熟しても果実が割れない)」と比較した名前、「開けムベ」から「アケビ」になったという説があります。

熟した実を味わうのはもちろん、若い芽、若い茎、未熟な果実や果皮も野菜として食用にされ、つるは細工物の材料とされるなど、古くから生活に密着した植物でした。

また、実を乾燥させたものは、利尿作用のある漢方薬「木通子(もくつうし)」となります。

様々な用途に広く役立ってくれる「アケビ」。
まさに、「才能」をたくさんもっている植物と言えましょうか。


10月22日の誕生花「ダリア」

花言葉は「移り気」
ダリア

花言葉は「移り気」

ダリア
 
色・咲き方共にバラエティに富んだ、人気の花です。

キク科。球根植物。
原産地は、中米メキシコ、グアテマラ。
草丈は15~150センチ、

日本には、江戸時代の終わり頃に、オランダから持ち込まれました。

花の大きさは2~26センチくらいまでと多様です。
咲き方も、一重・八重・ポンポン咲き・デコラティブ咲きなどなど。思わす「移り気」してしまいそう・・・。

花期は、主に2期。5~7月と、9~11月。
初夏の「1番花」を咲かせた後、真夏は一端休み、再び秋に「2番花」を咲かせます。

花色は、赤・白・オレンジ・ピンクの単色や、グラデーションのかかった多色のものもあります。

華麗なダリアの世界の幅広さを実感するには、やはり実際観てみるのが一番でしょうね。
各地に「ダリア園」があります。

また、この花は、ナポレオン1世の奥方「ジョゼフィーヌ」が好んだ花でもあります。
彼女はバラも好きだったのですけども。

ダリア園を宮殿の庭に作って、あちこちから取り寄せた珍しい品種を咲かせ、貴族達に自慢していたそうな。

「ショゼフィーヌ様、ぜひお分けください!」と所望されても「いいえ!」とはねつけ続けた彼女。何が何でも独り占めしたかったんでしょうね。
しかし、侍女の一人が花を盗み、自分の庭で見事に咲かせるという勇気ある行動(暴挙・・・!?)に打って出ました!

ジョゼフィーヌはそれ以降、すっかりダリアへの情熱を失ってしまったそうな。
まぁ、純粋に「この花が好き」という訳ではなく、自分の虚栄心を満たすための道具として咲かせていただけだったのでしょう。

そんな人間のドタバタに振り回されず、ダリアは美しく咲いていたに違いありません。

10月21日の誕生花「バンダ」

花言葉は「個性的」
バンダ

花言葉は「個性的」

バンダ

「ぱんだ」ではなく、「バンダ」です。

名前の由来は、サンスクリット語の「バンダカ」。
「まとわりつく」という意味で、木にからみついて生息する事からそう呼ばれるようになったようです。

ラン科。多年草。
原産地は、インド、ネパール、ビルマ、タイ、フィリピンなど、熱帯アジア地域。
花の大きさは5~12センチほど。

花色は、紫・青紫・桃・白などです。
斑点状の柄が特徴的です。
花期は、種類によって異なり、年に3回咲くものもあるようです。

標高500mから1000mの高い場所に生息しています。

樹木にからみつき、高さ5~10mくらいの風通しのよい場所に着生します。
水分は、空気中の霧からも取り入れて育ちます。

根は空気中にむき出しになっていて、とても空気をを好みます。いわゆる「気根」ですね。
鉢植えなどでも、土や植え込み材料を使わずに、根をむきだしの状態にして、吊るして栽培することが多い植物です。

なかなか、「個性的」な生活を送る種と言えましょうか。

青系の花をつけるランは珍しいそうです。これも、「個性的」?


10月20日の誕生花「ナナカマド」

花言葉は「慎重」
ナナカマド

花言葉は「慎重」

ナナカマド

漢字では「七竈」です。

大変固く、七回かまどに入れても燃え残ることをたとえてつけられた名前です。
秋は、真っ赤に紅葉する季節。

バラ科。落葉高木。
高さは5~10メートルにもなります。
原産地は、ユーラシア大陸・アジアとされています。
日本列島にも、北海道から九州まで幅広く分布しています。

花期は初夏、白い小花をつけます。
秋になると、紅葉した葉と赤い実が目を引きます。

固い木質を活かして彫り物や細工物として、また、海難・水難を避ける力も信じられていて船舶の材料の一部にも使われます。

雷よけの霊木ともされていて、別名は「雷電木」。・・・とっても、強そうですね。
神社などに「雷除け」として植えられることも多い木です。

実には、「ソルビン酸」という保存料が蓄積されています。
食品添加物として使われている、「ソルビン酸」です。

そのため、葉が落ちても、実は腐らず凍らず残って、冬の間、鳥類にとって貴重な食糧になるのです。

迫害され、放浪する聖母マリアに実を差し出した植物とされていて、神の祝福により、実が凍らないようになったという伝説もあるようです。

洋の東西を問わず、「安心感」「安定感」をイメージさせる役割を担っている木、なんですね。


10月19日の誕生花「アキノキリンソウ」

花言葉は「警戒」

アキノキリンソウ

花言葉は「警戒」

アキノキリンソウ

漢字では「秋の麒麟草」です。

名前は、ベンケイソウ科の「キリンソウ」に花の感じが似ているところからつけられたようです。

キリンを連想させる、きれいな黄色の花です。
キク科。多年草。
高さは20~80センチほど。
原産地は北アメリカとされており、旺盛な繁殖力で、現在は日本各地で普通に見られます。

原産地のアメリカでは、本当にどこにでもある草花のようで、アラバマ・ケンタッキー・ネブラスカの州の花になっています。

開花期に刈り取って日干しにしたものは、薬用にされています。
胃の強壮、利尿、風邪の時の頭やのどの痛み、解毒などに効果があるとされます。


10月17日の誕生花「フロックス」

花言葉は「協調」
フロックス

花言葉は「協調」

Phlox.jpg

日本名は「クサキョウチクトウ(草夾竹桃)」
「オイランソウ(花魁草)」。

由来はそれぞれ、花がキョウチクトウに似ていること、花の香りが、花魁の使うおしろいに似ていることからだそうです。
また、花のかんざしをたくさん挿したおいらんの頭に似ているから、とも。

いずれにせよ、あでやかですね!

ハナシノブ科。一年草または多年草。
原産地は、北アメリカです。
草丈はおよそ1メートル。
花色は豊富で、赤・桃・白・紅紫など。

次々に花を咲かせ、花期も初夏~秋と長く、華やかに花壇やお庭を彩ります。

水はけのよい日なたを好みますが、基本的にとても丈夫で、育てやすい種類です。
夕方には、さらに強く芳香を振りまきます。

仲間には、「シバザクラ」があります。
趣が違いますが、たくさんの花を固めて咲かせる所は、同じですね。

花言葉も、花の咲く様子からイメージされたものでしょう。

10月16日の誕生花「ニシキギ」

花言葉は「危険な遊び」
ニシキギ

花言葉は「危険な遊び」

ニシキギ
 
花期は初夏。緑がかった白い小花です。

この木が注目されるのは、秋。燃えるように赤く、見事に紅葉するシーズンです。
漢字の「錦木」そのものとなります。とにかく全部、真っ赤。

ニシキギ科。落葉低木。
原産地は、日本・中国・韓国です。
高さは2~3メートル、庭木によく使われます。

写真をご覧いただいて、おわかりになったかと思いますが、枝の形がちょっと変わっていますね。

「羽」のようになってるでしょ? コルクにも似た質の翼がつくのが、この木の特徴です。

別名は「カミソリノキ」。
翼がついた枝の様子を、カミソリに見立てたようです。なるほど。

この翼、干したものを煎じて飲むと生理不順の緩和に、黒焼きにしてごはん粒と練ったペーストでとげ抜きをする、と、日々の健康に役立つ効果があるようです。

花言葉は「カミソリっぽい枝」プラス「真っ赤な葉」という、見た目のインパクトから来ているようですね。

しかし、危険な毒などは含んでいませんので、見かけたら、どうぞじっくり、ご鑑賞下さいね。

「あなたの魅力を心に刻む」という花言葉も、ありますので。

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  • 10月15日の誕生花「バジル」

    花言葉は「好意」
    バジル

    花言葉は「好意」

    バジル

    すっかりおなじみのハーブ。イタリア料理には欠かせません。

    乾燥して粉にしたものがスーパーでも簡単に手に入るようになりましたが、やはり、フレッシュ(生)にはかないません!

    管理人も、コンテナで栽培してます! 白くて可憐な花をつけます。

    シソ科。一年草。
    原産地はインド・マレーシアです。
    草丈は30センチから80センチほど。
    16世紀にヨーロッパへ持ち込まれ、広まったとされています。

    「バジリコ」はイタリア名。
    日本名は「メボウキ(目箒)」と言います。目のゴミを取り除くために、種を使っていたことからつきました。
    (黒くて小さな種です。水で練ってペースト状にして使ったようです)

    原産地・インドでは、「神に捧げられた植物」とされ、古くから重用されてきたようです。

    また、ギリシャでも、「王宮の香り」として香水の材料に使われていました。

    バジルを使った料理・・・いろいろありますねぇ。
    スパテッティやピザはもちろん、

    管理人一押しは、ナンプラーと組み合わせること!
    タイ料理の「シャンサイ(パクチー・香菜)」ほどクセがないので、かなりいけるのです。

    残りごはんで作るチャーハンでも、ナンプラーをひとふりして、仕上げに生のバジルをたっぷり混ぜると、あら不思議、「無国籍風ハイカライタメシ(=炒めたメシ)」に!

    一口食べれば、六畳一間の純和室でも、あっという間におしゃれなアジアンカフェに早変わり!(って、これはないない)

    生バジルは熱で変色するので、仕上げに加えるのがポイントです。

    栽培もとても簡単ですので、ホームセンターなどで苗や種を手に入れて、バジルガーデンに挑戦してみては?

    10月14日の誕生花「ミセバヤ」

    花言葉は「平穏」
    ミセバヤ

    花言葉は「平穏」

    ミセバヤ

    漢字で書くと「見せばや」。「誰に見せようか」の意味です。

    葉と茎は、多肉植物特有のぽってりした質感。

    地をはうように茎を伸ばし、先端にピンクの小花を群がるようにつけます。

    ベンケイソウ科。多年草。
    多肉植物で、葉と茎に厚みがあります。
    茎は長さ15センチ~30センチほど。
    本種は、日本が原産。日本の固有種です。香川県小豆島に自生しています。

    ・・・ですがっ!なんと。
    野生種は、「絶滅危惧種IB類」に指定されているのです。

    絶滅危惧種とは、お察しいただけるとおり、開発行為や乱獲などで、自然界(野生)での存続が危ぶまれる種のことです。

    環境省がまとめているこれらの種の一覧、『絶滅の恐れのある野生生物-レッドデータブック-』によると、「絶対絶命度」の高い順に、

    「絶滅」→「「野生絶滅」→「絶滅危惧IA類」→「絶滅危惧IB類」→「絶滅危惧II類」となっています。

    ミセバヤと同じランクの生き物は、「イヌワシ」や「ヤンバルクイナ」など。
    結構、「絶滅危機!」とせっぱ詰まった報道を目にすることありますよね。

    実は同じランク。「近い将来、野生での絶滅の危険性が高い種」となっています。

    実際のところ、野生種が自生しているのは、香川県をはじめ、群馬・奈良のみとなっています。
    (平成12年7月刊行「レッドデータブック」による)

    常に共存・保護の目を光らせないといかんのでしょうね。一度絶滅してしまうと、取り返しがつかないのですから。

    真面目に色々考えさせてくれる、「今日の花」です。

    10月13日の誕生花「アカンサス」

    花言葉は「芸術」
    アカンサス

    花言葉は「芸術」

    アカンサス

     
    別名「葉薊(はあざみ)」。
    アザミに似た、大きな美しい葉を持ちます。

    ギリシャ時代からルネサンスに至るまで、建築や美術工芸品の主要モチーフのひとつとされました。


    キツネノマゴ科。低木の多年草。
    葉の大きさは直径50~60センチ。高さは2メートルにもなります。
    原産地は、地中海沿岸・西アジア地域です。

    日本には、鑑賞用として明治末期に渡来しました。
    ダイナミックな姿は、洋風の庭園などによく合います。

    名前は、ギリシャ語の「とげ」に由来。葉や、花の茎に鋭いとげをもっています。

    ギリシャでは、生命力を象徴する植物とみなされ、古代ギリシア時代の「コリント様式」と呼ばれる建築の
    円柱の頭を飾る装飾文様や、壁画・彫刻の図案となっています。

    その後、アレクサンドロス大王の東征にともない、東アジアへ伝播します。

    中国を東西に走るシルクロードを経由し、流れ流れて、ついに日本へ。

    「唐草模様」になっていったと考えられています。

    ほおかむりをした泥棒が背負っている風呂敷包みの模様は、元をたどれば、はるばるギリシャからやってきたものだったんですね。

    「芸術」という花言葉も、芸術作品に多く採り上げられたことからつけられたものと考えられます。

    10月12日の誕生花「トウガラシ」

    花言葉は「旧友」
    トウガラシ

    花言葉は「旧友」

    トウガラシ

    もっと刺激的な花言葉がついているのかと思いきや、ほのぼのムードですね。

    一重のすっきりした小花を夏につけ、秋は実の時期。観賞用のものは、実がカラフルで楽しいです。

    フラワーアレンジメントのアクセントとしても使われます。

    ナス科。一年草。
    草丈は、50~80センチほどです。
    原産地は中南米。コロンブスのアメリカ大陸発見がきっかけで、世界に広まったと言われます。

    日本には16世紀に、ポルトガル人によって、長崎に持ち込まれたというのが現在定説になっています。

    一方、「韓国から入ってきた」と書かれている日本の文献があったり、(逆に「日本から入ってきた」としている韓国の古文書もあります)その辺りは諸説入り乱れているようです。


    最近のトウガラシ関係の話題といえば、なんといっても、辛味成分「カプサイシン」の脂肪燃焼効果・ダイエット効果ですよね。
    また、「劇辛ブーム」も記憶に新しいところです。

    しかし、あまり行きすぎた「劇辛摂取」は、舌の味覚感知細胞を破壊してしまうそうです。
    味覚がマヒしてしまうんですね。

    何を食べても味を感じなくなってしまったら、これは悲劇。
    くれぐれもお気をつけ下さい。
    あくまでも、食事のアクセントとして、少量取り入れるのが身体にはいいようです。

    その他にもトウガラシには、身体を温める作用があります。

    花言葉にもあやかって、しばらく連絡を取っていないお友だちと、旧交を温めて、心も温めてみては?

    10月11日の誕生花「ツルバラ」

    花言葉は「無邪気」
    ツルバラ

    花言葉は「無邪気」

    ツルバラ

    たくさんの種類があるバラ。

    ツルバラを門扉や塀、アーチにからませて、見事な「ローズ・ガーデン」を作っているお宅をよく見ます。
    この写真の花は、木立性の大輪咲き種に比べると、小型でかわいらしい感じがしますね。

    バラ科。常緑または落葉低木。
    原産地は、イラン・アフガニスタン・トルコなど西アジアや中近東、
    中国、そして日本にも「ノイバラ」として見られます。
    北半球の広範囲の地域に分布し、人類の文明発生とともに栽培・改良が始まったとされています。

    花を楽しむほか、香料・化粧品としても使われ、果実は食用にもされます。

    花色・形・性質も多種多様。その一つが「ツルバラ」です。
    数限りない園芸品種が作り出されています。

    「青いバラ(Blue Rose)」が、「あり得ないこと」の喩えなのは結構有名ですが、最近はバイオテクノロジーの力で「青バラ」が作り出されつつあるようですね。

    10月10日の誕生花「メロン」

    花言葉は「飽食」
    メロン

    花言葉は「飽食」

    メロンの花

    香りと甘さに目がない方、お花は見たことありますか?

    ウリ科なので、キュウリやヘチマの花によく似ています。
    お花は、庶民的ですよね。

    ウリ科。一年草作物。
    原産地は、北アフリカ・中近東です。
    ギリシャ語の「melopepon」(りんごのようなうり)が語源。

    ヨーロッパ方面に伝わったものが、網のあるネットメロンに発達しました。


    ちなみに、網目模様の「マスクメロン」の名前の由来は、香りから来ています。

    英語で書くと「Musk Melon」で、発音も「ムスク」に近く、ふくよかな香りをジャコウジカの香り「ムスク」にたとえてつけられました。


    「マスクメロン」日本一の産地は、静岡県だそうです。
    北海道ではないんですね。

    静岡は気候に恵まれ、一年中収穫できるので、出荷量が多いことがその理由となっています。

    「高級フルーツ」の代名詞の感があり、花言葉もそのイメージから、後天的につけられたものと推察できます。


    管理人個人的には、あまり執着はありません。
    「好きな果物ランキング」の「第38位」くらいかな・・・。(上位には、ブドウとか柑橘類が入ります。安上がり!?)

    しかし、デザートに出てくるメロンは、やっぱりおいしいですな~。王者の風格です。

    おいしい物を選ぶコツは・・・、
    とにかく「重いもの」を選ぶこと。大きさよりも、重さ重視でいくのがコツです。

    シーズンに、ぜひお役立てください!

    10月9日の誕生花「ウイキョウ」

    花言葉は「称賛に値する」
    ウイキョウ

    花言葉は「称賛に値する」

    ウイキョウ


    漢字で書くと「茴香」。
    別名「フェンネル」として、香辛料・ハーブでも広く利用されています。

    黄色い小さな花をつけます。

    セリ科。多年草。
    草丈は1~2メートル。
    ヨーロッパ南部が原産地です。
    日本には、薬草として、奈良時代に渡来しました。

    全草に独特の香りがあり、古くから様々な用途に使われてきました。

    ローマ時代のパン屋さんは、パンを焼く窯の底に葉をしいてパンに香りをつけたということです。
    葉・茎・花など草全てに独特の芳香があり、
    古代ローマ時代から、高い価値を持つ植物として知られていました。

    古代ローマの女性の間では、満腹感を誘発する香りとして、もっぱらダイエット効果に注目が集まっていたようです。昔も今も、女性の関心はそんなに変わらないということでしょうか。

    また、「フェンネル」のエッセンシャルオイルには、最近話題の「デトックス」(体内毒素の排出)効果があるようなのです!代謝を高める作用とも言えるでしょう。

    「ダイエット」「デトックス」、女性だけでなく、紳士のみなさまも・・・そう、PCの前のおなか周りが気になりだした、あなた!必要かもしれませんよ!
    おなかをつまんでみましょう。「軽くヤバイ」?(「かなりヤバイ」という声ばかり聞こえてきそうですな)

    無理な節制でかえってストレスをためるより、花や植物の、「称賛に値する」力を借りてみては?

    また、中世ヨーロッパでは、「魔よけのお守り」として、戸口や窓辺に束をつるす習慣もありました。
    逆に、燃やすと煙に誘われて妖怪が姿を現す、という言い伝えもあるようです。

    いずれにせよ、魅力のある芳香ということの証でしょう。

    長生き・力・勇気をもたらすと信じられ、ヨーロッパでは、最もポピュラーなハーブの一つです。

    ギリシャ神話では、プロメテウスが人類に最初に火をもたらした時、太陽の馬車から火を移しとったのはこの草の茎とされています。

    花言葉もその薬効にちなみ、「不老不死」「勇敢」といった、勇ましい意味合いのものが多くつけられています。

    アロマテラピー用の精油は、二日酔いにも効果があるようですので、左党の方はお風呂に一瓶!
    (お風呂に2~3滴混ぜてご入浴ください)

    10月8日の誕生花「ガーベラ(オレンジ)」

    花言葉は「我慢強さ」
    ガーベラ(オレンジ)

    花言葉は「我慢強さ」

    ガーベラ(オレンジ)


    切り花や鉢植えでおなじみの花。

    花色や形も豊富。
    管理人には「元気いっぱい!」という感じに見えるので、この花言葉はちょっと意外でした。

    キク科。多年草。
    現在園芸種として広く栽培されているのは、南アフリカ原産の「ガーベラ・ヤメソニー」という種類を中心に、交配・改良を繰り返して作り出されたものです。

    草丈は15~80センチ、花色は赤・オレンジをはじめ、ピンク・白・黄色などいろいろ楽しめます。

    ある程度寒さにも耐えられますし、温室や暖房を効かせた室内で栽培すれば、ほぼ一年中花を咲かせてくれます。

    また、切り花も、質の良い物を上手に管理すれば、なんと「一ヶ月くらい持つ(夏場除く)」らしいです!

    毎日水を替え(茎に毛が生えているので、低水位で)、茎を水切りし、涼しいところに置いて・・・
    と、そこそこ手間はかかります。

    ちなみに、最後の最後は、「茎がほとんどない状態の花を水に浮かべて楽しむ」と、なります。

    そこまでやれば、「生命をまっとうしてあげた!」感、えもいわれぬ充実感を味わえるのでは?

    10月7日の誕生花「シオン」

    花言葉は「遠方にある人を思う」
    シオン

    花言葉は「遠方にある人を思う」

    シオン

    漢字では「紫苑」。

    品のある薄紫色の花は、秋が盛り。
    風に揺れる姿が、ノスタルジーをかき立てるのでしょうか。

    キク科。多年草。
    原産地は朝鮮半島、中国北部、シベリア、モンゴルです。
    草丈は2メートルほどになり、花を房状につけます。

    根は、煎じると、せき止めや痰を取り去る効果があり、喉の薬として使用されます。

    「シオン」という名前は、中国名である"ジワン"がなまったものとされています。

    日本には、古い時代に中国から朝鮮半島を経て、当初は薬草として渡来しましたが、花が美しいので観賞用として栽培が盛んになりました。

    紫式部の「源氏物語」にも、この花が出てきますから、平安時代にはすでに栽培されていたらしいのですね。

    確かに、平安貴族に好まれそうな雰囲気を持っています。

    秋の澄んだ青空に揺れる花を愛でつつ、しばらく会っていない旧友や家族に連絡を取ってみたり、思いを馳せるのも、いいですね。

    10月6日の誕生花「ウメモドキ」

    花言葉は「明朗」
    ウメモドキ

    花言葉は「明朗」

    ウメモドキ

    漢字では「梅擬」。

    梅に似た小さな白い花は初夏(5月~7月)に咲き、秋から冬にかけて小さな赤い実を枝いっぱいに実らせます。

    実は、葉が落ちてからも枝に残るので、とても目立ち、生け花の花材として使われます。

    モチノキ科。落葉低木。
    日本が原産地で、高さ2~3mになります。
    雌株と雄株があり、実のなる木は雌株です。

    本州から九州の山中の湿地に自生しますが、庭木や盆栽にもよく使われています。

    赤い実は野鳥(ツグミ、ヒヨドリ、ジョウビタキなど)の大好物。
    赤い果肉部分には、種の発芽を抑制する物質が含まれています。

    果肉を小鳥に消化させ、中心の種を糞と一緒に排泄してもらう。
    当然、あちこちに種が散らばって、広範囲に種(しゅ)を保存することができるというわけです。

    小鳥を使って種を遠くに運んでもらおうという、見事な知恵ですね。
    (ウメモドキには、「知恵」という花言葉もあります)

    その他にも、赤い実をつけて小鳥にアピールする植物は、秋から冬にかけてたくさん見られます。
    センリョウ・マンリョウ・ハナミズキ・ナンテン・ピラカンサなど。

    これらの実を取って、自分で発芽させてみたい、という場合は、外側の果肉を取り除き、種だけにしてくださいね。

    また、冬の寒さを通過しないと発芽しませんので、芽が出るのは来年の春です。
    気長に待ちましょう!


    10月5日の誕生花「クコ」

    花言葉は「お互いに忘れよう」
    クコ

    花言葉は「お互いに忘れよう」

    クコの実

    漢字で書くと「枸杞」。

    食用や、漢方薬の材料にもなる、鮮やかな赤い実をつけます。
    花は、紫色の5弁花。

    クスリとしての歴史は古く、平安時代から利用されてきたようです。

    20年ほど前に「クコ酒」ブームがあったそうな・・・覚えてらっしゃいます?

    ナス科。つる性落葉低木。
    1~1.5メートルの長さにつるを伸ばします。
    中国が原産地です。

    赤い実は漢方の食材として、クコ酒やクコ粥などに使われています。
    とても甘く、栄養価に富んでいます。

    また、葉もお粥に混ぜたり、お茶にしたり。
    根も漢方薬に使われ、食用・薬用両方に使われる、薬膳に欠かせない材料です。

    効果は・・・。
    高血圧や動脈硬化、不眠、糖尿病、眼精疲労の改善、滋養強壮、美容、などなど。

    現代人が欲している薬効をほとんど備えているではありませんかっ!

    クコ酒はその効果から、「皇室御用達」、養生訓で知られる貝原益軒も「最良の薬菜」として太鼓判を押しています。

    健康を手に入れるには、何事も続けることが肝心、なのでしょう。
    クコの健康食品としての実績は、歴史が物語っているようですから、一過性のブームとして「お互いに忘れよう」な~んて言わずに、是非お試しを!

    10月4日の誕生花「オニユリ」

    花言葉は「荘厳」
    オニユリ

    花言葉は「荘厳」

    オニユリ

    栽培され、自生もしている、ポピュラーなユリの一種です。
    オレンジ色の花びらに黒紫色の斑点があります。

    「鬼百合」とは、おだやかでない名前ですが、大型で豪壮なようすを鬼に例えたという説、オレンジの花を鬼の顔に見立てた、という説などがあります。

    別名「テンガイユリ(天蓋百合)」。
    そり返った花びらを、天のフタに喩えました。こちらは、なかなか詩的なネーミングですね。

    白いユリとはまた違った、庶民的な美しさがあると思うのですが、いかがでしょう?

    ユリ科。球根植物。多年草。
    高さは1~2メートルにもなり、花も多くつける大型の百合です。

    古くに中国から伝来し、主に地下の鱗茎を
    「ユリネ(百合根)」として食用にするために栽培され、広まりました。
    ほんのりした苦味が好まれ、正月料理や中華料理によく利用されています。

    また、葉の根本につく「むかご(珠芽)」が特徴的です。
    タネを作らず、「むかご」で繁殖する種類です。

    「むかご」とは、茎や葉のつけねなどにできる発芽機能をもつ小さなかたまりです。
    地面に落ちてから発芽するので、その性質をうまく利用したのが「むかご繁殖」という方法。

    また、「百合(ビャクゴウ)」の名の漢方薬として、滋養強壮・鎮咳去痰・消炎などに用いられます。

    食べてよし、クスリでもよし、花も楽しめると、三拍子揃った存在として親しまれているようです。

    10月3日の誕生花「ランタナ」

    花言葉は「協力」
    ランタナ

    花言葉は「協力」

    ランタナ

    オレンジや黄色の鮮やかな花。
    アジサイを小型にした感じです。

    小さな花が肩寄せ合って咲いている姿がほほえましく、「協力」ということばがピッタリです。

    クマツヅラ科。常緑小低木。
    熱帯アメリカ原産です。
    日本には江戸時代に入ってきました。

    別名「シチヘンゲ(七変化)」の通り、咲き始めの淡い黄色~オレンジ~紅色と花色が変化していきます。
    そこも、ちょっとアジサイに似ていますね

    鉢植え用に改良された品種も多く、栽培も簡単です。

    また、花が終わった後には、
    ブドウや和菓子(ぬれ甘納豆の粒を丸く形作ったような・・・)を思わせる、つやのある実をつけます。
    こちらもなかなかチャーミングです。

    10月2日の誕生花「キンモクセイ」

    花言葉は「謙遜」
    キンモクセイ

    花言葉は「謙遜」

    キンモクセイ

    秋は、町じゅうがこの花の香りで一杯になるシーズン。

    こんな小さな花のどこに(直径およそ5ミリ!)、
    極上の香りを発する力が秘められているのでしょう。

    視覚的にはあくまであっさりした花ですが、そのバランスを取るかのように嗅覚に素晴らしく訴えかける。

    自然の神秘を感じます。

    モクセイ科。常緑小高木。
    中国原産です。

    種としての「モクセイ」とは、実は、アイボリーホワイトの花をつける「ギンモクセイ」を指します。
    町で圧倒的に目にするオレンジの花の「キンモクセイ」は、変種なんです。

    良い香りの花がなにより魅力で、庭木や垣根などに人気の花木です。
    近年、お酒も注目ですね。
    「桂花陳酒」の名前でよく見かけます。

    まさに「馥郁たる香り」。
    年に一時期です。どうぞ胸一杯に、心ゆくまでお楽しみ下さい。深い呼吸は、健康にもいいですよ。

    10月1日の誕生花「オキザリス」

    花言葉は「輝く心」
    オキザリス

    花言葉は「輝く心」

    オキザリス
     
    名前だけで、ぱっと頭にお花が浮かんだ方、かなりの園芸通でいらっしゃる。

    管理人は、これだけではわかりませんでした。

    別名「はなかたばみ(花酢漿草)」。
    ようやくこれで、イメージ湧きました。葉がクローバーに似ているおなじみの雑草、「かたばみ」の仲間。

    「かたばみ」といえば、あっという間にはびこる、かなりのやっかい者ですが、園芸品種として愛でられる幸運なかた(?)もいらっしゃいます。

    まあ確かに、こんなお花を咲かせてくれれば、わかる気もいたします。なかなか美しいでしょ?

    カタバミ科。多年草・球根植物。
    原産は、熱帯地域、亜熱帯アメリカや南アフリカです。
    40種ほどが園芸種とされています。

    春から夏にかけて花をつける種類と、冬が花期の種類など様々ですが、花は昼開き、夜は閉じます。
    日光を大変好みます。

    「かたばみ」、漢字で書くと「酢漿草」となり、何やらいかめしいですね。

    これは、葉に蓚酸(しゅうさん)が含まれており、噛むと酸っぱい味がすることからで、
    「酸い物草(スイモノグサ)」という別名もあります。

    「オキザリス」も、ギリシャ語の「オクシス(酸っぱい)」が転じた名前のようです。


    ちなみに、葉の雰囲気は似ていますが、クローバー(しろつめくさ)とは全く別ものです。
    あちらは、マメ科。

    ちまたでは「四つ葉のクローバー」として、オキザリスの球根を販売していたりするようですが、別種です。

    「あくまで本物のクローバーじゃないと!」という方は、ちょっと注意してみてくださいね。

    でも「オキザリス」も、育てやすく、可愛い花を咲かせますので、どうぞご贔屓に~。

    9月30日の誕生花「スギ」

    花言葉は「雄大」
    スギ雄花

    花言葉は「雄大」

    スギ雄花


    今や日本人の国民病と言っても過言ではない「花粉症」。

    さまざまな植物の花粉が原因のアレルギーですが、
    やはり圧倒的なのは、スギの花粉でしょう。

    花期は春、秋は実の時期です。

    スギ科・常緑針葉樹。幹は直立しておよそ50メートルにも達します。
    日本の特産樹木で、本州から九州の屋久島まで分布しています。

    寿命が長く、天然記念物の大木も多くあります。

    特別天然記念物「縄文杉」もその一つ。

    1966年、屋久島の町役場職員の方により紹介され、樹齢およそ7200年と推察、縄文時代からの生き残りという理由から、縄文杉と呼ばれることになります。
    現在は「世界遺産」にも登録され、保存活動も繰り広げられています。

    各地から、吉野杉・秋田杉・屋久杉など産地名を冠した良材が産出され、家具や容器などの生活用品から、屋根材(皮)、お線香(葉)にまで使われてきました。

    神事にも使われ、神社の「ご神木」としてもよく見かけます。
    日本人の生活とは切っても切れない植物。

    天に向かって一直線に伸びる姿は、まさに雄大。
    背筋が伸びる気がします。


    しかし、近年は、
    「花粉症」の原因として「やっかい者」とされてしまうことも。
    なんとか、共生の道を歩みたいものです。

    ちなみに、管理人は「花粉症」ではありません。周囲の重症の方を見ていると、ほんとうに大変そう。

    発症の可能性は誰にもあると聞きます。
    こればかりは、備えるわけにはいかないけれど・・・。

    せめて、神社のご神木を拝んで、スギの神様に仲良くしていただきましょうか。

    9月29日の誕生花「リンゴ」

    花言葉は「名声」
    リンゴ

    花言葉は「名声」

    リンゴ

    アダムとイブが口にして楽園を追われたり、ウィリアム・テルが見事射抜いたり、ニュートンが木から落下する様子を見て万有引力を発見したりと、人類と古くから縁のある果物です。

    日本人にとっても、ミカンと並んで、親しまれていますよね。

    清楚で、清々しい花をつけます。
    花期は春ですが、秋は実を食べて味わうシーズン真っ盛りです。

    「一日一個のリンゴで医者いらず」・・・
    美容と健康に、是非どうぞ。

    バラ科。落葉高木。
    原産地はヨーロッパ中部から南東部。
    人類との関わりは古く、およそ4000年前から栽培されていたようです。
    聖書や神話に良く登場するのもうなずけます。

    日本には江戸時代にやってきました。
    冷涼な気候を好むため、東北地方が産地となっています。

    英米圏でも生活文化と深く結びついているようです。

    ニューヨーク市の俗称は「THE APPLE」。
    ビートルズが自ら1968年に設立したレーベルは「APPLE」。
    そして忘れてはならないのが、「アップルコンピュータ」。


    英語の慣用句にもよく使われています。

    日本語の「ごますり」にあたる表現は、「リンゴ磨き」。(polish the apple)

    男性の「のどぼとけ」は「Adam's apple」。
    アダムがリンゴを食べたときに、ノドにカケラがひっかかったという伝説があるそうです。

    9月28日の誕生花「ベゴニア」

    花言葉は「親切」
    ベゴニア

    花言葉は「親切」

    ベゴニア

    とても種類が豊富で、愛好家の多い植物。

    よく見かける、一般的なお花の写真を載せてみました。
    花の形が独特ですよね。

    花言葉もほかに色々あります。

    シュウカイドウ科。一年草・多年草・球根植物。  
    オーストラリアを除く、ほぼ世界全域の熱帯や亜熱帯に原種が見られます。
    日本にも、沖縄や石垣島に原生しているものがあります。
    その数およそ2000種にものぼり、草本(そうほん)性のものや、木立(きだち)ベゴニアなど、
    多様な性質の植物です。

    交配も容易で、園芸品種も多数作られており、その数は、数十万種ともいわれています。

    箱根をはじめ、ベゴニアに特化した植物園が各地にあることからも、
    その奥深さがうかがい知れます。

    ちなみに、「ベコニア(べこにあ)」と表記されているのを目にしたり、耳にしたりする時がありますが、あくまで正式には「ベゴニア(べごにあ)」です。
    「べご」と、濁ってくださいね。

    9月27日の誕生花「コスモス」

    花言葉は「乙女の真心」
    コスモス

    花言葉は「乙女の真心」

    コスモス

    別名「あきざくら(秋桜)」。
    秋を代表する可憐な花です。
    どなたも、一度は目にしたことがおありでしょう。

    丈夫で、栽培が容易なため、群生地を作って「地域おこし」の目玉にするところも増えているようです。

    小さな子に「お花を描いてごらんなさい」と言うと、こんな感じに描いてくれる子、多いですよね。
    まさに、花らしいお花。

    「宇宙」という意味も持つ「コスモス」の名前通り、調和のとれた、非の打ち所のない自然の造形です。また、コスモスとはギリシア語で「飾り」や「美しい」という意味も持つ言葉です。

    キク科・一年草。  
    園芸交配種で、メキシコが原産とされています。
    草丈は、品種によって差がありますが、50センチ~2メートルほど。

    花色は豊富で、桃色、白、紅、赤、黄など。

    茶色の品種もあります。
    「チョコレートコスモス」と言って、色はもちろん、香りもココアっぽい!驚きです。

    花期は、8月~10月頃にかけて。

    日照時間が短くなるのを察知して花芽をつける「短日植物」なので、秋に花を咲かせます。
    とは言え、改良された品種には必ずしもそうではなく、真夏からガッチリ開花するものもあるようですね。
    確かに、鉢植えなどがフラワーショップに登場する時期が、だんだん早まっている気がします。

    意外に思われるかもしれませんが、
    実は、肥料分の少ない「やせた土」の方が生育に適しているんです。

    茎も葉も繊細な感じですが、生命力の強さはかなりのもの。

    可憐な乙女も、芯はとっても強靱なのでしょう・・・・。

    9月26日の誕生花「モミジアオイ」

    花言葉は「温和」
    モミジアオイ

    花言葉は「温和」

    モミジアオイ

    別名「紅蜀葵(こうしょくき)」。

    鮮やかな赤が印象的。一日でしぼむ、一日花ですが、次々と咲きます。
    ハイビスカスやフヨウ、ムクゲの花に似ています。

    アオイ科・多年草。  
    原産地は、アメリカ東南部。
    高さは1~2メートルになり、葉の形がモミジに似ています。
    花色は、深い紅、桃色。
    花期はほぼ夏の間じゅう続き、丈夫で手がかかりません。
    お庭に一株植えておくと、楽しめます。

    9月25日の誕生花「ハギ」

    花言葉は「思案」
    ハギ

    花言葉は「思案」

    ハギ

    漢字は「萩」。

    秋の「七草」のひとつですが、草ではなく、落葉低木です。
    一般的には「ヤマハギ(山萩)」のことを指します。

    マメ科。 落葉低木。  
    ヤマハギは日本全国で見ることができ、高さおよそ2メートルほどになります。
    花色は、紅紫色。
    「シロバナハギ」は白い花をつけます。

    「ミヤギノハギ(宮城野萩)」は枝が長く、花が咲くと美しく枝垂れます。
    「ヤマハギ」の枝はあまり枝垂れません。

    神社・仏閣、庭園などを彩る、秋には欠かせない花の一つでしょう。

    日本の秋の野山を代表する植物として、古くより親しまれてきました。
    万葉集の中でハギを詠み込んだ歌は142首で、最大数。

    風に揺れる繊細な枝の様子が、秋に物思う雰囲気をかもし出します。

    9月24日の誕生花「オレンジ」

    花言葉は「花嫁の喜び」
    オレンジ

    花言葉は「花嫁の喜び」

    オレンジ

    和名は「だいだい(橙)」。

    花が咲くそばから実になっていくという、多産なところ、
    そしてギリシャ神話の大神・ゼウスが、女神ヘラに捧げたのがこの花、といわれていることから、結婚のシンボル・花嫁を飾る花とされています。

    可憐で、良い香りのする白い花。
    ・・・確かに、花嫁によく似合いそうですね。

    ミカン科。 常緑高木。  
    高さおよそ4~10メートルになります。

    原産地は、中国・揚子江上流地域、インド・アッサム地方といわれています。

    世界中におよそ100種類以上あり、広く親しまれている果物の一つです。
    もちろん、日本の「温州(うんしゅう)ミカン」も仲間。

    果実、そしてさわやかな香りにも、多くの薬効成分が含まれています。
    香りを抽出した「アロマオイル」も、最近は手頃な価格で手に入るようになりました。

    9月23日の誕生花「イチイ」

    花言葉は「高尚」
    イチイ

    花言葉は「高尚」

    イチイ
     
    漢字で書くと「一位」。
    別名は「アララギ」「オンコ」。

    花そのものは春に咲き、秋は赤い実をつけている時期です。
    この実は食べられるそうです。・・・がしかし。

    種には有毒成分が含まれていますので、ご用心。赤い果肉のみをご賞味ください。

    イチイ科。 常緑高木。  
    高さおよそ20メートルにもなる針葉樹です。
    雄株と雌株に分かれています。イチョウもそうですね。

    加工しやすい木質で、昔は高官の「笏」
    (しゃく。かつての1万円札、聖徳太子が持っていた「棒」をご想像下さい)
    の材料だったことから、「一位」の名前がつきました。

    故に、どことなく高貴なイメージが持たれているのでしょう。


    別名「アララギ」と聞いて、短歌雑誌『アララギ』が頭にうかんだ方、ツウ(?)ですね。

    ちなみに『アララギ』は「野菊の墓」でおなじみの伊藤左千夫により、
    1908(明治41)年に創刊されました。

    9月22日の誕生花「コバンソウ」

    花言葉は「白熱した議論」
    コバンソウ

    花言葉は「白熱した議論」

    コバンソウ


    漢字で書くと「小判草」。
    次第に緑色から黄金色に変わる実が、ちょっと小判に似ています。
    別名「たわらむぎ(俵麦)」
    こちらは米俵を連想してつけられた名のようです。

    小判というか・・・虫の卵という意見も。あなたは、どうご覧になりますか?

    イネ科。 一年草または越年草(冬を越す個体もあります)。  
    ヨーロッパが原産地。日本には明治時代に入って来ました。

    雰囲気は雑草なのですが、
    群生しているとなかなか壮観です。
    風に揺れる小判状の穂の姿を、議論を闘わせている様に見たてたのでしょう。

    銀行にお金を預けてもほとんど殖えないし、給料も上がらない、世知辛い世の中ですが、
    コバンソウは裏切りません! 的確な手入れさえすれば。

    「一年複利」で、増えてくれます。年利にして20%くらい!?

    ・・・夢のようですな。
    財をなしたい方、まずは、コバンソウの栽培から初めてみては?

    9月20日の誕生花「ローズマリー」

    花言葉は「思い出」
    ローズマリー

    花言葉は「思い出」

    ローズマリー


    和名は「まんねんろう(万年蝋)」。
    独特の芳香があり、古くからハーブとして活用されています。
    最近はスーパー・鉢植えはホームセンターでよく見かけます。

    シソ科。 常緑小低木。  
    地中海沿岸が原産地です。
    花色は、紫色。

    ヨーロッパでも「常緑の植物には魔よけの力がある」と
    信じられており、この木の枝を柱や戸口に飾る習慣があります。
    日本で言えば、「松飾り」みたいなものでしょうか。

    空気を浄化してくれるような、すーっとする強い香りです。
    様々な薬効・健康効果も実証されています。

    「記憶力・集中力を高める」効能もあるそうで、
    受験勉強のデスクの傍らに、一枝。効きそうですね!

    文学作品や戯曲、詩や歌にも多く登場している植物。
    サイモン&ガーファンクルの名曲「スカボロー・フェア」の歌詞「ローズマリー」は、この花のことです。


    ◎◎おすすめの使い方◎◎

    ・ハーブオイル
    枝ごとオリーブオイル(エキストラバージン)につけ込みます。
    そのままサラダにかけたり、パスタソースに混ぜます。

    ・お料理に~「サンマ」にピッタリ!(およそ5分で出来上がり)
    いつも「塩焼き」だと飽きますよね。
    にんにくオイルでさっと焼き色をつけた後、ロースマリーの葉を加え、塩・こしょうで調味。
    フタをして蒸し焼き5分。かくし味にバルサミコ酢を加えても美味。
    とってもイタリアンです。白ワインのお供に。

    ・お部屋の速効におい消し
    葉を天日で少し干して、フライパンなどでかるく煎ります。
    あっという間に部屋中よい香りです。
    市販のスプレーを買うよりお得です。天然成分なので体にも安心。

    お花も葉も楽しめます。
    栽培も比較的簡単ですので、一家に一鉢ぜひどうぞ。

    10月18日の誕生花「ムラサキシキブ」

    花言葉は「愛され上手」

    ムラサキシキブ

    花言葉は「愛され上手」

    ムラサキシキブ

    コムラサキ


    漢字で書くと・・・・書けますよね、特に学生の方!

    「紫式部」ですよっ。

    「源氏物語」でおなじみ、世界に誇る女流作家の名前を冠した植物です。

    きれいな紫色の実が印象的。

    上の写真が本来の「ムラサキシキブ」ですが、
    下の「コムラサキ(小紫)」は、庭木や切り花で人気で、一般的に「ムラサキシキブ」とされているようです。

    クマツヅラ科。落葉低木。
    日本原産で、10数種が全国に自生しています。高さは3メートルほど。

    花期は初夏、薄紫色の小さな花をつけます。秋は実の時期です。

    市街地では、「コムラサキ」をよく見かけますね。こちらは、「小紫式部・小式部」という別名もあります。

    高さ1~1.5メートル。
    枝垂れる枝に、色・つき方共に、ブドウを思わせる実をつけます。

    二種を比較すると・・・、

    紫式部は、「背が高く、実が大きめで、ややバラバラ」
    小紫は、「背が小さく、小さめの実を枝に沿って固めてつける」

    という感じでしょうか。

    白い実をつける「白式部」という種類もあります。

    いずれの種も、日本的な情緒が漂います。

    あまたの女性に愛された、「愛され上手」の光源氏は、きっとこんな紫色が似合ったのでしょうね・・・。